100年間のパッケージデザインを収録した、資生堂化粧品図鑑
綺麗になりたい、可愛くなりたい。資生堂のパッケージデザインには、そんな女の子の夢が詰まっています。そして今も昔も変わらずに、その気持ちを後押ししてくれるのです。 こちらは、資生堂の100周年を記念して発行されたパッケージ […]
自分の手で文字を描く男たち
これはもう自分のために作ってくれたに違いない最高のガイドブック。 グラフィックデザインのDTP以前を知らない自分としては、猛烈に憧れる「文字を描く」という技術。古書が不思議な魅力と強さを発しているのは、経年変化もあるが、 […]
アヴァンギャルド芸術の実験場。ディアギレフが築いたバレエ・リュスの時代
いま「どこでも好きな時代へタイムスリップさせてあげる」と言われたら、バレエ・リュスのある1920年代のパリに降り立ってみたい。 天才プロデューサー、セルゲイ・ディアギレフによって設立されたバレエ団「バレエ・リュス」。20 […]
シティ・ガールたちの初期オリーブ。
オリーブに教えてもらったことはファッションやメイクのみにあらず。山田詠美の小説。シャルロット・ゲンズブールの映画。渋谷系の音楽。洋書の魅力。ちょっとこそばゆいけれど、今の自分を構成する要素のルーツはオリーブに詰まっている […]
奈良原一高と田村隆一、勝井三雄が生み出す化学反応
11月23日より世田谷美術館ではじまる展示、「奈良原一高のスペインー約束の旅」をとても楽しみにしています。そして、このタイミングで『空気遠近法』をご紹介できることが本当に嬉しい。 本書はヴェネツィアを舞台に、奈良原一高が […]
建築好きに捧ぐ、デイヴィッド・ワイルドが手がけたコラージュ作品集。
「おー、なにこれめちゃくちゃかっこいいではないか」とスタッフみんなで盛り上がったコラージュ作品集を今回はご紹介したいのですが、これはぜひ建築好きの方にこそご覧いただきたい。 頁を開けば、デ・ステイルをはじめとするオランダ […]
印刷物は紙の弾丸なり
「読む雑誌であると同時に、眺めても楽しめる雑誌たらしめるべく、視的効果を高める為、紙質印刷等には、実は人知れぬ費用を投じてをるのであります」 この恩地孝四郎と志茂太郎の作った雑誌「書窓」の創刊意図を説明した一文に、納得し […]
「蒐集」の樹海へようこそ。村上隆の数寄ものアート・コレクション
現代アート好きだけではなく、生活工芸、骨董、民芸好きなみなさまにこそぜひ手にとっていただきたい1冊。 美術家であり、画商であり、企業家でもある村上隆。精力的な活動のかたわら、作品蒐集にも心血を注いでいます。そのコレクショ […]
文化財から公衆浴場まで。全国津々浦々、日本の銭湯写真集
初めてこの「SENTO 二十世紀銭湯写真集」が入荷したときから、再入荷しては飛び上がって喜び、売れてしまっては我が子を送り出すような気持ちで別れを惜しむ。そんなことを繰り返しています。いつか自分の家にも本気で迎えたい。 […]
ものづくりの未来を明日へと繋ぐ。松本民芸家具・池田三四郎の 特装版エッセイ集。
「本屋で働いてきてよかったなぁ」と思ったことは何度もあるけれど、この世界にたった30部しかない本と出会えたこと、これにはもう嬉しいを通り越して感謝の気持ちが湧き上がってきました。 もちろん発行部数で本の価値は決まらない。 […]
雑誌広告からみる 70年代の日本
広告は時代を映す鏡と言いますが、『70s 日本の雑誌広告』をパラパラ眺めていると、当時の空気感が手に取るように伝わってきます。 1970年代は、大阪万博が開催され、高度経済成長の勢いが高まっていました。また、三島由紀夫の […]
シュプレマティズムで芸術の歴史を動かした、マレーヴィチの信念と情熱
芸術家の人生を年代順に追った画集において、1年〜5年という、ここまで小刻みな年単位で紹介したものというのは珍しい気がします。カジミール・マレーヴィチの芸術家人生がいかに語るべきことが多く、濃密なものであったかということに […]
生活を豊かに美しく 武井武雄の図案たち
「生活を美化する泉は才能や技術や、又金などでは尚更ありません。只その方へ向けて眼を展(あ)くだけの心のみあります。」 1928年に発行された、『武井武雄の手芸図案集』の序文の言葉です。本書には、草花、動物、人魚、幾何学模 […]
縄文の造形に魅せられて。
いちまんねん。 途方もない年月です。 旧石器時代が終わったおよそ1万3千年前から、縄文時代は約1万年続きました。そのころ日本列島に定住していたひとびとが、暮らしのなかで使い、祀り、アップデートを繰り返しながら作り続けた […]
科学の眼を手に入れる。東京大学総合研究博物館の展示にみる人間の飽くなき探究心。
人類の”知りたい”という欲求は、こうも尽きることがないのでしょうか。東京大学総合研究博物館の展示を見るたび、人間の飽くなき探究心には心底驚かされます。 2012年に同博物館で開催された「アルケオメトリア 考古遺物と美術工 […]
デ・ステイルの創始者、テオ・ファン・ドースブルフの描いた対角線
今回ご紹介するのはデ・ステイルの創始者、テオ・ファン・ドースブルフの作品集ですが、キーはずばり「対角線」です。 なんのこっちゃ?と思うかもしれませんが、まずその説明をする前に、デ・ステイルの中心人物として活躍した人物たち […]
画家のブックデザイン。佐野繁次郎をコレクションする
「専門分野をつくりコレクションせよ」と、詩人アンドルー・ラングが自著「書斎」でアドバイスしているように、どうやら愛書家たちにはマイルールがあるらしい。 本書「佐野繁次郎装幀集成」も、ひとりのコレクターの努力が結晶化したも […]
カンディンスキーの絵が奏でる音楽
カンディンスキーの作品をみていると音楽が聴こえる。そして音楽を聴いてふと、カンディンスキーの絵が浮かぶ。それもそのはず。氏は、常に音楽を意識しながら作品づくりをしてきた画家だったからです。 小さい頃からピアノやチェロなど […]
発生と消滅、そして変化。人間と文字の歴史を知る。
人間と文字。 なんという壮大なタイトルか… この壮大なタイトルとオールドな碑の表紙を見て「なんか難しそう…」と思った方にこそ、ぜひ手にとっていただきたい。 この本は、エジプト文字、メソポタミア文字、アルファベット、漢字、 […]
日本霊地巡礼。細野晴臣と中沢新一のめくるめく観光旅行。
気がつけば、2年ぶりの入荷です。あれれ、とっても好きな本なのに! 本書「観光」は、音楽家の細野晴臣と宗教・人類学者の中沢新一によって結成された観光団体「妙音講」が、日本の様々な霊地を巡礼した体験を語らう対談集です。ちなみ […]
700作品に詰め込まれたソットサス・デザインの根源。
頁を開いて思わず声をあげながら飛びついてしまった一冊。エットレ・ソットサスの描くドローイングは、まるで絵本やアニメーションから飛び出してきたかのような遊び心にあふれていて、どこかワイズベッカーに通じる可愛らしさもあって… […]
バウハウス・オールスターズ。殿堂が生み出したグラフィックデザイン。
バウハウス関連の書籍は数あれど、グラフィックやタイポグラフィのみを集めて紹介した書籍はなかなかありません。約2年半ぶりにお目にかかれて興奮。 モホリ=ナジ・ラースロー、ヨゼフ・アルバース、ヘルベルト・バイヤー、マックス・ […]
風と光を求めて。鈴木英人が描く心のアメリカ。
まだまだ暑いとはいえ、少しずつ秋の気配を感じはじめた今日このごろ。でもこのカタログ・レゾネをひらけば心は一気に、さんさんと太陽の光が降り注ぐアメリカへひとっ飛び。 雲ひとつない青空、光を受けてゆらゆらときらめく海。明るい […]
モダニズム探求誌「ドノゴトンカ Donogo-o-Tonka」
羽良多平吉デザインの書籍を収集していた頃に出会った不思議なタイトルの同人誌「ドノゴトンカ Donogo-o-Tonka」。 このドノゴトンカという不思議な言葉は、昭和初期に存在した同名雑誌にちなんでいる。旧来の文学、思想 […]
ファーブルが描いたきのこ。自然を愛した偉大なる科学者のまなざし
ファーブルといえば、『昆虫記』。ではありますが、氏がこの世界に残したモノそのものよりも、自然へ寄せられた確かな愛情と、それを純粋に世の中の人々に知ってもらいたいという誠実さに、ファーブルという人間の人となりを感じます。 […]
伊東忠太建築の不思議動物を探して
フランク・ロイド・ライトや夏目漱石と同時代に生き、妖怪好きで、当時「造家」としてくくられていた建物を「建築」という言葉に改めた建築家、伊東忠太。 築地本願寺や、湯島聖堂、京都の祇園閣など、有名な寺院や神社の設計を多く手が […]
「漢聲」が海を超えて伝える、大陸の文化とデザイン。
先々週の「文字の祝祭」、先週の「仙萼長春図」に続き、本日もアジアのデザインを探訪。 各国に根強いファンの多い台湾発の雑誌「漢聲(ハンシェン)」の登場です。「漢聲」は毎号テーマを変え、中国の文化を深く、かつグラフィカルに紹 […]
「田舎臭い日本の欧文印刷」を変えた井上嘉瑞と活版印刷
歴史の中で知る昔の日本人は使命感というものに突き動かされている。 自分のおかれている現状を冷静に見つめ、来たるべき未来のために己を捧げる。 井上嘉瑞という人もまたしかり。 日本の欧文印刷における技術と知識を西洋並みに押し […]
日本とイギリスを結ぶ 陶芸界の架け橋
「リーチの作品は、優しく温和なものが多い。力んだものや、いばったものや、強さ、荒さを表にしたものはない。」 民藝運動家の柳宗悦がバーナード・リーチの作品に寄せた言葉です。本書ではそのほかに陶芸家の浜田庄司、白樺派を代表す […]
SAML.WALTZ(サムエルワルツ)の椅子をお借りしました
手としごと展が始まりました。 今回販売しているノッティングの椅子敷き。 我が家でも椅子に座ってご飯をする時や、キッチンのハイスツールに座る時、はたまた、床において寝転がって本を読むときも、ぐるぐると自分の腰の据える場所に […]
西と東のまじわり。中国清朝のイタリア人宮廷画家が描いた花鳥風月
1715年に清朝時代の中国へわたったイタリアの宣教師、兼画家。 という経歴が、すでにドラマを感じさせます。 その名は郎世寧(ろうせいねい)。イタリア名はジュゼッペ・カスティリオーネ。カトリック系修道会であるイエズス会の宣 […]
居住空間に生き方を見る。 インテリア誌「apartament」
住空間にその人らしさがこんなにも表れるのはどうしてだろう。自分がこのインテリアに惹かれるのは、なぜだろう。どうしたらこんな空気感を写真に収められるだろう。 そんな風に、「apartamento」に掲載されたライフスタイル […]
オペークインキが切り開く、グラフィックデザインの新大陸
「グラフィックデザインの世界に新大陸がひらけた感じ」とは、早川良雄のことば。それほどまでに、濃い色の紙でもはっきりと、かつ美しく発色するオペークインキの登場は、グラフィックデザイナーたちに新たな冒険の場を与えてくれる、無 […]
選書のお話。本棚から辿る、世界手しごとの旅
ノストスブックスは「手としごと」展を開催するにあたり、「世界の手しごと」をテーマに厳選した書籍をあつめました。作る・選ぶ・暮らすの3つのパートに分け、選書担当・石井がその一部をご紹介します。 世界手しごとの旅 その1 「 […]
アジアの文字を言祝ぐ。杉浦康平と写研の集大成
文字ってすごい。 文字とは、思いや情報を伝達するための記号であるわけで、わたしたちは日々意識することなく使用しています。ですが、その成り立ちやひと文字ひと文字に与えられた意味を探ると、それもう果てしのない旅に出ることがで […]
まどゑ Vol.3 YACHIYO KATSUYAMAさん
「手としごと」展スタートまで、あと2日。 今回、DMとまどゑの絵をyachiyo katsuyamaさんにお願いしました。 (以下、やちよさん) やちよさんの、手を通して描かれた道具たちの、たしかな存在感とゆらいだ線のせ […]
岡崎和郎の発見と発想
見立ての力がある人はモテる。 モテるというのは異性にモテるというだけではなく、仕事が出来るとかアイデアマンであるとか、そういったことを含んでいる。 何かを見て、「あ、それは○○みたいなことですね」と全然別の切り口を提示で […]
植物学者の眼と写真家の腕。カール・ブロスフェルトのコラージュ集
植物学者だからこそ持ちえる視点と、写真家だからこそ成し得る表現。今回紹介する『Karl Blossfeldt: Die Arbeitscollagen 』は、その2つがもっとも美しいかたちで融合した作品といえるのではない […]
Braun社が生んだデザインとその変遷
つい最近もディーター・ラムスの本を紹介したばかりじゃないかって?いいんです、だって好きなんですから。 1955年から1995年におけるBraun社のプロダクトデザインを紹介した本書。ラムスの代表作をじっくり楽しめることは […]
ジョン・ワーウィッカーがデザインする 驚きあふれる浮世
「Floating World」の日本語訳は浮世。定めがないこの世、つらくはかないこの世の中などという意味があります。 本書は、1990年代を象徴するロンドンのデザイン集団、”tomato”の創立メンバーの一人でもあるジ […]
ワークショップ 竹清堂・田中茂樹さんに教わる、六つ目編みの鍋敷きと竹のお話
10月5日(土)と10月6日(日)に、竹清堂の田中茂樹さんを講師に迎え、竹の鍋敷きをつくるワークショップを開催いたします。 ワークショップを開催するにあたって、竹清堂の田中さんに会いに行って来ました。 竹清堂は、杉並区下 […]
作り手インタビュー ノッティングの椅子敷きの魅力と、外村先生に教わったこと
広島県でノッティングの椅子敷きを作られている駒木根圭子さん。駒木根さんのノッティングをはじめて見た時、図案の美しさや色合わせのセンスに感動しました。 実際に座ってみても、毛足が長く座り心地がいい。さらに、10年、20年使 […]
戦後のパリを彩るレイモン・サヴィニャックの魔法
誰かが放つポジティブな”気”に、ひとは吸い寄せられるもの。デザイン業界でいえばレイモン・サヴィニャックはまさに、天性のユーモアとエスプリで、フランス国内のみならず世界中に魔法をかけた人物といえます。 1939年に第二次世 […]
風刺漫画から山の絵画まで。辻まこと作品のすべて
「辻まこと」という人物が放つ、この捉えようのない魅力とは一体何なのでしょう。 ユーモア満載の詩やイラストによる社会の風刺から、山や動植物との触れ合いを穏やかに描いた風景画まで、振れ幅のある多彩な作品の数々。そして思わず「 […]