モテるというのは異性にモテるというだけではなく、仕事が出来るとかアイデアマンであるとか、そういったことを含んでいる。
何かを見て、「あ、それは○○みたいなことですね」と全然別の切り口を提示できるとか、「これは○○である」と言い切る才能があるのが望ましい。



本書によると「御物補遺(ぎょぶつほい)」という概念をもとに制作されているらしい。既存の物(オブジェ)では見落とされてきたものを補うという意味をもつ。
見れば見るほど、岡崎和郎の視点のずらし方、広げ方に驚く。
「見立ての手法」と題されたこの図録、アイデアに煮詰まったときに手元にあると役立つかもしれない。