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ミッドセンチュリー・デザインの真髄。ぬくもりと創造性あふれる14の名作住宅
2020年2月11日
個人的な話ですが、わたしは住空間作りが下手。家具や雑貨を「質感がいいな」「色やかたちが好みだなあ」と購入し、ほくほくしながら設置したところ、あれ?何かが違う...ということが、本当にたくさんありすぎて困ります。求ム、調和 […]
スタイルをもった孤高の画家。ジョージア・オキーフのファッション
2020年2月10日
凛と伸びた背筋とインテリジェンスな瞳。こんな女性になりたい…そう憧れている方も多いのではないでしょうか。20世紀のアメリカを代表する画家、ジョージア・オキーフ。風景や花、動物の骨などを抽象的に描いた作品を残し、夫の死後は […]
nostos books「食」特集 満腹眺本 まんぷくちょうほん開催
2020年2月8日
2020年2月7日(金)から3月1日(日)の期間、食をテーマにした特集「満腹眺本 まんぷくちょうほん」を開催します。 眺めているだけで満腹になる、食の本。 地に足のついたごはんが食べたい。毎日の糧となるような。本を読むの […]
知覚の冒険。アートと食の健やかな関係
2020年2月6日
料理をするとき、ぼくらは世界を使用し、同時に世界をつくり出す。そして食べることを通じて、ぼくらは世界を取り込む あら、オラファー・エリアソンといえば、世界的に活躍する現代美術家なのでは?そう、そのオラファー・エリアソンで […]
"建築の詩人"カルロ・スカルパのガラスデザイン
2020年2月3日
「ほんの小さな棒切れや石のかけらも詩にしてしまう」カルロ・スカルパについて、同世代の建築家・フィリップ・ジョンソンが語った言葉です。 人工的で華やかな建築が流行となったミッドセンチュリー期のイタリアで、歴史ある建造物への […]
チャマイエフ&ガイスマー社が生み出す不朽のロゴデザイン
2020年2月3日
チャマイエフ&ガイスマーを知らずとも、彼らが手がけたロゴデザインはどれか一度は目にしたことがあるはず。NBC、チェース銀行、バーニーズ・ニューヨーク、モービル、ナショナルジオグラフィック...代表作を紹介しはじめたらきり […]
20世紀を代表する画家、デイヴィッド・ホックニー
2020年1月31日
1960年代、アクリル絵の具が普及するといち早く取り入れ、代表作スイミングプールシリーズを生み出したデイヴィッド・ホックニー。月日は流れ、2010年にiPadが発売されると、またもやすぐにドローイングツールとして取り入れ […]
立ち昇るミッドセンチュリーの香り。ハーマンミラー社の秘蔵マイクロフィルムが復刻
2020年1月28日
「ハーマンミラージャパン社から偶然発掘された7枚のマイクロフィルム。その正体は、1940年から60年代に制作された家具の秘蔵カタログだったー...。」 なんだか映画のイントロダクションのようですね。これは本書『ミッドセン […]
ポーランドポスターの草分け。トマシェフスキのグラフィックデザイン。
2020年1月27日
ヨーロッパのデザイン史とともに育まれ、第二次大戦後に独自の発展を遂げたたポーランドのポスターデザイン。大戦に翻弄され、ポーランド独立後は政府による厳しい検閲と戦い、20世紀半ばに活動していたポーランドのデザイナーはまさに […]
架空の国で交わされるドナルド・エヴァンズの切手
2020年1月23日
ドナルド・エヴァンズのことを知ったのは、小川洋子と堀江敏幸の小説「あとは切手を、一枚貼るだけ」。 物語の冒頭で、"国旗から言語、通過、気候、宗教、風物...あらゆることがらを系統立てて創造し、架空の国をこしらえ、名づけ、 […]
『声のために』につながる、エル・リシツキーの生み出した「プロウン」とは
2020年1月21日
1923年、エル・リシツキーが33歳でデザインした、マヤコフスキーの詩集『声はどこから』。その復刻版『声のために』が店頭に入荷し、氏が残した偉大な仕事を実際に手に取ることができるようになりました。この詩集は、読み手が声を […]
最良のものを最大限に。20世紀のかたちをつくったイームズ夫妻
2020年1月16日
アメリカが生んだモダン・デザインの巨匠、チャールズ・イームズとレイ・イームズ夫妻。夫婦は二人三脚で20世紀を駆け抜け、主にインダストリアルデザインの分野において膨大な作品を生み出しました。それぞれに革新的なアイデアが盛り […]
空白・余白の創造。レイチェル・ホワイトリードのドローイング
2020年1月14日
ワイズベッカーの取材日記しかり、エットレ・ソットサスのドローイングしかり、どうやら私は製図、デッサン、メモ、スケッチといったが類が好きらしい。 レイチェル・ホワイトリードが作品制作で主に使用するのはキャスティング(鋳造) […]
いくつもの顔をもつヘルベルト・バイヤーの偉業
2020年1月13日
ヘルベルト・バイヤーがバウハウスのある地・ワイマールへ赴いたきっかけは一冊の本でした。19歳から2つのデザイン事務所で勤務していた氏は、カンディンスキーの『抽象芸術論―芸術における精神的なもの』に感銘を受け、バウハウスへ […]
作曲家・武満徹が音楽を語った、夢のような講義録
2020年1月9日
パリのポンピドゥセンターで、マン・レイがマルセル・デュシャンの星形に剃った後頭部を撮影した写真を見た夜に、星形の庭の夢をみた。 黒い鳥がリードして、無数の白い鳥が星形の庭に向かって舞い降りていく。「目醒めた時、その風景が […]
ハンマースホイが描いた静寂と気配。
2020年1月7日
来る1月21日、心待ちにしていた展示が東京都美術館で始まります。「ハマスホイとデンマーク絵画」、昨年この展示の告知が流れてから、2020年がどれだけ待ち遠しかったか。 一番見るのが楽しみなのは、はやり妻であるイーダを後方 […]
杉浦非水、写生によって磨き上げられた観察眼とは
2019年12月26日
小学生のころとにかく絵が上手くなりたくて、自分の手を色んな角度で眺めながら何度も練習をしていました。あのときはただ、”より上手に描くためには、見たままを写し取れるようにならなくちゃ”としか考えていなかったなぁ。 実際「写 […]
ジョルジュ・ブラックの一生と仕事
2019年12月26日
ピカソと同時代に生き、ともにキュビズムを生み出した画家、ジョルジュ・ブラック。天才で代表作も多いピカソと比べられることも多いブラックですが、どこか職人のような一面をもち、最後まで自身の美を追求し続けたこの画家が、わたしは […]
時代を超えゆく、図像の宇宙誌
2019年12月23日
ジャンルや時を超えて、ひとを惹きつける引力を発する書籍。 これが幾度目の入荷か。本日あらためてご紹介する「世界のグラフィックデザイン1 ヴィジュアルコミュニケーション」はそんな稀有な力を有する書籍のひとつです。 文字、絵 […]
ソウル・スタインバーグの一コマ漫画。無限に広がる小さな物語
2019年12月20日
「ニューヨーカー」や「ハーパース・バザー」などでイラストを手掛け、一コマ漫画の世界で一斉を風靡したソウル・スタインバーグ。 シニカルかつユーモア溢れる作風も魅力ですが、わたしはなんといっても針金のように細い線でちくちくと […]
コラージュとテキストで紡ぐ妖精伝説
2019年12月19日
「第一回個展以来、彼女の作品を愛好している」 — 澁澤龍彦「現代作家論 野中ユリ 純白のプラトニズム」美術手帖253号より 戦後を代表する造形作家のひとり・野中ユリの作品に、フランス文学者・澁澤龍彦が文を添え […]
串田孫一や畦地梅太郎ら5人の山愛が生んだシリーズ
2019年12月17日
「これは山の辞典ではありません。もっと楽しい美しい本です。」函に書いてある一文を読んだだけで、5人の男たちの生き生きとした喜びが伝わってくるようです。 10年をかけて3部作という形で仕上げた『山のABC』は、様々な職業の […]
フリーダ・カーロのワードローブにみる自画像。
2019年12月17日
生涯にわたり数多くの自画像を描いたことでも有名なフリーダ・カーロ。かつて身に纏われた衣服でさえも、その存在をこんなにも色濃く感じさせるのはなぜだろう。 1954年の逝去後、彼女の遺品や愛用品は自邸である「青い家」にそのま […]
アイヴァン・チャマイエフの引き出しから生まれた、232の人物像
2019年12月16日
アイヴァン・チャマイエフの引き出しには、彼が発見したものが詰まっていた。届いた手紙の封筒、航空会社の使用済みカーボン紙、つぶしたソーダ缶、はがき、ポスター…。願うことならその引き出しを覗いてみたいし、そんな素敵な引き出し […]
名作漫画をリ・デザイン。90人の装丁家と手塚治虫作品
2019年12月13日
憧れの作家の作品を装丁してみたい。デザイナーなら誰もが抱く願望なのではないでしょうか。 本書はそんな夢を一挙に叶えた贅沢な1冊。日本漫画界の巨匠、手塚治虫の作品カバーを、日本図書設計家協会員90名がオリジナルデザインする […]
その作品は心に触れる。ベン・シャーンのグラフィック・ワークス
2019年12月12日
かれこれ2年ほど、スマホの待受画面はベン・シャーンによる美術論「ある絵の伝記」のなかで見つけた挿絵にしています。いつ見ても、初めて目にしたときと同じくらい胸が高鳴る唯一無二の線が好き。 1906年、家族とともにリトアニア […]
ギフトラッピング
2019年12月12日
ノストスブックスのギフトラッピング。ラッピングをご希望の方は、プレゼントをご希望の商品と一緒に、カートへ入れてください。必ず【ギフトラッピングのご注意】をお読みの上、ご注文いただけますようお願い申し上げます。
ハンス・ナムスが撮った古道具に見る、アメリカ独立後の200年
2019年12月10日
今日のおすすめ本の主人公は、ドイツで生まれ、アメリカで活躍した写真家・ハンス・ナムス。アレクセイ・ブロドヴィッチに見出され、アクション・ペインティングの生みの親であるジャクソン・ポロックをはじめ、マーク・ロスコ、ジョゼフ […]
Amazon Payを導入しました
2019年12月10日
Amazon Payは、Amazon.co.jpアカウントに登録された住所情報とクレジットカード情報を使って、商品やサービスの支払いができるサービスです。 決済時に配送先のご住所やクレジットカード情報などを入力する必要が […]
詩人としてのボブ・ディランの魅力
2019年12月10日
基本的に英語がわからないので洋楽を聴く場合、歌詞は理解していない。あとで何かのきっかけで日本語訳を見て「あぁそういう歌だったのか」と知ることも多い。 ただ、ボブ・ディランの耳に残る独特のメロディとしゃがれ声は、何を歌って […]
1920年代〜40年代オランダのアヴァンギャルドデザイン集
2019年12月9日
新聞や雑誌の紙面、企業ポスター、演劇協会のための封筒の中に混ざって掲載された、小さな切手に心奪われました。ピート・スヴァルトやヘラルト・キリヤンが手掛けた切手。2〜3センチの小さな中にも、ポスター顔負けのデザインが凝縮さ […]
ヤン・チヒョルトの残した功績と影響
2019年12月6日
タイポグラフィとは一体何を指しているのか? 簡単にいえば、印刷物における可読性や視認性、そして美しさを得るための活字の配置と構成、経済的に効率よく印刷物を作る術が初期タイポグラフィであり、それを設計する人をタイポグラファ […]
三宅一生とルーシー・リーを繋いだ一冊の本
2019年12月5日
三宅一生は、ロンドン旅の途中に一冊の本に出会い、ある陶芸家に魅了されました。今日おすすめする『LUCIE RIE』こそが、その本だそう。 美しいなめらかな曲線、貝殻を彷彿とさせる色合い。その作品のひとつひとつに衝撃を受け […]
金工作家・長谷川竹次郎が贈り続けた、心温まるおもちゃたち
2019年12月3日
木や銅をつかって作られた鳥のモビールからはじまり、ウルトラマンセブンの匙やフォーク、実物顔負けのおままごとセット、かまぼこ板と紙粘土のお雛さま。金工作家の長谷川竹次郎が、1歳から20歳まで、ふたりの子どもに贈り続けた手作 […]
レイ・ペトリが率いた伝説のクリエイティブ集団。
2019年12月3日
本棚を探索すると、ナイスネーミングな集団がたくさん潜んでいます。具体、コブラ、スーパースタジオ、実験工房、ハイレッド・センター、サンドイッチサイレンサー。この絶妙な格好良さとインパクトとハズし加減のバランス感がいいなあと […]
"ヴィジュアル・コミュニケーション・スペシャリスト"、ピーター・ブラッティンガとは何者か。
2019年12月2日
ピーター・ブラッティンガは何者か。広告デザインや書体デザインにとどまらず、書籍、ディスプレイ、展示、パッケージなど多岐にわたる分野で活躍してきた氏は、自らを好んで"ヴィジュアル・コミュニケーション・スペシャリスト"と称し […]
洒脱なユーモアセンスと鋭い観察眼を持つ男、ジャン=フィリップ・デローム
2019年11月29日
本書は80年代から活躍し続けるフランス人イラストレーター、ジャン=フィリップ・デロームの同名ブログを纏めた限定1000部の作品集。 「The unknown hipster」である主人公の日常が、デロームの独特なタッチで […]
写真家のバイブル。ブレッソンのとらえた「決定的瞬間」
2019年11月28日
ライカを手に、歴史的な瞬間、感動的な瞬間、美しい瞬間を求めて世界中を放浪した写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソン。国際写真家集団「マグナム・フォト」の創設者であり、20世紀を代表する偉大な芸術家である彼の作品は、今なお […]
女性ファッション誌の礎を築いたハーパース・バザーの125年。
2019年11月26日
ハーパース・バザーが歩んだ125年、その一歩一歩を125枚の作品で辿る贅沢。1867年の創刊以降、編集者、写真家、スタイリスト、モデルたちが情熱を注ぎ生み出した歴史に残るページの数々は、今もなお人々を魅了し続けています。 […]
上田義彦が命を吹き込んだ、紀元前の石器たち
2019年11月26日
黒い背景に並べられた石たちは、鈍く光を放っています。触れると硬く冷たいことを頭では理解しているけれど、独特なライティングを使って撮影されたそれらは、まるで命をもった生き物のように見えて仕方ありません。 本書は、インターメ […]
まどゑ Vol.4 須山奈津希さん
2019年11月26日
「須山奈津希×安永哲郎『memorandum』発刊記念原画展 記憶と記録」開催に向けて、須山奈津希さんにまどゑを描いていただきました。 (“まどゑ”という呼び名、そろそろ浸透してきているのだろうか。まだ怪しい気がする。ち […]
ウィリアムス・モリス主義者 小野二郎
2019年11月25日
小野二郎という人を知っていますか。編集者として活躍し、晶文社の設立に参加。ウィリアム・モリスの研究に傾倒し、多くの関連書籍を出版しました。 その中でも『ウィリアム・モリス研究』は、小野二郎の執筆がまとめられた著作集の第1 […]
サイレンサーの連中に出会った時は気をつけろ
2019年11月22日
1968年、15名の若手グラフィックデザイナー、インテリアデザイナー、写真家、彫刻家、コピーライターによって結成されたデザイン集団「サイレンサー」。 本書は、彼らが雑誌「新婦人」を舞台に連載形式で発表していた実験的な作品 […]
東欧の前衛。チェコのブックデザインに投影された美学
2019年11月21日
上野の国際子ども図書館で開催されている「絵本に見るアートの100年―ダダからニュー・ペインティングまで」展はご覧になりましたか? 20世紀初頭に起こった前衛芸術運動から、第二次世界大戦を経て現代にいたる芸術運動の潮流に乗 […]
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