安藤雅信、溝口実穂 共著『茶と糧菓』 刊行記念展を開催します
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安藤雅信、溝口実穂 共著『茶と糧菓』 刊行記念展を開催します

2020.10.17 土 -11.1 日
OPEN 土日祝のみ 13:00-18:00

陶作家であり、「ギャルリ百草」廊主の安藤雅信さんと「菓子屋ここのつ」を主宰する溝口実穂さんの共著『茶と糧菓』の刊行記念展を開催いたします。

本書は、安藤さんの新作の茶器と彫刻作品をもってしつらえる茶席と、「菓子屋ここのつ」の"糧菓(りょうか)"によって構成された新しい喫茶の世界観を美しい写真と共に綴った一冊。

タイトルにもある"糧菓"とは、安藤さんが溝口さんの菓子のために考えた新しい言葉。「和菓子とも洋菓子ともいえない、菓子とも料理ともつかない味や食感をたたえ、一定量の大きさの入れ物を“糧"とし、その範囲内で展開され続ける“菓子"」を意味するそう。


本展では、『茶と糧菓』の販売はもちろん、安藤さんの茶器や器の展示販売もございます。
また安藤さんと溝口さん、そしてnostos booksが選書した書籍を店頭にてご購入いただけます。

本来は茶寮で体験した人のみが感じることのできる"時間芸術"を、1年の季節のうつろいとともに丁寧に綴ったこの1冊を、是非とも多くの人に手にとって欲しいと考えています。

みなさまのお越しを心より、お待ちしております。

茶と糧菓

著者
安藤雅信、溝口実穂
出版社
小学館
和、洋、アジアの垣根なくジャンルを超えて、茶、糧菓、室礼が出逢い、芸術のごとき時間の流れを生み出すこれからの茶会の指南書。茶と糧菓が目の前に供される瞬間の息をのむような感動を写真に閉じ込め、安らぎと発見のある茶の楽しみ方を届ける。東京・浅草鳥越で予約のとれないほど人気を誇る茶寮「菓子屋 ここのつ」を主宰する溝口実穂と、茶道や中国茶文化に造詣の深い陶作家で「ギャルリ百草」(岐阜・多治見)を営む安藤雅信が紙面上で魅せる。
【茶と糧菓 刊行記念展】

陶作家・安藤雅信さん、茶寮「菓子屋ここのつ」溝口実穂さんの共著『茶と糧菓』の刊行記念展を開催いたします。安藤さんによる茶器・器の販売、古書店ならではの選書もあわせてお楽しみいただけます。


※オンラインでの器販売の予定はございません。ご了承ください。

2020.10.17 土 -11.1 日
OPEN 土日祝のみ 13:00-18:00

@nostosbooks
世田谷区世田谷4-2-12

世田谷線松陰神社前駅から 徒歩1分



《著者プロフィール》

安藤雅信
陶作家、「ギャルリ百草」廊主 1957年生まれ。武蔵野美術大学彫刻学科卒業後、彫刻と焼物を生業とし器から現代美術まで幅広い分野で活動を続けている。茶道、中国茶など茶文化にも造詣が深い。1998年、古民家を移築し「ギャルリ百草」開廊。著書に『ギャルリ百草 美と暮らし』(ラトルズ)、『どっちつかずのものつくり』(河出書房新社)。監修した書籍に『茶味的麁相 中国茶のこころ』(李曙韻著・角川書店)www.momogusa.jp

溝口実穂
「菓子屋 ここのつ」主宰 1991年生まれ。幼い頃から祖母の影響で菓子作りに興味を持つ。栄養士、調理師、和菓子店などを経て、23歳で菓子と茶のコースを提供する茶寮「菓子屋ここのつ」をはじめる。日本に古くから伝わる事を身を以て学び、変わらずともよいこと、変えてゆくべきことを、菓子と体験型舞台である茶寮を通し“時間芸術”として表現する。本書が初の著書となる。@_____9__

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好きなものには一直線。作り手の思いや物語がこもっているものに惹かれます。喫茶店と古道具とおいしいごはん。撮影・企画のあたりをうろうろしています。