バウハウスの理念を継承し、1953年に旧西ドイツのウルムに開設されたウルム造形大学で、初代学長をつとめたマックス・ビル。今回は氏の幅広い作品をじっくり楽しめる2冊をご紹介します。
『Max Bill』は2015年に開催された展覧会の図録。ポスターや、絵画、建築、プロダクトデザイン、そしてアクセサリーにいたるまで、マックス・ビルの多方面にわたる仕事を辿ることができる一冊となっています。
『Typography, Advertising, Book Design』はそのタイトルのとおり、マックス・ビルが手がけたタイポグラフィ、広告、ブックデザインといった代表的な仕事を包括的に紹介したもの。
ちなみにノストスではマックス・ビルと、当時アシスタントを勤めていたハンス・ギュジョロが、学生たちのために腰を下ろすための道具として考案した「ウルムスツール」も取扱中です。無駄な装飾を削ぎ落とし、シンプルかつ多機能なデザインは、バウハウスの概念をそのまま受け継いだ象徴的スツールと言われています。ぜひこちらもあわせてチェックしてみてくださいね。
◯『Max Bill』
◯『Typography, Advertising, Book Design』
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