季刊スフィンクス No.03
季刊スフィンクス No.03/戸田ツトムが編集人を務める季刊誌「スフィンクス」第3号。杉田敦「絵画論へのランダム・アプローチ」、伊藤俊治「ネクロポリスとしてのジオラマ」、池澤夏樹「馬は飛ぶか」、海野弘「歳時記の空間」などを収録。
季刊スフィンクス No.04
戸田ツトムが編集人を務める季刊誌「スフィンクス」第4号。海野弘「雲を読む」、池澤夏樹「海の底の淋しい風景」、伊藤俊治「廃墟・人体写像記録の意味」、長谷川明「インド近代絵画の曙」などを収録。 表紙に少ヨゴレ有。小口上部に少イタミ有。本文経年並。
金工作家・長谷川竹次郎が贈り続けた、心温まるおもちゃたち
木や銅をつかって作られた鳥のモビールからはじまり、ウルトラマンセブンの匙やフォーク、実物顔負けのおままごとセット、かまぼこ板と紙粘土のお雛さま。金工作家の長谷川竹次郎が、1歳から20歳まで、ふたりの子どもに贈り続けた手作 […]
レイ・ペトリが率いた伝説のクリエイティブ集団。
本棚を探索すると、ナイスネーミングな集団がたくさん潜んでいます。具体、コブラ、スーパースタジオ、実験工房、ハイレッド・センター、サンドイッチサイレンサー。この絶妙な格好良さとインパクトとハズし加減のバランス感がいいなあと […]
美しい本の話 | 庄司浅水
書誌学研究家、庄司浅水によるエッセイ集。タイトルの「美しい本の話」のほか、「印刷文化の流れに沿うて」「手作り本雑考」「十六世紀の稀覯本」「わたしのコレクション」などを収録。
"ヴィジュアル・コミュニケーション・スペシャリスト"、ピーター・ブラッティンガとは何者か。
ピーター・ブラッティンガは何者か。広告デザインや書体デザインにとどまらず、書籍、ディスプレイ、展示、パッケージなど多岐にわたる分野で活躍してきた氏は、自らを好んで"ヴィジュアル・コミュニケーション・スペシャリスト"と称し […]
ピーター・ブラッティンガ作品集 時代の肖像
オランダを代表するグラフィック・デザイナー、ピーター・ブラッティンガの作品集。広告ポスターのほか、エディトリアルデザイン、ギャラリーの内装、ディック・ブルーナとともに取り組んだ出版物などをカラーとモノクロで紹介。日本語訳冊子付き。
福田繁雄 標本箱 | 福田繁雄
福田繁雄 標本箱/ユーモアのある作風で知られるデザイナー、福田繁雄の作品集。ポスターや絵本などのグラフィックデザインからパズル、おもちゃのデザインまで、多種多様な作品を紹介。
洒脱なユーモアセンスと鋭い観察眼を持つ男、ジャン=フィリップ・デローム
本書は80年代から活躍し続けるフランス人イラストレーター、ジャン=フィリップ・デロームの同名ブログを纏めた限定1000部の作品集。 「The unknown hipster」である主人公の日常が、デロームの独特なタッチで […]
The Unknown Hipster Diaries | Jean Philippe Delhomme ジャン・フィリップ・デローム
「ヴォーグ」や「GQ」でイラストレーションやコラムを担当するなど、幅広い活動で知られるパリ在住のイラストレーター、ジャン・フィリップ・デロームの作品集。自身のブログ「The Unknown Hipster Diaries」を編纂したもの。1000部限定。
写真家のバイブル。ブレッソンのとらえた「決定的瞬間」
ライカを手に、歴史的な瞬間、感動的な瞬間、美しい瞬間を求めて世界中を放浪した写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソン。国際写真家集団「マグナム・フォト」の創設者であり、20世紀を代表する偉大な芸術家である彼の作品は、今なお […]
女性ファッション誌の礎を築いたハーパース・バザーの125年。
ハーパース・バザーが歩んだ125年、その一歩一歩を125枚の作品で辿る贅沢。1867年の創刊以降、編集者、写真家、スタイリスト、モデルたちが情熱を注ぎ生み出した歴史に残るページの数々は、今もなお人々を魅了し続けています。 […]
上田義彦が命を吹き込んだ、紀元前の石器たち
黒い背景に並べられた石たちは、鈍く光を放っています。触れると硬く冷たいことを頭では理解しているけれど、独特なライティングを使って撮影されたそれらは、まるで命をもった生き物のように見えて仕方ありません。 本書は、インターメ […]
まどゑ Vol.4 須山奈津希さん
「須山奈津希×安永哲郎『memorandum』発刊記念原画展 記憶と記録」開催に向けて、須山奈津希さんにまどゑを描いていただきました。 (“まどゑ”という呼び名、そろそろ浸透してきているのだろうか。まだ怪しい気がする。ち […]
ルーダー・タイポグラフィ ルーダー・フィロソフィ | ヘルムート・シュミット
スイスのタイポグラファーでバーゼル造形学校の教育者として知られるエミール・ルーダーの特集号をアーカイブしたもの。前半は、セリフ/サンセリフ/ユニバースの3書体の変遷および時代背景を解説。後半は、カール・ゲルストナー、ヘルムート・シュミット、山本太郎ら関連デザイナーのコメントを多数掲載。
ウィリアムス・モリス主義者 小野二郎
小野二郎という人を知っていますか。編集者として活躍し、晶文社の設立に参加。ウィリアム・モリスの研究に傾倒し、多くの関連書籍を出版しました。 その中でも『ウィリアム・モリス研究』は、小野二郎の執筆がまとめられた著作集の第1 […]
サイレンサーの連中に出会った時は気をつけろ
1968年、15名の若手グラフィックデザイナー、インテリアデザイナー、写真家、彫刻家、コピーライターによって結成されたデザイン集団「サイレンサー」。 本書は、彼らが雑誌「新婦人」を舞台に連載形式で発表していた実験的な作品 […]
サンドイッチサイレンサー | 浅葉克巳、黒田征太郎、日暮真三ほか
1969年に結成された芸術グループ「サンドイッチサイレンサー」の作品集。グラフィックデザイナー、イラストレーター、写真家、インテリアデザイナー、コピーライターなど総勢16名が所属。そのうち浅葉克巳、加納典明、小西啓介、倉俣史朗、桜井郁男、長友啓典、黒田征太郎、上條喬久、鋤田正義、高橋稔、戸村浩、日暮真三、青葉益輝、長浜治、椎根和、伊藤隆道の作品を収録。
季刊タイポグラフィ No.2 杉浦康平 人とその作品
日本タイポグラフィ協会より発行の季刊誌「タイポグラフィ」、杉浦康平特集号。人となり、その作品解説やインタビューに加え、原弘・谷川俊太郎・田中一光・永井一正・松岡正剛らほか総勢11名による杉浦康平へ寄せたインタビューなど豊富な記事を掲載。
イメージの冒険3 文字 | カマル社
イメージの冒険3 文字/イメージの冒険シリーズ第3巻、文字特集。「空想文字博物館」「ビジュアル・コミュニケーションとしての漢字」「どんな空間でも、文字は飛翔する」など、様々な視点から文字の魅力を紹介。「文字を素材としたグラフィックアートの作品」では、杉浦康平、田中一光、横尾忠則、原弘、和田誠などによる作品も掲載。
東欧の前衛。チェコのブックデザインに投影された美学
上野の国際子ども図書館で開催されている「絵本に見るアートの100年―ダダからニュー・ペインティングまで」展はご覧になりましたか? 20世紀初頭に起こった前衛芸術運動から、第二次世界大戦を経て現代にいたる芸術運動の潮流に乗 […]
Josef Capek: The Humblest Art | ヨゼフ・チャペック
Josef Capek: The Humblest Art/チェコの画家で著作家の、ヨゼフ・チャペックの展示会図録。美しい色使いと幻想的な世界観で描かれたペインティング・ドローイング作品を、人物画を中心に多数収録。
ウォーホルをウォーホルたらしめたもの。
「The Warhol Look」。そんな潔いタイトルの中に、アンディ・ウォーホルが築いたなんとも濃密なファッション、カルチャー、アートの歴史が集約されています。 幼い頃からハリウッドのファン雑誌やスターの写真集を収集し […]
パッケージにあらわれる 日本の美学
日本人はどんなに美しいものを創造してきたか。忘れないように岡秀行さんが残しておいてくれてよかったと、本書を眺めながら何度も思うのです。 『日本の伝統パッケージ』は、日本の伝統的なパッケージ222点収録した資料集。その昔、 […]
組み合わせ自由な紙のメモパッド。SnapPadでつくるオリジナルバインダー
※こちらの記事に掲載しております写真は、すべてSnapPad旧仕様となります。詳しくは商品ページをご覧ください。 POSTALCO(ポスタルコ)の「Snap pad」と合わせて使いたい商品が多数入荷しました。 Snap […]
時代を映す鏡、雑誌広告の半世紀。
先日、ノストスの本棚の書籍を年代順に並べ替えたんです。そしたら、「この作家とこの芸術家って同じ年代なんだ」「20年代のこのデザインって今見ても新鮮だよね」などという意外な気付きがたくさんありまして。ただこの人は60年代、 […]
グラフィックデザイン大系 全冊揃 | 原弘、勝見勝、小池岩太郎、山城隆一、田中正明
グラフィックデザイン大系 全冊揃/原弘、勝見勝、小池岩太郎、山城隆一、田中正明の編集によるグラフィックデザイン体系シリーズ、全冊揃え。毎号豊富な図版とともに丁寧な解説を収録。装丁は杉浦康平。
須山奈津希×安永哲郎『memorandum』発刊記念トークイベント開催
「all that is beautiful」「monochrome」「memorandum」の3部作を共作された須山奈津希さんと安永哲郎さんのトークイベントを開催いたします。 「memorandum」発刊プロジェクトとして行われたクラウドファンディングの過程や、お2人の作品制作方法、そして初となる長編コミックへの挑戦についてなど、お話しいただきます。
構成的とはなんぞや
本書は、主にドイツ・スイスでの「構成的な傾向を持つポスター」にフォーカスした資料本である。だが、これは一般的によく見られるようなデザイン史や美術史、あるいはポスターの歴史、巨匠となったデザイナーの作品紹介ではない。 その […]
200 Trips from the Counterculture | Jean Francois Bizot
フランスの「アクチュエル」をはじめ、1960年代から1970年代に発行された欧米諸国のカウンター・カルチャー誌のグラフィック、エディトリアルデザインを編纂した大判作品集。カラー図版多数収録。
極北彷徨。高橋ヨーコがうつす冬。
きん、と耳が痛むほどの静けさ、目を焼く雪の白さ。 本日のおすすめは、そんな冬を愛するひとに捧げたい1冊です。 本書「WHITE LAND」は、特にシベリアや東欧へ精力的に旅し、日常風景を記録している写真家・高橋ヨーコの写 […]
WHITE LAND | 高橋ヨーコ
撮影旅行を続け、特に旧ソ連や東欧へ精力的に出掛け日常風景を記録している写真家・高橋ヨーコの写真作品集。本作ではモスクワ、根室、カザフスタン、ミンスクなど、24年間撮りためた極寒の景色を記録。限定1000部。
Dada Zurich Paris 1916-1922
1916年にトリスタン・ツァラによって命名され、世界中に伝播した芸術運動・ダダイスム運動を紹介。クルト・シュヴィッタース、ハンス・アルプ、フランシス・ピカビアらの作品、ツァラによって発行された印刷物を多数掲載。
ブルース・ウェーバー 写真集 | Branded Youth and Other Stories
ファッション写真の世界に多大な影響を与えたアメリカの写真家/ブルース・ウェーバーの写真集。ボーイスカウト、ハリウッドセレブ、レスラー、農場主など様々な被写体にレンズを向けながら、そこに宿る若さと青春の輝きを捉えた多数のポートレート写真を収録。 表紙にスレ・少キズ・僅かなヨゴレ有。小口・本文ともに状態良好。
水木しげる妖怪画集 | 水木しげる
水木しげる妖怪画集/「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家、水木しげるによる図鑑。山、里、家、水、神の5章で構成され、それぞれテーマにまつわる妖怪が不気味かつ軽快なタッチで描かれている。装丁は版画家・挿絵画家の原田維夫によるもの。
80〜90年代の青春 ヒップホップポージング集
1990年代のアメリカ西海岸で、スケートボードやヒップホップ、グラフィティの真っ只中で“遊んでいた”若者たちを描いた映画「ビューティフル・ルーザーズ」を見て、生命力にも似たパワフルさを感じたことを覚えています。 同じ時代 […]
経糸と緯糸で編み上げられた、石見銀山・群言堂の歩み。
江戸時代には日本最大の銀が算出され、外国人も多く訪れる一大都市だった島根県大田氏大森町・通称「石見銀山」。閉山によって過疎化が進み、昭和の終わりには人口500人を切るまでに減少したこの町に、群言堂を運営する石見銀山生活文 […]
アンニ・アルバースとアンデスの染織 | ヴァージニア・ガードナー・トロイ
アンニ・アルバースとアンデスの染織/ドイツのテキスタイルアーティストで、ヨゼフ・アルバースの妻としても知られるアンニ・アルバースの伝記的資料集。バウハウスの学生であり後に指導者にもなったアンニ・アルバースが、ブラック・マウンテン・カレッジにてアンデスの染織を元にテキスタイルの教育・研究を展開し、織物を芸術にまで高めるまでを、図版とともに解説。
すべてはデザインされている?驚きに満ちた、自然界の秩序と調和。
世の中には理解できないことが沢山あると知れば知るほど、ひとは足元に転がっている不思議に対して鈍感になってしまうのかもしれません。 松岡正剛の千夜千冊でも、大人の問いついて「Q&A、Q→A、Q→Aばかり。ここにはA→Qがな […]
アートディレクション | 永井一正
アートディレクション/日本を代表するグラフィックデザイナー・永井一正が、アートディレクションの様々な側面・段階、グラフィックデザインと広告デザインについて綴ったエッセイ集。アートディレクションにおける意味性や人間性、美しさ、説得するということ、一貫性、情念などといった不可欠な要素を自身の経験と理念から紡ぎ出す。
大人も楽しい科学の絵本。グロリア社のファーストブックシリーズ。
思えば、ノストスで働くようになって初めて書籍紹介ブログを書いたのは2016年、「ファーストブック」についてでした。いやはや懐かしい。 「宇宙旅行」「水泳」「石器時代の人類」などなど、まず目に留まるのは個性豊かかつシンプル […]
和田誠百貨店
和田誠百貨店/イラストレーター・和田誠の作品集。ポスター作品や装幀の仕事、イラストレーション、マークやロゴタイプ、立体、テキスタイル、そして私家版絵本など、多彩な作品を俯瞰できる一冊。高橋睦郎「和田誠コムプレクス」、清水哲男「絶妙の腹八分」などのテキストも併せて収録。