Peinture et poesie | Yves Peyre イヴス・ペール
Peinture et poesie/パブロ・ピカソ、ジョアン・ミロら画家と、アンドレ・ブルトン、トリスタン・ツァラら詩人の絵画と詩の関係性を検証する美術評論。言語はフランス語。
横須賀功光が切りとった、謎めいた山口小夜子の魅力
ー着る、という意味では、地球上に存在するあらゆるものを着こなす自信があるー 自身を「ウェアリスト(着る人)」と名乗り、日本人であることを強みに活躍したモデル・山口小夜子。 そんな彼女の世界観を支え続けたのが、1973年に […]
タイポロジー×ニューカラー。写真家、ガッツ・ディアガートゥンが収集した風景
ベッヒャー派もニューカラー派も、わたしはノストスで働くようになってから知ったのですが、そんな素晴らしい2つの流れを汲んだ作品に新たに出会いました。好きじゃないわけがありません。 著者であるガッツ・ディアガートゥンは、デュ […]
The Woodbook | Klaus Ulrich Leistikow
The Woodbook/建築などで使用される木材の図鑑。350種類に及ぶ木の全長や生態、強度といった特徴を紹介するとともに、横断面・板目・柾目のサンプル写真をそれぞれカラーで掲載。内函も木製。
メンフィス ミラノ・ニューデザインのすべて | 商店建築社
メンフィス ミラノ・ニューデザインのすべて/1981年に結成されたデザイン集団・メンフィスの軌跡を辿った作品集。著者であるバルバラ・ラディーチェのパートナー・エットレ・ソットサスをはじめ、ミケーレ・デ・ルッキ、アンドレア・ブランジらによるプロダクトデザインやテキスタイルなどを多数収録。表紙デザインは同じくメンバーであるナタリー・ドゥ・パスキエによるもの。
ジャスパー・モリソンのデザイン
ジャスパー・モリソンのデザイン/ロンドン出身のプロダクトデザイナー、ジャスパー・モリソンが自ら商品誕生のプロセスを語った作品集。「スーパーノーマル」というデザイン理念を掲げ、単にシンプルではないナチュラルなデザインを発信し続ける氏の仕事へのアプローチ方法、もののふさわしいあり方を知ることができる一冊。氏の作品を年代順で多数掲載するとともに、プロダクトデザイナーの深澤直人によるエッセイも併せて収録。
アートディレクターの仕事を追体験。細谷巖の広告を読む。
nostos booksがオープンして以来ずっと人気のロングセラー「イメージの翼2」を再入荷しました。本書はアートディレクター・細谷巖が手がけた広告作品集。1960年代後期から1980年代までの代表的な仕事を紹介していま […]
Munari. I libri | Giorgio Maffei
Munari. I libri/美術家、デザイナー、絵本作家など多方面で活躍したブルーノ・ムナーリの作品集。1929年から1990年までの、氏の本に関する仕事を年代順で収録。視覚表現への挑戦と読者をわくわくさせる工夫が随所に込められている。
隆盛期の世界ポスター展 | 日本テレビ放送網
1985年に開催された「隆盛期の世界ポスター展」の図録。世相や経済、社会など文明を写す鏡としてのポスターを1865〜1969年にフォーカスして収録。アール・ヌーヴォー、ロシア・アヴァンギャルド、モダニズムなどを反映した国内外の作品が並ぶ。
「本物」と「ニセモノ」の境界線
今日ご紹介する書籍のテーマは「真贋」、つまり本物とニセモノ。...なんともドキリとさせるテーマではありませんか。 ひとくちにニセモノといってもさまざまで、たとえばそれが「贋物」「フェイク」「まがいもの」などと聞くとマイナ […]
We Can Be Heroes | Graham Smith, Chris Sullivan
1980年初頭から花開いた、ロンドンのクラブシーンを切り取った写真集。パンク、クラブ、ファッション、音楽などのテーマに沿い、人びとのスナップやポートレート、ステージ写真などをモノクロで掲載。序文はカルチャー・クラブのボーイ・ジョージ。
ファッションの価値観を覆しつづける、コム デ ギャルソンのすべて
「コム デ ギャルソン」。誰もがその名を耳にしたことがあるだけでなく、自然と服のデザインやブランドイメージを思い浮かべることができる。 そんな世界のギャルソンのすべてを知ることができる一冊『川久保玲とコムデギャルソン そ […]
California Artists Cookbook | Chotsie Blank
アンセル・アダムスやロバート・アーネソンなど、カリフォルニアのアーティストや作家の作品からインスピレーションを得たレシピ集。サラダ、スープ、シーフード、デザートなどの13項目にわけて紹介し、おいしいだけでなく、目でも楽しめる料理の数々を多数収録。
Olle Eksell: Mina Ogonblick | オーレ・エクセル
スウェーデンを代表するグラフィックデザイナー、オーレ・エクセルの作品集。初期のイラストレーション、広告用のグラフィック、風景や人物のスケッチなどを収録。
世界で最も美しい貨幣をデザインしたOotje Oxenaar
毎日何気なく使っているお金。じっくり眺めてみたことがありますか?実はとても凝ったデザインの上に、それぞれの国の特性や、偽造防止技術の緻密な模様や、印刷技術が詰め込まれた興味深いものなのです。ああ、もっといろんな国のお金を […]
流行り廃りを超えて。ブージタ・デ・ヴォスが見つけた本当のファッション
素晴らしい一冊に出会ったとき、「これはあのひとにぜひ一度見てもらいたい!」と誰かを思いかべることがありますが、こんなにも沢山ひとの顔が浮かぶ本というのもなかなか珍しいです。 テキスタイルを愛する人、本を通して広い世界を旅 […]
Out of Fashion / The New Fashion | Birgitta De Vos
写真家でアーティストのブージタ・デ・ヴォスによるヴィジュアルブック。流行の消費の早さから長年身を置いたファッション業界から離れ、世界を巡る旅に出たブージタ・デ・ヴォス。インドのルンギ、チベットのKHATA、金色を生み出す染色ターメリックなど、自然と人が長い時間をかけて作り出した伝統的織物と、昔ながらの手工業が育んだ服飾文化を写真とテキストで記録。表紙には旅先で出会った手織りのリネンが貼り付けられている。
球体 Vol.1 Vol.2 2冊セット | 立花文穂
グラフィックデザイナー、立花文穂が責任編集とアートディレクションを務める季刊誌「球体」の1、2号の2冊セット。毎号異なるテーマを、デザイン、アート、写真、言葉などあらゆる手段を用いて表現する異色の雑誌。 全体的に状態良好 […]
ロシア・アヴァンギャルド芸術 1910‐1932 | 西武美術館
ロシア・アヴァンギャルド芸術 1910‐1932/1982年に西武美術館で開催されたロシア・アヴァンギャルドに関する展覧会、「芸術と革命」のカタログを上製本として出版したもの。アレクサンドル・ロトチェンコ、ワルワーラ・ステパーノワ、ステンベルク兄弟、ヴァシリー・カンディスキーらの作品をペインティング、グラフィックデザイン、立体造形、陶芸など多岐にわたって掲載。監修は中原佑介。
植物学者、アナ・アトキンスが魅せる幽玄な青写真の世界
「青写真を描く」とは、計画を練るの意。語源となったサイアノタイプ(日光写真)がかつて機械図面や建築図面をコピーするのに重宝されたことから、将来計画などを指す言葉としても使われるようになりました。 イギリスの植物学者であり […]
Sun Gardens: Cyanotypes by Anna Atkins | アンナ・アトキンズ
イギリスの植物学者で写真家の、アナ・アトキンスの展覧会図録。古典的なサイアノタイプという技法で植物や鳥の羽根などを撮影。青の濃淡が幻想的なイメージをつくりだした青写真とも呼ばれる作品を多数収録。英語表記。
日本字デザイン1 標準書体・文章構成のデザイン | 佐藤敬之輔
書体デザイナー・佐藤敬之輔著「文字のデザイン テキスト」シリーズ第1巻。レタリングの基礎から漢字、ひらがな、カタカナ、活字に至るまで、あらゆる日本語書体のデザインを集中的に解説。
Vignette Typography Journal ヴィネット8号 近代日本を創ったひと・平野富二 | 朗文堂
近代日本を創ったひと・平野富二 ヴィネット8号/朗文堂発行のタイポグラフィ・ジャーナル「ヴィネット」第8号。東京築地活版製造所、石川島造船所(現IHI)創立者である平野富二について探求した資料集。明治時代、産業が急速に近代化されるなか、金属活字製造、活版印刷、製鉄、さらには造船、海運、土木など幅広い分野を開拓したその功績を追う。
Vignette Typography Journal ヴィネット 7号 活字、東へ | 朗文堂
朗文堂発行のタイポグラフィ・ジャーナル「ヴィネット」第7号、「活字 東へ―長崎の活字のゆくえ」特集。新しい金属活字を担って明治三年、大阪・京都、横浜、東京へと次々に活版所を開設した本木昌造の功績を記録。
Vignette Typography Journal ヴィネット12 号数活字サイズの謎 | 板倉雅宣
ヴィネット12 号数活字サイズの謎/朗文堂発行のタイポグラフィ・ジャーナル「ヴィネット」第12号。明治最初期にもたらされて以降、数の基準値が曖昧だった日本の近代活字サイズ。著者の板倉雅宣が、なぜこうした混乱がもたらされたのかを他数の図版資料をもとに解説。「活字サイズの変遷」「初号、五号活字の測定」「和欧混植」などを掲載。
ハンス・アルプの生み出した魅力的な人形たち
どうしてこうも惹かれてしまうのでしょう。抽象的でありながらも、どこか可笑しみを感じる生命体のような雰囲気をもったハンス・アルプの作品。コラージュやアッサンブラージュの手法をつかった絵画や、石膏やブロンズなどを使用した彫刻 […]
ニュー・ドキュメンタリー | ホンマタカシ
2011年から2012年にかけて、金沢21世紀美術館、東京オペラシティアートギャラリー、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館を巡回した、ホンマタカシの初個展「ニュー・ドキュメント」の展示会図録。木村伊兵衛写真賞を受賞した99年以降の作品を中心に、「Tokyo and My Daughter」「M」「Trails」シリーズなどを収録。デザインは服部一成。
あるものは恋人、あるものはよき友として。猪熊弦一郎のたからもの。
作家やアーティストの蒐集品というものは、どうしてこんなにも心をくすぐるのでしょう。 蒐められたもののなかに作家が手掛けた作品との繋がりを発見したり、作家自身のルーツを見出したりとおもしろがり方は様々ですが、本書『画家のお […]
日本民藝館 Exhibition of Folk-craft from the Collection of THE NIPPON MINGEIKAN
1970年の日本万国博覧会を機に建設された、日本民藝館の分館にて開催された展示会図録。古民芸品から新製作品まで、陶磁器や染物木工作品まで幅広く収録。棟方志功「板画手彩色 倭桜」、芹沢銈介「型染いろは屏風」なども掲載。
いつまでも創刊を待つとしましょう、ダヴレクシー
このまま永遠に 予告を出し続ける雑誌でいてほしい。 ー 細野晴臣 羽良多平吉のデザイン(書容設計)が好きな方にはお馴染み、いまだ創刊されていない幻の雑誌「WX-raY」創刊準備号を入荷しました。 本誌「 WX-raY」は […]
EROS Winter 1962 | ハーブ・ルバリン、ラルフ・ギンズバーグ
「EROS」第4号。「Fact」「Avant Garde」誌の前身、編集者のラルフ・ギンズバーグとタイポグラファーのハーブ・ルバリンの黄金コンビによる伝説的な雑誌。タイトル通りエロスをテーマに掲げ、わいせつ雑誌に指定され廃刊となるまでに4冊を刊行。アメリカン・タイポグラフィの先駆者として活躍したハーブ・ルバリンによるアートディレクションの力が隅々まで発揮されている。本号では、聖書におけるエロティシズム、シェイクスピアと同性愛についての評論、異人種間の愛について特集。
リクリット・ティーラワニットとアント・マレスニーミが巡る食の旅
今回のおすすめ本の主人公はふたり。ひとりは美術館でタイカレーをサービスするパフォーマンスで一躍注目を浴びた、タイにルーツをもつ現代アーティスト、リクリット・ティーラワニット。 もうひとりはフィンランドの料理家、アント・マ […]
遊 組本3 へ組 糞くそ!あるいはユートピア | 工作舎
遊 組本3 へ組 糞くそ!あるいはユートピア/松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」の組本。著名な知識人・文化人たちが皮肉とユーモアを込めて贈る黄金色の三連星第3巻「へ組 糞くそ!あるいはユートピア」。李家正文、中村浩、朝日稔、宮崎昭、天野哲夫、草間彌生、駒田信二、五味太郎、津島秀彦、糸居重里。松岡正剛らが寄稿。
精微のデザイン。名匠フィン・ユールの水彩画
入荷するたびにすぐ旅立ってしまい、なかなかブックレビューを書くことができなかった本書。ようやくご紹介できました。 フィン・ユールといえば、アルネ・ヤコブセン、ハンス・J・ウェグナーとならび、デンマークの名作家具デザインで […]
ルールを覆すタイポグラファー、ハーブ・ルバリンの仕事
アメリカを代表するタイポグラファーとして名高いハーブ・ルバリン。ですがルバリンは自らのことを"優れたタイポグラファーとは思わない"と語っています。その理由を作品を通して明らかにしているのが「Herb Lubalin: T […]
The Works of Shin Matsunaga, New York 1989 | 松永真
1989年にニューヨークで開催された同名展示の図録。日本を代表するグラフィックデザイナーの一人、松永真の作品を紹介したもの。ポスター、パッケージデザイン、ロゴタイプなどの代表的な仕事をカラーで多数掲載。
Marcel Broodthaers | マルセル・ブロータース
1991年から1992年にかけてフランスとスペインで開催された、マルセル・ブロータースの回顧展図録。詩人であり美術家でもあるブロータースが手掛けてきた、立体造形や平面作品をカラーとモノクロで多数収録。フランス語表記。
25 Cats Named Sam and One Blue Pussy and Holy Cats by Andy Warhol’s Mother | アンディ・ウォーホル
アンディ・ウォーホルとその母による、猫のドローイング作品集2冊セット。サムという名の25匹の猫と1匹の青い仔猫が描かれている「25 Cats Name Sam and One Blue Pussy」と、愛猫が天使とともに描かれた「Holy Cats by Andy Warhol’s Mother」を収録。1954年に私家版として制作されたものの復刻版。
食を愛するひとへ。ロンドン発フードカルチャー誌「The Gourmand」
ロンドンからはるばるノストスへやってきた食文化雑誌「The Gourmand」。読んで面白くディスプレイとしても様になるこの雑誌は、現在開催している特集「満腹眺本」のために入荷した書籍なかでも、ひときわ注目を集めています […]
Folon: The Death of a Tree | ジャン・ミッシェル・フォロン
ベルギーの画家、ジャン・ミッシェル・フォロンの作品集。幻想的な色彩と世界観で描かれた作品をカラーで収録。
ミッドセンチュリー・デザインの真髄。ぬくもりと創造性あふれる14の名作住宅
個人的な話ですが、わたしは住空間作りが下手。家具や雑貨を「質感がいいな」「色やかたちが好みだなあ」と購入し、ほくほくしながら設置したところ、あれ?何かが違う...ということが、本当にたくさんありすぎて困ります。求ム、調和 […]