恢復期 | 高橋睦郎
恢復期/詩人・高橋睦郎による詩集。「恢復期」「パン篭の前」「真昼のスフィンクス」ほか、25編の詩作品を収録。装丁は半澤潤、口絵は高橋睦郎自身によるもの。
小枝を持って | 高橋睦郎
小枝を持って/詩人・高橋睦郎による詩集。書きためられた「献げる詩」を一冊にまとめたもの。「小枝を持って」「生死の外へ」「雨夜の国で」ほか、24編の詩作品を収録。
バウハウスとはなんであったのか?
2019年に創立100周年を迎えたバウハウス。今年7月に開催予定の巡回展「きたれ、バウハウス」を心待ちにしているという方も多いかと思います。 ロンドンのバービカン・アート・ギャラリーで「Bauhaus Art as Li […]
Ootje Oxenaar: Designer and Commissioner | Els Kuijpers
オランダのグラフィックアーティスト、ビジュアルアーティストとして知られるOotje Oxenaarの作品集。PTTで手掛けたグラフィックデザインを中心に、オランダのグラフィックデザイン界に大きな影響を与えた作品を多数紹介。第二次世界大戦以降の50年間に発展したオランダのグラフィックデザインの軌跡も辿ることができる一冊。
El Lissitzky 1890-1941 : Architect, Painter, Photographer, Typographer | エル・リシツキー 作品集
ロシア・アヴァンギャルドを牽引し、ソビエト連邦のための膨大なプロパガンダ作品を残したエル・リシツキーの作品集。バイオグラフィーと併せて、ブックイラストレーションや旅行スケッチ、グラフィックデザインからタイポグラフィ、建築、写真など多彩な作品を掲載。
建築図面に広がるユートピア
みなさんが持っている「建築図面」のイメージを、一旦すべて取り払って見ていただきたい。これらは単なる設計図面にあらず。想像力を結集して生み出された壮大な芸術であり、人類がいつか実現しうる未来予想図であり、果てない夢を乗せた […]
Allure | Diana Vreeland ダイアナ・ヴリーランド
Allure/ハーパース・バザーでファッション・エディターとして活躍し、さらにヴォーグでも編集長を務めた伝説的編集者、ダイアナ・ヴリーランド。アーヴィング・ペン、リチャード・アヴェドン、マン・レイなどによる魅惑的なファッション・フォトを多数収録した美しい一冊。
クラフトワーク「マン・マシーン」とミュージック | パスカル・ビュッシー
クラフトワーク「マン・マシーン」とミュージック/音楽ライターのパスカル・ビュッシーによる、ドイツの電子音楽グループ/クラフトワークの音楽評論。「ドイツとアヴァンギャルド」「サウンドとインダストリー」「マンとマシーン」などを収録。メディア露出が少なく、過去を語ることの少ないメンバーのインタビューも掲載した貴重な一冊。
布切れ一枚、糸一本粗末にしない。「BORO」の美学。
何十枚も重ねられた布の表情、修繕のためにチクチクと手縫いされた糸。今はデザインのためにほどこされる刺子も、保温と補強のために生み出された知恵の結晶。 貧しさと寒さに耐え、生きていくために生まれた手仕事は「BORO」と呼ば […]
モノには物語がある。プロダクトデザインから見える「インドらしさ」
普段身の回りにあるモノのなかで、それらが作られた由来や歴史を知っているというものが、どれだけあるでしょう。実はそうした当たり前の風景として見過ごされているもののなかにこそ、その国らしさや、人の暮らしが色濃く表われてたりす […]
Kaj Franck & Geometria | カイ・フランク
2018年にフィンランド国立ガラス美術館で開催された展示会の図録。北欧・フィンランドを代表するデザイナー、カイ・フランクが手掛けた作品を主にガラスを用いたプロダクトを中心に多数収録。フィンランド語表記。
90年代グラフィックデザインの巨匠。デヴィット・カーソンの伝説
「懐かしい!」「この表紙持ってた!」そんな声が聞こえてきそう。こちらは、1992年に創刊されたカルチャー誌「Ray Gun」のアンソロジー。この雑誌に憧れて、誌面の真似をしたデザイナーの方も多いのではないでしょうか。 「 […]
そのデザインは無限大。歴史深きチベタン・タイガーラグの魅力
いまだかつて自分の部屋に動物柄のラグを敷いたことはないけれど、いいかもしれない、タイガーラグ....。 本書で紹介されているのは、108種類のチベタン・タイガーラグ。世界四大絨毯の一つに数えられるチベット絨毯ですが、なか […]
Whatever It Is You’re Looking for, You Won’t Find It Here | レイモンド・ペティボン Raymond Pettibon 作品集
Whatever It Is You're Looking for, You Won' T Find It Here/アメリカの現代美術家、レイモンド・ペティボンの作品集。コミックや野球などの大衆的なモチーフのドローイングと、テキストを自在に組み合わせた作品をカラーで多数掲載。ソニック・ユースのアルバムジャケットにもなった作品も収録。
ジャンルの垣根を飛び越えた、横尾忠則のデザイン
横尾忠則の顔の広さはすごい。それはこの作品集の目次をみればわかるのですが、寄稿文をよせた面々の豪華なこと。 亀倉雄策、田中一光、永井一正、ミルトン・グレーザー、「スタジオ・イルフイル」をともに立ち上げた宇野亜喜良、東京イ […]
福田繁雄イラストリック412 | 福田繁雄
福田繁雄イラストリック412/グラフィックデザイナー・福田繁雄の作品集。新聞、ポスター、個展などで描かれたイラストレーション作品412点を収録。
クールでキュートでセクシー!クロエ・セヴィニーのアルバム
ダウンタウンのクリエイティブ・シーンにおいてミューズのような存在で、デビューから30年以上たった今も人々を魅了し続けるクロエ・セヴィニー。 女優としても輝かしい賞を受賞する一方、先日ご紹介したエレン・フライスが編集長を務 […]
Tom Ford | トム・フォード
ファッションデザイナー、トム・フォードの作品集。フォードがデザインしたグッチとイヴ・サンローランの衣服やアクセサリーはもちろん、建築、店舗デザイン、広告など、ブランディングのビジュアル全体を網羅。
池田満寿夫 全版画作品集 | 池田満寿夫
池田満寿夫 全版画作品集/画家、版画家の池田満寿夫による版画作品集。木版、銅版、エッチングなど多様な手法で制作された作品を大判オールカラーで掲載。オリジナル単色銅版画「Mademoiselle」も1葉付属。2250部限定。
ダダ大全 | リヒャルト・ヒュルゼンベック
ダダ大全/1920年のドイツ、基板を失った社会のもとで生じた芸術運動・ダダイスム。トリスタン・ツァラ、フランシス・ピカビア、ハンス・アルプなどその中心メンバーによる文献を多数収録。
接ぎ木が生んだ“いい顔”。小田康平が手がけるユニークな美しさを放つ植物たち
ノストスで入荷する本のなかでも図鑑や博物誌が大好きで、入荷のたびにわくわくと心を躍らせています。いま店頭で展開してる「自然を見つめるまなざしコーナー」でひときわ誇らしげに鎮座しているのが本書、『Grafted: Plan […]
美しき生活の痕跡。アルヴァロ・シザが生み出す詩的建築空間
建築界のノーベル賞に例えられるプリツカー賞を受賞し、ミース・ファン・デル・ローエやル・コルビュジエに影響を受けたモダニズム建築の継承者ともいわれるアルヴァロ・シザ。『Alvaro Siza: Expor On Displ […]
A Guide To Archigram 1961-74 | アーキグラム
A Guide To Archigram 1961-74/フォーレン・チョーク、ピーター・クック、デニス・クロンプトンらが所属する前衛建築家集団、アーキグラムの作品とともに、それぞれの作品コンセプトや解説をあわせて収録。
メタボリズム 1960年代 日本の建築アヴァンギャルド | 八束はじめ
メタボリズム 1960年代 日本の建築アヴァンギャルド/1959年に黒川紀章や菊竹清訓ら日本の若手建築家・都市計画家グループが開始した建築運動、メタボリズム。著者である建築家・八束はじめの評論をはじめ、メンバーのインタビューなどを収録し、都市(メガロポリス)の正体を探る。装丁は鈴木一誌、吉田純二。
トリノの広告に革新を起こしたデザイナー、アルマンド・テスタとその作品。
メキシカンハットが印象的なカバレッロと彼に恋するカルメンチータ、青い大きなカバのヒッポ。もしかしたらご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。 これらはイタリアのグラフィックデザイナー、アルマンド・テスタが […]
日本レタリング年鑑 1972 | 日本タイポグラフィ協会
日本レタリング年鑑 1972/日本タイポグラフィ協会編集による、レタリング作品の年鑑、1972年版。和文を中心にタイプフェイス、ロゴタイプ、マーク・シンボルなどの作品そして出版物を収録。同年のレタリングへの意識調査やニュースなどの資料も掲載。
知られざるコルビュジエのブックデザイン
モダニズム建築の巨匠、ル・コルビュジエ。建築家、都市設計家、芸術家として多彩な才能を発揮したことで広く知られていますが、実は本の出版とブックデザインにも心血をそそいでいたことはあまり知られていません。本書「Le Corb […]
風鈴 / wind bell | 鷲塚貴紀
2015年から富山を拠点に活動するガラス作家・鷲塚貴紀により、ハンドメイドで日用品をつくるガラスブランドとしてスタートしたWASHIZUKA GLASS STUDIOの風鈴。専用箱付きで贈り物にもおすすめ。
paperweight | 鷲塚貴紀
富山を拠点に活動するガラス作家・鷲塚貴紀による、触り心地が滑らかな吹きガラスのペーパーウエイト。片方の底面を焼成していてオブジェとしても美しい佇まい。
plate 210 / smoke | 鷲塚貴紀
富山を拠点に活動するガラス作家・鷲塚貴紀によるグレーの色味が美しいガラスプレート。
粋でモダンで、今もなお新しい「雪岱調」
余白のある構図、繊細な線…「雪岱調」と呼ばれる画風で、江戸情緒を含んだ作品を残した挿絵画家、小村雪岱。その作品は、粋という言葉がぴったりな上に、今見てもモダン。 絵の才能が認められていながらも、小説の挿絵や資生堂のデザイ […]
画帖から | 辻まこと
画帖から/詩人で画家の、辻まことの画集。山にまつわるイラストや、ペン画、鉛筆画、デッサン、酒をテーマにした漫画のような作品「オン・ザ・ロックの人人人......」などを収録。
版画でつくる 驚異の部屋へようこそ!展 | 町田市立国際版画美術館
2011年に町田市立国際版画美術館で開催された「版画でつくる 驚異の部屋へようこそ!展」の図録。15〜18世紀にかけヨーロッパで流行したという、さまざまな珍品を集めた博物陳列室、その名も「驚異の部屋」。博物館や美術館の先駆けとなったこの空間づくりの精神に倣い、変わり種の版画を結集させたもの。執筆は巖谷國士、竺覚暁他。
印度ー日本 往復書簡 ナマステジー!こんにちは! | 妹島五彦+妹島長子
印度ー日本 往復書簡 ナマステジー!こんにちは!/インドのオリッサ州Hirakud発電所に出張した夫・妹島五彦と、日本に住む妻・長子との往復書簡をまとめたもの。目まぐるしく過ぎるインドでの日々や、初めて見る美しい風景、そして遠く離れた家族へのあたたかな想い。手紙に貼り付けられた切手や当時の写真などともに、一枚一枚手紙を辿っていく。
建築にファニチャー、プロダクトまで。アルヴァ・アアルトの仕事を網羅する。
ノストスで働き始めてもうすぐ1年になるのですが、東京に引っ越してきて最初に行った展覧会が「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」でした。見応え十分の素晴らしい内容だったので「図録買っとけばよかったな〜」と後悔している、わ […]
想像力を結集せよ。荒俣宏が築く本のなかの博物館
なかなか展示へ行けぬとお悩みのみなさん、そんなときは本のなかの博物館へ出かけてみるというのはいかがでしょうか? 今日ご案内するのは、世界初の総合図像史研究施設をめざして創設された、『想像力博物館』。歴史文化を再発掘し、そ […]
竹尾広告集。グリーティングカードとレターヘッドで楽しむ紙の魅力
株式会社竹尾の活動は本当におもしろい。多種多様な紙の紹介から、展覧会の開催、歴史の解説や対談まで、まさに紙をめぐる知の冒険。 本を読むといえば今だに紙だったり、お手紙や包装紙、DMといったあれこれがどうしても捨てられない […]
デザイン・日本・亀倉雄策 | 宇都宮美術館
2006年に開催された展示会「デザイン・日本・亀倉雄策」の図録。東京オリンピックや、日本万国博覧会のポスター、NTTのマークなどといった傑作を多数生み出した亀倉雄策。代表的なポスターやブックデザインなどを紹介しながら、そのデザイン仕事の軌跡を辿る。デザインは勝井三雄によるもの。
ウォルフガング・ヴァインガルトの好奇心と探究心が生んだ、タイポグラフィの数々
言わずとも知れたタイポグラフィーの巨匠、スイスのウォルフガング・ヴァインガルト。数々のタイポグラフィ作品を生み、指導者としても活躍したことで、数えきれないほどのデザイナーに多大な影響を与えました。 本書はそんなウォルフガ […]
やっと世界が出会えた。ヒルマ・アフ・クリントの描く抽象絵画
抽象絵画の先駆けといえば、ワシリー・カンディンスキーや、カジミール・マレーヴィチ、そしてピエト・モンドリアン...ですが、実は彼らよりも早く、実験的な手法で抽象的な絵画を描きはじめていたヒルマ・アフ・クリントというひとり […]
Picasso: Painter and Sculptor in Clay | Marilyn McCuuly マリリン・マックカリー
Picasso: Painter and Sculptor in Clay/1998年から1999年にかけて開催された展示会の図録。パブロ・ピカソが手掛けたオブジェや器などの陶芸作品を多数収録。