バウハウス叢書 モホリ=ナギ 絵画・写真・映画 | 中央公論美術出版
バウハウスで教鞭をとり、理論的支柱を担ったモホリ=ナジ・ラースローの視覚造形についてまとめたもの。写真や映画などの技術の発展から、新しい造形手段として光、空間、動力学の可能性を探る。豊富な図版と解説を収録。
My Japan | Issei Suda 須田一政
写真家・須田一政の作品集。1960年代から2018年までの代表作まとめたもの。独特なビジュアルと構図、モノクロのコントラストで日常の中の非日常を浮かび上がらせる須田一政による、「風姿花伝」や「わが東京100」など象徴的なシリーズほか、貴重な写真を多数収録。巻末にロングインタビューも掲載。 英語表記。
Here’s Your Irony Back: Political Works 1975-2013 | Raymond Pettibon レイモンド・ペディボン画集
カリフォルニアを拠点に活動するアーティスト、レイモンド・ペティボンの展示図録。ソニック・ユースやブラック・フラッグのカバージャケットでも広く知られ、パンクやニューウェーブ、アンダーグラウンドのシーンで活躍してきたペティボン。本展では1975年から2013年にかけて発表された政治的な表現を含むドローイング作品ををカラーで多数掲載。
Henry Moore | ヘンリー・ムーア
イギリスを代表する芸術家ヘンリー・ムーアの大判作品集。彫刻やドローイング、資料写真やムーア自身が手がけたテキストなど500ページを超えるボリュームで収録。 英語表記。
斉藤義重展 The Retrospective Exhibition of Saito Yoshishige
2003年から2004年にかけて開催された展示のカタログ。斉藤義重の初期の作品から遺作までカラー・モノクロ含め、絵画、立体作品などの豊富な図版、テキストを収録。日本語、英語表記。
Hovedtoj | Trine Sondergaard
デンマーク人ヴィジュアルアーティスト、トリーネ・ゾンダーガードの作品集。「頭飾り」というタイトルが付けられた本作は、2019年から2020年にスキーベ美術館で開催された作者の個展に合わせて制作された。スキーベ美術館に所蔵されている歴史的な頭飾りをつけた地元の少女たちを撮り下ろしたシリーズを収録。 新刊書籍。
omoide in my head | 森千裕
豊田市美術館で開催された森千裕の展示図録。絵画、ドローイング、写真、立体、映像などの作品を新旧交えて大胆なデザインで構成する2冊組のアーティストブック。ブックデザインは服部一成によるもの。 新刊書籍。
Los Angeles Modernism Revisited: Houses by Neutra, Schindler Ain and Contemporaries | Andreas Nierhaus、David Schreyer
ミッドセンチュリーモダン建築のメッカ、カリフォルニアにおける建築資料集。リチャード・ノイトラとルドルフ・シンドラーが1930年代から1960年代にかけて設計した19軒の建築を軸に紹介。ミニマルな美学、空間の利用法、気候への適応などの創意工夫をカラー図版と図面を用いて解説。 英語表記。
Feast for the Eyes: The Story of Food in Photography | Susan Bright
アーヴィング・ペン、スティーブン・ショア、ヴォルフガング・ティルマンズ、荒木経惟、ソフィー・カルらが撮影した、食べ物をテーマとした写真を収集し、スーザン・ブライトがキュレーションした写真集。様々な年代、そしてアート、商業、科学など多方面から集められた写真の味わいにも注目の一冊。
漢聲雑誌 118号 陽歌陽圖
毎号テーマを変え、中国の文化を深く、かつグラフィカルに紹介する雑誌「漢聲(ハンシェン)」118号。本号では陝北・黄河流域の人びとに伝わる伝統的な踊り「陽歌」を特集。吉祥円満の願掛けを込めた踊りの軌跡を体系的に紹介。中国語表記。
漢聲雑誌 56期 蘇南水郷婦女服飾
毎号テーマを変え、中国の文化を深く、かつグラフィカルに紹介する雑誌「漢聲(ハンシェン)」第56期。蘇州の少数民族の衣服について紹介。遊び心のある個性的なヘッドドレスや、パッチワークのドレス、短パン、腰で結んだスカートなど、生活のなかで生まれ伝えられた衣服が多数掲載されている。 中国語表記。
A Passion for Jean Prouve: From Furniture to Architecture | ジャン・プルーヴェ
家具、金属工芸、建築の分野で活躍したデザイナー、ジャン・プルーヴェのビジュアル資料集。プルーヴェの熱心なコレクターであるローレンス&パトリック・セガン夫妻の所蔵品を中心に紹介している。また、現代美術とプルーヴェの関連性の考察、メトロポールハウスやアームチェアなどの試作品や希少品の資料なども収録。 英語表記。
ルート・ブリュック 蝶の軌跡 | 東京ステーションギャラリー
2019年に東京ステーションギャラリーで開催された展覧会「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」展の図録。北欧フィンランドを代表し、今もなお世界から愛され続けている、繊細でスピリチュアルな作風で知られるセラミック・アーティスト、ルート・ブリュック。本書ではブリュックによる1940年代から80年代にかけてのおよそ200点に及ぶ作品図版と論考を収録。 英語、日本語表記。
Vittorio Zecchin: Transparent Glass for Cappellin and Venini | ヴィットーリオ・ゼッチン
イタリア・ヴェネツィアのガラス工芸家、ヴィットーリオ・ゼッチンの作品集。1921年から1926年にかけて制作された花瓶、コンポートボウル、照明など約900点の作品を、当時の写真や図面とともに紹介している。驚異的な色彩とエレガントでミニマルなラインを持つ吹きガラスによるモダンな作品を多数収録。 英語表記。
Urban Potters Makers In The City | Katie Treggiden
ニューヨーク、ロンドン、東京、コペンハーゲン、シドニー、サンパウロの6つの都市で活動する27人の陶芸家たちを紹介した資料集。作品やスタジオ、インスピレーションなどを写真とテキストで収録。巻末には作品を購入できる店や美術館などのリストもあわせて掲載。
5374 Vintage Showroom | The Vintage Showroom、Douglas Gunn、Orta Anadolu
ロンドンのヴィンテージショップ「The Vintage Showroom」と、トルコのデニムメーカー「オルタ・アナドル」とのコラボレーションブック。2社がかねてより進めてきたヴィンテージデニムのアーカイブプロジェクトを書籍化したもの。49点のヴィンテージデニムをセレクトし、ステッチ、リベット、パッチなど隅々まで紹介。 英語表記。
Macguffin No.7: The Trousers
毎号1つのテーマを深く掘り下げるデザイン&クラフトマガジン「MacGuffin magazine」第7号。本号のテーマは「トラウザー」。ズボンというプロダクトを解剖し、サバイバル用品、作業服、テントスラックス、ヨガレギンスなどあらゆる角度から調査し紹介。ウンベルト・エーコ、ポール・ゴーマン、エミリー・キング、ゲルト・ヨンカーズ、カールハインツ・ワインバーガー、エマ・マクレンドンらら様々な分野の著名人も登場。 英語表記。
思考の憶え描き | 真鍋博
星新一、筒井康隆らのSF小説の挿絵を多く手掛け、優れた色彩感覚と洗練されたタッチのイラストレーションで知られる真鍋博の作品集。著者がSF的思考を巡らせて描いた、空想の宇宙改造計画。
図案文字大辞典 | 矢島週一
昭和の大阪デザイン界で活躍した矢島週一の描き文字辞典。常用漢字を2013字、10体、カナモジ48文字、103体、ローマ字・数字63字、80体を収録。当時の書体開発の貴重な資料としても。
アイデア No.278 アイデア vs デザイナーズ・リパブリック | 誠文堂新光社
アイデアNo.278/2000年1月号。イアン・アンダーソン率いるイギリスのデザインスタジオ、デザイナーズ・リパブリック(The Designers Republic)特集。40ページにわたり、オリジナルデザインワークをカラーで掲載。連載は横尾忠則、都築響一。付録は大竹伸朗。
横尾 by ヨコオ 描くことの快楽 イメージの遍歴と再生 | 京都国立近代美術館
2003年に京都国立近代美術館で開催された「横尾 by ヨコオ:描くことの快楽 イメージの遍歴と再生」の展覧会図録。1960年代から現在に至るまで、ポスター、イラストレーション、版画、ブックデザイン、絵画などさまざまな表現メディアを駆使しながら常に斬新で刺激的なイメージを創造してきた氏のインスピレーションに迫る。
Dazed: 30 Years Confused | Rizzoli
イギリス発のファッションカルチャーマガジン『Dazed(デイズド)』のビジュアルブック。1991年の創刊から約30年で最も印象的な表紙を10の章にわたり収録。アレキサンダー・マックイーンとデヴィッド・ボウイの初の公式対談など、ジャンルの垣根を超え続けるDazedの歴史を辿る一冊。 英語表記。
Bruno Munari: Die Luft Sichtbar Machen | ブルーノ・ムナーリ
チューリッヒデザイン美術館で開催されたブルーノ・ムナーリの展示会図録。美術家、デザイナー、絵本作家など幅広い分野で活躍したブルーノ・ムナーリの仕事を作品とともに振り返る。 ドイツ語表記。
Milton Glaser Posters: 427 Examples from 1965 to 2017 | ミルトン・グレイサー
グラフィックデザイナーであり、プッシュピンスタジオの設立者でもあるミルトン・グレイザーのポスター作品を収録。思考プロセスとインスピレーションをグレイザー自身が解説した一冊。
Francois Halard: Casa Ghirri | フランソワ・アラール
フランス人写真家フランソワ・アラールが、イタリアの写真家ルイジ・ギッリの自宅兼アトリエを撮影した作品集。部屋に飾られたアートや写真、書棚、子どもが描いた絵、青い壁の寝室など、ほとんど変わらぬ姿で遺されたアトリエは、生活とアートが美しく日常に溶け込む部屋の様子が映し出されている。 英語表記。
In The Wilds Drawings | Nigel Peake ナイジェル・ピーク
アイルランド出身の建築家でありイラストレーター、ナイジェル・ピークの作品集。特徴的なラインワークで描かれたドローイングやインクによる色鮮やかな色彩で記録した、とある農村生活。積まれた丸太や、カカシなど農村にある自然な風景をパーツのように切り取る手法も独特なナイジェル・ピークならではの世界観。英語表記。
イマージュの解剖学 | ハンス・ベルメール
球体関節人形の作品で知られるドイツの芸術家、ハンス・ベルメールの評論集。著者が如何に製作へと至ったのか、その背景やプロセス、思索・分析を緻密に綴り、自身によるイラストも含めて明快に解説した濃厚な一冊。翻訳は種村季弘と瀧口修造。
Boyfriend | 仲井戸麗市、おおくぼひさこ
ミュージシャン・仲井戸“CHABO”麗市と、その妻で、写真家のおおくぼひさこによる忌野清志郎の写真集。おおくぼひさこが撮りためてきた68枚のポートレートに、仲井戸麗市がキヨシローとの思い出を添える。
疾駆 chic 第6号 伊豆 | YKG publishing
人々や地域に着目し、取材を通して日々の暮らしに新たな視点を提案する生活文化誌「疾駆/chic」。第6号は「伊豆」特集。「富士山、伊豆、水、紙」。富士山がもたらす最大の天然資源である「水」をめぐり、伊豆半島、三島を取材。伊豆半島の漁師の姿や、富士山の豊富な伏流水で製造される紙の様子を取り上げる。 また、連載「ここまで、ここ、ここから」にはミュージシャンのチバユウスケ、「アーティストの皿」には美術家の島袋道浩、「住む、の色々」には美術家の菅木志雄が登場。装丁は田中義久。
疾駆 chic 第8号 浅草 | YKG publishing
人々や地域に着目し、取材を通して日々の暮らしに新たな視点を提案する生活文化誌「疾駆/chic」。第8号は「浅草」特集。雷門、浅草寺、花やしき、揚げ饅頭など、国内外の人々を魅了してやまない浅草の魅力を小説家の滝口悠生とともに再発見する。連載は鳥海修、蓮沼執太、古賀稔章他。田中義久による、毎号異なる装丁も魅力。
写真とボク | 植田正治
20世紀の日本写真を代表し、世界からも高い評価を受ける写真家・植田正治の作品集。1930年代の初期の作品から「砂浜」「童歴」「風景の光景」シリーズほか、197点を収録。没後に発見された未発表写真も収められている。
Walker Evans: Polaroids | ウォーカー・エヴァンス
米国の写真家、ウォーカー・エヴァンスが晩年に遺したポラロイド作品集。1972年に発売されたポラロイドSX-70を用いて、街中のサイン、ポスター、建築物などを撮影した作品をまとめたもの。収録された約300点の写真はほとんどが生前には未発表のものであり、半世紀にわたる写真活動の集大成であり、最後の写真でもある。 英語表記。
Bernd Koberling: Richter | ベルント・コバーリング
ドイツ出身の画家、ベルント・コバーリングの作品集。1963年から2001年にかけて描かれた、抽象画を中心とする図版を収録。社会へ対するメタファーとして、見たもの、経験したものを絵画として変換され表現される。 英語、ドイツ語表記。
バウハウスとノールデザイン | 井筒昭雄
「アメリカのバウハウス」と呼ばれたクランブルック美術アカデミーで学び、Knoll社の礎を築いたフローレンス・ノールと、その夫/ハンス・ノール。バウハウスが日本に与えた影響やノール夫妻の履歴を振り返りながら、Knollのデザイン史を豊富な資料と伴に紹介する一冊。
太陽と精霊の布 藍と暮らす人々 | 千葉市美術館
2004年に千葉市美術館などで開催された展示の図録。中国南部から東南アジアの北部地域に暮らす少数民族の染織品を紹介。中国湖南省・貴州省の山間部に居住するトン族を中心に、ミャオ族、タイ族の人々に伝わる驚異的な技工と洗練された美意識を探る。
クッションから都市計画まで ヘルマン・ムテジウスとドイツ工作連盟 | 京都国立近代美術館
2002年に京都国立近代美術館で、2003年に東京国立近代美術館で開催された同名展示の図録。19世紀後半からバウハウスまで、近代ドイツにおける建築、プロダクトデザイン、印刷物のデザイン、建築などを多数の図版とともに紹介。
貴道裕子の伝えたい日本の美しいもの 3冊セット
日本の暮らしにおける小さな工芸品である豆皿、ぽち袋、帯留めのコレクションを紹介する写真資料集。日常生活で使われているわずか数センチの大きさでありながら、伝統の業が光るそれぞれの品々を幅広く解説とともに紹介。本自体も手のひらサイズで楽しむことができる、まめざら、ぽちぶくろ、おびどめの3冊セット。
William Morris | ウィリアム・モリス Victoria and Albert Museum
アーツ&クラフツ運動の先駆者であるデザイナー、ウィリアム・モリスのビジュアル資料集。絵画、教会装飾、ステンドグラス、室内装飾、家具、タイル、食器、壁紙、テキスタイル、カリグラフィー、出版などモリスのさまざまな活動領域と影響力のバランスを探り、彼の芸術を当時の文脈の中で位置づけ、包括的に紹介する。 英語表記。
Folk Art of the Andes | Barbara Mauldin
19世紀から20世紀にかけてアンデスで作られた宗教、織物、衣装、実用、祭りの民芸品など850点を超える作品を紹介する資料集。植民地時代における民俗芸術の発展を紐解き、独立後に制作された作品の多くが伝統工芸とヨーロッパの芸術形式や技術を織り交ぜていることを明らかにしつつ、アンデスの豊かな精神と文化に光を当てている。 英語表記。
ムサビのデザインVI みんなのへや | 武蔵野美術大学
2016年に武蔵野美術大学で開催された展示の図録。"へや"をテーマに20世紀のデザインの姿を紹介。日本・アメリカ・北欧などのそれぞれの国や時代の、椅子や食器、照明などの生活用品を、4つの章に分けて収録。
Arcadia Britannica: A Modern British Folklore Portrait | Henry Bourne
英国を拠点に活動する写真家、ヘンリー・ボーンの作品集。英国で開催される様々な民俗行事や祭典に参加する人々を撮影したポートレートをまとめたもの。季節、土地、コミュニティとのつながりを尊重する、豊かな伝統を積極的に祝う人々を愛情深く見つめている。 英語表記。
Artists at Home/Work | Thijs Demeulemeester
アーティストのワークスペースをまとめた一冊。居住スペースと作業部屋、真っ白いアトリエ、個性豊かな椅子やインテリアなどを大判の写真とテキストで紹介。ロバート・デフリエント、クーン・バン・デン・ブルークら16人のアーティストたちの芸術環境を探る。 英語表記。
The World of Charles and Ray Eames | チャールズ・イームズ、レイ・イームズ
2015年にロンドンで開催された展覧会に際して出版された資料集。20世紀を代表するデザイナー、イームズ夫妻の主要な作品とアイデアをまとめたもの。建築、家具、プロダクトデザイン、映画、マルチメディア・インスタレーション、展覧会、アート教育の新しいモデルまで、先駆的なプロジェクトの数々を紹介。 英語表記。
神の宮 出雲大社 増浦行仁写真作品集 | 東京大学出版会
国内外で活躍する写真家、増浦行仁の作品集。2013年に行われた出雲大社の遷宮を写したもの。仮殿遷座祭や遷座祭、祝詞奏上の様子、境内の建造物など、1000年の時を越えて続く古来の祭事の様子を、厳かな空気とともに伝える。