African Textiles Today | Chris Spring
アフリカ大陸のテキスタイル資料集。アフリカのテキスタイルのパターン、素材、生産手段を通し、伝統の過去と現在の意義、写真家や現代アーティストへの影響、そして世界中のアーティストやデザイナーへの影響について考察したもの。 英語表記。
Home Computers: 100 Icons that Defined a Digital Generation
現代普及しているパーソナル・コンピュータの前身である、ホーム・コンピュータの写真資料集。風変わりで個性的な各モデル、パーツや初期のユーザーインターフェースデザイン、文字やロゴの詳細などを収録。また、各デバイスの歴史、開発者や技術革新や影響についても解説している。 英語表記。
Shapes from Out of Nowhere: Ceramics from the Robert A. Ellison Jr. Collection
世界的な陶器収集家、ロバート・エリソンJrのコレクションをまとめたビジュアルブック。2021にNYのメトロポリタン美術館で開催された展示に際して出版されたもの。アクセル・サルト、ケン・プライス、高江洲敏子、キャサリン・チョイら20世紀に半ばに活躍した作家と現代作家計70名の、粘土による抽象表現の変遷を示す作品を紹介。 英語表記。
Woven Identities: Basketry Art of Western North America
アメリカの伝統的な籠細工を紹介する写真資料集。サンタフェ博物館が所蔵する1500点のネイティブアメリカン芸術・文化コレクションから、60の部族が1879年から1930年にかけて製作した精巧なバスケットを収録。 英語表記。
The Bauhaus : A Japanese Perspective and a profile of Hans and Florence Schust Knoll | 井筒昭雄
The Bauhaus/モダニズム建築や後の美術思想・美術教育に多大な影響を与えたバウハウス。1919年、ドイツワイマール郊外に誕生したバウハウスが日本に与えた影響と、米家具メーカー「Knoll」のデザイナー/フローレンス・ノール、そして夫のハンス・ノールに焦点を当てて紹介する。
Herbert Bayer: Visual Communication, Architecture, Painting | ヘルベルト・バイヤー
バウハウスの教官を努め、多彩な作品を残したヘルベルト・バイヤーの作品集。グラフィックデザイン、建築、絵画、写真などをカラーとモノクロ図版、テキストで収録。 英語表記。
怪談 | ヤン・シュヴァンクマイエル、ラフカディオ・ハーン
怪談 /チェコのアーティスト、ヤン・シュヴァンクマイエル挿画による日本の怪談集。「耳なし芳一」、「ろくろ首」、「雪おんな」など小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の怪談話を、和洋折衷なコラージュとともに楽しめる。訳者は平井呈一。
黒魔術の手帖 | 澁澤龍彦
黒魔術の手帖/中世暗黒時代を中心に妖術師や権力者らが繰り広げた黒魔術の数々。カバラ、占星術、タロット、錬金術、サバト、黒ミサ、自然魔法、そして史上名高い幼児殺戮者ジル・ド・レエをめぐる様々なエピソードを紹介した本書は刊行後、世間に強烈なインパクトを与え、三島由紀夫に「殺し屋的ダンディズムの本」と嘆賞された。姉妹編として「秘密結社の手帖」「毒薬の手帖」が出版されている。
The Alphabet of New Plants | Robert Voit
ドイツの写真家、ロバート・ヴォイトの作品集。カール・ブロスフェルトが1928年に発表した『The Alphabet of Plants』をオマージュしたもの。大量生産された造花を「新しい花」と定義し、自然と人工物の区別を曖昧にした遊び心あふれる1冊。 英語表記。
旅の仲間 澁澤龍彦・堀内誠一往復書簡 | 巖谷國士編
奇しくも同じ年に同じ病で亡くなった作家の澁澤龍彦と、グラフィックデザイナーの堀内誠一。二人が交わした89通の往復書簡を、巖谷國士が編纂。旅先での見聞・自宅の書斎からの近況報告など、親密で自由なやりとりに編者が詳細な注釈と解説を付した、人生の旅行記。 表紙にスレ・ヨゴレ有。帯有。小口に僅かなヨゴレ有。本文良好。
『WANDER AROUND vol.01 PIZZA 4P's』 ポップアップイベント
2022年8月6日(土)、7日(日)の2日間、ZINEシリーズ『WANDER AROUND vol.01 PIZZA 4P's』の発売を記念してポップアップイベントを開催します。 『WANDER AROUND』について […]
季刊銀花 第100号 限定特装版 | 望月通陽オリジナル型染布装
日本文化の伝統美を伝える雑誌『季刊銀花』第100号の限定特装版。巻頭には藤井克彦・平岡望見・大野隆司・古川通泰・野村たかあき・吉田正樹・渡辺洋一・山田喜代春・榛葉苔子・宍戸トミ子・鈴木尋士・山室眞二・加藤昌男によるオリジナル木版画13枚を収録。帙は望月通陽のオリジナル型染布装。限定200部発行。
民藝図鑑1 | 柳宗悦
民藝図鑑1/民藝運動の父、柳宗悦監修による民藝図鑑の第1巻。日本各地の優れた民芸品の数々を、焼き物、織物、絵画など幅広く収録するとともに、丁寧な解説をあわせて掲載。装丁は人間国宝、芹沢銈介によるもの。
民藝図鑑2 | 柳宗悦
民藝図鑑2/民藝運動の父、柳宗悦監修による民藝図鑑の第2巻。日本各地の優れた民芸品の数々を、焼き物、織物、絵画など幅広く収録するとともに、「朝鮮の陶磁器」「沖縄の織物」など、丁寧な解説をあわせて掲載。装丁は人間国宝、芹沢銈介によるもの。
民藝図鑑3 | 柳宗悦
民藝運動の父、柳宗悦監修による民藝図鑑の第3巻。沖縄の染物、中国の陶磁器、ヨーロッパの家具、アイヌの木工など国内外の民藝について、図版と解説をあわせて掲載。装丁は人間国宝、芹沢銈介によるもの。
漢聲雑誌 99-100期 剪花娘子庫淑蘭
毎号テーマを変え、中国の文化を深く、かつグラフィカルに紹介する雑誌「漢聲(ハンシェン)」第99-100期。本号は陜西省の切り絵作家・胡秀蘭の作品にフォーカス。大胆さ、神秘性、すぐれた色彩感覚、緻密さなどを兼ね備えた彼女の作品を、全体像からパーツまで徹底的に紹介。 中国語表記。
入子茶器 白練 | 南景製陶園
南景製陶園による宝瓶(持ち手のない急須)と入子碗のセット。宝瓶のなかに大小2つの碗がすっぽりと収まり、好きな場所へ気軽に持ち運ぶことができます。低温でじっくり楽しむお茶におすすめです。こちらの色味は大正時代に急須の土として流行した「白泥」を、南景製陶園がオリジナルで配合で復刻した白練。
河井寛次郎と仕事 | 河井寛次郎記念館
陶芸作家・河井寬次郎の仕事と生涯を紹介する資料集。河井寛次郎記念館が所蔵する陶芸作品、木彫、墨画に加え、作家論やインタビュー、年譜も収録。
The Journey of Things | Magdalene Odundo マグダレン・オドゥンド
ケニヤ生まれのイギリス人陶芸家、マグダレン・オドゥンドの作品集。44点に及ぶ作品に加え、博物館学的に重要な品々や現代作家の作品を幅広く収録。歴史的なものと現代のものとを対で並列的にレイアウトし、有機的な繋がりや流れで内容をより分かりやすく見せるためにセクションを交互に綴じ込んでいる。作者の制作物と共に、バーバラ・ヘップワース、ヘンリー・ムーア、アンリ・ゴーディエ=ブルゼスカ、ルーシー・リー、ジャン・アルプといったアーティストの作品、古代ギリシャや古代エジプトの遺物、アフリカ、アジア、中央アメリカの歴史的な陶器、そしてアフリカ全土から集められた様々な儀式用品も収録。
Mexico Masks Rituals | Phyllis Galembo
ニューヨークを拠点に活動する写真家、フィリス・ガレンボの作品集。メキシコの仮面文化を紹介したもの。人々が身近な素材を用い、幻想的あるいは神話的な人物に変身する様子をポートレートスタイルで記録。個人的、集団的なアイデンティティーを捉えつつ、伝統的な衣装や儀式的な衣装をも印象的に写し出している。 英語表記。
Buffalo: The Style and Fashion of Petri | Ray Petri レイ・ペトリ 作品集
80年代ロンドンのファッションシーンを牽引した伝説のスタイリスト、レイ・ペトリの作品集。ペトリを中心に様々なメンバーが集って活動していたクリエイティブ集団「バッファロー」が手掛けた様々なスタイリング、写真、グラフィック作品を編纂し収録。 英語表記。
手製本を楽しむ | 栃折久美子
手製本を楽しむ/手製本の技術や工程を紹介した入門書。「糸の選び方」「背とじ紐の始末」「箔押しの修正」など、手製本をつくるための材料から方法までをわかりやすく丁寧に紹介するほか、美しい装丁の書籍を写真とともに紹介。
Cook the Mountain: The Nature Around You | ノルベルト・ニーダーコフラー
南チロルの文化と料理に精通し、ミシュランで唯一、完全な郷土料理を提供する3ツ星レストランシェフ、ノルベルト・ニーダーコフラーの大判ビジュアルブック。2冊組の第1巻では、手つかずの風景と息をのむような料理の写真、共に働く人々や生産者たちの印象的なポートレートを収録。第2巻では、レシピ80品を、彼のサステナビリティの精神を反映し、四季ごとに分けて紹介。 英語表記。
On The Necessity of Gardening: An ABC of Art, Botany and Cultivation | Laurie Cluitmans Ed.
庭の文化的・歴史的、哲学的、社会的意義の発展について行っている長期的な研究を書籍化したビジュアルブック。オランダ・ユトレヒトで開催された展示に際して出版されたもの。ボタノマニアやキャピタロセン、ゲリラ・ガーデニング、クィア・エコロジー、禅の庭などのコンセプトを通し、社会のメタファーとしての庭についてさまざまなエッセイと図版を通して考察している。 英語表記。
流行通信 No.207 1981年4月号 | 横尾忠則アートディレクション
流行通信 No.207 1981年4月号。カバーストーリーは加藤郁乎、吉増剛造、矢川澄子による「流行通信三吟」。スペシャルストーリーはモデルの後頭部のみを撮影した「HEADED」。アートディレクションは横尾忠則、デザインは湯村輝彦、養父正一。
選書企画 第二回「妖怪、あるいは神様」
2022年7月30日(土)、31日(日)の2日間、店舗限定の選書企画「妖怪、あるいは神様」を開催します。 展⽰販売形式の選書企画、第二回目のテーマは「妖怪、あるいは神様」。 2019年に松陰神社前の旧店舗で開催し好評を博 […]
Hilma af Klint: The Secret Paintings | ヒルマ・アフ・クリント 画集
抽象芸術の先駆者とも言われるスウェーデンの画家、ヒルマ・アフ・クリントの作品集。巨大なキャンバスに描かれた作品から小さな水彩画まで125点を収録するほか、ノートに描かれたものなど、当時初公開を含めた作品の数々を収録。
赤の書 The Red Book | C・G・ユング
20世紀の心理学に大きな足跡を残したC・G・ユングの著作。ユングが16年余にわたって書き綴り、死後、半世紀ものあいだ非公開のまま眠っていた日記を書籍化したもの。美しいカリグラフィーによる文面、強烈なヴィジョンの体験を極彩色の緻密な構成で描きだした134点もの絵画を収録。
Interaction of Albers | ヨゼフ・アルバース
スイス人写真家、ハンス・G・コンラッドの作品集。様々な学校で教鞭をとった、教育者としてのヨゼフ・アルバースを知ることができる1冊。講義の様子から生徒たちとの交流まで、幅広い場面を捉えた400枚を超える記録写真を掲載。アートやデザインの基礎を教えるアルバースの姿が生き生きと映し出される。
Batia Suter: Hexamiles
オランダを拠点に活動するアーティスト、バティア・スーターの写真作品集。スイスのモーヴォワッサンダムで開催された展示に際して刊行されたもの。拡大コピーされ、合成された荒涼とした風景と古い印刷物の図版を混在させ、その組み合わせが一種の冒険譚のような物語性を与えてくれる。本のタイトルは、ホメロスの『オデュッセイア』で使われている詩形「ヘキサメートル」に由来。 英語表記。
Palazzo Abatellis Palermo | Cloe Piccoli
イタリア・シチリア州立美術館を被写体とした写真資料集。第二次世界大戦で破壊された宮殿を、カルロ・スカルパと地元住人が美術館として再建したシチリア州立美術館。建築物の細部、展示物、芸術作品の佇まいが無人の状態で美しく記録されている。 イタリア語表記。
アイヌ藝術 服装篇 | 金田一京助、杉山寿栄男
アイヌの伝統工芸を紐解く資料集。衣服と装飾品に焦点を当てたもの。巻頭にはカラーとモノクロの写真資料を掲載し、本文では素材別のアットゥシからマタンプㇱ(鉢巻)、脚絆、玉飾、お守りなどをモノクロ図版とともに解説。北海道のみならず、樺太や千島アイヌの衣服にも言及している。
日本の木地玩具 | 菅野新一、薗部澄
木地屋が木材をろくろにかけて作る木地玩具の資料集。独楽、達磨、福の神など、表情豊かな玩具の数々を日本各地域に分けてカラーとモノクロで掲載するほか、「小田原の木工玩具」「産地と工人 木地玩具を探す旅」などのテキストをあわせて収録。
Tibet Style | Hippolyte Romain
チベットに暮らす遊牧民たちの衣服に焦点を当てた写真集。毛皮のコート、豪華なビーズのネックレス、幾何学模様の色鮮やかな布、半貴石をちりばめた銀の宝石、絹織物などの衣装や装飾品、そしてそれらを自由に組み合わせたコーディネートを通し、伝統的なチベット文化の概念に新たな次元を紹介している。 英語表記。
The Design Heritage of Noren: Signs and Symbols in Japan | 増田正
グラフィックデザイナー、増田正による写真集。日本全国津々浦々の暖簾を集めたもの。10年間に渡り、著者自らの足で撮り続けてきた豊かで多彩な暖簾の数々を紹介。山本太郎、早川良雄、谷峯蔵、浜口隆一による寄稿も併せて収録。 日本語、英語表記。
建築と植物 | 五十嵐太郎
古くから、建築は石や土、木材などの自然素材と密接な関係にあった。この相互の影響関係を、歴史的、文化史的にたどり直して考察しながら、新たな建築的な視点や方法を探り出していく。 カバーに少スレ、少汚れあり。本文の状態は並。
New Nordic Gardens: Scandinavian Landscape Design | Annika Zetterman
スカンジナビア地域の美しい庭園を紹介した資料集。広大で美しい自然と、人々がそれを生活に取り入れるライフスタイルにより、洗練された庭園やランドスケープを生み出している北欧。スタイルや雰囲気によってテーマ別にわけられた実例を豊富な写真とテキストで掲載。英語表記。ペーパーバック版。
ナンセンスの機械 | ブルーノ・ムナーリ
イタリアを代表するアーティストでありデザイナー、ブルーノ・ムナーリの作品集。「目覚時計をおとなしくさせる機械」「蝶の羽ばたきを利用した扇風機」「疲れた亀のためにトカゲを使ったモーター」など、遊び心に満ちた発明の数々をイラストレーションととも収録。翻訳は窪田富男によるもの。
ピーター・ブラッティンガ作品集 | ジュヌヴェイヴ・ワルトマン
オランダを代表するグラフィック・デザイナーで、第二次世界大戦後のグラフィックデザイン発展に尽力したピーター・ブラッティンガの作品集。初期作品から、展示会のために制作されたポスター、タイポグラフィにいたるまで、幅広いプロジェクトをカテゴリーごとに紹介。オランダ語・英語表記。
Taking Joy Seriously | Camille Walala
ロンドンを拠点に活動するデザイナー・アーティスト、カミーユ・ワララの作品集。世界中で大規模なインスタレーションを行ってきたワララの過去10年間の活動をまとめたもの。大胆な色彩、遊び心のある形、幾何学模様を駆使したプロジェクトを図版とともに紹介する。 英語表記。
Between Worlds: The Art of Bill Traylor | ビル・トレイラー 画集
独学で制作を始め、高く評価されている米国のアーティスト、ビル・トレイラーの資料集。アラバマの農園で奴隷として生まれ、人種、田舎と都会、古いものと新しいもの、そして南北戦争などに翻弄されつつ、アフリカン・アメリカン・カルチャーを描き続けたトレイラー。本書ではその人生と作品を紹介している。 英語表記。
The Office | Steven Ahlgren スティーヴン・アールグレン
米国の写真家、スティーヴン・アールグレンの作品集。無線LANやiPhoneが登場する前のオフィス空間を撮影したもの。書類の山、ブラウン管のコンピューターモニター、ケーブルの束など、ノスタルジックな仕事場の風景を風刺を効かせつつ優しい眼差しで捉えている。 英語表記。