Barbara Rae: Arctic Sketchbooks | バーバラ・レイ
スコッランドの画家、バーバラ・レイの作品集。2015年から2017年にかけて3度に渡り旅した北極圏で描かれたスケッチ作品をまとめたもの。流氷、荒涼とした地、ホッキョクグマ、オーロラなど色彩豊かな水彩画を収録。 英語表記。
ウェス・アンダーソンの世界 グランド・ブダペスト・ホテル | DU BOOKS
ウェス・アンダーソンが監督を努めた映画『グランド・ブダペスト・ホテル』の舞台裏を紹介するビジュアルブック。映画の大道具・小道具、衣裳などの図版とともに、構想時の裏話、映画制作に関する個人的な逸話、インスピレーション元などを収録。アンダーソン監督の比類なき美学の精神をとらえた、芸術的かつ遊び心あふれるデザインを紐解く1冊。
ゲルハルト・リヒター PATH | ワコウ・ワークス・オブ・アート
2019年にワコウ・ワークス・オブ・アートで開催された展示の図録。ドイツを代表する現代アーティスト、ゲルハルト・リヒターの『PATH』シリーズを掲載。マッジョーレ湖の湖畔にある森の小径を撮影し、すべて同じ風景写真に1点ずつ異なるスクラッチ痕を施した作品図版25点、日本未公開のアーティストプルーフ7点を収録。
Who Snatched the Babies? | 奈良美智
2003年にパリのcneaiで開催された奈良美智展のアーカイブ。メモの切れ端や振込用紙の封筒に描かれたスケッチ、絵画作品の図版を収録。 フランス語表記。
ある日 | コウノジュンイチ
写真家、コウノジュンイチの作品集。2004年から2011にかけて日本で撮影された、過ぎ去った「ある日」の記憶。誰もいないホーム、参拝する人、蕎麦屋に置かれたフィギュア、どこかに忘れた、誰かの「あの日」である風景が収められている。
Unicorn | Bela Borsodi ベラ・ボルソディ
オーストリア出身の写真家、ベラ・ボルソディの作品集。一見しただけでは抽象的な静物写真に見えるものの、よく見ると言葉や言葉の一部を表現している(たとえば表紙はU+knee+corn=Unicorn)。正確に配置されたオブジェ、言葉の足し算、引き算を表している文字をヒントにして、魅力的なコンポジションを解くユニークな1冊。
フランソワ・ルーアン展 | セゾン美術館
1997年にセゾン美術館で開催された展示のカタログ。フランス出身の画家、フランソワ・ルーアンの初期の作品から1997年の作品までを紹介。シンプルなコラージュ、「編み込み(trssage)」の手法を用いた作品などカラーの図版、テキストを収録。
ディスカバー、ディスカバー・ジャパン「遠く」へ行きたい | 東京ステーションギャラリー
2014年に東京ステーションギャラリーで開催された同名展示の図録。1970年から国鉄が大々的に展開したキャンペーン「ディスカバリー・ジャパン」。グラフィカルで斬新なデザインの当時のポスターや、様々な資料を掲載。
Pride of Yokosuka スカジャン展 | 横須賀美術館
2022年に横須賀美術館で開催された展覧会の図録。戦後、在日米兵向けのおみやげ・記念品として、和装由来の鷲、虎、龍などの豪華な刺繍を施したジャケット「スカジャン」。テーラー東洋の貴重なヴィンテージ・コレクションを中心に紹介しつつ、米軍基地周辺で展開した「基地文化」にも触れる。
100 Posters 2019-2020 | Cihan Tamiti
ドイツのグラフィックデザイナー、チハン・タムティによるポスター作品集。チハンはインスタグラムをグラフィックデザインのジムと称し、実験的なタイポグラフィと複雑な構図、自由で制約のないデザインを数多く手がけ発表してきた。本書は2019年から2020年にかけて作られたポスターの中から厳選した100点をまとめたもの。 英語表記。
Arche Sowa | ミヒャエル・ゾーヴァ
ドイツ出身の画家、イラストレーターのミヒャエル・ゾーヴァの作品集。日常的でありながら深遠、滑稽でありながら神秘的な作風で描かれた世界を描く。オールカラー55点の作品図版を収録。
Beer: A Genuine Collection of Cans | Dan Becker、Lance Wilson
世界各国から集められたビール缶のデザイン資料集。1900年代前半から後半にかけてのビール缶をブランド別にアルファベット順で紹介。バドワイザーやアサヒビール、LUCKY LAGER、代表的なものから無名のものまで収録。 英語表記。
The ABC’s of Triangle, Square, Circle: The Bauhaus and Design Theory
バウハウスの理念や哲学を解説したエッセイ集。デザインやタイポグラフィなど、バウハウスにおける基礎的な理論を豊富な図版とテキストで紹介する。英語表記。
Philippe Apeloig: Inside the Word | フィリップ・アペロワ
フランス出身のグラフィックデザイナー、フィリップ・アペロワの作品集。1987年から01年にかけてアペロワが手掛けたポスター、タイポグラフィ、ルーヴル美術館のプログラムなど豊富な図版と解説を収録。
Memphis: Objects, Furniture and Patterns | メンフィス
イタリアのミラノで結成されたデザイン集団「メンフィス」によるオブジェや家具をまとめたもの。ビビットな配色のテーブル、チェア、花器、ランプ、食器、ガラス製品などを収録。メンフィスが与えたモダンデザインへの影響を読み解く。 英語表記。
The Gourmand Issue 0
ロンドン発のフードカルチャー誌「The Gourmand」第0号。料理界のみならず、写真家や美術家たちのインタビューやビジュアル表現を取り入れた異色の雑誌。本号では、ミュージシャンのラフ・ランデルとジョー・ゴダードがロケーションを変えながら、カクテルやハンバーガー片手に語られる特集や、写真家のSat Bulsaraによる写真作品など、多岐に渡る分野と食について特集されている。 英語表記。
The Gourmand Issue 3
ロンドン発のフードカルチャー誌「The Gourmand」第3号。料理界のみならず、写真家や美術家たちのインタビューやビジュアル表現を取り入れた異色の雑誌。本号ではミルトン・グレイザーのアンダーグラウンド・グルメ、クラシックなイタリアの建築様式へのオマージュ、コンセプチュアル・アートのパイオニアであるジョン・バルデッサリが抱く食への関心などを特集。英語表記。
The Gourmand Issue 7
ロンドン発のフードカルチャー誌「The Gourmand」第7号。料理界のみならず、写真家や美術家たちのインタビューやビジュアル表現を取り入れた異色の雑誌。本号では、減量プログラム「ウェイトウォッチャーズの略史」や「アレクサンドル・デュマと食」、「五味(甘味、塩味、苦味、酸味、旨味)の考察」など、多岐に渡る分野と食について特集されている。 英語表記。
The Monocle Guide to Drinking and Dining | モノクル
英国のビジネス、ライフスタイル情報誌「MONOCLE(モノクル)」から派生したコンセプトブック。世界各地のレストランや、市場、生産者などを紹介。洗練された料理人の技術や、食材の調達、優れたキッチン道具など、素晴らしい食事を作るために必要な要素などについても解説。巻末にはモノクルチームが開発したレシピも掲載。英語表記。
Museum De Lakenhal: A Portrait Happel Cornelisse Verhoeven Architecten
オランダのラーケンハル市立博物館の建築資料集。創立から380年を経てリニューアルオープンして以来、先鋭的で綿密なアプローチと、現代の美術館体験のあり方を見据えたビジョンから、ランドマークプロジェクトとして高く評価されているラーケンハル市立博物館。オランダの建築事務所ハッペル・コーネリス・ヴァーホーフェン・アーキテクツと、国際的に有名な修復スペシャリスト、ジュリアン・ハラップ・アーキテクツが共同で手がけた未来志向の博物館を美しい写真とともに紹介。 英語表記。
モードとインテリアの20世紀展 ポワレからシャネル、サンローランまで | 汐留ミュージアム
2016年に汐留ミュージアムで開催された展示の図録。1900年初頭から1960年代までのモードの流れを紹介。ポワレ、シャネル、ディオール、バレンシアガ、エルメスなど、ファッションとインテリアが目まぐるしく変化した時代の変遷を辿る。
Amish: The Art of the Quilt | Knopf
聖書の教えに忠実に従い、自給自足の生活を送るキリスト教者共同体・アーミッシュがつくるキルトの写真資料集。ダイアモンドインザスクエア、ナインパッチ、ローンスターなど、あらゆるパターンの図版、解説を収録。 英語表記。
madori | 本多康司
日本の写真家、本多康司による作品集。自然光の中にある建物や自然の風景など、カラー図版で多数収録。身近な景色に宿るぬくもりを写し出し、眺めていて大切な記憶が紡がれるような気持ちになる一冊。
Cape Light | Joel Meyerowitz ジョエル・マイヤーウィッツ写真集
米国を代表する写真家で、ニュー・カラー派のひとり/ジョエル・マイヤーウィッツの作品集。カラー写真の普及に多大な影響を与えたといわれる繊細な色彩表現が存分に発揮された、マイヤーウィッツの代表作。アメリカ・マサチューセッツ州ケープコッドの穏やかな空気を映したランドスケープ作品を多数収録。ハードカバー版。 英語表記。
Gerhard Richter: Editions 1965-2004, Catalogue Raisonne | ゲルハルト・リヒター
世界的に活躍している画家、ゲルハルト・リヒターのカタログ・レゾネ。リヒターの元アシスタントである美術史家フーベルトゥス・ビュティンが、長年にわたる徹底的なリサーチによって編纂したもので、1965年から2004年の間にリヒターが制作したグラフィック・エディション、写真エディション、画集、マルチプル作品、油彩エディションのすべてを記録している。 英語表記。
骨から見る生物の進化 | J・ド・パナフィユー
パリ国立自然史博物館に所蔵されている脊椎動物の骨格標本を記録した写真集。数十億年の進化の痕跡が刻まれた骨の造形美を、シンプルかつエレガント、そして神秘的にアーカイブしている。 日本語普及版。
Kimiyo Mishima 三島喜美代 | ART FACTORY 城南島
2015年にART FACTORY 城南島で開催された展覧会のカタログ。現代美術家、三島喜美代が手がけた1960年代の作品を中心に紹介。世の中に溢れ返る「情報」をテーマとしていたコラージュ作品、2010年代のセラミックで制作された立体作品などを収録。
辰野登恵子アトリエ | せりか書房
画家、版画家の辰野登恵子の下井草のアトリエを撮影した写真資料集。パレットや絵の具、筆、使い込まれたパステルやチョーク、テディベア、デスクや洗面台、書棚ほか、作品とともに辰野登恵子が遺した言葉が綴られている。
Art Center Ongoing 2008-2018 現在進行形の10年間
東京・吉祥寺にある『Art Center Ongoing』の10年間の記録をまとめた一冊。オープンから10周年を記念して、クラウドファンディングによって制作。2008年から2018年までのギャラリーの活動の記録、エッセイ、描き下ろしの漫画などを収録。
Eyes as Big as Plates 2 | Karoline Hjorth、Riitta Ikonen
フィンランドとノルウェーのアーティストデュオ、カロライン・ヒョルトとリィッタ・イコネンの作品集。人間と自然の関係について探求するアートプロジェクト「Eyes as Big as Plates」の書籍化第2段。世界中を旅し、周囲の環境から収集した多様な自然素材(植物、動物、菌類)に包まれた人々のポートレートを収録している。また、制作過程の写真や被写体となった人々の人生なども掲載。 英語表記。
カリグラフィーとレタリング | 矢島周一
大正から昭和にかけて活躍した書体デザイナー・矢島周一が、カリグラフィーとレタリングについてまとめた指南書。アルファベットの変換過程、レタリングとスペーシング、幾何学的書法、カタカナ、ひらがな、漢字編ほか、作例、集字、骨格図など豊富な図版、解説を収録。
加藤久仁生展 | 伊丹市立美術館 ほか
2011年から2012年に開催された巡回展の図録。アニメーション作家、加藤久仁生のアカデミー賞受賞作品「つみきのいえ」をはじめとした作品を紹介。アイデア、スケッチ、絵コンテ、制作過程などの図版、解説を収録。
ディズニーアート展 | 東京都現代美術館
2006年に東京都現代美術館で開催された展示の図録。初期のディズニーアニメーションアートを紹介。映画の制作過程で使用された背景、コンセプトアート、スケッチ、原画などの豊富な図版と解説を収録。『眠れる森の美女』『白雪姫』『ピノキオ』『不思議の国のアリス』『わんわん物語』などのオリジナル画が集結した展示の貴重な資料がおさめられた一冊。
中川一政 装釘 限定500部 | 中央公論美術出版
大正から平成まで活躍した画家、中川一政の作品集。油彩、水墨画、版画、陶芸、書など多彩な創作活動のなかから、装丁仕事に焦点を当てたもの。多くの文人に愛された、素朴で人間味のあるデザインをカラーとモノクロの図版で紹介。
PATER 1994 | ペーター佐藤
ミスタードーナツのパッケージイラストやファッション誌のイラストなどで活躍したイラストレーター、ペーター佐藤の遺作となった作品集。亡くなる直前まで病床で制作し続けたペーター佐藤による、あたたかみのある色彩のちぎり絵やコラージュ作品を収録。装丁は新谷雅弘。巻末に原田治のテキストを収録。
Trees | Bruce Albert、Emanuele Coccia、Stefano Mancuso
2019年から2020年にかけてカルティエ財団が開催した展示に際して出版されたアートブック。思いがけない能力を持ちながらも、今日広く脅威にさらされている樹木に焦点を当てた意欲的なもの。約500点の画像と豊富な科学的・批評的テキストを用いて、展示作品のすべてを紹介。画家、写真家、建築家、彫刻家、哲学者、植物学者、気候学の専門家らの作品を組み合わせ、樹木の美しさ、独創性、生物学的な豊かさを表現している。 英語表記。
ハルとミナ | 濱田英明
写真家、濱田英明の作品集。濱田英明の2人の子どもたちの、「何でもない日々を生きる、ありのままの彼らの姿」を写した一冊。電車から見える外の風景に夢中な姿、夏のビニールプール、ランドセルから取り出した宿題、草原を走る姿、寄り添う兄弟の背中。誰もがもつ子どもの頃の記憶や思い出、経験を呼び起こされる、そんな一瞬一瞬が収められている。
豊嶋康子作品集 1989-2022 | 東京都現代美術館
2023年から2024年にかけて東京都現代美術館で開催された展示会の際に発行されたもの。現代アーテイスト、豊嶋康子の1989年から2022年までの作品を紹介。文房具やオセロ、そろばんなど日用品を用いた作品、インスタレーションなど450点の作品図版、解説を収録。
He Xiangyu 何翔宇 | Distanz
中国出身のコンセプチュアル・アーティスト、何翔宇(ヘ・シャンユ)の作品集。抜歯した2本の親知らずを仏塔と組み合わせた作品『Wisdom Tower』ほか、あらゆる作品を紹介する。絵画、立体作品、映像作品、インスタレーション、対談、エッセイなどを収録。 中国語、英語表記。
Wijnanda Deroo: Behind The Walls
300万点を超える所蔵作品を有するロシアのサンクトペテルブルクにあるエルミタール美術館を写真家のワイナンダ・デローが撮影。普段では見られない展示室の壁の向こう側にある収蔵庫や研究室など、膨大な数の品々を美しい建築の写真とともに収録。 英語表記。
麻生三郎アトリエ | 著者名
近代洋画を代表する画家、麻生三郎のアトリエを記録した一冊。画材、教え子や知人たちが持ち寄った品々、壁や床についた絵の具、アトリエに遺されたエメフェラ、本棚などを撮影した写真とともに解説を収録。画家にとっての「アトリエ」を考察する。
孤愁の詩人画家 蕗谷虹児 | 町田市民文学館
2011年に町田市民文学館 ことばらんどで開催された展覧会の図録。昭和期に挿絵画家、詩人として活動した蕗谷虹児の作品とともにその歩みを紹介。詩画集、雑誌、絵本などの図版、テキストを収録。詩情あふれる作品世界、愁いを湛えた詩句が綴られる。
Reality Sandwiches: Fotografien | Allen Ginsberg アレン・ギンズバーグ
アメリカの詩人、アレン・ギンズバーグの友人や作家仲間、その土地の風景などを収めた写真集。リチャード・アヴェドン、ウィリアム・バロウズ、フランチェスコ・クレメンテなどらの写真とともに手書きのテキストも収録。 ドイツ語表記。
ジョージア・オキーフ 人生と作品 | 河出書房新社
アメリカン・モダニズムを代表する画家、ジョージア・オキーフの人生と作品をまとめたもの。オキーフの代表的な作品のモチーフである花や動物の骨、都市など、カテゴライズし図版とともに詳細な解説を収録。