Geoffrey Bawa: The Complete Works | ジェフリー・バワ
スリランカを代表する建築家、ジェフリー・バワの作品集。熱帯建築の第一人者で、その土地の自然や風土、カルチャーを空間に取り入れた開放的な建築物などを手がけた氏の、初期から晩年までの作品を収めたコンプリートワークス。英語表記。
Alvaro Siza: In/Discipline | アルヴァロ・シザ
ポルトガル出身の近代建築家を代表する一人、アルヴァロ・シザの作品集。60年以上におよぶアルヴァロ・シザの建築作品や未建築のプロジェクトを紹介。レサのスイミングプール、マルコ・デ・カナヴェーデスの教会、韓国のミメシス・アートミュージアムなどの、図版、テキストを収録。 英語表記。
The Cook’s Atelier | Marjorie Taylor、Kendall Smith Franchini
フランスのブルゴーニュ地方にある料理学校、The Cook's Atelierによるレシピブック。伝統的なフランス料理のレシピ、フランスの村での暮らしの風景を美しい写真とともに紹介する。クロック・マダム、鴨胸肉のソテー、マドレーヌ、タルトタタン、など100以上のレシピを収録。 英語表記。
美しい木の椅子展 | 長野県信濃美術館
2008年に長野県信濃美術館で開催された展示の図録。木を素材に用いたあらゆるデザインの椅子を紹介する。世界の著名デザイナーによる椅子、長野県にまつわる名作の椅子の数々など、イラストや写真による図版、解説を収録。
Another Room もうひとつの部屋 | 海野弘
評論家・海野弘がヨーロッパのトイレの歴史を紹介。1988年にINAXより刊行された『ヨーロッパ・トイレ博物誌』から抜粋・再編集されたもの。古代から現代にいたるまでのヨーロッパのトイレについて、図版を交え詳細に解説している。装丁は松田行正によるもの。
ミネラリウム・インデックス | 米澤敬
月の石、雲の石、雪の石など「鉱物」をタイトルにした9編を収めたエッセイ集。鉱物をめぐる100余りのテーマをリストアップし、鉱物的断片性を生かしながら書きすすめられた、81のエピソードを収録。本文はすべて活版で組まれ、手触りまで楽しめる造本。
Xerophile: Cactus Photographs from Expeditions of the Obsessed Revised Edition | Cactus Store
愛好家たちが撮影した、サボテン数百種を記録した写真集。ナミビアの砂漠に何千年も生息するもの、ボリビアの雪山に生息するもの、ガラパゴス諸島の純溶岩地帯で成長するものなど、人里離れた生息地での驚くべきサボテンたちの写真と解説を収録。改訂版。 英語表記。
疾駆 chic 第2号 博多・福岡/太宰府 | YKG Publishing
人々や地域に着目し、取材を通して日々の暮らしに新たな視点を提案する生活文化誌「疾駆 / chic」。第2号は「福岡/太宰府」特集。古くから外国との交流で栄えた「博多・福岡」、かつて日本の政治・経済を担っていた「太宰府」、文化の拠点となっていた各地の現在をあらゆる視点から探る。 連載は蓮沼執太、花代、萩原俊矢他。装丁は田中義久。
疾駆 chic 第4号 熊野 | YKG publishing
人々や地域に着目し、取材を通して日々の暮らしに新たな視点を提案する生活文化誌「疾駆/chic」。第4号は「熊野」特集。熊野古道やその地に点在する霊場が世界遺産に登録され、日本の「聖地」として注目を集めている熊野。歴史研究家、修験者、医師、酢の醸造職人、熊野を拠点に活動をするギタリストなどなどの語りを通して熊野の魅力を明らかにする。また連載「アーティストの皿 川内倫子」「横組み用書体をつくってみる 鳥海修」なども掲載。
田中敦子 カタログ・レゾネ | Galleria Col
戦後の美術史において重要な位置を占める前衛的な美術集団「具体美術協会」の主要メンバーである田中敦子のカタログ・レゾネ。1957年の初期の絵画作品から晩年の作品に至るまで、見開きに作品とタイトルがひとつずつ掲載されており、シンプルな構成が美しい一冊。
石屋さん Stone Dealer | 桑原真理子
アーティスト・桑原真理子と、8人の石屋さんとの対話を収めた一冊。1960年代から80年代にかけて、庭石として使われる「三波石」という青石を売っていた鬼石町の8人の石屋さん。青石の文化的価値を見出す彼らと桑原さんとの対話を収録することで、鬼石町で暮らす人々の生き様に触れることができる一冊。デザインは若林亜希子によるもの。
市村柚芽個展「窓辺の肖像」
2024年5月18日(土)~27日(月)の期間、画家・市村柚芽さんの個展「窓辺の肖像」を開催します。 市村さんの絵は、いつも小説を読むかのごとく、見るたびに新しい物語を見つけることができます。その絵はまるで時間を超越して […]
Poster Town: Contemporary Poster Design from Lucerne | Spector Books
ポスターの街と称されるスイスの都市、ルツェルンのポスターシーンに注目したアートワーク集。小さな都市でありながらも近年洗練されたポスターで多くの賞を受賞し、世界中で知られるようになったルツェルン。なぜこれほどまでにデザイン性の高いポスターを制作できるのか、豊富な資料とテキストで検証している。 英語、ドイツ語表記。
100 Best Posters 21 | Verlag Kettler
ドイツ、オーストリア、スイスの革新的なポスターデザインをまとめたポスター作品集。グラフィック、タイポグラフィ、写真などあらゆる方法を用いて創造されたポスターを700ページを超える大ボリュームで紹介。 英語表記。
Ilya Kabakov: The Man Who Never Threw Anything Away | イリヤ・カバコフ
旧ソ連(現ウクライナ)出身で、妻エミリアとのコラボレーションでも知られるロシア前衛芸術家、イリヤ・カバコフの作品集。絵本の挿絵画家から監視下での非公式な芸術活動、そして国際的な評価を得るまで、絵画やドローイング、アルバム、スケッチ、インスタレーションなど、290点の図版とともに作家自身による解説も収録。 英語表記。
The Neubad Plakat | Slanted
「ポスターの街」と称されるスイスの都市、ルツェルンにあるノイバッドカルチュラルセンターのポスターを集めたアートワーク集。先進的なイラストレーションと実験的なタイポグラフィによるミニマルでモノクロのポスターを多数掲載。 英語、ドイツ語表記。
Palette Mini Series no.4: Neon | Victionary
アーティストやデザイナーのための「色」をテーマとした参考書シリーズ第4巻。本書は「蛍光色」を巧みに使ったプロジェクトに焦点を当てており、スポットカラーや蓄光インク、興味深い印刷技術による様々なクリエイティブの手法が収録されている。 英語表記。
From Switzerland | Jon Dowling、Celine Leterme
イギリスの出版社、Counter-Printが様々な国のデザインやクリエイティブを紹介するシリーズ本のスイス版。スイスを拠点とする17のデザイン会社が手がけたグラフィックやポスターなどを豊富な図版資料で紹介。 英語表記。
No Big Deal | 佐藤豊
グラフィックデザイナー、佐藤豊によるZINE。2011年から2022年までに手がけたグラフィックやスケッチ、写真などの作品をコラージュのように配置して掲載。10部限定刊行。作家自身による直筆サインあり。
日本の文様 風月 4 | 淡交社
吉田光邦、木村重信、八木一夫、田中一光ら編纂による、日本の風土をモチーフにした文様集第4巻。「太陽」「月」「雲」「波」ほか、風月をとらえたデザイン、文様を種類別にカテゴライズし紹介。着物や漆工などに用いられた文様の図版を収録。
Untitled Specimen Book | Klim Type Foundry
ニュージーランドのタイプファウンドリー『Klim Type Foundry』の書体見本。「Untitled Sans」「Untitled Serif」の書体見本、タイプデザイナーのクリス・サワーズビーとクリエイティブディレクターのディーン・プールによるインタビューを収録。 英語表記。
ザ・キムラカメラ | 木村恒久
グラフィックデザイナー、木村恒久の作品集。奇抜なモチーフで独自のフォトモンタージュの世界を追求し続けた木村恒久が手作業で合成した、現代の風刺的なものを感じさせるアートワーク150点を収録。
Gabriel Orozco: An Island Is A Circle | ガブリエル・オロスコ
メキシコを拠点に活動するアーティスト、ガブリエル・オロスコの作品集。絵画やドローイング、そしてバリのアーティストと共に制作された石灰岩の彫刻作品を紹介したもの。オロスコがバリに滞在しながら制作し、その過程を収めた写真も多数収録している。 英語表記。
白髪一雄 Kazuo Shiraga: A Retrospective | 東京オペラシティ
2020年に東京オペラシティで開催された展示の図録。昭和の前衛美術を牽引した芸術家集団・具体美術協会のひとりでもあった画家、白髪一雄の作品を紹介。油彩、水彩、フットペインティング、アーカイブフォトや未紹介ドローイングなどの作品や、解説を収録。
Georges Rousse, 1981-2000 | ジョルジュ・ルース
フランスのアーティスト、ジョルジュ・ルースの作品集。廃墟空間の天井や壁に遠近法を巧妙に利用した絵を描き、それを写真に撮ることで立ち現れる作品を収録。 スペイン語・英語表記。
中村宏画集 望遠鏡からの告示 | 現代思潮社
日本の画家、中村宏の画集。1955年から67年における作品を自選して収録するほか、「呪わるべし超現実主義」「魂は独裁する」「土地と魂と地平線」などのエッセイをあわせて収録。序文「常に遠のいていく風景-中村宏のために-」は澁澤龍彦によるもの。
トゥールーズ=ロートレック展 | 三菱一号美術館
2010年に三菱一号美術館で開催された展示の図録。後期印象派画家、トゥールーズ=ロートレックが19世紀後半の華やかなパリの姿を描いた作品群を紹介。油彩、ドローイング、リトグラフなどの180以上の作品図版、日本美術との接点、解説などを収録。
日本字デザイン | 佐藤敬之輔
日本語のタイポグラフィを広範に扱った解説書。レタリングの基礎から漢字の歴史、漢字の構成、書体、そしてひらがな、カタカナ、活字に至るまで、あらゆる日本語書体のデザインを佐藤敬之輔が解説する。
佐藤晃一のYES EYE SEE 1982-1983 | 財団法人DNP文化振興財団
グラフィックデザイナー、佐藤晃一の連載エッセイ『YES EYE SEE』をまとめたもの。1982年から1993年にかけて雑誌「ミュージック・マガジン」で連載された24篇のエッセイを図版を収録。
岡本一宣のピュア・グラフィック | 美術出版社
アートディレクター、グラフィックデザイナーとして活動する岡本一宣と、岡本一宣事務所の手がけた作品を集めたデザイン資料集。イラストレーションや地図、チャート、グラフなど全870点を収録。グラフィック・マテリアルへの思い、制作秘話を語る岡本一宣のインタビューを掲載。
宇野亞喜良クロニクル | グラフィック社
グラフィックデザイナーでありイラストレーター、宇野亞喜良の作品集。60年以上のキャリアにおける膨大な作品の中から、宇野氏が手がけてきたイラストレーション作品やポスターなどを年代ごとに紹介。和田誠や横尾忠則、江國香織らによる寄稿文も掲載。
Hand Tools | フィリップ・ワイズベッカー
フランスのアーティスト、フィリップ・ワイズベッカーのドローイング集。2002年に4ヵ月間京都に滞在した際に、日本の職人の道具類に魅せられて描いた包丁や金づち、刷毛などのドローイングを収録したもの。まるでワイズベッカーのノートそのものを再現したような一冊となっている。
Antonio Lopez: Chronicle of an Era to 1980s | アントニオ・ロペス
1994年に小田急美術館で開催されたアントニオ・ロペス展の図録。1960年代から1980年代にかけてVogueやElleなどの雑誌や広告のファッションイラストレーターとして活躍したアントニオ・ロペスによる、多彩な表現技法で描かれたイラストレーション作品を多数収録。デザイナーの高田賢三によるテキストも収録。
5月の店舗営業日
2024年5月の店舗営業日をお知らせいたします。 店舗ではただいま民藝ブックフェアを開催しております。世田谷美術館「民藝 MINGEI -美は暮らしのなかにある」 と、三軒茶屋・生活工房「アウト・オブ・民藝「民」から芋づ […]
李朝の民画 上下巻揃 | 講談社
18世紀から19世紀の朝鮮・李朝期に描かれた民画をまとめた大判資料集。花鳥画、狩猟図、そして李朝民画の代表とされる生活画など、オールカラーの図版490点と解説を収録。編集顧問は李禹煥、水尾比呂志、趙子庸、序文は谷川徹三、磯崎新、装丁は亀倉雄策によるもの。
100 Chairs in 100 Days and its 100 Ways | Martino Gamper マルティノ・ガンパー
イタリアのデザイナー、マルティノ・ガンパーによる100日で100脚の椅子を制作するプロジェクト「100 Chairs in 100 Days and its 100 Ways」の作品集。使い古され、寄付された椅子を使用して手がけた椅子を、1ページに1脚掲載。複数の椅子を組み合わせ、ユニークな名前が付けられた作品が並ぶ。49頁から52頁は、展示のインビテーションを兼ねていたという1枚の用紙が挟み込まれている仕様。
中銀カプセルタワービル 最後の記録 | 草思社
建築家、黒川紀章の設計・建築による昭和の名建築、中銀カプセルタワービルの解体前最後の記録をまとめた一冊。建設当時のまま残された部屋、フルリノベーションされた部屋、朽ち果てた部屋など、114カプセル400点以上の図版、論考、対談を収録。
珍日本紀行 | 都築響一
編集者であり写真家、都築響一が日本各地の地方を撮影した写真集。「老いも若きも来世観光:伊豆極楽苑」「温泉場のチャンバラ・ディズニーランド:登別時代村」など、知っているつもりで実は何も知らない、刺激的で不思議に満ちた日本の隠れ名所の数々を紹介。
暮らしと美術と高島屋展 | 世田谷美術館
2013年に世田谷美術館で開催された展示の図録。1831年に京都で創業し、後に全国に展開した百貨店・高島屋に焦点を当て紹介。髙島屋史料館が所蔵する美術作品を中心に、建築や出版物、広告、染織や呉服など、高島屋のの複層的な表情を紐解く。
Lina Bo Bardi, Drawings | リナ・ボ・バルディ
ブラジルの近代建築を代表する建築家、リナ・ボ・バルディのドローイングを集めた作品集。幼い頃に描いた風景画から日常生活でのスケッチ、建築デザインなどを収録。カードストック、トレーシングペーパー、新聞紙に鉛筆や水彩、サインペンなどさまざまな組み合わせで描かれるリナ・ボ・バルディの世界が広がる一冊。 英語表記。
Joan Fontcuberta: Herbarium | ジョアン・フォンクベルタ
バルセロナ出身の写真家、ジョアン・フォンクベルタの作品集。30年以上に渡り、写真とテキストを用いて架空科学誌をあたかも本物のように作り上げることで写真と真実との関係を追究してきたフォンクベルタ。本書では新種かと見紛うような植物を自作し、植物図鑑のように平面的に近接撮影した、偽の植物標本写真集を収録している。 英語、ドイツ語表記。
Robert Irwin: All the Rules Will Change | ロバート・アーウィン
2016年に開催されたロバート・アーウィンの展示図録。アーウィンが小規模な抽象絵画の制作から一時的な現場条件付きのインスタレーションに移行した1960年代の先駆的な軌跡のみに焦点を当てた一冊。この短い期間にアーウィンは芸術の最も重要な前提を系統的に問いかけ、その過程で最終的に芸術作品とは何であるかを再定義し、芸術は物体に限定されるのではなく、むしろものの見方であることを提案するに至る。
Swimming Pool | Maria Svarbova マーリア・シュヴァルボヴァー
スロヴァキア出身の写真家、マーリア・シュヴァルボヴァーの写真集。各国で賞賛を浴びたデビュー作。凍りついたような人物たちが、どこか夢の中のようなプール施設のなかで佇む様子を写し取ったシリーズを収録。空間や色彩、雰囲気に重点を置き、未来的でありながら同時に懐かしさも感じさせる氏のスタイルが表れている。英語表記。