Carmen Herrera | カルメン・ヘレーラ
2016年ニューヨークのリッソン・ギャラリーで開催された展示の際に刊行されたもの。キューバ系アメリカ人アーティスト、カルメン・ヘレーラの2014年から2016年の作品を紹介。ニューヨークにある自宅とアトリエの写真、抽象的でミニマルな作風の22点の作品を収録。 英語表記。
Richard Tuttle | リチャード・タトル
1991年にInstitute of Contemporary Artで開催された展示のカタログ。米国のアーティスト、リチャード・タトルのオブジェ、ドローイング、ブックカタログなどの作品を紹介。カラー・モノクロ含む図版、テキストを収録。 英語表記。
Ben Nicholson | ベン・ニコルソン
1993年にテートギャラリーで開催された展示のカタログ。20世紀のイギリスを代表する画家ベン・ニコルソンの1919年から1979年にかけての作品を紹介。絵画、ドローイング、レリーフなど、134点の図版、解説を収録。 英語表記。
Berg Werk | 山本伸生
写真家、山本伸生の作品集。物心ついたときに見た捲揚機のある風景、25年経ったその今を写す。ベルトコンベアー、炭鉱積込機、従業員アパート、モノクロのフィルムによる図版、テキストを収録。残された捲揚機と失われていく炭鉱の歴史を記録する。
CDT 01 寫眞 Photography 紙とインキの同人誌 | ブックピーク
TDC(東京タイプディレクターズクラブ)の同人誌、第1号。編集長は毎号交代となり、1冊1テーマ、活字の原点である紙とインキに立ち返る試み。今回のテーマは「写真」、編集長は葛西薫。TDC全理事、浅葉克己、井上嗣也、奥村靫正、葛西 薫、北川一成、菊地敦己、澁谷克彦、佐藤 卓、祖父江慎、立花文穂、中島英樹、服部一成、仲條正義、松本弦人らによる執筆とゲスト、タカザワ・ケンジ、カール・ハイドによる寄稿を収録。
Exit | 金玖美
広告や雑誌などの分野でも活躍する写真家、金玖美による写真集。イギリスのEU離脱の日に刊行された本書は、2004年に渡英してから15年にわたり、イギリスで生きる人々の姿や日常の風景を撮り続けた金による視点で切り取られており、様々なジェンダーやルーツを持つ人々が共生してきた社会が混沌としていくことへの憂慮をあらわしている。
Alice Trumbull Mason | アリス・トランブル・メイソン画集
アメリカの抽象画家のパイオニアであるアリス・トランブル・メイソンの生涯と芸術を探求する作品集。アメリカで最も早く抽象絵画を取り入れた画家の一人と言われており、1936年にはアメリカ抽象芸術家協会(AAA)の創立メンバーでもある。本書は、絵画、版画、詩、手紙などを通して、その多面的な作品と私生活に光を当てた一冊。
Bruno Munari: Cappuccetto Verdo | ブルーノ・ムナーリ
アート、デザイン、絵本など多彩な活動で知られるブルーノ・ムナーリによる絵本。ムナーリが監修した「Tantibambini」シリーズで発表された「色」がテーマとなった物語。緑を身に纏った「緑ずきんちゃん」が、深い緑の森へ進む、その影から黒い狼が狙う、その先は...。伝統的なおとぎ話に遊びを加え、新たな物語の世界を創り出した一冊。 イタリア語表記。
Bruno Munari: Mai Contenti | ブルーノ・ムナーリ
アート、デザイン、絵本など多彩な活動で知られるブルーノ・ムナーリが手がけた絵本。邦題『ぞうのねがい』の原書。象や鳥など様々な動物が、なりたい動物を想像している姿を、小窓を開いて覗き見る仕掛けが施されている。 イタリア語表記。
色彩論 完訳版 | 工作舎
ドイツの文豪として知られているゲーテによる、色彩現象を研究した大著。色彩の基礎理論やニュートンの色彩論への批判、色彩論の歴史について包括的にまとめている。教示篇・論争篇と歴史編、図版集の全3巻セット。世界初の完訳版。
Ed Fella: A Life in Images | エドワード・フェラ
アメリカのアーティストでありデザイナー、エドワード・フェラの60年間にわたるキャリアをまとめた資料集。アートワーク、スケッチ、イラストレーション、写真などをフルカラーで収録。序文はキャサリン・マッコイ、リック・ポイナーらによるエッセイも併せて掲載。 英語表記。
Frank Lloyd Wright: Master Works | フランク・ロイド・ライト
近代建築の三大巨匠の一人として知られているアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトの作品集。グッゲンハイム美術館やタリアセン・ウエスト、落水荘など、代表的な38の建築物を写真やドローイングなどの豊富な図版で掲載。 英語表記。
柳宗理のデザイン 美との対話 | 島根県立美術館
2020年に島根県立美術館で開催された展覧会の図録。戦後の日本を代表するインダストリアルデザイナー、柳宗理が手がけてきた様々なプロダクトから山陰地方との深い関わり、世界各地で蒐集した民藝品の数々を豊富な図版とテキストで紹介。
1×1=2 二人の仕事 | 澄敬一、松澤紀美子
作家の澄敬一と松澤紀美子による作品集。古材などを素材を組み合わせ、独創的なオブジェをつくり続ける作家、澄敬一と、布を用いて生活に根づいた作品をつくる作家、松澤紀美子の2人による日常やものづくりへの思い、仕事への姿勢をテキストや写真を用いて紹介。
ウィリアム・モリスと英国の壁紙展 美しい生活をもとめて
2018年に開催された同名展示の図録。英国有数の壁紙会社サンダーソン社が所蔵するウィリアム・モリスを中心とした貴重な壁紙や版木など約130点を紹介。19世紀に隆盛期を迎えた、モリス以前からアーツ・アンド・クラフツ運動に至る英国壁紙デザインの変遷をたどる。
Casa O’Gorman 1929 | Juan O’goman、Xavier Guzman Urbiola、Toyo Ito
メキシコの建築家であり画家、ファン・オゴールマンの研究書。1929年に設計を開始し、1931年に完成したオゴールマンの自邸の修復プロジェクトをまとめたもの。妥協を許さない過激さと厳格な機能性を備えており、メキシコにおける前衛建築の先駆者としてのオゴールマンの姿を明らかにしている。 英語表記。
A Book by Anselm Kiefer | アンゼルム・キーファー
ドイツ出身の画家、アンゼルム・キーファーの作品集。1974年にノルウェーの海岸で過ごした風景から制作された水彩画のシリーズを紹介。深い海の青、荒れた海と船、氷山、そしてヌードの女性へと移り変わっていく。キーファーが制作した2冊の本、65点の水彩画の複製の図版を収録。 英語表記。
ライフ=ワークス=プロジェクト クリストとジャンヌ=クロード 新版 | 柳正彦
布で建造物を包むなど、大規模な野外プロジェクトで知られる現代美術作家、クリストとジャンヌ=クロードの作品集。2人にがこれまで手がけてきた数々のプロジェクトの制作の裏側や過程を、ドローイングや写真などの豊富な図版とテキストで紹介。本書は2009年のジャンヌ=クロードの死後に、クリストが完成させた2つのプロジェクトを収録した新版。
Axel Hoedt: Fast Nacht | アクセル・ホーデ
ドイツ人フォトグラファー、アクセル・ホーデの作品集。カーニバルの風景をテーマとして南西ドイツ、オーストリア、スイスにて撮影。全身藁に包まれた人、刺繍された布で顔を覆い隠すマスク、仮面と作り込まれた衣装など、様々なカーニバルの姿を写す。 ドイツ語表記。
創造の記録 | 野口里佳
写真家、野口里佳の作品集。初期作品である「城を」「座標感覚」「創造の記録」の3部作に未発表作品の「無題」2点を加えて編集したもの。野口が学生時代に撮影した独特の構図と感性が光る写真をモノクロで収録。限定1000部刊行。
Radiant Matter | Marjolijn Dijkman
オランダを拠点に活動するアーティスト、マジョリム・ダイクマンの作品集。天文学、宇宙論、医学、技術、人類学などの様々な分野から選ばれた250以上の図版と詩的なエッセイで構成。ページをめくり進めるとともにグラデーション状に変化していく図版のカラーは、科学的観測でみられる宇宙マイクロ波背景放射に基づくもの。
Study in Green 緑色の研究 | 勝本みつる
美術家、勝本みつるの作品集。2002年から制作されているシリーズ「study in green」をはじめ、「living things」、「a birth」などを収録。毛玉の糸や、ふわふわのマリモのような緑の物体が、箱の中やイラスト、写真、あらゆる素材と組み合わせて表現される。
Untitled Overgrowth | Lukas Hoffmann
ベルリンを拠点に活動する写真家、ルーカス・ホフマンの写真集。アスファルトや、廃材、建物のファサードなど、一見無機的なイメージのなかには、人工的に作られた空間を覆うように生い茂る植物など、人間の痕跡が残る。2012年にベルリンで撮影された「Hecke bei Malchow」を印刷した別紙付属。ドイツ語・フランス語・英語表記。新刊書籍。
Martin Parr: Kleingaertner | マーティン・パー
イギリスのドキュメンタリー写真家、マーティン・パーの作品集。ドイツのデュッセルドルフとクレーフェルトにある5つのアロットメント(市民農園)を撮影したもの。有機栽培の果物や野菜を作る親子や夫婦の姿を愛情深く記録した1冊。 英語表記。
池田龍雄 アヴァンギャルドの軌跡 | 山梨県立美術館ほか
2010年に山梨県立美術館ほかで開催された展覧会「池田龍雄 アヴァンギャルドの軌跡」展の図録。戦後アヴァンギャルド世代を代表する画家であり、日本前衛美術史の証人でもある池田の初回顧展として、戦後から現在に至るまで60年を超える画業と時代の軌跡を辿る一冊。
小夜子 | 横須賀功光、山口小夜子
写真家・横須賀功光がファッションモデル・山口小夜子を撮影した写真集。賛助出演には宇崎竜童、装丁は太田和彦、プリンティングディレクターは中村誠、巻末のテキスト「着々抄」の構成は松岡正剛と制作も豪華な布陣。世界にも類を見ない妖艶な佇まいには、思わず息を呑む。
Werk Magazine No.15: Under The Influence Curated by Yasushi Fujimoto
シンガポール発のヴィジュアルマガジン「WERK」の第15号。2007年にギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催された、デザインオフィスCap代表・藤本やすしプロデュースによる展示「WELCOME TO MAGAZINE POOL/雑誌デザイン10人の越境者たち」に併せて刊行されたもの。デヴィッド・カーソン、羽良多平吉、服部一成、M/M(Paris)、横尾忠則、ヨルゴ・トゥルーパスなど10名のアーティストやデザイナーが参加。表紙は耐久性に優れた塗料を用い、一つ一つ手で塗られている。限定1000部発行。
表裏異軆 杉浦康平の両面印刷ポスターとインフォグラフィックス | 新宿書房
神戸芸術工科大学で開催された「杉浦康平インフォグラフィックス・ポスター展」を機に刊行されたもの。展示空間の再現とその記録、選出された12種16点のポスターを両面印刷にて紹介。カラー・モノクロ含む図版、解説、杉浦康平のインタビューを収録。
Hullen Fullen: Verpackungsdesign Zwischen Bedarf und Verfuhrung
1994年にスイスのチューリッヒデザイン美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。1800年代後半から1900年代のパッケージデザインをテーマに紹介。缶詰、レトルト食品、お菓子、歯磨き粉、タバコ、などあらゆるパッケージデザインを、カラー・モノクロ含む豊富な図版、テキストにて収録。 ドイツ語表記。
日本印刷文化史 | 著者名
印刷博物館が日本の印刷文化についてまとめた一冊。奈良時代、印刷のはじまりから中世、近世、現代ほか時代ごとの5部構成で紹介。浮世絵の登場や寺子屋での教育、社会を導く印刷物など、図版を用いた解説を収録。1200年以上におよぶ日本の印刷文化を歴史とともに探る。
ハートカクテルから20年 わたせせいぞう展 彩と詩で伝える心の響き | 横浜高島屋ギャラリー
2002年に横浜高島屋ギャラリーで開催された展示の図録。漫画家、イラストレーターとして活躍する、わたせせいぞうの漫画作品「ハートカクテル」をはじめ、企業広告、雑誌、新聞、カレンダー、テキストを収録。
Guy Bourdin
挑発的なファッション写真で知られる写真家、ギイ・ブルダンの初の大規模な展覧会にあわせて刊行されたカタログ。エディトリアルや広告での鮮烈なファッションフォトに加え、静謐でどこか不穏な風景や夢幻的な都市景観なども収録し、表現領域の広がりを示している。さらに5本のエッセイを併載し、構図・色彩・物語性の実験を通じて築かれたブルダンの独自の創造性を多角的に明らかにしている。
Andre Kertesz: On Reading | アンドレ・ケルテス
ハンガリー出身の写真家、アンドレ・ケルテスの代表的なシリーズを収録した作品集。屋上や公園、混雑した通り、学校の演劇の準備中など、ありとあらゆる場所で読書する人々の姿を、普遍的な瞬間として捉えている。 英語表記。
Rippling | 中川正子
雑誌や広告など幅広く活動する写真家、中川正子の作品集。アーティスト・大脇千加子が主宰し、さまざまな分野のつくり手たちと協働するプロジェクト「WONDER FULL LIFE」の活動を追ったもの。500部限定発行。 表紙に […]
写真家 石元泰博 時代を超える静かなまなざし | 今治市河野美術館ほか
2012年に今治市河野美術館などを巡回した展示の図録。昭和期を代表する写真家・石元泰博の作品と人生を紹介。高知県立美術館が所蔵する「シカゴ」「東京」「桂離宮」「伊勢神宮」「シブヤ、シブヤ」など代表作を中心に掲載。
Mamma Andersson: A Storm Warning | マンマ・アンダーソン
ストックホルムを拠点に活動するアーティスト、マンマ・アンダーソンの作品集。2020年から2021年にかけて描かれた最新の絵画、エッセイを収録。自然や美、そして時間の消失が描かれる。
イヴ・ダナ彫刻作品展 | 著者名
1991年に国際教育学院で開催された展示の図録。スイスを拠点に活動する彫刻家、イヴ・ダナの作品を日本で始めて紹介したもの。ダイナミックな造形性をもち、神秘的なイメージを喚起させる鉄彫、鉄彫をブロンズ鋳造した作品を収録。
Sixteen Journal Vol.10
新進気鋭のアーティストや巨匠の作品を織り交ぜて、年に2回発行されるビジュアル誌『Sixteen Journal』第10号、スポーツ特集。ウォルター・イオスJr.、ジャック・ダヴィソン、ロビー・ローレンス、ラリー・サルタンらが参加。 英語表記。
Glitter and Gloom | Herzl Kashetsky ヘルツル・カシェツキー画集
ヘルツル・カシェツキーのドローイング作品集。人や動物の肖像画や、室内画、空想画など、119冊のスケッチブックから選ばれた150点以上のドローイングを豊富な図版で紹介。英語表記。
Wols: Aquarelle, Zeichnungen, Notizblatter | ヴォルス画集
ドイツの画家、ヴォルス(Alfred Otto Wolfgang Schulze)の作品集。水彩画をはじめ、ドローイング、メモ帳に描かれた文字やイラストなどを掲載。ドイツ語表記。
Ben Willikens: Six Decades | ベン・ウィリケンズ 画集
ドイツの画家、ベン・ウィリケンズの作品集。時が止まったかのような建築空間を描いたことで知られるウィリケンズの代表的な作品を紹介したもの。1960年代のドローイング、1970年代の絵画、2000年代の天井壁画など250点以上の図版を収録している。 英語表記。
Taiyo Onorato & Nico Krebs: Future Memories | タイヨ・オノラト、ニコ・クレブス
スイス出身のアーティスト、タイヨ・オノラトとニコ・クレブスの写真集。洞窟の先の異世界、空に奇しく光るレーザー、大判のアナログ写真とデジタル処理が融合されたSFを思わせる視覚世界が広がる。 英語表記。
Here Art Grows on Trees | Simryn Gill
オーストラリアとマレーシアを拠点に活動するアーティスト、シムリン・ギルの作品集。第55回ヴェネチア・ビエンナーレに際して出版されたもの。さまざまな用紙に印刷された100枚以上のアートワークが収録されており、ギルの作品の中にある生成的で循環的な性質を示す、日常的な美しさが表現されている。 英語表記。