Hussein Chalayan | フセイン・チャラヤン
イギリスのファッションデザイナーでファッションブランド名でもあるフセイン・チャラヤンの作品集。ドレスに変身するアームチェアのカバー、コーヒーテーブルにも変形する木製のスカートなど、革新的で実験的、そしてコンセプチュアルなファッションデザイナーの一人であるチャラヤンによるコレクション、ドローイングなどを多数収録。 英語表記。
大阪中之島美術館開館1周年記念展 デザインに恋したアート/アートに嫉妬したデザイン
2023年に大阪中之島美術館で開催された展示の図録。大阪中之島美術館の活動の両輪であるアートとデザインを並行的に紹介し、その境界はどこにあるのか鑑賞者に問いかける。出展作家は会田誠、イサム・ノグチ、亀倉雄策、河原温ら70名以上。
剣持勇の世界 第一分冊 その結晶の核 作品 | 河出書房新社
20世紀日本を代表するインテリアデザイナー、剣持勇の作品集。全5冊の中の第1分冊。剣持勇の死を悼んで制作されたもので、編集委員には交流があった出原栄一、勝見勝、小池岩太郎、松本哲男、宮内嘉久、杉浦康平、丹下健三、豊口克平、渡辺力が名を連ねる。ジャパニーズ・モダンと呼ばれるデザインの礎を創った剣持による代表的な作品の数々をカラー、モノクロの大型図版で多数掲載。編集委員によるテキストも収録。写真は石元泰博、装丁は杉浦康平によるもの。
Ico Parisi | イコ・パリシ
20世紀半ばにイタリアで起こったインテリアデザイン革命の立役者の一人、イコ・パリシの資料集。建築と芸術を多元的に結びつけ、多彩な個性を発揮したパリシが1940年代から1960年代までにデザインした家具やインテリアアクセサリーを網羅。 英語、イタリア語表記。
生誕130年記念展 綜合デザイナー 児島虎次郎 生活の芸術化をめざして | 高梁市成羽美術館
2011年に高梁市成羽美術館で開催された展覧会の図録。日本の洋画家・児島虎次郎が収集した世界各国の陶器コレクションや自身の陶芸作品、着物、デザイン画、自ら指導監修した建築資料など、綜合デザイナーとしての児島虎次郎の仕事を豊富な図版とともに紹介する。
志村ふくみの紬織り 初期から現在まで | 滋賀県立近代美術館
2004年に滋賀県立近代美術館で開催された展示の図録。紬織(つむぎおり)の重要無形文化財保持者の染織家・志村ふくみが手がけた、初期から開催当時の最新作までの約100点を紹介。伝統的な織り文様と、植物染料を用いた染糸を組み合わせた美しい紬織り着物を展望する。
樂 吉左衛門作品集・樂 吉左衛門館 | 佐川美術館
2007年に佐川美術館・樂吉左衛門館の開館を記念して出版されたもの。楽焼の茶碗を作る茶碗師の樂家十五代当主・樂吉左衛門の手がけた作品図録と、美術館としては珍しい地下展示室と、水庭に浮かぶように建設された茶室にフォーカスした建設資料集の2冊セット。
ミセス全集 全7冊揃 | 文化服装学院
文化服装学院から出版された『ミセス全集』全7巻揃。日々の暮らしのなかの楽しみや手ほどきを、さまざまな切り口で紹介する。ミセスとして歩む女性に捧げられた、優しさと気品あふれるシリーズ。
AAM AASTHA インドの信仰と仮装 分かち合う神々の姿 | シャルル・フレジェ
人類学的な視点から撮影するポートレートで知られるフランスの写真家、シャルル・フレジェの作品集。無数の伝統や宗教とともにそれぞれの祭りや儀式が混在するインドの民族文化や宗教儀式を力強いビジュアルで表現している。色鮮やかで奔放な衣装で彩られるポートレートを250点収録。 巻末には各衣装の解説を掲載。
Xiaowen Zhu: Oriental Silk
ベルリンを拠点に活動するアーティスト、シャオウェン・ズーの作品集。マルチメディアプロジェクト「Oriental Silk」を書籍化したもの。1970年代にロサンゼルスで設立された同名の会社を題材に、その歴史に登場する製品、人、場所に焦点を当てた物語が、美しい写真と装本とともに展開されている。 英語表記。
Continuum | Ryoji Ikeda
パリを拠点に活動する音楽家・現代美術作家、池田亮司の作品集。ポンピドゥー・センターでの展覧会を機に出版されたもの。視覚と聴覚に没入する2つのインスタレーション「Datascape」と「Environnement sonore」を中心に記録。 英語表記。
Paul Delvaux: Graphic Work | ポール・デルヴォー
ベルギーを代表するシュルレアリスムの画家、ポール・デルヴォーの作品集。1960年から1975年までに制作された幻想的な世界観と裸婦像を主題としたリトグラフ作品を多数収録。 英語表記。
レトロ・モダン 神戸 中山岩太たちが遺した戦前の神戸 | 兵庫県立美術館
2010年に兵庫県立美術館で開催された展覧会「写真家 中山岩太「私は美しいものが好きだ」第2部の展覧会図録。戦前の日本の新興写真を代表する1人、中山岩太が神戸をテーマに撮影したヴィンテージプリントを中心に、同時代の作家たちによる作品や当時の資料などから戦前のモダンな都市、神戸の姿を検証する。
堀内正和の世界展 | 神奈川県立近代美術館 ほか
2003年から2004年にかけて神奈川県立近代美術館ほか全国各地で開催された展覧会「堀内正和の世界展」の図録。戦後日本の抽象彫刻界を代表する作家のひとり、堀内正和による初期から晩年にいたるまでの幾何学的形態作品などおよそ80点の作品とともに、創造の源泉ともいえる多数のペーパー・スカルプチャーやドローイングなどを収録。
山本正道展 | 宮城県美術館 ほか
1999年から2000年にかけて宮城県美術館ほか全国各地で開催された展覧会「山本正道展」の図録。やさしさと静謐が宿る作風で知られ、風景彫刻家と呼ばれる山本正道による彫刻作品48点とデッサン56点を掲載。
安田侃の世界 天にむすび、地をつなぐ | 北海道県立近代美術館
2003年に北海道立近代美術館で開催された展覧会「安田侃の世界 天にむすび、地をつなぐ」展の図録。イタリアを拠点に活動する彫刻家、安田侃が手がけた全国各地にあるモニュメントの彫刻作品を写真資料とともに掲載。また、代表的な作品のフォルム系譜や年譜などもあわせて収録。
蒸気機関車讃歌 白い息遣い | 山岸起一郎
日本の写真家、山岸起一郎による蒸気機関車をおさめた写真集。漆黒の車体とそこから吐き出される白い煙、そして厳冬の北海道の雪景色という白と黒のコントラストが力強く美しい一冊。巻末に当時の時刻表や入場券などの図版資料も収録。
自然史 | 露口啓二
写真家、露口啓二の作品集。アイヌ文化にかかせない儀式が行われていた「漁川上流域」、夕張、三笠などの「空知炭鉱地帯」、福島第一原子力発電所の事故により立ち入りが制限された「帰宅困難区域の内側・境界線・外側」などを撮影。あらゆる事態が起こった場所が「自然」に覆われていく、その後の姿を映す。
Federico Clavarino: The Castle | フェデリコ・クラヴァリーノ
イタリアのフォトグラファー、フェデリコ・クラヴァリーノの作品集。4つの章で構成されており、第二次世界大戦後のヨーロッパにおける人や物、都市の壁に残された歴史上の痕跡を辿る一冊。 英語表記。
ベン・シャーン画集 | リブロポート
20世紀アメリカを代表する画家のひとり、ベン・シャーンの作品集。油彩、水彩、テンペラ、石版画、ドローイング、レタリング、壁画、素描などを多数収録。バーナーダ夫人による詳細な考察、ベン・シャーン自身による評論、略年譜も収録。
ひかりさえ眠る夜に | 小林健二
2003年に福井市美術館で開催された展示会に際して刊行された作品集。絵画や立体など、ジャンルを越えた自由な創作活動を発表している小林健二。氏の内面から生まれたこれまでの代表作と共に、ある光の夢からつくられた作品を紹介。巻末には展示のために描かれた絵図、15歳の体験記、ワークショップの様子なども掲載。
文明開化を描いた版画家 川上澄生展 | 財団法人そごう美術館
2009年に横浜・そごう美術館で開催された川上澄生展の図録。横浜出身の版画家、川上澄生の生まれから晩年までの作品を4つの章にわたり紹介。「文明開化」「横浜」「南蛮」の他、様々なの題材の木版画、油彩、ガラス絵などを収録。
何必館拾遺 | 梶川芳友
何必館 京都現代美術館に収蔵されているコレクションから12作品を紹介。ジャコモ・マンズー、松本竣介、北大路魯山人、パウル・クレーらの作品とともに、京都現代美術館長のエッセイを収録。美術品の蒐集に至るまでの経緯、困難と喜びを綴る。
サントリーPR誌 can・can vol.3 壮観号
サントリーが1980年代初頭に展開した宣伝PR誌『can・can』第3号。ファッションフォトやサントリー商品を使用したグラフィックのほか、文化人達によるエッセイや対談などを収録。パロディが散りばめられた、80年代の熱気があふれる1冊。
流行通信 No.217 1982年2月号
ファッション誌『流行通信』No.217 1982年2月号。坂田栄一郎撮影によるスペシャルストーリー『Flowers Start Blooming』、Pierre Houles 撮影による『THE BEAUTIFUL PEOPLE IN NEW YORK:イッセイを着る』などを収録。安齊重男、田原桂一らがカメラマンとして参加。アートディレクションは鬼澤邦。
Broken Line | Olaf Otto Becker オラフ・オット・ベッカー
ドイツの写真家、オラフ・オット・ベッカーが、2003年から2006年まで約4年間滞在したグリーンランドの風景を収めた写真集。そびえ立つ氷河と広大な岩山を写し出した作品は単なる風景写真という枠を超え、非現実的な美しさを放つ。 英語表記。
Eduardo Chillida: OPUS PII Catalogue Raisonne of the Original Prints | エドゥアルド・チリーダ
スペイン出身のアーティスト、エドゥアルド・チリーダのカタログ・レゾネ第2巻。1973年代から1985年代にかけての版画作品を紹介。エッチングやリトグラフ、木版画、シルクスクリーンなど、フルカラーの作品図版、テキストを収録。 英語、スペイン語、ドイツ語表記。
Eduardo Chillida: OPUS PIII Catalogue Raisonne of the Original Prints | エドゥアルド・チリーダ
スペイン出身のアーティスト、エドゥアルド・チリーダのカタログ・レゾネ第3巻。1986年代から1996年代にかけての版画作品を紹介。エッチングやリトグラフ、木版画、シルクスクリーンなどの作品図版、テキストを収録。 英語、スペイン語、ドイツ語表記。
Jasper Johns: A Retrospective | ジャスパー・ジョーンズ
1996年から1997年にかけてニューヨーク近代美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。ポップアートの先駆者、ジャスパー・ジョーンズが手がけた930年代から1995年までの作品を年代順に紹介。絵画、ドローイング、彫刻、版画などのカラー・モノクロ含む作品264点の図版、テキストを収録。 英語表記。
Duchamp: Ediciones Poligrafa | マルセル・デュシャン
20世紀を代表する芸術家、マルセル・デュシャンの作品集。「泉」、「自転車の車輪」をはじめ、絵画、オブジェ、制作のプロセスなどを、カラー・モノクロ含む図版、テキストにて収録。 英語表記。
12 | Jon Koko ヨン・ココ
スウェーデンのアーティスト、ヨン・ココによるポストカード作品集。アジアの建築や文化、日本美術にインスピレーションを受けたココは、穏やかで静寂に包まれたかのようなミニマリズムを感じる作品を数多く手がけている。紙で建物や車などのオブジェを制作する「建築彫刻」シリーズを中心に、絵画と彫刻が印刷された12枚のカードを収録。 200部限定。
The Books of Anselm Kiefer, 1969-90 | アンゼルム・キーファー
戦後ドイツを代表する画家、アンゼルム・キーファーの作品集。1960年代から1990年代までに制作したアーティストブック33冊をキーファー自身が監修し、年代順に紹介。写真、ドローイング、ペインティングなど様々な技法を用いて制作された美しい書籍を、読者がページをめくっているかのように見開きで収録している。 英語表記。
Subtle Shifts 微かな移ろい | フィリッパ・トジャル
ポルトガル出身のビジュアルアーティスト、フィリッパ・トジャルの写真集。2023年に開催された展示にあわせて制作されたもの。絵画作品からインスターレーションへと展開していく過程を写真で収録。栞のように挟まれたページにはポルトガル、ドイツ、オーストラリアで制作された作品とともに、その土地に合わせた詩が綴られている。 英語表記。
Oded Ezer: The Typographer’s Guide to the Galaxy
イスラエル出身のタイプデザイナー、オデッド・エゼールの作品集。タイプアート、グラフィックデザイン、ロゴデザイン、インスタレーションなど、ユニークなフォントデザインの作品の図版、テキストを収録。ヘブライ文字とラテン文字、アルファベット、文字の解剖を探求するエゼールの創作の記録。 英語表記。
× バツ BATZ | 松岡正剛ほか
1982年に工作舎より出版された『バツ×の時代 ×の文化』をリメイク。松岡正剛、小野瀬順一、高木隆司、海野弘、山折哲雄、白川静による「×(バツ)」に関する歴史や文化のエッセイとともに、記号や標識、旗、絵画などにおける「× […]
粟辻博のテキスタイルデザイン | 講談社
大胆な絵柄や鮮やかな色彩を用いたデザインで、昭和期の日本のテキスタイルデザインに大きな変革をもたらしたテキスタイルデザイナー、粟辻博の大判作品集。130点以上にも及ぶ作品をカラーで収録。構成は田中一光によるもの。 日本語、英語表記。
シェルター | ロイド・カーン
セルフビルドの提唱者で、1970年代に一斉を風靡した『ホール・アース・カタログ』のシェルター部門の編集でも知られる、ロイド・カーンの実用書。民族などによって異なるドームハウスやシェルターの作り方を、著者が世界各国への取材を敢行し詳しくまとめている。日本語監修には玉井一匡。
House for a Musician: Atelier Bardill | Valerio Olgiati
スイスの建築家、ヴァレリオ・オルジアティが音楽家リナール・バルディルのために建てた住宅の写真集。スイスにあるシュランスの旧市街地にあった納屋の跡地を再利用し改築されたもので、独特のフォルムと不思議な佇まいのアトリエハウスを撮影したカラー写真16点と、巻末に縮尺1:200の全図面を収録。 英語表記。
The Architecture of Ricardo Legorreta | リカルド・レゴレッタ
メキシコの建築家、リカルド・レゴレッタの作品集。斬新で絵画的な建築を数多く生み出したレゴレッタによるビルや工場、ホテル、個人の邸宅などのライフワークをカラー、モノクロ図版で収録。メキシコの伝統建築を現代に蘇らせたと言われるレゴレッタの創作に対する考えを、自身の言葉を用いて章ごとに紹介。 英語表記。
Legorreta + Legorreta | リカルド・レゴレッタ
メキシコ出身の建築家、リカルド・レゴレッタの写真資料集。メキシコ、アメリカ、スペインなど世界各地のレゴレッタ建築を紹介。1995年から2000年にかけて制作された建築の豊富な図版、テキストを収録。幾何学的なフォルムと、鮮やかな配色、光の入り方による空間の創りを探ることのできる一冊。 英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語表記。
井上剛宏作庭集 景をつくる | 鹿島出版会
数多くの日本庭園を手掛ける造園家、井上剛宏の作品集。代表的な仕事である「京都迎賓館庭園」をはじめ、「伏見稲荷大社 社務所庭園」、「中野の庭」ほか、名園11作品を紹介。カラー・モノクロ含む写真、図版、解説を収録。装丁は白井敬尚によるもの。
nui project 2冊セット | 著者名
鹿児島市にある障がい者支援施設「しょうぶ学園」の刺繍創作活動グループ「ヌイプロジェクト」による展示の際に刊行されたもの。枠にとらわれない自由な模様の手刺繍、配色の組わせ、規則性のある柄などのアート作品・ファッション作品を紹介。フルカラーによる図版、テキストを収録。
時を織り込む人々 中国貴州苗族、染織探訪15年 | 鳥丸貞恵
製織技術研究家、鳥丸貞恵の著作。中国西南部に暮らす少数民族、苗(ミャオ)族に伝わる多様な染織技法をもとめて、15年にわたり現地で調査・記録したもの。手作業で作られる日用品や美しい衣裳、素材、多様な技法、機織り機などを、カラー写真にテキストを添えて収録。
自然光を活かした建築 | ヘンリー・プラマー
建築家、写真家であるヘンリー・プラマーが現代建築における自然光について考察した写真資料集。安藤忠雄、スティーブン・ホール、ピーター・ズントー、SANAAらの建築を紹介。大判のカラー写真、図版、解説を収録。世界で活躍する建築家たちの作品を考察する。