The Drawings of Stuart Davis: The Amazing Continuity | スチュアート・デイヴィス 画集
米国の画家、スチュアート・デイヴィスの作品集。初期の自然主義的なドローイングから、抽象的な円熟期の作品まで、デイヴィスの活動を包括して紹介。水彩画、グワッシュ、そして晩年のキャンバスに描いたモノクロのドローイングなど、さまざまな媒体の作品を収録。 英語表記。
Stilll | Terri Weifenbach テリ・ワイフェンバック 写真集
米国の写真家、テリ・ワイフェンバックの作品集。故郷であるワシントンDCの郊外で撮影したもの。大胆な構図で身近な草花や風景を切り取った、美しいカラー写真を収録。 英語表記。
長物のショートショート | 前田麦、山田遊
2022年5月に(PLACE) by methodで開催された企画展「長物のショートショート」の図録。人類の進化の過程で、石と並び、最も原始的で、道具の始祖の1つとも言える「棒」。多彩な出店者たちが勢揃いし、一人3本の棒をセレクト。それぞれの特徴や素材、出会った経緯など、棒にまつわる物語を収録。新刊書籍。
Theaters | Hiroshi Sugimoto 杉本博司
東京とNYを拠点に活動する写真家、杉本博司の作品集。1976年にニューヨークのセントマークス劇場でスタートした「Theaters」シリーズをまとめた1冊。映画の長さに相当する露光時間で1枚の写真を撮影し、時間と記憶の概念を問いかける。
秘密結社の手帖 | 澁澤龍彦
秘密結社の手帖/フリーメーソン、薔薇十字の騎士、etc...。 近年では映画のモチーフにも頻繁に登場する秘密結社。世界各国に存在する秘密結社の成り立ち、役割などを澁澤龍彦が紹介するエッセイ集。小口まで真っ赤な美しい装丁も印象的。姉妹編として「黒魔術の手帖」「毒薬の手帖」が出版されている。
毒薬の手帖 | 澁澤龍彦
毒薬の手帖/歴史上にあらわれた毒殺事件、毒殺者の肖像、毒薬をめぐる奇事異聞……etc。澁澤龍彦の選りすぐった毒にまつわるエピソードを多数収録。姉妹編として「黒魔術の手帖」「秘密結社の手帖」が出版されている。
The Walt Disney Film Archives: The Animated Movies 1921-1968 | Daniel Kothenschulte ほか
ディズニー・アニメーションに関するビジュアルアーカイブブック。無声映画時代から、初の長編作品『白雪姫と七人のこびとたち』(1937年)、芸術的実験の先駆けとなった『ファンタジア』(1940年)、『ジャングル・ブック』(1967年)に至るディズニーのアニメーション史すべてをたどる、画期的な一冊。ウォルト・ディズニー・カンパニーの歴史的コレクションや個人のコレクションを徹底的に調査し、貴重なコンセプト・ペインティングや絵コンテを厳選し、これらの傑作アニメーションがいかにして生まれたかを明らかにする。 英語表記。
The Teds | クリス・スティール=パーキンス
50〜60年代にロンドンで流行したテディボーイ・スタイル、通称「テッズ」の写真集。英国王エドワード7世のファッションを不良少年たちが踏襲し、独特のユースカルチャーとなったテッズを、イギリスの写真家/クリス・スティール=パーキンスが記録したもの。復刻版。
書斎 | アンドルー・ラング
詩人として活躍しながら、愛書家としても多大な功績を残したアンドルー・ラングの評論集。書籍学に関する古典的名著。禁欲と潔癖を貫く書籍論、そして若き本好きへ向けたメッセージなどを収録。翻訳は生田耕作、装丁は野中ユリによるもの。
宮沢賢治語彙辞典 | 原子朗
日本近代文学研究家の原子朗が宮沢賢治の文学作品に使われている単語を解説する辞典。実在する名称のほか、宮沢賢治的表現の単語も詳しく紹介。
Frank Stella: Prints | フランク・ステラ
戦後アメリカを代表する芸術家、フランク・ステラの作品集。本書では革新的な版画技法に焦点を当て、フルカラーで再現された300点以上のエディションプリントを年代順に紹介。また、絵画、金属レリーフ、マケット、彫刻など、他の媒体で制作された関連作品も収録。 英語表記。
New Trees | Robert Voit
写真家、ロバート・ヴォイトによる作品集。スチール、グラスファイバー、プラスチックでできたアンテナを、木にカモフラージュした作品を収録。
Silk: Fiber, Fabric, and Fashion
世界で最も古い繊維と言われるシルクの歴史、技術、デザイン、職人、メーカー、染めから織り、刺繍と、全方位的に網羅した資料性の高い一冊。中国、南アメリカの歴史的な宝物から、19世紀のヨーロッパの芸術と産業の国際展示会、そして、ディオール、バレンシアガ、マックイーン、さらにアメリカ、アジア、ヨーロッパのファッションの中心地からのデザイナーのキャットウォークコレクションまで、世界中の人々の想像力をかきたて、作り手の創造性を刺激し続けるシルクを詳細に紹介する。
デザインの解剖 4冊揃 | 佐藤卓
グラフィックデザイナーの佐藤卓が、自身が手がけたデザインを取り上げ解説するシリーズ4冊セット。第1巻『ロッテ・キシリトールガム』、第2巻『フジフイルム・写ルンです』、第3巻『タカラ・リカちゃん』、第4巻『明治乳業・おいしい牛乳』。各製品の歴史や市場調査から、パッケージデザイン、ロゴデザインなどのデザインを構成する要素まで、分解して紹介。
井上嘉瑞と活版印刷 著述編 / 井上嘉瑞と活版印刷 作品編 / 欧文活字 3冊セット | 印刷学会出版部
印刷学会出版部から出版された活字と活版印刷にまつわる書籍の3冊セット。
iichiko design 1992 | 三和酒類
三和酒類株式会社が販売する麦焼酎「いいちこ」の1992年度版広告作品集。美しい写真と印象的なコピーで、他の酒類とは一線を画したブランドイメージの世の中に打ち出したいいちこ。アートディレクター・河北秀也が手がけた作品をカラーで多数掲載。
iichiko design 1997 | いいちこ 三和酒類
iichiko design 1997/アートディレクター、河北秀也によるディレクションのもと、ブランドのイメージを築き上げた「いいちこ」。酒類の広告という概念を覆すような、洗練されたイメージや名コピーが並ぶポスターやデザインワークの数々を掲載。
Dream Dance: The Art of Ed Emshwiller | エド・エムシュウィラー
アメリカの英術家、エド・エムシュウィラーの作品集。Lightbox Film CenterとRosenwald-Wolf Galleryで開催された個展に合わせて発行されたもの。絵画、コマーシャル・イラストレーション、映画、ビデオ、コンピュータ・アート、ダンサー、振付師、作曲家とのコラボレーションなど、多岐にわたり活動したエムシュウィラー。本書では初期のSFカバーペインティングに加え、絵画、メモ、映画のスチール写真、スケッチ、エフェメラなどを収録。英語表記。
Paul Mogensen: Early 1968 | ポール・モーゲンセン画集
ミニマル・アートの先駆者、ポール・モーゲンセンの初期作品集。1968年にインドからマレーシア西海岸のペナン島を目指した6日感の船旅に携帯したノートを書籍化したもの。旅先で見たもの、黄金比などの算術にまつわるアイデアなどが収録されている。 英語表記。
妖精たちの森 新装版 | 野中ユリ、澁澤龍彦
新装版 妖精たちの森/多くの版画美術、装丁を手掛ける野中ユリの作品集。澁澤龍彦が綴る妖精にまつわるエッセイと共に、透明で静謐なコラージュとデカルコマニーで彩られた美しい一冊。新装版。署名入り。 カバーに極僅かなヨゴレ有。本文極僅かなヤケ有。
Woodstock: 3 Days of Peace & Music | Michael Lang
1960年代アメリカにおけるカウンターカルチャーを象徴する歴史的な野外コンサート、ウッドストックの50周年を記念して出版されたビジュアルブック。なんの変哲もない農場にステージが設営される様子、40万人以上の群衆、名だたるアーティストのステージパフォーマンスや舞台裏の様子など、"平和と音楽の3日間"を余すこそなく記録している。 英語表記。
Kilim: The Complete Guide | Alastair Hull、Jose Luczyc-Wyhowska
中東から中央アジアに暮らす遊牧民の伝統的な織物、キリムを紹介した資料集。キリムの歴史や、作り方、産地の紹介にいたるまで、多数の写真図版とともに解説する。 英語表記。
木村政次のグラフィックデザイン | 木村政次
木村政次のグラフィックデザイン/現代美術家としても活動するデザイナー、木村政次の作品集。木村政次が手がけたポスターワーク、雑誌カバー、ロゴデザイン、パッケージデザインなどの作品を掲載。
小宇宙 鏡の淵のアリス | 中江嘉男、上野紀子
小宇宙 鏡の淵のアリス/児童文学作家・中江嘉男と画家・上野紀子による共作絵本。寄り目の少女・チコが突如出会った鳥人に連れられ、さまざまな出来事や光景に触れてゆく異説「鏡の国のアリス」。105点もの鉛筆画と写真によって、言葉を介さず進んでいく。序文は瀧口修造、装丁は中島かほる。
書を捨てよ、町へ出よう | 寺山修司
書を捨てよ、町へ出よう/随筆家、劇作家など幅広い分野で活動し、「言葉の錬金術師」と評された寺山修司による代表的な評論・エッセイ集。挿画・装丁は横尾忠則。
続 書を捨てよ町へ出よう | 寺山修司
続 書を捨てよ町へ出よう/随筆家、劇作家など幅広い分野で活動し、「言葉の錬金術師」と評された寺山修司による代表的な評論・エッセイ集の第2弾。挿画・装丁は三嶋典東、写真提供は立木義浩、鋤田正義。
装飾文字の世界 カリグラフィー入門 | パトリシア・セリグマン
装飾文字の世界 カリグラフィー入門/装飾文字の制作方法を説明する、カリグラフィー入門書。ケルト、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、モダン・リヴァイヴァルという5つの時代様式の装飾写本を取り上げ、それぞれの制作手順やコツなどを掲載。装飾文字を制作してみたい人、装飾芸術の世界に親しみたい人へ向けた一冊。
iichiko design 2011 | 三和酒類
三和酒類株式会社が販売する麦焼酎「いいちこ」の広告作品集、2011年版。他の酒類とは一線を画した、美しく印象的なブランドイメージを世の中に打ち出したいいちこ。アートディレクター・河北秀也が手がけた作品を多数掲載。さらにTVCMコレクションを収めたCD付き。
Joel Meyerowitz: Wild Flowers | ジョエル・マイヤーウィッツ 写真集
ニューカラーを代表するアメリカの写真家、ジョエル・マイヤーウィッツの作品集。1983年に出版された同タイトルの増補版。自然の中だけでなく、花屋、洋服、入れ墨、壁紙、装飾にいたるまで、それぞれに"咲く"花のあるシーンを切り取った作品をカラーで多数収録。未発表の写真を含む新作も掲載。 英語表記。
Carmen Herrera: Lines of Sight | カルメン・ヘレーラ画集
キューバ系アメリカ人アーティスト、カルメン・ヘレーラの作品集。1915年にキューバで生まれ、70年以上に渡って絵を描き続けたその人生と作品を紹介した一冊。キューバ時代の初期の習作、戦後パリで開催された抽象主義美術の展覧会「サロン・デ・レアリテ・ヌーベル」に参加した時のこと、ニューヨークで生み出した画期的な作品などを取り上げ、ラテンアメリカの前衛芸術という広範な文脈の中で作者の作品を読み解く。80点以上の作品をフルカラーで収録。
音楽機械論 | 吉本隆明、坂本龍一
音楽機械論/詩人、評論家として活躍する吉本隆明と、音楽家・坂本龍一の対談評論集。銀座ONKIO HAUSでレコーディング中の坂本を訪問してエレクトニック・ミュージックの制作現場を見学しながら言葉を交わした「現代の音楽工場見学」の他、坂本が楽曲制作を解説する「電子音楽作曲のためのプログラム」といった実用的な内容も収録。吉本と坂本による幻の音楽プロジェクトの楽曲を収録したソノシート「Hitosashi-Yubi no Etude」付。装丁は菊地信義。
越後のちぢみ | 西脇新次郎
江戸時代安永二年に縮問屋として創業した西脇商店の創業者・西脇新次郎が、越後ちぢみを解説した一冊。越後国小千谷地方で織られる麻織物・越後ちぢみの歴史や、実物見本の貼付け、さらに「北越雪譜」や「績麻録」など越後ちぢみ関連の書物の抄本と解説も掲載。装丁は芹沢銈介。限定500部発行。
Koolhaas. Elements of Architecture | レム・コールハース
2014年に開催されたヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展でのレム・コールハースの展示を書籍化したもの。窓、ファサード、バルコニー、廊下、暖炉、階段、エスカレーター、エレベーターなど、建築物を構成するディテールを技術の進歩、気候変動への適応、経済的なコンテクスト、規制上の要件など様々な要素を網の目のように交差させたモノグラフとなっている。ブックデザインはイルマ・ブームによるもの。 英語表記。
Decoding Dictatorial Statues | Ted Hyunhak Yoon
韓国のグラフィックデザイン研究者であるTed Hyunhak Yoonによるプロジェクト、Dictatorial Statuesの活動をまとめた一冊。公共空間での銅像における、客観性と物質性、メディアアイコンとしての役割などをどのように解読できるか、という実験的研究書。
モースの見た日本 モースコレクション日本民具編 | 小西四郎、田辺悟
日本の人類学・考古学の礎を築いたエドワード・シルベスター・モースのコレクションを編纂したプロダクト集。日本の民具にフォーカスを当て、暮らしや仕事の道具を多数収録。100年前に使用されていたものを体系立てて並べることで、それらを通した当時の人々の関わりや学問的・文化的意義をあぶり出す。
Wim Crouwel: Mode En Module | ウィム・クロウェル
Wim Crouwel: Mode En Module/オランダのグラフィックデザイナーでありタイポグラファーでもある、ウィム・クロウェルの包括的なデザインワーク集。ポスター、エディトリアル、書体デザインなどを大量に収録。ブックデザインはカレル・マルテンスによるもの。オランダ語表記。
青猫島コスモス紀 | ますむらひろし
漫画家、絵本作家ますむらひろしのライフワークとなるアタゴオルシリーズの一冊。1976年発表のオリジナル版。人と猫が言葉を交わす空想世界を舞台に、主人公である猫のヒデヨシの冒険を描く。
書物の森へ 西洋の初期印刷本と版画 | 町田市立国際版画美術館
1996年に開催された「書物の森へ 西洋の初期印刷本と版画」展の図録。1400年代中頃に出現し、版画の隆盛に多大な影響を与えた活版印刷。それらの中から16世紀前半にいたるまでの挿絵入りの書物に加え、同時代の銅版画・木版画を収録しながら、西洋版画を俯瞰する。
A Picture Is Always a Book | Robert Seydel
芸術家であり作家でもあるロバート・ザイデルのアーティストブック。ザイデルが作り上げた自身の分身とも言える架空の人物、ルース・グリーズマンの日記を書籍化したもの。私的なテキストとともに、コラージュやドローイングが散りばめられている。 英語表記。
魔術/美術 幻視の技術と内なる異界
2012年に開催された同名展示図録。時代や地域、様式を大胆に行き来しながら、美術作品における魔術的要素を紹介。人々を惑わし、創造へと突き動かす不可視の力について想いをはせながら、魔術と美術が相混じり合う不思議な世界を楽しめる一冊。
色彩の芸術 | ヨハネス・イッテン
色彩の芸術/バウハウスの芸術家・教育者、ヨハネス・イッテンによる色彩論集。邦訳は美術教育者の手塚又四郎とグラフィックデザイナー・大智浩によるもの。色彩図版や挿画が切り貼り方式になっている初版。
The Open Book: a History of the Photographic Book from 1878 to the Present | Andrew Roth
1878年から2003年の間に出版された172冊の優れた写真集を集成した資料集。表紙と見開き2~3ページに加え、タイトル、出版社、装丁などの情報を掲載。掲載されている写真家はウォーカー・エヴァンス、アレクセイ・ブロドヴィッチ、ウィリアム・クライン、細江英公、荒木経惟など。 英語表記。
Candida Hofer: Dusseldorf | カンディダ・へーファー
アンドレアス・グルスキー、トーマス・ルフとともにベッヒャー派の写真家として知られるカンディダ・へーファーの作品集。過去40年間の新旧の作品を集め、特に芸術アカデミー時代からデュッセルドルフで制作された作品と、2011年以降に制作された作品に重点を置いて紹介した1冊。 英語表記。