何気なく手に取り、転がし、意識と無意識の間を行き来することで生まれる、心地いい余白と気付き。
FROMEが手掛ける「Leather Wrapped Stone」は、そんな何気ない動作で安心するひとときや、ふとしたアイデアを思いつくきっかけが生まれる“フィジカル・オブジェクト”です。
滑らかでツヤのある革とまるで同化しているかのように丁寧に包まれた石は、ひとつとして同じものがない自然の造形をそのまま残し、手の中でしっくりとその存在を感じさせます。
こちらは新色のヌメ革を使用した「Leather Wrapped Stone」。ブラックとはまた異なる艶と、深みのある経年変化を味わうことができます。
制作の様子は、こちらの商品ページもあわせてぜひご覧ください。
>> https://nostos.jp/archives/235210
石を自ら選ぶことで生まれる、あらたな思考のかたち
また今回は、革の中に包む石をお客様自ら店頭でお選びいただく受注も承ります。FROMEにとっても初の試みです。
革に覆われることで不可視化された、かつて選んだ石の姿かたち。その重さや質感に思いを巡らしながら、自らの記憶と石の記憶をたどる、あたらしい思考の体験になりそうです。
革に覆われることで不可視化された、かつて選んだ石の姿かたち。その重さや質感に思いを巡らしながら、自らの記憶と石の記憶をたどる、あたらしい思考の体験になりそうです。
忘却とひらめき。FROMEの新作「Rivet Box」
さらに、FROMEの新作となる「Rivet Box」も初お披露目します。
風合いのある素材と真鍮リベットで仕立てられた上質な箱は、関連づけされながらも一見ばらばらなものたちを美しく整理してくれます。
再び蓋を開け、そこに入れられたものたちを俯瞰的に眺める。そんな忘却、そしてそこから新しいアイデアが生まれるプロセスに作用する、FROMEらしい思考の道具です。
展示期間中は作家も在廊予定です。どうぞ、お楽しみに。
風合いのある素材と真鍮リベットで仕立てられた上質な箱は、関連づけされながらも一見ばらばらなものたちを美しく整理してくれます。
再び蓋を開け、そこに入れられたものたちを俯瞰的に眺める。そんな忘却、そしてそこから新しいアイデアが生まれるプロセスに作用する、FROMEらしい思考の道具です。
展示期間中は作家も在廊予定です。どうぞ、お楽しみに。
FROME個展「石の記憶」
概要:
FROMEが手掛ける「Leather Wrapped Stone」を展示販売するほか、中の石をご自身でお選びいただく受注も承ります。また新作となる「Rivet Box」も初お披露目します。
期間:
2022年6月18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日)
数万年の時間を内包する石を革で包み、手のひらに転がす。
自分の手に収まるちょうど良いかたち。
それは机の上に佇むオブジェクトとしても、記憶を呼び覚ます道具としても作用する。
浮かぶのは石の記憶なのか、それとも自分の記憶なのか。
プロフィール:
FROME(フローム)
2020年にスタートしたクラフトプロジェクト。素材の魅力を活かし、小規模かつ丁寧な手作業によって生まれる作品には、物そのものの存在を強く感じる。
https://fromeobjects.com/
会場:
nostos books
東京都世田谷区砧5-1-18 102号室
OPEN 13:00-18:00 土日のみ
03-5429-6969
https://nostos.jp