特集 / 世界の民芸
民藝運動が見出した「用の美」
人びとの生活のなかで生まれ、手しごとの日用品として暮らしに根ざした民衆的工芸品、すなわち「民芸」。その素朴な佇まいに宿る美を見出し、世に紹介したのが「民藝運動」でした。民藝運動のはじまりは1926年。柳宗悦、富本憲吉や河井寛次郎、濱田庄司らによって提唱されました。その対象は国内外の木工、陶磁器、織物、染物、紙工など各分野にわたります。リバイバルを繰り返しながら、現代も息づく民芸。本特集では、民藝運動に影響を及ぼした英国のアーツアンドクラフツ運動や、伝統工芸、現代のプロダクトデザインも交えながらお送りします。
一覧
世界の民芸
河村幸次郎
¥13,200(税込)
実業家であり、蒐集家としても知られる河村幸次郎が、世界の様々な民芸品について紹介した資料集。ノルウェーのチーズカッター板、ポーランドの花嫁図 [...]
日本民藝館所蔵 朝鮮陶磁図録
SOLD OUT
2010年に柳宗悦没後50年を記念して日本民藝館で開催された展示の図録。日本民藝館が所蔵する茶碗や染付、文房具、餅型など、朝鮮陶磁の優品約2 [...]