
特集 / 世界の民芸
民藝運動が見出した「用の美」
人びとの生活のなかで生まれ、手しごとの日用品として暮らしに根ざした民衆的工芸品、すなわち「民芸」。その素朴な佇まいに宿る美を見出し、世に紹介したのが「民藝運動」でした。民藝運動のはじまりは1926年。柳宗悦、富本憲吉や河井寛次郎、濱田庄司らによって提唱されました。その対象は国内外の木工、陶磁器、織物、染物、紙工など各分野にわたります。リバイバルを繰り返しながら、現代も息づく民芸。本特集では、民藝運動に影響を及ぼした英国のアーツアンドクラフツ運動や、伝統工芸、現代のプロダクトデザインも交えながらお送りします。
一覧

柚木沙弥郎作品集
柚木沙弥郎
SOLD OUT
型染の第一人者、柚木沙弥郎の作品集。深みのある色合いと、多種多様な美しい模様が施されたテキスタイルの数々を多数収録。氏自身のエッセイの他、大 [...]

三四郎の椅子
池田三四郎
¥5,500(税込)
日本の木工家で、松本民芸家具の創始者である池田三四郎が自身の収集品である椅子を紹介。「理髪の椅子」「フィンランドの子供椅子」「アフリカの洗面 [...]