特集 / 世界の民芸
民藝運動が見出した「用の美」
人びとの生活のなかで生まれ、手しごとの日用品として暮らしに根ざした民衆的工芸品、すなわち「民芸」。その素朴な佇まいに宿る美を見出し、世に紹介したのが「民藝運動」でした。民藝運動のはじまりは1926年。柳宗悦、富本憲吉や河井寛次郎、濱田庄司らによって提唱されました。その対象は国内外の木工、陶磁器、織物、染物、紙工など各分野にわたります。リバイバルを繰り返しながら、現代も息づく民芸。本特集では、民藝運動に影響を及ぼした英国のアーツアンドクラフツ運動や、伝統工芸、現代のプロダクトデザインも交えながらお送りします。
一覧
イヌイットの壁かけ
岩崎昌子
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著者の岩崎昌子のコレクションであるイヌイットの壁掛けを紹介した資料集。厳しい自然のなか、イヌイットの女性たちが防寒着用の生地の端切れを活かし [...]
玩具図譜 全5巻揃
尾崎清次
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大正・昭和期の小児科医であり、郷土玩具研究でもあった尾崎清次の著作。郷土玩具のなかでもとりわけ小児の無事成長を願うものをあつめ、スケッチとと [...]
物には心がある。
田中忠三郎
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民俗学者・民俗民具研究家の、田中忠三郎によるエッセイ集。自ら蒐集した貴重なコレクションの写真とともに、消えゆく生活道具と、作り手の思いに魅せ [...]