【ノストス奮闘記】2017年10月:繰り返し伝える
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【ノストス奮闘記】2017年10月:繰り返し伝える

代表の中野です。

10月が終わりました。冬がきちゃった。
今月も振り返りを記録します。 第22回目。

過去の記事はこちら:
【ノストス奮闘記】2017年1月を振り返って
【ノストス奮闘記】2017年2月を振り返って
【ノストス奮闘記】2017年3月を振り返って
【ノストス奮闘記】2017年4月を振り返って
【ノストス奮闘記】2017年5月を振り返って
【ノストス奮闘記】2017年6月を振り返って
【ノストス奮闘記】2017年7月を振り返って
【ノストス奮闘記】2017年8月を振り返って
【ノストス奮闘記】2017年9月:行動をデザインする


今回は、「繰り返し伝える」ことについて書いてみたいと思います。

と聞いて、面白くなさそうだなと思った方。古本屋としての話が読みたいんだよ!とお思いかもしれませんが、まあそういわずに。


さて。

会社や仕事において最も重要なことは、「なぜそれをしているのか?」ということですよね。

デザイン会社が古書店(も)運営している理由はなんだろう?ということに立ち返ると、「なんとなく〜」とか「古本好きだし〜」みたいなことでは、ウチで働くことを選択してくれているスタッフに対して極めて失礼だし、何となくホワホワやっている集団は弱い。

ということで、10月から週1ミーティングの冒頭で、僕が1週間で考えていたこと、気になることを話すことにしました。毎回ほとんど同じことを話しているので、聞いているスタッフからしたら「この人マジでしつこいわー」と思われている可能性がなくもない。

けれども。
けれどもですね。私は諦めませんよ。

一回ぐらいじゃ人には伝わらないのです。たぶん20%ぐらいしか伝わっていないはず。「何となくわかった気がする。」から「なるほど!」へ変化させるにはしつこく繰り返し伝えるしかない。

では、伝える側としては何が必要か?

今の時点での答えは、

・自分の説明スキルのレベルを根本的に疑う。
・同じ内容を違うパターンで何度も繰り返し説明する

の2つ。

日常生活においても「そういうことが言いたかったんじゃないんだけど」とか「それは勝手な勘違いでしょ?」といういざこざがよく起こる。あれって説明する側に問題があったりするんじゃなかろうか、と思うわけです。夫婦でもそうですよね。

こちらの意図を汲み取ってくれない相手を責めたり変えようとするのではなく、自分が伝える方法を変えてみる方が、健全かつ改善余地の幅は広いはず。

うまく伝わらない→伝わっていないことを自覚する→伝え方を変えてみる、ということを日常的に行えれば、いろんなことが解決する気がしています。なので、まずは自分を疑ってみるところから。

そして、同じ内容を何度も違うパターンで話すことに慣れれば、自分自身も素早く視点を変える技が身につく一石二鳥。

おやおやそれはたいそうご立派な考えですな、と思いますよね。 書いてて僕も思います。大会社でもあるまいし何を偉そうに、と。

それでもやらないよりやる方が確実に良くなるのは間違いない事実だし、小さな会社だからこそ必要なのかもしれません。

とはいえ、事前に話すことを決めておかないといけないわけで…週末の時点で週明けに何を話すべきか、毎週末ウンウン唸っております。

マゾなのかしら。



※写真はにこやかに伝える人。伝え方を変えたら真剣に聞いてくれる。

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ノストスブックス店主。歴史と古いモノ大好き。パンク大好き。羽良多平吉と上村一夫と赤瀬川原平と小村雪岱に憧れている。バンドやりたい。