【ノストス奮闘記】2017年3月を振り返って
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【ノストス奮闘記】2017年3月を振り返って

代表の中野です。

3月が終わりましたので振り返りを記録します。
第15回目。

過去の記事はこちら:
【ノストス奮闘記】2017年2月を振り返って
【ノストス奮闘記】2017年1月を振り返って



わからないものを改善する

さて3月。店舗は再び上昇して過去最高売上に並びました。 店舗は順調ですが、ECサイトがここへきて横ばいが続いています。

いざ原因を探ろうという時点でデータを見ても、ほとんど覚えていないということは先月書いたとおり。 これを防ぐために毎日売上の確認をしているのですが、当店ECサイトはどうやら水曜と土曜に弱点がある模様。

水曜はアクセス数は変わらないのに、カートに入れる数がガクンと減る(購入ではなく)。
土曜はアクセス数もカートに入れる数も下がる。土曜のアクセス数については、土日の更新がないという理由から想像がつきますが、水曜はわからない。

カートに入れる数」は重要な数字で、詳細ページから「カートに入れる」数自体が少なければ、当たり前ですがそこから購入までいく人も少ない。 カートに入れたあと、完了ページまでのステップで離脱することはある程度改善できるのですが、そもそも「カートにいれる」人がいなければ改善もできないということになります。

今のところ「カートにいれる数」は日毎の平均で約50。悪いときは1という日もありました。 この差はなんなんだろう?うーんまったくわからない。 わからないけど改善するのです。

「カートに入れない」から思いつくことは以下のようになりました。

1. 商品ページがつまらない。
2. 情報として見ている(買うのは他のサイト)
3. 状態がわからない
4. 古本だから不安
5. そもそもほしい商品がない


それぞれの改善案を思いつく限り書いてみました。

1. 商品ページがつまらない

・選んだ人を載せる(スタッフの)
・スタッフレビューを載せる

2.情報として見ている(買うのは他のサイト)

・他のサイトにない商品を扱う
・他のサイトより安くする

3.状態がわからない

・画像をもっと増やす

4.古本だから不安

・店舗受け取りをもっと目立たせる
・返品返金OKにする

5.そもそもほしい本がない

・売切率を減らす
・どんな目的の人に向けるのかをもっと絞る

ここから「やる・やらない」を決めて、どの順番でやるかを決めます。例えば2.に書いた2つの施策は、店の方向性による選択肢です。ノストスブックスとしては安さで勝負するのではなく、どこにも売ってない商品を提案したい、という感じでおのずと選択するものが決まります。

1.はね、良いと思うの。なので、いま準備中です。4.はすでにやってるけどもっと認知を増やす方法がないか。5.は両方必要。3.が一番問題で時間をくうので、慎重に決めるべき施策です。



期間を決める

それと同時に大事なのが、やったことと結果のタイムラグをどのぐらい取るか、です。

継続する」「やり方を変える」「やめる

基本的にこの3つしか選択肢がないわけですが、非常に悩ましい問題。特にECサイトはタイムラグがある。 例えばノストスブックスでは1記事が狙ったキーワードで上位にくるまでに半年かかりました。

1ヶ月なのか、3ヶ月なのか、あるいは1年なのか。

この期間をしっかり切る。そして結果がでなければ潔く「やめる」こと。 実際なかなかやめられないんだなこれが。 しかし、ずるずるやり続けると新たな問題がでてしまうのです。

新たな問題とは何か?というと「あれもこれも問題」。

頑張れば頑張るほど仕事量はどんどん増えていってしまう。時間に終わらない。残業する。疲弊する。続かない。これが一番ダメなパターン。

ECサイトは継続し続けなければいけない。継続するには一人一人の頑張りに依存しない方法を確立するしかない。 改めて、運営する上での注意点はこの2つだけだと言い切れます。

ノストスブックスを我が子だと考えると、今はちょうどハイハイ歩き状態。 そのうちプルプルしながら自分の足で立つ日も近いと信じて育てます。 リアル子育てはまだしたことはないですが、きっと同じなんじゃなかろうか。

※写真は砂風呂に入るおばさん。ぬくいやないの。

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ノストスブックス店主。歴史と古いモノ大好き。パンク大好き。羽良多平吉と上村一夫と赤瀬川原平と小村雪岱に憧れている。バンドやりたい。