ノストス奮闘記第27回目。
春ですね気持ちが良い季節。
過去の記事はこちら:
【ノストス奮闘記一覧】
今回は「同時性と関連性」について書いてみようと思います。
店舗でお客様と話していると、「バウハウスが好き!」とか「ロシア・アヴァンギャルドがいい!」という好みをお聞きすることがあります。
もちろん1つを掘ることは素晴らしいこと。
ですが、では「同時期の日本でどんなことが?」とか「ピカソの時代に日本では誰が活躍していたの?」ということになると、ほとんどの方が「ん?はて?」となります。
うちのスタッフも同じ傾向があり、割とみんな知らないんだなという発見がありました。
というわけで。
1800年から2010年までの年表に情報を足していき、ノストスバージョンへと進化させていく試み。週一MTGの冒頭30分程度なので、少しづつですが情報が追加されています。
こうして見てみると、例えば、ロンドンで地下鉄が開通した1863年、日本では長州藩の禁門の変が起こっている…これだけでも日本史好きとしては胸アツ。くー。
このまま日本史方面へ脱線しそうなので話を戻し、デザイナー、アーティストたちが活動していた時期や芸術運動を年表で俯瞰することで、社会情勢とデザイン・アートがリンクしていることが理解でき、大きな時間の流れにも意識が向きます。
例えばスタッフが気になっている本を持ってきてこの年表のどこに入るかを探ると、同時代にどんな人がいてどんなことが起こったのかが一目瞭然。「この時代の人だと思ってなかった!」とか「こことここが繋がっている!」という発見があるのがとても良い。
これほとんど遊びのようでいて、店作りの参考にもなり、スタッフの勉強にもなる、という一石二鳥の方法かもしれません。
まだ始めたばかりですが、今年の終わり頃にはかなり充実した年表に生まれ変わるのではないでしょうか? そのうち、この年表を使って店舗レイアウトを展開したいと思ってます。
点である事象や人物に、同時性と関連性という2つの視点を合わせることで、新しい発見が生まれ、それは後の新しい行動を作るのではないか?
ノストスブックスというお店の存在価値を、この一点にフォーカスしたい。
そんなことを考えていた3月でした。
※写真は並ぶ人々。点と線。
店舗でお客様と話していると、「バウハウスが好き!」とか「ロシア・アヴァンギャルドがいい!」という好みをお聞きすることがあります。
もちろん1つを掘ることは素晴らしいこと。
ですが、では「同時期の日本でどんなことが?」とか「ピカソの時代に日本では誰が活躍していたの?」ということになると、ほとんどの方が「ん?はて?」となります。
うちのスタッフも同じ傾向があり、割とみんな知らないんだなという発見がありました。
というわけで。
年表で俯瞰する
とあるツイートで「近代デザイン史年表」というものをPDFで無料配布していたのでこれを使わせてもらうことにしました。よく出来ている。#schoo の連続講座「デザインのよみかた」2月28日 水曜日 19:00からの、第2回は ‘いいデザインとはなにか’ について、近代デザイン史年表を使用します。こちらはどなたでもPDF形式でダウンロード可です。https://t.co/KTCGdo2HYV https://t.co/TVyT5LU3Eq pic.twitter.com/2tzz55nHjB
— 中村将大 (@room_831) 2018年2月27日
1800年から2010年までの年表に情報を足していき、ノストスバージョンへと進化させていく試み。週一MTGの冒頭30分程度なので、少しづつですが情報が追加されています。
こうして見てみると、例えば、ロンドンで地下鉄が開通した1863年、日本では長州藩の禁門の変が起こっている…これだけでも日本史好きとしては胸アツ。くー。
このまま日本史方面へ脱線しそうなので話を戻し、デザイナー、アーティストたちが活動していた時期や芸術運動を年表で俯瞰することで、社会情勢とデザイン・アートがリンクしていることが理解でき、大きな時間の流れにも意識が向きます。
例えばスタッフが気になっている本を持ってきてこの年表のどこに入るかを探ると、同時代にどんな人がいてどんなことが起こったのかが一目瞭然。「この時代の人だと思ってなかった!」とか「こことここが繋がっている!」という発見があるのがとても良い。
これほとんど遊びのようでいて、店作りの参考にもなり、スタッフの勉強にもなる、という一石二鳥の方法かもしれません。
まだ始めたばかりですが、今年の終わり頃にはかなり充実した年表に生まれ変わるのではないでしょうか? そのうち、この年表を使って店舗レイアウトを展開したいと思ってます。
点である事象や人物に、同時性と関連性という2つの視点を合わせることで、新しい発見が生まれ、それは後の新しい行動を作るのではないか?
ノストスブックスというお店の存在価値を、この一点にフォーカスしたい。
そんなことを考えていた3月でした。
※写真は並ぶ人々。点と線。