【ノストス奮闘記】2018年8月:成長ってなんだろう?
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【ノストス奮闘記】2018年8月:成長ってなんだろう?

代表の中野です。

ノストス奮闘記第29回目。
すっかり2ヶ月も放置してしまいました。

過去の記事はこちら:
【ノストス奮闘記一覧】

本日8月10日はノストスブックス5周年ということで、これもひとえに皆様のおかげでございます。いつもご利用ご訪問ありがとうございます。

さて、この振り返りブログ(2ヶ月休みましたが)を書き続けて、はや2年半。実店舗は5年、ECサイトからカウントするとおよそ6年。私たちは成長しているのでしょうか?

ノストスブックスは、自分が生業として選んだデザインという仕事に対して「なんだかわからないけどこういうんじゃない」という違和感からスタートしました。

店舗運営というものを始めてみて「日々の小さな積み重ねに重きを置く必要がある」ということがやっと腹落ちしたのが3年目。そしてそれがとても新鮮で、畑を耕すような感覚を得ました。ときには嵐が来て、今までの畑を一から直す、なんてこともありました。

その結果、売上は毎年更新しています。しかしながら「売上が上がってるなら良いんじゃないの。成長?してるしてる。」と安易には言えない。これだけでは成長とは呼べないのです。

僕の場合、経営者という立場なので、みんなにお給料を払うという最低限の約束事を守りつつも、それ以上に「働く楽しさをお返しする」というお題目があります。

働く楽しさって、人からやらされる仕事じゃなく自分の頭で考えて計画し、実行したことがちゃんと結果として返ってくることだと思うんです。自分の成果物に対する判断基準を他人に渡すことほどつまらないものはない。

以前書いた記事で、最後に「機会」という項目を置いています。
https://nostos.jp/archives/178990

この「機会」を1人1人により多く渡せるように。「実行」ではなく「機会」を何度も渡す。そんなお店でありたい。

というわけで6年目もノストスブックスをご贔屓に。



※叩いて均す男。

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ノストスブックス店主。歴史と古いモノ大好き。パンク大好き。羽良多平吉と上村一夫と赤瀬川原平と小村雪岱に憧れている。バンドやりたい。