Furniture Design: Twentieth-Century 20世紀の家具のデザイン
19世紀から20世紀の家具デザインを集めた写真資料集。ヨーゼフ・ホフマン、アルヴァ・アールト、ル・コルビュジエ、チャールズ・イームズら、デザイナーや建築家の作品写真、図版、テキストによる解説を収録。ドレッサーや椅子、建築と家具など、時代の移り変わりとともに変化してきたデザインを探る。
『室内』の52年 山本夏彦が残したもの | Lixil Booklet
コラムニスト、山本夏彦が創刊したインテリア情報誌『室内』を振り返る写真資料集。1955年の創刊から2006年に休刊するまでの『室内』の軌跡を、特集記事や連載を通して辿る一冊。
Design of Doujunkai 蘇る都市の生活と記憶 同潤会アパートメント写真集
関東大震災の復興支援を目的に設立された財団法人・同潤会によるアパートメント写真集。大正末期から昭和初期にかけて、東京と横浜の各地に建設された鉄筋コンクリートの集合住宅/同潤会アパートの内外観や什器などを、カラーで多数掲載。当時としては先進的な設計と、そこに息づく暮らしが記録されている。 表紙にスレ、ヨゴレ有。小口に僅かなヨゴレ、一部キズ有。本文経年並。
フィリップ・ジョンソン 現代建築家シリーズ | 美術出版社
美術出版社より刊行の、世界の建築家の作品を取り上げる「現代建築家シリーズ」。本書はアメリカのモダニズムを代表する建築家、フィリップ・ジョンソン特集。ジョンソンが手がけた数々の建築を、平面図の資料とともに外観、内観をカラー、モノクロで多数収録。
a+u 建築と都市 1979年6月 臨時増刊号 フィリップ・ジョンソン作品集
世界の建築情報を日本、世界に提供する建築雑誌『a+u 建築と都市』の臨時増刊号。特集はアメリカのモダニズムを代表する建築家、フィリップ・ジョンソンの作品集。ガラスの家、I.D.Sセンター、ニューヨーク近代美術館中庭ほか、多くの建築作品、フィリップ・ジョンソンの論文など作品図版とともに解説を収録。磯崎新による寄稿を掲載。
小さきもの、沈黙の中で 新装版 | 山本昌男
欧米を中心に高い評価を得ている写真家、山本昌男の写真集。2015年に刊行された内容を一部改訂した新装版。水や光の反射、自然、生、木々の佇み。昔ながらの白黒写真の印刷紙、ゼラチンシルバープリントによって表現される静謐な世界。
Thomas Ruff: Editionen 1988-2014 | トーマス・ルフ
ドイツの写真家、トーマス・ルフの作品集。1988年から2014年にかけて制作された作品を年代順に紹介。「Night」、「Substrat」、「cycloid」などのシリーズを、フルカラーの作品図版211点、テキストにて収録。 
Grafted: Plants by Kohei Oda & Pots by Adam Silverman | 小田康平、アダム・シルヴァーマン
2015年にニューヨークで開催された展覧会「Grafted: Plants by Kohei Oda & Pots by Adam Silverman」に際して刊行された作品集。2個以上の植物体を組み合わせた「接ぎ木(Grafted)」を施した、ユニークな植物を掲載。作品は植物屋「叢-Qusamura 」の店主である小田康平、鉢はニューヨークの陶芸家であるアダム・シルヴァーマンによるもの。アートディレクションは八木保。
Composition | Shirley Irons シャーリー・アイアンズ
ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、シャーリー・アイアンズによる作品集。1988年から2019年にかけて制作された絵画作品とパンデミックにより制作の転機となった静物画をまとめた全2巻で構成される。ハイウェイや建物内の廊下、コンセント、花など、どこか儚い日常の風景を描く。作品図版とともにエッセイを収録。英語表記。
Who is Changed and Who is Dead | Ahndraya Parlato
ハワイ出身の写真家、アンドラヤ・パルラートの作品集。母親の自殺と子供の誕生という人生を大きく変える出来事をきっかけに、『母性』という複雑な状況をテーマとする壮大なプロジェクト。枯れた花瓶の花や覆いかぶさる黒い布、赤い果実、ありのままの子どもの姿。静物、人物、風景などの写真とともに自身が綴った文章を収録。英語表記。
M.I.A. | Mathangi "Maya" Arulpragasam
ミュージシャン、M.I.A.のアートワーク集。アルバムから、ミックステープ、ライブパフォーマンス、展覧会、インスタレーション、ミュージックビデオの撮影に至るまで、彼女の全ビジュアル・アウトプットを記録。歌詞と独占インタビューの一部もあわせて収録。
Almost Naked | Shen Wei
上海出身の写真家、Shen Weiの作品集。アメリカにおけるアイデンティティとセクシュアリティをテーマとしたポートレイトシリーズ。保守的な環境で育ったShen Weiが欲望や本能の複雑さを追求する。寝室やバスルーム、水の中など、老若男女、さまざまな人々のヌードを撮影。500部限定。英語、中国語表記。
Before You, Santa Claus, Life was like a Moonless Night | Andrea Alessio アンドレア・アレッシオ
イタリアの写真家、アンドレア・アレッシオによる作品集。ミラノで開催された展示の際に刊行されたもの。自身が住む北イタリア・トレヴィーゾとその周辺を撮影。クリスマスツリー、玄関の装飾、街のネオンライト、ショーウィンドウや駐車場。暗闇の中でイルミネーションがメランコリックに灯る、その情景を映し出す。英語、イタリア語表記。
Raw Soul | Yehlin Lee 李岳凌
台湾の写真家、李岳凌(リー・ユエリン)による作品集。2011年から2017年にかけて故郷である台湾をカメラを手に撮影する。街の占い師、荒涼とした自然、祭り、バスの車内、都市の公園、そこに暮らす人々。日常と幻想の間のようなどこか未知の台湾を写す。日本語、中国語、英語表記。
Danh Vo oV hnaD ヤン・ヴォー ーォヴ・ンヤ | 国立国際美術館
2020年に国立国際美術館で開催された展示のカタログ。ベトナム出身のメキシコシティを拠点に活動するアーティスト、ヤン・ヴォーによる作品を収録。木材の伐採、周囲の自然、作品の制作過程など、解体と再構築というヴォーにおける作品そのものの在り方を感じることができる。解説冊子付属。
The Japanese Series | Thomas Neumann トーマス・ノイマン
ドイツを拠点に活動する写真家、トーマス・ノイマンの作品集。水墨画のように日本の山岳地帯を捉えた『MORI』シリーズの写真16点と、有名な水石コレクションから選ばれた石を至近距離から鮮明に撮影した「ISHI」シリーズ写真8点を掲載。ドイツ語、英語、日本語表記。
Ann Craven | アン・クレイヴン
ニューヨークを拠点に活動する画家、アン・クレイヴンによる作品集。20年に渡り制作されてきた鳥や月、花、動物、抽象作品などのシリーズをまとめたもの。優しく、ときに大胆なタッチで描かれる豊富な作品図版とともにスタジオの写真、解説を収録。
Becky Suss | ベッキー・サス 画集
米国・フィラデルフィアを拠点に活動するアーティスト、ベッキー・サスの作品集。親密さ、家庭性、記憶といった概念を探求した、無人の室内やオブジェを描いたペインティング作品を収録。平坦化された建築物、誇張されたプロポーション、歪んだ遠近法を用いたサスのスタイルは、事実と架空の間の緊張を増幅させ、絶えず改編され改訂される記憶の可塑性を映し出している。 英語表記。
Echoing Yours | 大西文香
写真家、大西文香によるフィルムカメラで撮影された初となる作品集。木々から溢れ出す光、花や植物、水面を反射する光。眩いほどの光とみずみずしい自然の息吹が綴じられた1冊。500部限定。
いつかの森 | 平澤まりこ
イラストレーター、エッセイスト、アーティストである平澤まりこの作品集。モノタイプ手法による描版画、陶作家の安藤雅信との共同制作による陶彫画など、作品図版81点を収録。美しいフォルムの馬たち、天使と羊、木の根、夜の森。森の中で自由に生きる動物たちと神秘的な気配が収められた1冊。
光の粒子 | かくた みほ
写真家、かくたみほの作品集。フィンランドの深い森の湖畔、凪いだ水面、光差し込むドアの隙間、穏やかな昼下がり、夕焼けと犬たち。日々の情景と光の移り変わりの美しい瞬間を収めた1冊。作品図版65点を収録。
Into the Fire. | Matt Stuart マット・スチュワート
ロンドン出身のストリートフォトグラファー、マグナム・フォトのメンバーでもあるマット・スチュワートによる写真集。メキシコ国境のすぐ北に位置するソノラ砂漠の旧軍事基地であった場所、「スラブシティ」に暮らす人々を撮影。廃材や藁で建てられた家、銃を持つ男、夜のトレーラーハウス、火事の跡と子ども。規律に守られた世界とはかけ離れた、ありのままに生きる人々とその暮らしを捉える。
xx**/windows | 奥山由之 × アーロン・ニエ × 山田写真製版所
写真家、奥山由之による東京都内の窓ガラス越しに見える風景を撮影した写真集『Windows』をもとに、デザイナーが印刷会社とともにアートブックを制作した作品集。奥山由之のカメラレンズを通して捉えられた窓ガラスの模様に似たパターンの繰り返しで構成される。担当のデザイナーはアーロン・ニエ。印刷会社は山田写真製版所。
SKIN 地球の肌 | 回里純子
2022年にKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭のサテライトイベントKG+で開催された展示の際に刊行されたもの。アーティスト、回里純子による作品集。「触れる」ことをテーマに制作。水面の揺らぎ、水に触れる女性、ごつごつとした岩肌、森の木々。トレーシングペーパーによりレイヤーのように浮かび上がる情景は、過去、そして現在から未来へ向かう曖昧さを包括する。
現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 | 東京国立近代美術館
2014年に東京国立近代美術館で開催された、「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」の図録。世界でもトップクラスとされるヤゲオ財団所蔵の現代美術コレクションのうち、厳選した75点を紹介。「ミューズ」「ポップ・アート」「崇高」など10のテーマに分類し、ジョアン・ミロ、草間彌生、マン・レイ、アンディ・ウォーホルらの他、サンユウ、ザオ・ウーキーといった中国のアーティストによる作品も多数収録。
Rodrigo Valenzuela: Journeyman | Matthew Schum
チリ出身のアーティスト、ロドリゴ・ヴァレンスエラの作品集。ドキュメンタリーとフィクションという相反する伝統に根ざした写真、映像、インスタレーションの作品など、ヴァレンスエラの代表的な作品を包括的に収録。 英語表記。
the eyes、the ears、 | 川内倫子
写真家、川内倫子の作品集。日常で出会う一瞬を切り取ったかのような優しい眼差しの写真と、詩のような言葉が散りばめられた、写真と言葉の作品集。
没後30年 熊谷守一展 天与の色彩 究極のかたち | 平澤広、渡辺浩美他
2007年から2008年にかけて開催された「没後30年 熊谷守一展 天与の色彩 究極のかたち」の図録。植物や動物に対する尊敬と、ささやかな日常に対するあたたかな眼差しが感じられるペインティングや書などを多数収録。池田良平や平澤広らによるエッセイもあわせて掲載。
Ricardo Cases: El Porque de las Naranjas | リカルド・カセス
スペインの写真家、リカルド・カセスの作品集。地中海に面したレバンテ地方にて撮影。フランスパンに模したドアノブ、廃棄されたダンボールの山、排水口に溜まった果物。どこか非現実的で、見過ごしてしまうような瞬間の断片を捉える。 スペイン語表記。
Shane Lavalette: New Monuments | シェーン・ラヴァレット
アメリカの写真家、シェーン・ラヴァレットの作品集。出版社「Libraryman」がおくる季刊写真集プロジェクト「Seasons Series」の7作目。2015年にラヴァレットがイタリア・ローマのアメリカン・アカデミーに客員アーティストとして滞在中に撮影された作品を収録している。500部限定。 英語表記。
HG Merz: Station Z Sachsenhausen | Walter Niedermayr ウォルター・ニーダーマイヤー
イタリア出身の写真家、ウォルター・ニーダーマイヤーの作品集。ベルリン近郊・ザクセンハウゼン強制収容所の火葬施設「Station Z」跡地に建てられた、保護と黙想のための施設とその周囲を撮影したもの。半透明のシェル状の施設の設計は建築家のHGメルツによるもの。薄い曇り空の下、撮影された1枚1枚の写真は痛ましい過去の歴史を現代へと伝える。 ドイツ語表記。
Franck Muller | 上田義彦
スイスの高級時計ブランド、フランクミュラーのコレクションを写真家の上田義彦が撮影。文字盤の精密で美しいデザインをカラーで掲載。装丁は中島英樹によるもの。
Sally Mann: At Twelve, Portraits of Young Women | サリー・マン
アメリカの写真家、サリー・マンの作品集。マンの故郷、バージニア州に住む友人や親戚の子どもである12歳の少女たちの肖像を捉えたもの。子どもと大人の間で揺れ動く、興奮と社会的可能性に満ちた多感な時期を、マン独自の視点で切り取っている。序文は作家のアン・ビーティ。 英語表記。
Blast | 畠山直哉
写真家、畠山直哉の作品集。石灰石鉱山の発破の瞬間を撮影したシリーズ「BLAST」を一冊にまとめたもの。試行錯誤の末に編み出した遠隔操作で撮影されており、その迫力は見るものを圧倒する。ブックデザインは祖父江慎によるもの。
Eirini Vourloumis: In Waiting | Panos Kokkinias、James Estrin
アテネを拠点に活動するドキュメンタリー写真家、Eirini Vourloumisの写真集。サンタの靴下がぶら下げれた外務省のカフェテリアや、本が一冊も残っていない科学技術図書館、税理士の磨かれた靴など、不確実な世の中で文化的アイデンティティがどのようにして現れるかを示した作品を掲載。英語表記。
町口覚 一〇〇〇 | 一〇〇〇BUNKO
数々の写真集やアートブックのデザインを手がけてきた、デザイナーで造本家の町口覚による写真集。分厚い文庫シリーズ「一〇〇〇本」第1弾となる本書は、著者自身が厳選した戦後からの写真集38冊からの複写を1024頁に刷り込んだもの。濱谷浩の「雪国」やWilliam Egglestonの「WILLIAM EGGLESTON'S GUIDE」、ロバート・フランクによる「THE AMERICANS」など、巨匠による写真集が新たな形となって一同に介している。
Paul Klee: Life and Work | パウル・クレー
20世紀を代表するスイスの画家、パウル・クレーの作品集。幼少期、アヴァンギャルドの時代、バウハウスのヴァイマール校在籍時そして晩年に至るまで、クレーが残した数々のドローイングや絵画作品を時系列順に収録。 英語表記。
Picasso and His Time | パブロ・ピカソ、パウル・クレー、アンリ・マティス
ドイツの美術商ハインツ・ベルクグリューンのコレクションを収蔵展示する、ベルリン国立ベルクグリューン美術館の作品をまとめた一冊。パブロ・ピカソ、パウル・クレー、アンリ・マティスら3人の芸術家を中心に、同時代のアルベルト・ジャコメッティ、ジョルジュ・ブラック、そして芸術家たちに影響を与えたポール・セザンヌの作品を紹介。絵画、デッサン、彫刻など大判の図版、テキストを収録。 英語表記。
Matisse Picasso | アンリ・マティス、パブロ・ピカソ
20世紀を代表する2人の芸術家、アンリ・マティスとパブロ・ピカソの関係性と影響について紐解く作品集。2002年から2003年にかけてニューヨーク近代美術館やロンドンのテート美術館などで企画、開催された展覧会の際に刊行されたもの。お互いに影響を与え続けた2人の作家による34の作品を比較・検証し、6人のキュレーターたちによる興味深い分析の論考をあわせて収録。 英語表記。
パウル・クレー おわらないアトリエ | 東京国立近代美術館、京都国立近代美術館
2011年に東京国立近代美術館と京都国立近代美術館で開催された「パウル・クレー おわらないアトリエ」展の図録。画家であり、バウハウスでも教鞭をとった美術評論家、パウル・クレーのペインティング作品を、豊富な解説とともに収録。1919年の自画像シリーズ、油彩転写、切断分離、再構成、両面など氏の絵画に対する試みごとにセクションを分けている。
妖精たちの森 | 野中ユリ、澁澤龍彦
多くの版画美術を手掛ける野中ユリの作品集。澁澤龍彦のエッセイと共に、透明感のある静謐なコラージュが綴られた美しい一冊。新装版ではなく、講談社からの初版。
文学と美術の多面体展 赤瀬川原平×尾辻克彦 | 町田市民文学館ことばらんど
2014年に町田市民文学館ことばらんどで開催された展示の図録。芥川賞作家・尾辻克彦こと、美術家・赤瀬川原平の「ものの見方・考え方」を小説やエッセイ、美術作品を通じて追体験することにより、そのユニークな発想を解き明かす。
詩人の島 | 藤原敦 写真集
写真家、藤原敦の作品集。戦前のハンセン病患者であり伝説の歌人・明石海人の歌に心うたれ、日本最古の国立ハンセン病療養所がある岡山県の長島を訪れ撮影した写真集。
どうせなにもみえない 諏訪敦絵画作品集 | 求龍堂
写実絵画で知られる日本の画家、諏訪敦(すわあつし)の作品集。「どうせなにもみえない」や、死の前後の父親を描いた「father」シリーズ、舞踏家の大野一雄や画家、松井冬子の肖像画などの作品を収録。諏訪の創造や思考の道筋を垣間見られるテキストや資料などもあわせて掲載。