魅惑のニッポン木版画 | 横浜美術館
横浜美術館開館25周年を記念して刊行された、幕末から現代までの木版画作品集。古くは歌川広重や竹久夢二から、現在活躍する版画家のものまで、オールカラーで掲載。
ようこそ!横尾温泉郷 | 横尾忠則現代美術館
2016年から2017年にかけて横尾忠則現代美術館で開催された展示の図録。『銭湯シリーズ』、『温泉シリーズ』の2つのシリーズを中心に、絵画、ポスター、各地の温泉地のY路地など、横尾忠則の旅の記録を収録。
藤井豊写真集 僕、馬 I am a horse | 藤井豊
写真家、藤井豊の作品集。2011年の4月から5月にかけて、東日本大震災で津波の被害に遭った青森・岩手・宮城を撮影。隆起した道路、大きな亀裂の上を歩く子供、瓦礫の山、壊れた校舎など、自らの足でその当時の現状を記録に残した一枚一枚が収められている。
パランプセスト 重ね書きされた記憶/記憶の重ね書き | gallery aM
2015年にgallery aMで開催された展覧会の図録。武蔵野美術大学が企画運営に携わるギャラリースペースであり、本書は美術批評家の北澤憲昭と宮城県美術館研究員の和田浩一によるキュレーションのもと開催された全7回の展覧会を記録したもの。展示の様子の写真やアーティストトーク、論考のテキストなど2冊に分けて収録。
天地創造計画 レコードジャケットによる瞑想 | 横尾忠則
横尾忠則が5万枚にも及ぶレコード・ジャケットを編纂、選ばれた300点から「天地創造」のイメージ世界を構成した壮大な1冊。「〈ぼくの全てがここにある〉といい切れる。」(本文より)
Hans-Rudolf Lutz: Ausbildung in Typografischer Gestaltung | ハンス・ルドルフ・ルッツ
スイスのタイポグラフィの巨匠エミール・ルーダーに師事したグラフィックデザイナーでタイポグラファー、ハンス・ルドルフ・ルッツによる資料集。20年に渡り教鞭を執っていたルッツが生徒たちと実践してきた、屋外広告のレタリングやポスター、道路標示などを例にしたタイポグラフィについての講義を5つの章に分けて紹介。現代タイポグラフィ・デザインの美学的理論を示している。 ドイツ語表記。
イメージの翼2 | 細谷巖
アートディレクター、グラフィックデザイナー、ADC会長、ライトパブリシテイ社長として最前線の活躍を続ける細谷巖の作品集第2弾。キューピーマヨネーズ、キャノン、サントリーなど誰も目にしたであろう代表的な仕事を紹介。細谷氏の仕事について語る、ポール・ランドのインタビューも掲載。
資生堂のクリエイティブワーク
明治5年に創業された資生堂の広告ポスター、パッケージデザイン、雑誌広告、CMなどから秀作450余点を厳選して収録。田中一光、木村勝、福田繁雄らによる解説も掲載。
日本民話グラフィック| 灘本唯人、永井一正、宇野亜喜良、田中一光、横尾忠則
当時を代表するデザイナー、イラストレーター、コピーライター、作家らが日本民話をアレンジした実験的な意欲作。収録内容は「一寸法師 絵:灘本唯人/文:滝来敏行」「桃太郎 絵:永井一正/文:梶祐輔」「浦島太郎 絵:宇野亜喜良/文:寺田澄史」「花咲爺 絵:田中一光/文:坂上弘」「かちかち山 絵:横尾忠則/高橋睦郎」。瀧口修造、亀倉雄策による後書きも併せて掲載。
津田青楓 図案と、時代と、 | 渋谷区立松濤美術館
2022年に渋谷区立松濤美術館で開催された展覧会の図録。夏目漱石らの本の装幀を手がけたことで知られ、日本画、洋画、書家などの幅広い肩書きを持つ津田青楓による様々な図案の仕事を、豊富なカラー図版資料とともに紹介。
Otl Aicher: 328 Plakate fur die Ulmer Volkshochschule | オトル・アイヒャー
20世紀ドイツを代表するグラフィックデザイナー、タイポグラファーであり、ウルム造形大学の創設者、オトル・アイヒャーの作品集。1940年代から1960年代までのポスターを337点カラーで掲載。 ドイツ語表記。
Narita Inspected: Japan Graphic Design Compiled 成田インスペクテッド
グルーヴィジョンズやマニアッカーズデザイン、Nendoら、1990年代における日本のグラフィックデザイナーやイラストレーター総勢32組の仕事をまとめた資料集。グラフィックデザインやコラージュ、ゲーム、キャラクターなどの作品だけでなく、それぞれのデザイナーたちへのインタビュー、混沌とした仕事場や作業風景の写真などもあわせて収録。 英語、日本語表記。
Type Cosmique 2冊揃 | 朗文堂
組版工学研究会の編集による、欧文書体の見本帳第1巻、第2巻セット。1巻は文字の始点・終点部分に飾り(セリフ:Serif)を持つフォントを、2巻では飾り(セリフ:Serif)を持たない(サンセリフ:Sans-Serif)フォントを多数掲載。デジタルフォントの変遷についても収録。
粟津潔デザイン図絵 復刻版 | 青幻舎
数多くのグラフィックデザイン、イラスト、ブックデザイン等を世に生み出した粟津潔の1950年代~1970年までの仕事を纏めた作品集。デザインの再構築を目指す粟津潔の若き日の曼荼羅の世界。復刻版。
田中一光回顧展 われらデザインの時代 ハードカバー版 | 東京都現代美術館 ほか
2003年から2004年にかけて開催された田中一光の展示図録。ハードカバー版。ポスター、ロゴマーク、パッケージデザインなどデザインのあらゆる分野で活躍し、アートディレクターやプロデューサーとしても稀有な才能をいかんなく発揮した田中一光の、未発表作を含む564点の作品を収録。造本は勝井三雄。
Takenobu Igarashi: A to Z | 五十嵐威暢
デザイナー・アーティスト五十嵐威暢が1970年代から90年代初頭までに制作した3Dタイポグラフィ作品を纏めたモノグラフ。PARCO PART3のロゴ、ポスター「NOH」、ニューヨーク近代美術館のためにデザインしたポスターカレンダーなどの代表作や、版下、色指定、スケッチなどの貴重な資料も併せて収録。
Tokyo TDC 一〇〇〇 東京TDC賞・受賞作品集 1990-2012
東京タイプディレクターズクラブが毎年開催しているタイポグラフィとグラフィックデザインの国際賞の受賞作品を集めた作品集。デザインコンペに応募することの希有な作家が参加するコンペとしても知られ、世界で独自のポジションを築いてきた東京TDC賞。本書は1990年から2012年までの受賞作品をすべて掲載した貴重な資料となっている。
Swissted: Vintage Rock Posters Remixed and Reimagined | Mike Joyce
ニューヨークのデザイナーであるマイク・ジョイスが、70年代〜90年代のロックコンサートポスターをスイススタイルの手法で再構築。ザ・クラッシュ、セックス・ピストルズ、ソニック・ユース、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなど、伝説的なバンドのポスターがリメイクされている。それぞれの作品は実際にポスターとして額装できるよう破線付き。序文はスティーブン・ヘラー。
Typography, Advertising, Book Design | Max Bill
スイスのデザイナーで、「バウハウス最後の巨匠」とも名高いマックス・ビルの作品集。多方面で活躍した氏のタイポグラフィ、広告、ブックデザインといった代表的な仕事を包括的に紹介する。英語表記。
晃文堂タイプブック Kobundo Type Book
晃文堂が発行する1967年版の活字見本帖。様々なサイズとウェイトの欧文書体やタイプコンビネーションを掲載。本文のレイアウトはグラフィックデザイナー、片山利弘が担当。
視覚の領界 勝井三雄・デザイン | 富山県立近代美術館
富山県立近代美術館で開催された個展「勝井三雄デザイン展・視覚の領界」の図録。書物のパッケージングや色彩、文字、印刷技術、幾何学のパターンなど様々な作品の背景や本人のインタビューを交えつつ、ビジュアルデザインのあらゆる分野に及んだ作品集。デザイナーの早川良雄との対談や、武蔵野美術大学教授・寺山祐策のエッセイも掲載。
1968年 激動の時代の芸術 | 千葉市美術館 ほか
2018年から2019年にかけて開催された「1968年―激動の時代の芸術」の公式図録。歴史の転換点とされてきた1968年、学生運動や社会運動が激化しアングラ、カウンターカルチャーなどが盛り上がりを見せた時代を、現代美術を中心に回顧する。磯崎新、赤瀬川原平、高松次郎、横尾忠則、粟津潔、宇野亜喜良らの作品、資料を約300ページで収録。
ABZ : More Alphabets and Other Signs | Julian Rothenstein ジュリアン・ローゼンスタイン
英国の出版社・レッドストーンプレスの設立者、ジュリアン・ローゼンスタインによる遊び心溢れるタイポグラフィーとシンボルマークのスクラップブック。モダニズムからロシア・アヴァンギャルド、果ては日本のいろは文字まで登場する不思議な1冊。
ポスター芸術の革命 ロシア・アヴァンギャルド展 ステンベルク兄弟を中心に | 東京都庭園美術館
2001年に東京都庭園美術館で開催された「ポスター芸術の革命 ロシア・アヴァンギャルド展 ステンベルク兄弟を中心に」の図録。第I部では「戦艦ポチョムキン」などのソビエト映画を含む映画ポスター、第II部では革命下、国家の宣伝の役割を果たしたプロパガンダ・ポスターを紹介しながら、前衛芸術家たちが追求したロシア・アヴァンギャルドのポスター芸術を解説。装丁は矢萩喜従郎。
パロディ、二重の声 日本の1970年代前後左右 | 東京ステーションギャラリー
2017年に東京ステーションギャラリーで開催された「パロディ、二重の声 日本の一九七〇年代前後左右」展の図録。かつて芸術の要件であった個性やオリジナルを権威とみなし、それを敢えて取り込むことで翻弄し、介入し、崩壊をも企みながらパロディを試みた1970年代の日本の現代アートを振り返る。横尾忠則、赤瀬川原平、タイガー立石、木村恒久、つげ義春らの作品を収録。
菊地信義 装幀の本
装幀の本/日本を代表する装幀家・菊地信義が手掛けてきた膨大な書物の装丁作品集。詩人・吉増剛造の詩集、著者自身の脳のCTスキャン画像をあしらった埴谷雄高の「高速者」など、15年間にわたる装丁の記録をフルカラーで収録。
ブレーン別冊 操上和美写真集 Alternates | 誠文堂新光社
写真家、操上和美の作品集。1970年代から1980年代前半までの広告作品、自身や写真について語ったテキストを収録。SONY、PARCO、西友、資生堂、VALENTINOなど、あらゆる媒体の広告作品を紹介。
Milton Glaser: Art is Work | ミルトン・グレイザー 作品集
プッシュピン・スタジオの一員としても広く知られるグラフィックデザイナー、ミルトン・グレイザーの作品集。多彩な仕事を紹介しながら、アイデアから制作へのプロセス、ドローイングやスケッチなど様々な資料も併せて収録したもの。
プッシュピン・パラダイム | ミルトン・グレイサー、シーモア・クワスト、ポール・デイヴィス、ジェームズ・マクラミン
ミルトン・グレイサー、シーモア・クワスト、ポール・デイヴィス、ジェームズ・マクラミンらにより結成されたデザイン集団、プッシュピン・スタジオの展覧会図録。監修はグラフィックデザイナーの永井一正。各デザイナーによる作品をカラーで多数収録するとともに、美術家の横尾忠則や、作家・ジャーナリストのヴェロニク・ヴィエンヌらによる寄稿文も併せて掲載。
プッシュピンと4人のデザイナー | ミルトン・グレイサー、シーモア・クワスト他
シーモア・クワスト、ミルトン・グレーザー、レーノルド・ラフィンズ、エドワード・ソレルらにより結成されたデザイン集団、プッシュピン・スタジオの展覧会図録。4人の多彩な作品を豊富な図版資料で紹介。
MIYAKE ISSEY展 | 三宅 一生
2016年に開催された「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」にあわせて刊行されたカタログ。初期から最新プロジェクトに至る仕事を通して、「ものづくり」に対する三宅一生の考え方やデザインアプローチを明らかにする。本書は三宅一生の主な仕事を知ると同時に、その魅力を根本から再発見する一冊。
ムーミン展 The Art and the Story | 朝日新聞社
2019年に開催された巡回展「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」の図録。小説や絵本の挿絵をはじめ、初期のグッズやフィギュア、企業広告や舞台に登場したムーミンなど、世界中で愛され続けるムーミンとその仲間たちを紹介。代表的なムーミンの童話「trollvinter」綴じ込みで収録。
Nagel: The Art of Patrick Nagel | パトリック・ナーゲル
日本の木版画の手法を取り入れ、アールデコとポップアートをミックスしたような女性を描き人気を博したパトリック・ナーゲルの作品集。下絵と完成が対になって掲載されており、線画から色付によりどのように印象が変化するかも確認できる貴重な一冊。英語表記。
Filing 混沌のマネージメント | 株式会社竹尾
2004年に開催された竹尾ペーパーショウ「FILING」展を書籍化したもの。美しい整頓のためではなく、クリエイティビティーを発揮・発想する為の仕事環境やクリエイターの為のファイリングを紹介。装丁は原研哉によるもの。
本 Takeo Paper Show 2011 | 株式会社竹尾
2011年に開催された竹尾ペーパーショウに際して出版されたコンセプトブック。識者78名が選んだ本と、エッセイ78本を掲載し、「物体としての本」の魅力を紹介。紙の本の未来と、本のデザインの可能性を展望する。
本をつくる 書体設計、活版印刷、手製本 ー 職人が手でつくる谷川俊太郎詩集 | 鳥海修、高岡昌生、美篶堂、永岡綾
「詩人・谷川俊太郎の詩のために新しく活字を作るとしたら?」というお題のもと、書体設計士、活版印刷職人、手製本職人らプロが集結し一冊の本を仕上げていく、その過程を追った記録の書。
基本日本語活字集成 OpenType版 | 誠文堂新光社
アイデア別冊として出版された日本語活字見本をくるみ替えで再発行。活字・組見本として「基本書体」「伝統書体」「ファンシー書体〈装飾書体〉」「ニュースタイル」「学参書体」と5つに分かれたセクションとメーカー別活字一覧を収録。600ページを超える大ボリュームの一冊。
レオ・レオニ 絵本のしごと | 朝日新聞社
2012年に開催された展示会「レオ・レオニ 絵本のしごと」の図録。グラフィックデザイン、絵画、彫刻など様々な制作活動で知られるレオ・レオニ。そんな氏の絵本作家としての活動に焦点を当て、「フレデリック」「スイミー」といった代表作品の紹介や、その他制作作品との関連性についても考察する。装丁は菊地敦己。
アイデア特別編集 good design company 1998-2018 | 誠文堂新光社
クリエイティブディレクター・水野学が主宰する「good design company」20年間の仕事とインタビューを収録。熊本県公式キャラクター「くまモン」や、中川政七商店、相鉄グループなどgdcの代表的な仕事を軸に時系列で作品を掲載し、gdcの企業ブランディングや広告デザインを一望できる一冊。
アドバタイジング・アート史展 II 1991-1995 Re-の時代 | 東京ステーションギャラリー
1997年に東京ステーションギャラリーで開催された展示のカタログ。バブルのピークを超えた1991年から個性の時代へと転換をはじめる1995年の作品を紹介。永井一正、原研哉、大貫卓也、細谷巖らのポスター、広告作品、約230点を収録。寄稿は田中一光。表紙デザインは葛西薫。
1078 Blue Skies / 4432 Days | Anton Kusters アントン・クスターズ
ベルギーの写真家、アントン・クスターズの作品集。6年間にわたり、ヨーロッパ中にある旧ナチス・ドイツ親衛隊の強制収容所と殺戮センターが最後に確認された場所を調査し、その1078カ所地点の上空の青空を撮影したもの。これらの収容所は1933年から1945年まで4432日間存在し、監禁、強制労働、殺人の高度に組織化されたシステムにあった。全ての写真に、その空の下で亡くなった犠牲者の数とGPS座標が手作業でブラインドスタンプされている。英語表記。
In The Beginning No Bird Sang | Anais Lopez アナイス・ロペス
アムステルダムを拠点に活動するヴィジュアルアーティスト、アナイス・ロペスの作品集。ロペスは18カ月の間、アムステルダムの人工島、アイブルフで暮らす盲目の男性、ジャン・ポッパーズと島を探検し、鳥の鳴き声や街の声に耳を傾けることを学んだ。本書はアイブルフでの日々の記録であり、鳥の声に耳を澄ます写真や、この島で出会ったさまざまな鳥たちの鳴き声を視覚的に表している。500部限定刊行。
Swimming Pool | マーリア・シュヴァルボヴァー
スロヴァキア出身の写真家、マーリア・シュヴァルボヴァーの写真集、日本語版。各国で賞賛を浴びたデビュー作。凍りついたような人物たちが、どこか夢の中のようなプール施設のなかで佇む様子を写し取ったシリーズを収録。空間や色彩、雰囲気に重点を置き、未来的でありながら同時に懐かしさも感じさせる氏のスタイルが表れている。
イサム・ノグチ庭園美術館 | 篠山紀信、佐藤卓、三宅一生
彫刻家イサム・ノグチの写真集。篠山紀信がイサム・ノグチ本人とその作品群を背景とした写真を撮り下し、そこから10年の時を経て再度篠山紀信、そしてデザイナーの佐藤卓の二人が美術館を訪問。美術館を撮り下ろし、2009年に三宅一生監修による開館10周年記念の写真集として刊行された一冊。