喰譜 Jiki-fu | 緒方慎一郎
SIMPLICITY代表・緒方慎一郎が食の芸術(フードアート)を表現した一冊。虎河豚、猪、薇、鴨、白子筍、稚鮎、毛蟹...。日本各地の伝統と、自身のデザイン理念をもとに「食」に取り組んできた緒方氏が、伝統的な食材を再解釈し、料理と器がひとつになることで、和食の新しい美学を提言する。
アップルデザイン アップルインダストリアルデザイングループの軌跡 | ポール・クンケル
創業20年を記念した、Apple社のインダストリアルデザイン集。歴代のコンピュータプロダクトとそのアクセサリの写真をカラーで掲載しているほか、デザイングループを内側から描いたレポートも収録。日本語版。
ジャン・プルーヴェ 20世紀デザインの巨人 | ペン編集部
20世紀を代表する建築家でデザイナー、ジャン・プルーヴェの作品集。スタンダードチェアをはじめとする家具の作品解説、その美学と哲学の考察、さらには国内外のコレクターやギャラリストたちのプライベートコレクションも紹介。
生誕100年 前川國男建築展
2005年12月に東京ステーションギャラリーで開催された展示の図録。日本近代建築の歴史に大きな足跡を残した前川國男の生誕100年を記念して開催されたもの。ル・コルビュジエのアトリエ時代や数々のコンペ案から晩年の病床でのスケッチに至るまで、前川の50年余りの仕事を膨大な図版、資料によって辿ることができる一冊。
京都 | 岩宮武二
写真家、岩宮武二の作品集。日本の古都、京都の自然や文化遺産を撮影したもの。「春夏秋冬」「暮らし」「庭・茶」「寺社・祈り・仏像」の4章にわけ、京都の表情を印象的に切り取っている。序文は随筆家の岡部伊都子。観賞用別刷り写真を4枚付属。
Mies Van Der Rohe At Work | ミース・ファン・デル・ローエ
近代建築の三大巨匠のひとりと称される、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの作品集。バルセロナ・パビリオンやファンズワース邸など、代表作を含む氏の作品を豊富なモノクロ写真とともに紹介。英語表記。
円周の羊 | 望月通陽
造形・染色作家、望月通陽の作品集。ブロンズ、型染、紙版画、リトグラフなどの作品151点を収録。一遍の詩からはじまる望月通陽の素朴でどこか優しく、繊細な線が創り出す表現の世界。
Japan: The Cookbook | Nancy Singleton Hachisu
日本の農家へ嫁ぎ、日本食研究家として活動するナンシー・シングルトン・八須による、海外向け日本食レシピ集。出汁のとり方、揚げ物、焼き物、麺類、御飯、漬物、甘味など、400点以上のレシピを美しい写真とともに紹介している。うつわ選びと盛り付けの参考にも最適な1冊。 英語表記。
日経回廊 全10冊揃 | 日本経済新聞社
日本経済新聞社が購読者向けに発行していた非売品の雑誌『日経回廊』の全巻10冊揃え。毎号魅力的なテーマを新鮮な切り口で特集する。
建築とマカロニ Architects Garden’95 | TOTO出版
15人の建築家と5人のゲストアーティストが「マカロニ」を設計するという、ユニークな作品集。誰もがよく知る身近な食べ物・マカロニが自由な発想のもと、様々なデザインへと発展した様子を、テキストとイラストで紹介する。葛西薫、隈研吾、原研哉、福田繁雄などが参加。イラストレーションはこぐれひでこによるもの。
SIRAI、いま 白井晟一の造形 | 東京造形大学
2010年に東京造形大学附属横山記念マンズー美術館で開催された展覧会の際に刊行された図録。原爆堂を中心に、未公開作品を含む建築計画案、スケッチ、模型、平面図、書、装丁など105点をカラー図版で掲載。
富本憲吉模様集成 | 六興出版
大正期から昭和期にかけて活動し、バーナード・リーチとの交流でも知られる陶芸家、富本憲吉の図案集。動植物をモチーフにしたデッサンや、器の模様などの図版をカラーとモノクロで掲載。
芹沢銈介手控帖 | 求龍堂
型絵染の人間国宝、芹沢銈介の習作を杉本健吉が編纂。氏が仕事の準備の心覚えのためにかき留めたイラストをカラーで多数収録。本来は人に見せることのない極めてプライベートな備忘録は、実に伸びやかな筆使いで、氏の目から見た景色や頭の中を覗き見ることができる貴重な逸品。「この芸術家の平常着の体温のような温かさが一層生き生きと発散しているのを感じる。」(序文より)
アルヴァー・アールト 1898-1975 20世紀モダニズム人間主義 | セゾン美術館
1998年から1999年にかけてセゾン美術館で開催された展覧会の図録。20世紀を代表するフィンランドの建築家アルヴァ・アアルトによる代表的な作品を、平面図のスケッチや写真資料とともに幅広く紹介。美術史家たちによる充実した論考もあわせて収録。
ブラジル先住民の椅子 | 中沢新一、樋田豊次郎
2018年から2019年にかけて東京都庭園美術館などで開催された同名展示の図録。ブラジルの先住民たちが丸太から掘り出す動物彫刻を紹介。地域のによって異なる特色や、伝統的な椅子を進化させ、動物彫刻の椅子にいたるまでの過程なども解説。
自選富本憲吉作品集 | 朝日新聞社
陶芸家、富本憲吉の自選作品集。作陶50年記念展に際して刊行されてもので、近年5年の間に京都で制作された茶碗や磁器など68点をカラー、モノクロ図版で収録。装丁は原弘。
ex-dreams もうひとつのミッドセンチュリーアーキテクチャ | 福島加津也
アルミニウム素材に着目し、モダンからポストモダンへの変換期に作られた建築をリサーチした資料集的一冊。アメリカを中心にフェアフィールド・ゴールデンドーム、ダウニーのマクドナルド1号店など建築の発展とともに写真や図面、実際に訪れた際の体験談などを文章・漫画・イラストで収録。
dA 創刊号 Archigram with More | アーキグラム
台湾の建築雑誌『dA』(Document on Architecture)の創刊号。特集は1960年代、1970年代初頭にかけて活躍したイギリスの前衛建築家集団「アーキグラム」。中国語表記。
ル・コルビュジエ展 建築とアートその創造の軌跡 | 森美術館
2007年に森美術館で開催された展示の図録。20世紀を代表する建築家、ル・コルビュジエの残した絵画、素描、版画、タペストリー、建築、都市計画、家具などの作品を網羅し、その創造の軌跡を総合的に紹介。
北欧モダン デザイン&クラフト(カバー緑) | 東京オペラシティアートギャラリー ほか
2007年に東京オペラシティアートギャラリーをはじめ、国内を巡回した展示の図録。デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの北欧4カ国で生まれたデザインと工芸を広く紹介。「北欧モダン」黄金期にあたる1950年から60年代のプロダクトデザインを中心に、図版と解説を収録。
Sou Fujimoto Architecture Works 1995-2015 藤本壮介建築作品集
建築家、藤本壮介の20年にわたる設計活動をまとめた一冊。氏の代表作、国内外で進行中の最新プロジェクトのほか、コンペ応募案や建築を模索してきたコンセプチュアルなモデル、未発表作まで多数収録。
ル・コルビュジエ展 | セゾン美術館、広島市現代美術館、神奈川県立近代美術館、毎日新聞社
1996年から1997年にかけて開催された「ル・コルビュジエ展」の図録。建築のデッサンや写真のほか、家具のプロダクトデザイン、また画家としてのペインティング作品を収録。
アジアのコスモス+マンダラ | 杉浦康平
1982年に開催された「アジアの宇宙観展 コスモス編/マンダラ編」展の際に発行された図録。アジアの宇宙観の垂直的イメージをコスモス編、水平的イメージをマンダラ編とし、深淵な世界を縦横無尽に解説。装丁は鈴木一誌。
Fumiko Nagano: Glass Works | 長野史子
ガラス作家・長野史子の作品集。しなやかで繊細な曲線、閉じ込められた気泡、淡雪のような白。一瞬一瞬の美しさが固まったような作品が収められている。器やグラス、花器、オブジェなどを収録。
日本の家 空間・記憶・言葉 | 中川武
日本の建築において伝統的に受け継がれてきた住まいにまつわる言葉を集めた資料集。「大黒柱」「縁側」「格子」「襖」「茶の間」など、現代の住宅からは見受けられなくなった25の言葉を、それぞれの歴史と変遷、そして住まいの中でどのような役割を果たしてきたのかを写真資料とともに紹介。
Christopher Dresser: A Design Revolution | クリストファー・ドレッサー
イギリスのインダストリアルデザイナー、クリストファー・ドレッサーの作品集。アーツ・アンド・クラフツ運動の時代に活躍し、装飾よりも機能性を重視したデザインで知られているドレッサー。本書では陶器、テキスタイル、工芸など多岐に渡る彼の作品を紹介するだけでなく、インスピレーションの源、日本の影響や後世への多大な影響についても述べている。 英語表記。
ヴァイマルの国立バウハウス 1919-1923 | 中央公論美術出版
ドイツのヴァイマルに創立され、現代美術界に多大なる影響をあたえたバウハウス。1919年の創立から4年間の活動を、講義録や作品図版などで紹介。バウハウスの創立者であり、モダニズムを代表する建築家のヴァルター・グローピウス主宰のもと編集し書籍化したものの日本語訳版。丁寧な解説とともに、豊富な図版をカラーとモノクロで多数収録。
バウハウス 1919-1933 | マグダレーナ・ドロステ
バウハウスの組織と発展、そして創立の過程から終焉までを辿る資料集。バウハウス資料館が収蔵する写真や図版などの豊富な資料とともに、バウハウスの歴史と組織、発展について幅広く網羅した入門書のような一冊。
The Work of Ettore Sottsass and Associates | エットレ・ソットサス
イタリアの建築家でデザイナー、エットレ・ソットサスと、ソットサス・アソシエイツによる仕事を紹介する資料集。建築、インテリア、インダストリアルデザイン、グラフィックデザインなど、1980年から1999年までに手がけた数々のプロジェクトを年代順に豊富なカラー図版で多数収録。 英語表記。別冊で日本語訳の冊子「エットレ・ソットサスとアソシエイツの仕事」付属。
建築の記憶 写真と建築の近現代 | 東京都庭園美術館
2008年に東京都庭園美術館で開催された展示の図録。明治期の建築を記録した写真から、現代のアートフォトまで約400点を収録。近現代の建築を、同時代の写真家がどのように捉えたのかを辿り、建築史と写真史の変遷と接点を検証する。
Julius Shulman: Architecture and its Photography | ジュリアス・シュルマン
アメリカの建築写真家、ジュリアス・シュルマンの作品集。20世紀のカリフォルニアを中心とした、世界各地の近代建築の60年にわたる記録。チャールズ・イームズ邸やリチャード・ノイトラ、フランク・ロイド・ライトらによる建築作品を収録。 英語表記。
建築の建築 | 飯沼珠実
建築や都市風景を被写体に撮影する写真家、飯沼珠実の作品集。東京藝術大学大学院への通学路にあった上野の森にあるル・コルビュジエの建築作品や、前川國男による東京文化会館、東京都美術館などの建築物を撮影したもので、建築物そのものの構造や細部に着目するのではなく、建築がもつ空間や時間、記憶を捉えている。限定500部刊行。 英語、日本語表記。
生誕120年 富本憲吉展 | 京都国立近代美術館、世田谷美術館 他
2006年に京都・東京・茨城などを巡回した「生誕120年 富本憲吉展」の展覧会図録。人間国宝の陶芸家・富本憲吉の作品図版をカラーで多数掲載するとともに、民藝運動との関わり方や、デザイン、技法についても解説する。
富本憲吉展 その人・こころ | 小田急美術館、大丸ミュージアム
1995年に小田急美術館、大丸ミュージアムで開催された「富本憲吉展 その人・こころ」の図録。人間国宝の陶芸家、富本憲吉の陶芸作品を、特に絵付けに着目して紹介。
Botanical Buildings: When Plants Meet Architecture
世界中のグリーン・アーキテクチャーを紹介する写真資料集。植物を建築にどのように組み込んでいるかを探求し、大小の住宅、集合住宅、オフィスなど、インテリアデザインと建築の両面から紹介する。 英語表記。
Nomadic Living: Relocatable Residences | Sibylle Kramer
世界各地で多様化する「移動可能な住宅」を集めた建築資料集。コンセプト、外観、構造は異なるものの、それぞれ卓越したデザインを誇る移動式住宅の数々を、図面や写真とともに紹介。 英語表記。
House Vision 2013 Tokyo Exhibition | 原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所
日本デザインセンター 原デザイン研究所が企画・運営するプロジェクト「House Vision」の第一回展覧会に際し出版された写真資料集。エネルギー、モビリティ、コミュニティ、美意識などの視点から、日本を代表するメーカーと建築家がタッグを組んで、未来の「家」を提案する。
House Vision 2 2016 Tokyo Exhibition | 原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所
日本デザインセンター 原デザイン研究所が企画・運営するプロジェクト「House Vision」の第二回展覧会に際し出版された写真資料集。「家」を起点に、家族、社会、エネルギー、通信、都市と地域、高齢化社会など、そこに滞在している可能性に迫りアイデアを発信する「HOUSE VISION」プロジェクトの最新形を収めた1冊。
Concrete Abstraction | 柴田敏雄
写真家・柴田敏雄による作品集。森林の伐採現場、落石防止のネット、川に架かる橋。大型のフィルムカメラで撮影された、自然と人工物とが組み合わさる日本各地の風景が収められている。限定600部発行。
The Miro Eye | ジョアン・ミロ
スペインの画家ジョアン・ミロのスタジオを、写真家ジャン=マリー・デル・モラルが撮影した作品集。ミロのインスピレーションの源となったオブジェや生活用品の写真のほか、彫刻、人形、スケッチなどの作品を収録。また、美しい室内写真や、ミロ自身のポートレートも掲載。 英語表記。
Meckseper Radierungen 1956-1990 | フリードリヒ・メクセペル
ドイツの画家フリードリヒ・メクセペルによる作品集。1956年から1990年にかけて制作された銅版画283作品を収録。緻密でどこかダークな世界観の作品が収められている。ドイツ語表記。
Hiroshi Sugimoto | 杉本博司
日本を代表する現代美術作家、杉本博司による写真集。1970年代後半から制作された「ジオラマ」や、長時間露光によってスクリーンを満たす映画一本分の光をとらえた「劇場」シリーズなど、国際的に評価を受ける氏の当時における全作品を収録。 日本語表記。
空気遠近法 写真と詩によるヴェネツィア | 奈良原一高
国内外から高い評価を受ける写真家、奈良原一高がヴェネツィアの街を撮影した写真集。奈良原一高によるモノクロの写真に、田村隆一の詩作品が添えられ、勝井三雄が構成を担当した重厚な一冊。
Gerhard Richter Panorama: A Retrospective | ゲルハルト・リヒター
2011年から2012年にかけて開催された大規模な巡回展の際に刊行されたもの。ドイツを代表する現代アーティスト、ゲルハルト・リヒターの作品集。「Candlle」「skull」「clouds」ほか、絵画、写真、彫刻、ドローイング作品ほか作品図版とともに解説を収録。これまでの半世紀にわたる作品を網羅した1冊。英語表記。