G1: Subj.; Contemp.Design, Graphic | ネヴィル・ブロディ
1990年代において世界で特に影響力のあったデザイナーの独創的な作品を集めたデザイン資料集。パッケージデザイン、ポスター、レコードジャケット、ブックデザイン、タイポグラフィなど、多様な分野のデザインを、敢えてデザイナー名は伏せて紹介している。作品図版460点、解説を収録。 英語表記。
A Life in Typography | Jan Tschichold ヤン・チヒョルト
20世紀を代表するタイポグラファー、ヤン・チヒョルトの作品集。ヤン・チヒョルトのバイオグラフィーに、ペンギン・ブックスのために作成されたスタイルガイドなど多数の代表的な作品を収録。英語表記。
市川崑のタイポグラフィ 「犬神家の一族」の明朝体研究 | 小谷充
市川崑のタイポグラフィ/常に映像世界の第一線で活躍し続けた映画監督、市川崑。アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」、ドラマ「古畑任三郎」など、現在の映像表現に多大な影響を与えた氏の作品の中から代表作「犬神家の一族」や「金田一耕助シリーズ」などを中心に、タイポグラフィ、映像作品の2つの視点から迫る評論。
イラストレーター・10 | 粟津潔、安野光雅、宇野亜喜良他
粟津潔、安野光雅、宇野亜喜良、久里洋二、黒田征太郎、林静一、原田治、柳原良平、山藤章二、和田誠ら日本を代表するイラストレーター10人による作品集。それぞれの代表作品に加え、浮世絵技法によって描かれた木版画も収録。
Toyo Ito & Associates Architects | Deutscher Architektur Verlag
伊東豊雄建築設計事務所のモノグラフ。ブルージュ・パビリオン、松本市民芸術館、台中国家歌劇院、バロック国際博物館など、過去15年の代表的な14プロジェクトを、スケッチや試作段階から完成まで追いかける。英語表記。
Wespi de Meuron Romeo | Deutscher Architektur Verlag
スイスの建築家、Markus Wespi、Jerome de Meuron、Luca Romeoら、3人の建築家による作品をまとめた建築資料集。スイス・ティチーノ州カヴィアーノを拠点とした建築作品のプロジェクトとコンペ案を中心に紹介する。写真、図面など、カラー・モノクロ含む図版とともに解説を収録。英語、ドイツ語表記。
交感スルデザイン | 安藤忠雄、杉本貴志、川久保玲、喜多俊之、黒川雅之
建築家の安藤忠雄、インテリアデザイナーの杉本貴志、ファッションデザイナーの川久保玲、プロダクトデザイナーの喜多俊之、建築家でプロダクトデザイナーの黒川雅之による5人の作品を紹介するデザイン書。豊富な作品図版や資料とともに、巻頭には小池一子、三宅理一、竹山聖による座談会のほか、ピーター・リンドバーグやブルース・ウェーバーらが撮影で参加。序文は田中一光によるもので、柳宗理、ブルーノ・ムナーリらもテキストを寄せた豪華な顔ぶれが並ぶ一冊。装丁は勝井三雄。
白井晟一 建築とその世界 | 川添登
建築家、白井晟一の作品をまとめた資料集。当時の未発表作品をはじめ、懐霄館、ノア・ビル、歓帰荘といった建築作品の写真や図面に加え、書、断章などを収録。美術評論家・川添登によるテキストもあわせて掲載し、白井晟一の全体像に迫る。
アップルデザイン アップルインダストリアルデザイングループの軌跡 | ポール・クンケル
創業20年を記念した、Apple社のインダストリアルデザイン集。歴代のコンピュータプロダクトとそのアクセサリの写真をカラーで掲載しているほか、デザイングループを内側から描いたレポートも収録。日本語版。
日本の屋根 | 伊藤ていじ、高井潔
写真・高井潔、文・伊藤ていじによる、日本の屋根に特化した建築写真集。茅屋根、皮屋根、瓦屋根、石屋根と種類ごとに外観やディテールの写真をモノクロ図版中心に掲載。巻末には日本の屋根に関する評論と屋根設計資料を収録。
Aalto and Baruel: Nordjyllands Kunstmuseum | アルヴァ・アアルト、ジャン=ジャック・バルエル
20世紀を代表するフィンランド出身の建築家アルヴァ・アアルトと、デンマーク人建築家ジャン=ジャック・バルエルらが設計した、デンマークのオールボー近代美術館のモノグラフ。建築図面、スケッチ、写真などモノクロ、一部カラーを含む図版、テキストを収録。 英語、デンマーク語表記。
S, M, L, XL | Rem Koolhaas、Bruce Mau
北京の中国中央電視台やシアトル中央図書館などの先鋭的な設計を手掛け、「錯乱のニューヨーク」といった著作でも多大な評価を受ける建築家/レム・コールハース。コールハースと彼の設計事務所OMAの、ドローイングや写真、図面、日記、エッセイを含む20年間に及ぶ活動の記録をスケール順に編纂した作品集。ディレクションはデザイナー/ブルース・マウによるもの。セカンドエディション。 背に僅かなスレがあるほかは小口・本文ともに状態良好。
Shiroiya Hotel Giving Anew 白井屋ホテル | 藤本壮介 ほか
群馬県前橋市で江戸時代に創業され、廃業した「白井屋旅館」が『白井屋ホテル』として再生したプロジェクトの記録。建築家、藤本壮介による建築設計、現代アート、デザイン、⾷へのこだわりほか、豊富な図版、解説を収録。塩田千春、小野田健三、KIGIら、アート作品が飾られた客室など、建築とアートとが融合した、『白井屋ホテル』の全容を知ることのできる一冊。英語表記、日本語の解説冊子付き。
Hackability of the Stool スツールの改変可能性 | 元木大輔
建築家・元木大輔による、アルヴァ・アアルトの「Stool 60」をベースに、多様でニッチな機能を加えることで可能性を拡張したプロジェクトを書籍化。330超のスケッチから100の改変スツールを制作し、2020年にはその写真をInstagramに100日連続で投稿。本書では写真とスケッチに加え、アアルトの「L-レッグ」アーカイブも掲載。
Architecture Relations | Marianne Jorgensen
スイス、イングランド、デンマークの建築事務所による建築資料集。各国の建築家によるプロジェクトを紹介。周囲の環境やその場所の歴史の繋がりを重視した建築のあり方を探る。カラーの図版とともに解説を収録。英語、デンマーク語表記。
Personalities | Sarah Alberti
人々が自身の住まいや創作の場を通して、個性あふれる世界を紹介する一冊。共通点は、1961年にスイスで生まれたデザインの名作、USMモジュラーファニチャー。家具と所有者それぞれの物語が語られ、専門家によるエッセイが素材文化やライフスタイルの視点を添える。戦後インダストリアルデザインの象徴が、多彩な文脈で再発見されるビジュアルブック。ドイツ語、英語表記。
apartamento issue 08 | アパルタメント
世界各国の著名人や文化人たちの居住空間を紹介するスペイン発のインテリア誌「apartamento(アパルタメント)」の第8号。雑誌Purpleのカメラマン、気鋭のショップproject no.8のオーナー夫妻らの自宅を掲載。英語表記。
apartamento issue 11 | アパルタメント
世界各国の著名人や文化人たちの居住空間を紹介するスペイン発のインテリア誌「apartamento(アパルタメント)」の第11号。写真家フランソワ・アラール、R.E.M.のボーカルであるマイケル・スタイプ、イラストレーターのボブ・ギルらのインテリアを掲載。英語表記。
apartamento issue 12 | アパルタメント
世界各国の著名人や文化人たちの居住空間を紹介するスペイン発のインテリア誌「apartamento(アパルタメント)」の第12号。建築家ロバート&トリックス・オスマン、音楽家オマール・スレイマン、グラフィックデザイナー菊地敦己らのインテリアを掲載。英語表記。
apartamento issue 16 | アパルタメント
世界各国の著名人や文化人たちの居住空間を紹介するスペイン発のインテリア誌「apartamento(アパルタメント)」の第16号。フラビン・ジャッドとレイナー・ジャッドが、ドナルド・ジャッドの牧場を訪れる特集や、漫画家のゲイリー・パンターの自宅などを収録。英語表記。
At the Ocean: Inspiring Coastal Houses and Refuges | Mirjam Bleeker、Frank Visser
写真家ミリヤム・ブリーカーとインテリアデザイナーのフランク・フィッサーが18年にわたって旅した、海辺に暮らす人々とその空間の記録。漂流木や貝殻、波音や海鳥の気配が建物に溶け込み、白壁や錆びた屋根、風になびく旗が遠い土地の空気を伝える。バリ、セネガル、コスタリカ、インド、チリ、イタリアなど、日常からふっと離れるための、静かな逃避行を収録。英語表記。
The Kinfolk Home: Interiors for Slow Living | Nathan Williams
ポートランド発のライフスタイル誌「Kinfolk」のインテリアブック。美しい写真と洞察に満ちたインタビューを通じ、世界各地の40軒の家を案内する。森の中の古い小屋から、モダンなアパートメント、広大な多世代住宅など、さまざまな家を紹介。英語表記。
CEREAL Magazine vol.1
毎号世界各地の旅行先、食、ライフスタイルを紹介するイギリス発のライフスタイルマガジン「CEREAL」の第1号。本郷では、デンマーク・コペンハーゲンのルイジアナ近代美術館、人参を用いたレシピ、茶道の紹介などを収録。英語表記。
The Art of Bamboo 餘香 挿花芸術 | 王伝峰、隈研吾、篠山紀信
中国出身の画家、王伝峰の挿花作品集。隈研吾が手掛ける建築を舞台に、写真家の篠山紀信が撮影を担当。世界の各地であつめた竹籠と、可憐な佇まいの花々を映し出す。王伝峰、隈研吾、篠山紀信による鼎談を収録。日本語、英語表記。
DOMA 秋岡芳夫展 モノへの思想と関係のデザイン
2011年に目黒区美術館で開催された同名展示の図録。童画家、工業デザイナー、木工家、道具の収集家など多彩な顔をもつ秋岡芳夫の活動の軌跡を紹介。伝統と現代を融合させる、ユニークでユーモアあふれる思想と方法論を紐解く。
ex-dreams もうひとつのミッドセンチュリーアーキテクチャ | 福島加津也
アルミニウム素材に着目し、モダンからポストモダンへの変換期に作られた建築をリサーチした資料集的一冊。アメリカを中心にフェアフィールド・ゴールデンドーム、ダウニーのマクドナルド1号店など建築の発展とともに写真や図面、実際に訪れた際の体験談などを文章・漫画・イラストで収録。
日本の面 | 田邊三郎助
美術史家・田邊三郎助が日本の仮面を集成。各地に伝わる面(おもて)を、原始仮面、舞楽面、能・狂言面、追儺面などにカテゴライズし、大判の図版を収録。巻末には図版解説も収録している。
フランス国立ケ・ブランリ美術館所蔵 マスク展 | 東京都庭園美術館
2015年に東京都庭園美術館で開催された展示の図録。フランス国立ケ・ブランリ美術館が所蔵する、アフリカ、アジア、オセアニア、アメリカから集められたマスクを展示したもの。それぞれの土地の特質や文化を背景に、人々の様々な願いが反映された仮面を紹介している。
Modernism Reborn: Mid-Century American Houses | Michael Webb
建築批評家マイケル・ウェッブと写真家ロジャー・ストラウス三世が、1930〜60年代のモダニズム全盛期に建てられた住宅35軒を紹介。放置や改築の危機を乗り越え、現代の所有者たちの手で蘇った名建築の数々を、歴史や敷地との関係、気候への対応などの視点から掘り下げる。職人技と革新が融合する空間、自然と共生する住まい、そして光と開放感に満ちた現代的な暮らしの再評価を、美しい写真約200点とともに伝える。英語表記。
いす・100のかたち ヴィトラ・デザイン・ミュージアムの名品
1996年から2000年にかけて各国て開催された展示会「いす・100のかたち ヴィトラ・デザイン・ミュージアムの名品」の図録。マルセル・ブロイヤー、チャールズ・イームズ、ジャスパー・モリスン、イサム・ノグチ、エットーレ・ソットサスをはじめとする多数の作家らが手がけた美しい椅子の数々を収録。
洸庭 | 名和晃平、SANDWICH
現代アートを通して「禅」を体験するアートパビリオン「洸庭」のプロジェクトを記録した写真集。現代アーティスト、名和晃平が手掛けたこの建築物は、伝統的なこけら葺きを応用し、木材で包まれた舟型の建物とその内部の空間で、波に反射する光を体験する。
Sustainable Architecture in Japan | Nikken Sekkei
日本の設計事務所、日建設計の環境的取り組みに焦点を当てた初の包括的な一冊。地球環境の配慮した持続可能な建築の実践を通して、これからの建築のあり方を問う。英語表記。
Simplicity at Home | Yumiko Sekine
国内外のセレクト雑貨を扱う『fog linen work』オーナーの関根由美子のライフスタイルをまとめたもの。日本の伝統や文化に根ざした、自身のスタイルに合わせた暮らしの知恵やその丁寧な暮らしの習慣を紹介する。リネンのパッチワークや食材の仕込み、リース作り、お花見など、四季の移ろいとともに心地よい暮らしが詰まった1冊。英語表記。
一日一菓 | 木村宗慎
茶人である木村宗慎が365日、菓子と器をかえて解説する人気のブログをまとめた1冊。練り菓子や落雁、羊羹、饅頭など、京都を中心とした全国各地の和菓子と美しい器を紹介する。和菓子の分類や用語、器との取り合わせなど解説を収録。
LONDON: Take a Walk on the Creative Side | TOC TOC TOC editions
2010年にフランスで創刊されたインテリア雑誌『TOC TOC TOC』から派生したビジュアルブック。ロンドンに集うアーティストや職人たちの制作現場や暮らし、旅路を通して、現代のクラフトやものづくりへのまなざしを紹介する。創造の背景にある個々のストーリーと、都市ロンドンの息づかいが交差するドキュメント。フランス語、英語表記。
玄関の庭 | 立花大龜、谷口吉郎
門から玄関までの限られた空間につくられた『玄関の庭』に焦点を当てた1冊。寺院や禅道場、茶道宗家、旅館、邸宅を紹介する。門構え、植込み、石畳や池など、設計、造園に関する豊富な図版とともに解説を収録。
ころも ヨーガンレールの布 | 高木由利子
テキスタイルデザイナー、ファッションデザイナーのヨーガン・レールの布を、写真家の高木由利子が撮影した写真集。天然の素材を使用し、手仕事で丁寧に織られた布が見せる多様な表情を写しとり、カラーとモノクロで収録している。
安藤忠雄の建築 3 | TOTO出版
建築家・安藤忠雄の写真資料集。40年にわたる設計活動の中から、選りすぐりの作品をテーマ別に紹介するシリーズの最終巻。本書のテーマは「日本」。国内の美術館・博物館をはじめ、宗教建築、商業建築、学校、駅など、「公共性とは何か」を問い続け、既成概念や形骸化した制度と闘い、新しい公共建築のあり方を切り拓いてきた渾身の31作品を紹介している。
新たなる地平に向けて 安藤忠雄建築展 | セゾン美術館
東京・大阪で開催された「安藤忠雄建築展 新たなる地平に向けて」図録。六甲の集合住宅、ライカ本社ビル、水の教会、光の教会、風の教会など、代表作を豊富な写真図版と解説テキストで紹介するほか、三宅一生による寄稿やフランク・ゲーリーのインタビューなども併せて掲載。
光のゼミナール | 面出薫
武蔵野美術大学・空間演出デザイン学科、面出薫ゼミの10年間を記録した1冊。照明デザイナー・面出薫が、「光を観る」「光を集める」「光に触れる」「自然光に学ぶ」「闇を知る」「影と遊ぶ」「光を操る」をキーワードに、光のデザインのまなび方をレクチャーしている。
Eugene Printz | ユージン・プリンツ
フランスの家具デザイナーでインテリアデザイナー、ユージン・プリンツの作品集。アール・デコ調のデザインで知られるプリンツが手がけた椅子やキャビネットなどの数々の家具をカラー、モノクロ図版で掲載。フランス語、英語表記。
英国で始まり 濱田・リーチ 二つの道 | 益子陶芸美術館
2020年に益子陶芸美術館で開催された展示の図録。陶芸家、濱田庄司とバーナード・リーチの二つの地で切り拓かれた陶芸の道の広がりを紹介する。「リーチ工房の礎を築いた作家たち」「濱田庄司のインパクト」「英国現代陶芸の諸相」ほか、カテゴライズして作品図版とともに解説を収録。現代イギリスを代表する作家から、益子の作家まで幅広く掲載。
Philippe Starck | フィリップ・スタルク
フランス出身のデザイナー、フィリップ・スタルクのインテリアデザイン集。椅子、照明などの家具のデザイン、建築とインテリアデザイン、インダストリアルデザインを3つの章に分け紹介。デザインの細部の写真や図版を通してその仕事を探る。ドイツ語、英語、フランス語表記。
Folk & Crafts | BIRKENSTOCK
250年以上の歴史を持つシューズブランド、『BIRKENSTOCK』による写真集。東京・浅草にあるビルケンシュトックジャパンの修理工場をはじめとする、東京に今も息づく伝統を守る職人たちと、その手仕事の現場を撮影。天然素材でつくられる熊手、活字を拾い文章を組み立てる活版印刷など、繊細で熟練の所作が、静謐な空気とともに写し出されている。