東京22章 | 片岡義男
小説家・エッセイスト・写真家、片岡義男の写真集。『男の隠れ家』で連載された「東京写真展」に加筆、修正を加え、新たに大幅に書き下ろし・撮り下ろしされたもの。商店ののぼり、民家のすりガラス、中華屋のディスプレイ。頭に浮かんだ22のタイトルに合わせたノスタルジックな東京の風景とともにエッセイを綴る。
生誕120年 マリー・ローランサン回顧展 | 東京都庭園美術館
2003年に開催された巡回展のカタログ。20世紀前半に活躍したフランスの画家、マリー・ローランサンの1904年から1956年にかけての油彩画を中心に紹介。淡いパステル調の色彩で描かれる肖像画の数々、油彩・水彩・素描・版画ほか、図版とともに解説を収録。
おいしいアート展 食と美術の出会い | 横須賀美術館
2014年に横須賀美術館で開催された展示の図録。世界各国の食にまつわる芸術作品ともにその関係性を紐解く。アンディ・ウォーホルやマン・レイ、草間彌生ほか、絵画や写真、立体作品など様々な芸術家の食の表現に関する作品と解説を収録。
柳幸典 ワンダリング・ポジション | BankART1929
2016年から2017年にかけてBankART Studio NYKで開催された展示の2冊組カタログ。現代美術家・柳幸典の過去の活動、制作過程、展示の様子などをまとめたもの。「The World Flag Ant Farm」、「犬島プロジェクト」ほか、30年に及ぶ創作活動を紹介。
Sony Design Making Modearn | ディヤン・スジック
ソニーデザインのすべてを凝縮した写真集。黎明期から設立70周年の今日に至る120以上のソニーの主要製品を、大判の写真と簡潔なテキストで紹介。ソニーの全製品のデザインを担当するクリエイティブセンター監修の元、一つ一つの製品についてデザインの観点から解説する。英語表記。
シャルロット・ペリアン展 20世紀インテリアデザインのパイオニア | パークタワーホール
1998年にパークタワーホールにて開催された展示のカタログ。フランスの建築家でありデザイナー、シャルロット・ペリアンの若き日々を紹介。ル・コルビュジエとの仕事、日本との交流などを紹介する。ポストカード15枚付属。
Furniture and Fabrics | Dominique Perrault ドミニク・ペロー
フランスの建築家、ドミニク・ペローの作品集。ペローが手がけたフランス国立図書館を中心とした、椅子や内装、ディテールに至るまで、写真や図面資料とともに紹介。洗練された装丁も特徴的な一冊。
Mexican Patterns | Chloe Sayer
メキシコのテキスタイルデザインを紹介した資料集。幾何学模様から動物や植物をモチーフにしたデザインまで、色彩豊かなテキスタイルデザインをカラーで100点掲載。 英語表記。
ヨーロッパ 扉 | 山崎脩
フランス、ドイツ、スペイン、ポルトガルなど、ヨーロッパ各地の扉を写真に収めた作品集。個性的な形のドアノッカーや装飾、国ごとの扉の特徴など、建物の入口であり顔でもある扉の様々な姿をカラー写真で多数収録。 スリーブケースにス […]
京の叙情 | 島田謹介
写真家、島田謹介による京都の詩情あふれる景色を映し出した写真集。京都の四季や茶室、雨にけむる五重塔、厄除けの飾り、烏居本の茶店、京都御所の朝など、静謐な美しさで切り取る。カラーによる90点の大判の図版とともに解説を収録。
Ateliers | Jean-Marie del Moral
フランスの写真家、ジーン・マリエ・デル・モラルの作品集。画家のジャン・ピエール・レイノーやジャン=シャルル・ブレ、クロード・ヴィアラなど、名だたる芸術家たち総勢20名のアトリエを写真に収めたもので、それぞれの作品が生み出される創作の場が写し出されている。
Junji Tanigawa: The Space Composer | 谷川じゅんじ
日本の空間デザイナー、プロダクトデザイナー、クリエイティブディレクター、谷川じゅんじの作品集。谷川じゅんじによって設立された『空間クリエイティブカンパニーJTQ』の、過去10年間の仕事をすべてまとめた1冊。手がけた空間作品に交えて、自身が小学3年生のときに描いた車や家などの絵日記が、飛び出す絵本のように綴じられている。
粟津潔 荒野のグラフィズム | フィルムアート社
2007年に金沢21世紀美術館で開催された「粟津潔 荒野のグラフィズム」の図録。戦後日本のグラフィックデザイン界を駆け抜けるように牽引してきた粟津潔の多彩な作品を紹介するとともに、杉浦康平、福田繁雄、高橋悠治といった著名人が寄せたテキストも併せて収録。装丁は祖父江慎。
アイビー グラフィティ | 馬場啓一
アメリカ北東部にある8つの私立大学「アイビーリーグ」の学生たちに流行し、その後日本で独自の文化として流行したファッションスタイルのカルチャーをまとめたもの。ファッションをはじめ、雑誌、インテリア、生活雑貨など、「アイビー」の文化や生き方を掘り下げるライフスタイルカタログ。カラー・モノクロによる図版とともに解説を収録。
VAN グラフィティ アイビーが青春だった | 立風書房
1960年代に一世を風靡したアイビールックを牽引し、1978年に倒産したアパレル企業・株式会社ヴァンヂャケット(VAN-JAC)のアーカイブ。商品、ノベルティ、当時のファッション誌についてなど、馬場啓一、くろすとしゆき、穂積和夫ら豪華執筆陣が、自身の青春とVANの思い出を重ねて語り尽くす1冊。
Ir e Vir | Isabel Minhos Martins
ポルトガル出身の作家、Isabel Minhos Martinsによる児童書。人々と同じようにツバメや蝶、シマウマやヌーなどの動物も地球上を移動する。その中で船や車で移動する人々の生活の一部が地球のバランスに影響を与えてしまっていることを鮮やかな色彩で描いたもの。地球の問題について、ゆっくりと考えさせられる1冊。 ポルトガル語表記。
La cuisine est un jeu d’enfants | Michel Oliver
フランスの料理人、ミシェル・オリヴィエによる子ども向けの料理絵本。前菜やスープ、卵料理、デザートまで、ページいっぱいに描かれたポップなイラストと実用的なレシピを収録。ミシェルの父であるレイモンドが開いた三つ星レストラン「Le Grand Vefour」の常連であったジャン・コクトーによる序文も掲載。 フランス語表記。
ウェス・アンダーソンの風景 | DU BOOKS
色彩や構図など独特な世界観を持つウェス・アンダーソンの映画に登場するような実在の風景を集めた1冊。世界各国200以上のポップでどこかノスタルジックな風景の切り取りと解説、ウェス・アンダーソンによる寄稿を収録。訪れてみたくなる「ウェス・アンダーソンっぽい」魅力的な場所の数々が収められている。
堀内誠一 絵の世界 | 林綾野
2023年から2024年にかけて開催される展覧会の図録。グラフィックデザイナー、アートディレクター、絵本作家の堀内誠一の『絵』に焦点を当てて紹介。1950年代から1970年代後半にかけて描かれた油彩、素描や絵本、イラストレーション、ポスター、ロゴ、旅の風景などのオールカラー図版、解説を収録。
日本タイポグラフィ年鑑 1998 | グラフィック社
日本タイポグラフィ協会が選出した1998年度の年鑑。審査員によって選出された作品ほか、ロゴタイプ、タイプフェイス、ピクトグラム、グラフィックなど11のカテゴリーに分けて作品を収録。
11月の店舗営業日
2024年11月の店舗営業日をお知らせいたします。 今年も残すところあと2ヶ月となりました。今月は9日(土)10日(日)の週末にARP COFFEEさんとenlivenさんの出店、23日(土)から『Kankyo Reco […]
Tokyo Fishgraphs | 2020 | 原田直宏
写真家、原田直宏の作品集。2020年に開催予定だった東京オリンピックの準備から開催期間を通して東京への愛と皮肉を交え、日本の視覚文化の奇抜な探求をテーマに世界へ向けて表現する。日本の重要な食文化である魚を現代の見立絵として撮影し、歌川広重の浮世絵を交互に並べ「洒落」や「ずれ」の視覚的なユニークさを追求した1冊。
Karl Blossfeldt: The Complete Published Work | カール・ブロスフェルト
ドイツの植物学者であり写真家、カール・ブロスフェルトの写真資料集。30年以上にわたり何千もの植物の撮影を続けた美しく独創的な作品の数々を紹介する。植物の茎や節、花や実、葉などをクローズアップし、モノクロ撮影された作品図版とともに解説を収録。
Wolfgang Tillmans: Freischwimmer | ヴォルフガング・ティルマンス
ドイツを代表する写真家、ヴォルフガング・ティルマンスの展示図録。タイトルの「Freischwimmer(フライシュヴィマー)」はドイツ語で「自由に泳ぐ人・自由に生きる人」と「初めてのスイミング・テスト」を意味する。図版約70点とインタビューなどのテキストも掲載。
Wolfgang Tillmans: 2017 | ヴォルフガング・ティルマンス
2017年Tate Modernにて開催された展覧会のカタログ。ドイツ出身の写真家、ヴォルフガング・ティルマンスの作品集。2003年以降の社会や政治的側面を反映したテーマを中心とした作品が収められている。写真作品、ビデオ、デジタルライドプロジェクション、インスタレーション、展示の様子など豊富な図版とともに解説を収録。 英語表記。
Wolfgang Tillmans: Serpentine Gallery | ヴォルフガング・ティルマンス
イギリスのサーペンタイン・ギャラリーで開催された展示のカタログ。ドイツ出身の写真家、ヴォルフガング・ティルマンスの2006年から2010年にかけての作品を紹介。抽象への探求と具象への新たなフォーカスを並行してアプローチする。カラーによる作品図版とともに解説を収録。 英語表記。
Piero Manzoni: Achrome | ピエロ・マンゾーニ
イタリア出身の画家、彫刻家のピエロ・マンゾーニによる作品集。プリーツ加工されたキャンバス、フェイクファー、ポリスチロール、綿、グラスファイバーなど様々な素材を用いた「アクローム」シリーズをまとめたもの。作品図版と併せて解説を収録。 フランス語表記。
Arnold Quetsch: Ephemera | アルマンド・クエッチ
ルクセンブルクの写真家、アルマンド・クエッチの作品集。ポートレート、剥製、生物、風景などを被写体とした、不穏さと幻想が織り交ぜられたような独特の世界観の写真をカラー、モノクロで収録。 フランス語表記。
The Drawn Out Moment | Shi Guowei
中国出身の写真家、Shi Guowei(シ・グオウェイ)の作品集。草原や岩山、森、人物などのオリジナルのモノクロ写真に色彩をつけて表現する。色彩をつける際のプロセスで受けた感情や光景の記憶を辿り作品を創り上げる。 中国語、英語表記。
Nicolas de Stael | ニコラ・ド・スタール
2003年にポンピドゥー・センターで開催された展示のカタログ。ロシアで生まれ、フランスで活動した画家ニコラ・ド・スタールのその生涯を辿る。1914年から晩年の1955年までを時代別にカテゴライズして210点の作品図版とともにエッセイ、書簡、解説などを収録。 フランス語表記。
嶋田しづ | 美術出版社
フランスへ渡り抽象表現を極めた画家、嶋田しづの作品集。1963年から2003年にかけて制作された作品を紹介。リズミカルで、やさしく鮮やかな色彩の油彩を中心に、水彩、リトグラフの作品図版とともにベルナール・ノエルによる詩、大岡信、本江邦夫らによる寄稿、解説を収録。
日本色名大鑑 | 上村六郎、山崎勝弘
日本古来からの伝統色82色の手染め実物裂地を貼布した、日本の色と色名の資料集。引き染めによっていくつもの染め重ねが行われた美しい染色裂に、それぞれ色名の解説が添えられている。
Texture: Makiko Minagawa | 皆川魔鬼子
テキスタイルデザイナーで染織作家の皆川魔鬼子の作品集。ISSEY MIYAKEで長年テキスタイル・ディレクターを務め、伝統技術や環境への配慮などを踏まえた生地や素材を提供し、ブランドに唯一無二のイメージを構築させた皆川氏。本書は実際の生地のサンプルが挟み込まれたシート30部と、カラーチャートのような生地色見本シート9部をまとめた「Colour」、そして写真家、田原桂一が皆川のテキスタイルを写真に収めた冊子「TEXTURE」の3部から構成されている。三宅一生や安藤忠雄、田中一光らが寄稿。
松井源吾作品集 1955-1989 | 鹿島出版会
構造設計者、松井源吾の作品集。1955年から1989年にかけて手掛けられた、中銀カプセルタワービル、ソニータワー、世田谷美術館ほか、学舎やホテル、公共施設など多岐にわたる構造設計作品について、内外観と設計図を掲載。
The Good Life | Jasper Morrison ジャスパー・モリソン
プロダクトデザイナー、ジャスパー・モリソンのフォトエッセイ集。壊れた植木鉢、並んでいるテーブル、古い車のホイールに巻かれたホースなどにはどんな意味があるのか、一見平凡に見える光景の背後にあるストーリーと想像し、考察する。 英語表記。
Bob Gill Graphic Design | ボブ・ギル
デザイン集団「ペンタグラム」の創立者のひとりであり、イラストレーター、グラフィックデザイナーのボブ・ギルのデザイン資料集。ボブ・ギルの30年にわたる仕事の数々とともに、独創的なその作品群にまつわるデザイン論を綴る。146点の作品図版、解説を収録。
The Music Library: Graphic Art And Sound | Jonny Trunk
アニメやコマーシャル、映画やテレビ番組で使用するためだけに作られた、ソースミュージックやムードミュージックとも呼ばれるライブラリーミュージックのジャケット・アートワークをまとめたもの。ザ・スペシャルズ、ルーク・ヴァイバート、ジョニー・トランクら、1950年代から1970年代のLPジャケットの数々を収録。
Layout and Design for Calligraphers | Alan Furber
西洋や中東などにおける書法・カリグラフィーの資料集。レイアウト、デザインの作成など作品図版を用いて、カリグラフィーのあらゆる側面を実例を通して紹介する。
Savignac en Vrac | レイモン・サヴィニャック
フランスの画家・グラフィックデザイナー、レイモン・サヴィニャックの1998年に行われた同名展示図録。サビニャックのポスター人生90年を振り返る。
年鑑広告美術 1987 | 東京アートディレクターズクラブ
東京アートディレクターズクラブ(略称 東京ADC)による広告美術年鑑、1987年版。1957年から刊行され東京ADC会員が審査員としてポスター、新聞、雑誌、テレビ、あらゆる媒体のその年の優れた広告、デザイン作品をADC賞として選出。ADC会員最高賞は操上和美。ADC最高賞は大竹伸朗。装丁は長谷川好男。
日本タイポグラフィ年鑑 2000 | 日本タイポグラフィ協会
日本タイポグラフィ協会が選出した2000年度の年鑑。タイプフェイス、ピクトグラム、エディトリアル、パッケージデザインなど、多岐にわたるジャンルのタイポグラフィ作品を収録。Best Workは田中一光、篠原榮太、奥村昭夫、山口信博、他。装丁は七種泰史。
色彩のアルバムBD 印刷博物館 | 印刷博物館
2003年に印刷博物館で開催された展示の図録。フランスやベルギーなどのフランス語圏のハードカバーと彩色にこだわったコミックBande Dessine(バンド・デシネ)=BDの魅力について紹介する。BDに影響を与えた新聞や雑誌、「タンタンの冒険」をはじめとする作品、彩色についてなど図版と併せて解説を収録。