マグナムが撮った東京 マグナム・フォト創設60周年展 | 東京都写真美術館
2007年に東京都写真美術館で開催された展覧会の図録。フォトジャーナリスト集団「マグナム・フォト」創設60周年を記念し、戦後から2005年までの間に総勢37名のマグナムの写真家たちが撮影した「東京」をカラー、モノクロ図版でおよそ150点収録。
愛について | 谷川俊太郎
詩人、絵本作家、翻訳家である谷川俊太郎の詩集。谷川俊太郎が24歳のときに刊行された初期作品。「空」「地」「ひと」「人々」「六十二のソネット以前」と大きく5つの構成に分けて詩を収録。愛のかたち、自然とのつながり、心へと積もる言葉の数々が詰まった一冊。
Eva Kotatkova: Pictorial Atlas of a Girl Who Cut a Library into Pieces | エヴァ・コタトコヴァ
チェコのアーティスト、エヴァ・コタトコヴァの2冊組作品集。第1巻ではコタトコワの育った1980年代の共産主義体制下のプラハにおける、架空の学校の教科書から編集された300点のドローイングとコラージュ作品を収録。第2巻では1970年代から1980年代末までにチェコの公的機関(精神病院、特別支援学校、孤児院など)によって発行された22の規制を調査し、独裁政権による教育と社会の問題を提起している。 チェコ語、英語表記。
Tir a’Mhurain: The Outer Hebrides of Scotland | Paul Strand ポール・ストランド
アメリカの写真家、ポール・ストランドの写真集。1954年にスコットランドの西海岸に浮かぶサウス・ユイスト島に3ヶ月間滞在した際に撮影した写真をまとめたもので、島の自然の風景やそこに暮らす人々の姿をモノクロで多数収録。 英語表記。
Eugene Atget: Itineraires Parisiens | ウジェーヌ・アジェ
1999年から2001年にかけてパリのカルナヴァレ美術館とニューヨーク市立美術館で開催された展覧会の際に刊行されたもの。フランスの写真家、ウジェーヌ・アジェが19世紀末から20世紀初頭にかけて撮影したパリの中心部、遺跡、広場、城壁跡、装飾物など、パリの古き街並みをモノクロ写真で多数掲載。 フランス語表記。
Brassaï L’universel | ブラッサイ
1920年代のパリで活躍した写真家、ブラッサイの作品集。街頭に照らされた夜のパリ、人々が暮らす日常風景、同時代に生きた、ピカソ、コルビュジエ、マティス、ブラック、ジャコメッティ、ダリらの姿を収める。華やかな時代のパリがドラマティックに写し出される。 英語、ドイツ語、フランス語表記。
キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート
2021年に庭園美術館で開催された展示図録。22万点を超えるボタニカルアートを所蔵する世界最大級の植物園、英国王立植物園「キューガーデン」の貴重なボタニカルアートコレクションのほか、シャーロット王妃が愛し、王室御用達となったウェッジウッド社など陶磁器などを収録。時代が大きく変革していく中で、英国において自然科学や植物画がどのように発展し、どのような歴史的背景を歩んできたのか、変遷を辿る一冊。
Frameworks | 横山雄
イラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍する横山雄の作品集。2019年より制作を続けている「Frameworks」シリーズを収録。軽やかなリズムある線描は、ずっと眺めていたくなるような一冊。
Peter Saville Estate 1-127 | ピーター・サヴィル
ジョイ・ディビジョンのアートワークなどで知られるイギリスのグラフィックデザイナー、ピーター・サヴィルの作品集。ポスター、ジャケットデザイン、ラベルのサンプル、写真作品、立体造形など、氏の多岐にわたる作品の数々をカラーで掲載。
Gelman Thinks | アレクサンダー・ゲルマン
イギリスの製紙会社「Howard Smith Paper」がアーティストやデザイナーを紹介するシリーズ。ニューヨークを拠点に活動するメディアアーティスト、アレクサンダー・ゲルマンの作品に焦点を当てる。 英語表記。
Magazine Antidote 16
ファッション誌『Magazine Antidote』のvol.16。ファッションデザイナーのアルベール・エルバスのインタビュー、アーティスト、デザイナーのミシェル・ラミーの生涯などの特集を収録。フォトグラファーはRen Hang(レン・ハン)。 フランス語表記。
レタリング字典 | 日向数夫
書体見本、ロゴタイプ、印刷活字などをまとめたレタリングに関する辞典。「明朝」「ゴシック」をはじめ「宋朝」「篆書」「隷書」「勘亭流」「寄席文字」「浄瑠璃文字」「梵字」などの書体見本、新聞社、酒、企業などのロゴタイプほか、多くの書体を網羅した一冊。
広告 Vol.415 特集 流通 | 博報堂
1948年に博報堂から創刊された雑誌『広告』のリニューアル創刊から第3弾目。「いいものをつくる、とは何か?」を主題として、各号様々な特集が組まれる。今回の特集は「流通」。新たな技術、ビジネス、そしてコロナ禍を通して流通のあり方、過程、問題提起など、全30記事、図版を収録。
デザインの解剖4 明治乳業 おいしい牛乳 | 佐藤卓
グラフィックデザイナーの佐藤卓が、明治牛乳の「明治おいしい牛乳」をデザインの視点から解説。牛乳の歴史から、グラフィックデザインの構造、栄養成分表示についてなどを解説し、牛乳というものがどのように管理され、消費者の手元に届くのかを探っていく。
Oscar Tusquets Blanca: Sketchbook | オスカー・トゥスケ
建築、工業デザイン、絵画、彫刻、執筆活動など多彩な分野で活躍するスペインの建築家、オスカー・トゥスケによる1970年代から現在にいたるまでの製品スケッチを集めた作品集。1975年に芸術家のサルバドール・ダリとデザインしたソファ「ダリリップス」や、ベストセラーとなった椅子「ヴァリアス」「ガウリーノ」など、彼の代表作である作品のスケッチが200点近く掲載されている。 英語表記。
Walter Bosse: Leben, Kunst Und Handwerk 1904-1979 | ウォルター・ボッセ
ウィーンのアーティストで陶芸家のウォルター・ボッセの作品集。可憐でありながらもどこかダークな世界観を纏う人間や動物をモチーフとした、陶器や真鍮でできた作品の数々をカラー、モノクロ図版で多数収録。 ドイツ語表記。
ファブリック・ピクチャー 刺し・織り 森麗子作品集
日本におけるファブリック・ピクチャーの第一人者、森麗子の作品集。動植物や街の風景、静物など、さまざまなモチーフを布と糸を用い一枚の絵画として表現。あたたかみのある、うつくしい刺繍作品を多数収録するとともに、それぞれの作品には自身による詩が添えられている。
Diners | Karen Offitzer
アメリカの象徴ともいえる食堂・ダイナーの写真資料集。ダイナーの過去と現在、ネオンや目を引く看板、カウンター・スツールにジューク・ボックス、アメリカ文化のエネルギーと情熱、そしてアメリカンスピリットを持つダイナーという場所を、写真や解説とともに幅広く紹介する一冊。 英語表記。
Roadside America: Architectural Relics from a Vanishing Past | John Margolies
写真家のジョン・マーゴリーズが、アメリカの道路広告やユニークな建築物を記録した作品集。メインストリートの看板、映画館、ガソリンスタンド、ファーストフード店、モーテル、ロードサイドのアトラクション、ミニチュアゴルフコース、空想の海岸リゾートなど、意匠を凝らし築き上げられた愛すべき職人技の数々を収録。
Earth & Fire: Modern Potters, Their Tools, Techniques and Practices | Kylie Johnson、Tiffany Johnson
45人以上の現役陶芸家の制作の過程と作品をまとめた一冊。カップやボウル、オブジェ、ジュエリーなど、豊富な写真、テキストを収録。作家たちの様々な技法、制作スタイル、道具を探る。 英語表記。
明治の西洋館 | 河東義之
幕末から明治末期にかけて建設された洋風建築を記録した写真集。公共施設、学校、宗教建築など、明治の時代を特徴づける多数の建築写真が収録されている。
もうひとつの江戸絵画 大津絵 | 東京ステーションギャラリー ほか
2020年に東京ステーションギャラリーなどで開催された展示の図録。江戸時代に流行した民俗絵画・大津絵を紹介。富岡鉄斎、芹沢銈介、柳宗悦などが所蔵していたあらゆる大津絵の作品を、豊富な図版と解説とともに収録。
美と宗教のコスモス 1 マンダラの世界 | 松長有慶、杉浦康平
高野山真言宗の僧侶にして宗教家の松長有慶と、グラフィックデザイナー・杉浦康平の共編による思想・哲学書。1980年に西部美術館で開催された「マンダラ 出現と消滅」展に際して行われた講演会の内容を加筆したものや、新たな書きおろし論文を収録。「思想としてのマンダラ」「造形としてのマンダラ」「現代に生きるマンダラ」の3章で構成。装丁は杉浦康平、谷村彰彦。
August Eriksson: The Walk | オーガスト・エリクソン
スウェーデンを拠点に活動する写真家、オーガスト・エリクソンが世界遺産にも登録された日本の熊野古道を撮影した写真集。写真の構図が常に歩いているときの目線の高さで固定されており、ページをめくるたびに自分自身も自然の奥へ吸い込まれるような感覚になる一冊。 英語表記。
Phrase of Everything | Nerhol
デザイナーの田中義久とアーティストの飯田竜太によるユニットNerhol(ネルホル)による作品集。数分間にわたって一人の顔に向けてシャッターを切り撮影した写真を重ね合わせることで、歪みやぼやけによる多層的なイメージが生まれる。時間を写し出したポートレート集。 英語、日本語表記。
内藤礼 明るい地上には あなたの姿が見える | 水戸芸術館
2018年に水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催された展覧会の図録。国内外で活躍する現代美術家・内藤礼による、はじめて自然光のみで空間をつくりあげた展示の様子を写真に収めたもので、作品や展示会場の息遣いがそのまま伝わってくるような一冊。
Arp | ハンス・アルプ
彫刻家、画家、詩人であるドイツの芸術家、ハンス・アルプの作品資料集。アルプのこれまでの軌跡、1900年代から1960年代にかけての、絵画、グラフィック、コラージュ、彫刻、レリーフなどを紹介。カラー・モノクロ含む図版184点とテキストを収録。 英語表記。
写真分離派宣言 | 鈴木理策、鷹野隆大、松江泰治、清水穣、倉石信乃
写真家の鈴木理策、鷹野隆大、松江泰治と評論家の清水穣、倉石信乃で構成されるグループ、写真分離派による写真資料集。写真の現状と未来、そして彼らの活動に関する対談や未発表作品を収録。
Fish Zhang: Tang Tao | フィッシュ・チャン
中国のフォトグラファー、フィッシュ・チャンの作品集。工藤司がデザイナーを務めるメンズウェアブランド、kudos(クードス)のコレクションの服を、舞台となった香港でストリートキャスティングした女性を被写体に撮影したもので、自由なスタイルのルックブックのような一冊となっている。500部限定刊行。 英語、日本語表記。
Hibi | 深瀬昌久
写真家、深瀬昌久の作品集。1990年から1992年にかけて制作された、深瀬昌久最終作の1つ『ヒビ』シリーズを収録。地面にはしる亀裂を撮影し、その後プリントした写真に鮮やかな色を付けていく。 英語表記。
有元利夫の世界展 没後10年・よみがえる女神たち | 毎日新聞社
1995年に開催された「没後10年・よみがえる女神たち 有元利夫の世界展」の図録。1985年、38歳という若さでこの世を去った有元利夫。氏の東京芸術大学卒業制作から絶筆までの代表作品を収録し、氏の芸術世界の全貌を明らかにする。
五味文彦画集 瞳の中の触覚 | 求龍堂
画家、五味文彦の画集。グラス、食べ物、動物、植物、人物にいたるまで、圧倒的技法で描かれた写実絵画の数々を収録。ホキ美術館館長との対談もあわせて収録し、制作の過程や作品に込められた物語についてなどを追求する。
北に東に 掛井五郎展 | 中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館 ほか
1999年に中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館ほかで開催された展覧会「北に東に 掛井五郎展」の図録。日本の各地にパブリックアートをのこしたことでも知られる彫刻家、掛井五郎による、主に1990年代に制作されたブロンズや鉄の立体作品をモノクロ図版で収録。
長谷川利行展 Hasegawa Toshiyuki Retrospective | 福島県立美術館 ほか
2018年に開催された巡回展のカタログ。「日本のゴッホ」とも呼ばれる、大正、昭和初期の画家、長谷川利行の約140点の作品を紹介。油彩、水彩、素描、ガラス絵、テキストを収録。
ア・ターブル!ごはんだよ!食をめぐる美の饗宴 | 三重県立美術館
2014年に三重県立美術館で開催された展示の図録。食をめぐる造形世界をテーマに作品を紹介。厨房・食卓・夢の中・美術館の4つの章から構成され、食と美術の様々な世界を感じることができる1冊。
Comme des Garcons 1981-1986 | コム・デ・ギャルソン
川久保玲が設立したプレタポルテブランド、コム・デ・ギャルソンの初期イメージフォトをまとめた写真集。パリ・コレクション初参加の1981年から1986年までの写真を収録。フォトグラファーはピーター・リンドバーグ、スティーヴン・マイゼル、アーサー・エルゴート、ハンス・フューラー、ブルース・ウェーバー、オリビエーロ・トスカーニ、エディ・コーリ、パオロ・ロベルシらが参加。 英語表記。
私という衣装 | ワダエミ
世界的衣装デザイナー、ワダエミの作品集。米アカデミー賞衣装デザインを受賞した黒澤明監督の映画「乱」をはじめ、「竹取物語」や「夢の祭り」など、ワダが手がけた代表的な衣装の数々を鮮明な写真とともに収録。それぞれの衣装にかけた思いや仕事への姿勢など、ワダ本人によるコメントも合わせて収録。
しりとり 限定500部版 | 谷川俊太郎、和田誠
詩人・谷川俊太郎とイラストレーター・和田誠が1965年に自費出版した絵本。言葉選びのセンスが光るしりとりと、シンプルな線でユーモアあふれるイラストレーションが組み合わさった珠玉の1冊。 限定500部発行。
The Art of Advertising: George Lois on Mass Communication | ジョージ・ロイス
「エスクァイヤ」誌のカバーデザインで広く知られるアートディレクター、ジョージ・ロイスの広告作品を収録した作品集。エスクァイヤのカバーはもちろんのこと、「EATING」「DRINKING」「ESQUIRE」「ATHLETES」「FAVORITES」「SONG」「LIVING」などのカテゴリーで編纂された膨大な広告作品の数々が収録されている。
Richard Paul Lohse: Graphic Design 1928-1988 | リヒャルト・パウル・ローゼ 作品集
スイスのグラフィックデザイナー、リヒャルト・パウル・ローゼの作品集。ポスターを中心に、1920年代から1980年代の作品をカラーで多数収録。ドイツ語、英語表記。
紙とデザイン 竹尾ファインペーパーの50年
紙の専門商社、株式会社竹尾創立100年を記念した非売本。50銘柄のファインペーパーの実物サンプルと、50人のデザイナーが綴った紙に対する思いを作品とともに掲載。田中一光、杉浦康平、平野甲賀、祖父江慎、葛西薫、原研哉らが参加。
Suspects, Smokers, Soldiers and Salesladies: Collages by Ivan Chermayeff | アイヴァン・チャマイエフ
グラフィックデザイナー、アイヴァン・チャマイエフによるコラージュ作品集。封筒や切手、ラベル、写真、ボール紙など様々な素材を用いて個性的な人物像をつくりだした作品をカラーで多数掲載。
クリエイション 21号 亀倉雄策追悼特別号
亀倉雄策が編集長・アートディレクターを務めた全20号のデザイン誌「クリエイション」。本巻は亀倉雄策の追悼特別号として発行された第21号。亀倉雄策によるポスター作品、ロゴ、装幀、パッケージデザインなど代表作を編纂して紹介。ルウ・ドーフスマン、オルガー・マチス、永井一正、田中一光、細谷巖、福田繁雄、土屋耕一ほか豪華な執筆陣による寄稿も併せて掲載。
Paradise in Pictograms: The Work of Dick Bruna | ディック・ブルーナ
オランダのグラフィックデザイナーであり、ミッフィーの生みの親としても知られるディック・ブルーナの仕事とその生涯を辿る作品集。幼少期の貴重な写真から、デザイナーとして活躍した出版社での仕事の数々、今もなお世界中の人々から愛され続けているキャラクター、ミッフィーからブラックベアまで、豊富な図版とともにブルーナの人生と創作について知ることができる一冊。 英語表記。