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HAND BOOK | 大原大次郎
2025年11月6日
グラフィックデザイナー・大原大次郎の仕事と制作過程をまとめた作品集。手書き文字など身体的でアナログな手法を駆使し、音楽、ロゴタイプ、装丁、広告など多様な分野で展開してきた活動を、400ページを超える圧倒的なボリュームで紹介する。制作のプロセスや実験的アプローチも豊富な図版とともに収録し、大原のタイポグラフィへの探求と造形感覚を余すところなく伝える内容となっている。
D&D SCAN 横尾忠則の仕事と周辺 ニューヨーク→チェコ駆け足旅行記
2025年11月6日
画家でありグラフィックデザイナーでもある横尾忠則の仕事と日常を、旅の記録とともに綴ったビジュアルブック。「A&D SCAN 仕事と周辺」シリーズの第1弾として刊行された本書は、ニューヨークからチェコまでを駆け足で巡る旅を軸に、横尾が見た風景や街の断片、異文化との出会いを写真とテキストで構成。ページをめくるごとに視点が切り替わるスクラップブックのようなレイアウトが特徴で、旅と創作が交錯する瞬間を臨場感をもって伝える。観察眼と遊び心が交わる構成から、横尾の造形感覚の広がりを体感できる一冊となっている。
アイデア No.231 アイヴァン・チャマイエフ
2025年11月6日
アイデア No.231(1992年3月号)。巻頭特集は、アメリカを代表するグラフィックデザイナー、アイヴァン・チャマイエフ。トム・ガイセルマーとともに〈チャマイエフ&ガイセルマー〉を設立し、NBCやMoMA、Mobilなどの企業ロゴを手がけたコーポレートデザインの第一人者として知られる。その理知的で洗練された造形感覚を、多数の作品図版とともに紹介する。ほかに、イラストレーターのマーク・ライデン、写真家グレン・カッツの特集、福田繁雄によるポスター作品、近代ポスター史をたどる連載などを収録。90年代初頭の国際的デザイン動向を多角的に伝える内容となっている。
アイデア No.229 ヤン・レニツァ
2025年11月6日
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.229(1991年11月号)。巻頭特集はポーランド・ポスターの巨匠ヤン・レニツァ。代表的ポスター作品やブックデザインを豊富な図版で紹介し、その独創的な造形言語と思想に迫る。そのほか「第3回世界ポスタートリエンナーレトヤマ1991展」や「カリフォルニアのグラフィックデザイナー ロバート・マイルズ・ラニアン」、「コラージュ・アーティスト デヴィッド・ルイ」、「ファンタジック・フォトグラファー 小島孝夫」、「日本と世界のタイポグラフィデザイン展」などを掲載。表紙デザインはヤン・レニツァ。
アイデア No.228 ホセ・プラ=ナルボナ
2025年11月6日
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.228(1991年9月号)。巻頭特集はスペインを代表するグラフィックデザイナー、ホセ・プラ=ナルボナ。社会性と詩情をあわせ持つポスターやイラストレーションを通して、その造形理念と表現手法を探る。そのほか「ニューヨークADC第70回年次展 第5回国際展入賞作品」や「ジョージョプロス・デザイン社」、「佐藤晃一の最新作」、「フォトグラファー ジニェ・ディレンコファー」、「ポール・ピーター・ピーチの詩としての俳句ポスター」など、多彩なトピックを収録している。
アイデア No.227 シーモア・クワスト
2025年11月6日
アイデア No.227(1991年7月号)。巻頭特集は、アメリカのグラフィックデザイナー、シーモア・クワスト。ミルトン・グレイサーらとともに〈プッシュピン・スタジオ〉を設立し、鋭い社会風刺とユーモアを融合させたデザインで知られる。代表的なポスターやイラストレーションを通して、その豊かな発想と造形感覚を紹介する。そのほか、「日本のポスター100」(福田繁雄)、「第33回イラストレーターズ展」、「スイスポスター展1987–1989」(フレデリック・メッツ・コレクション)、「片岡脩の平和ポスター」、「平井宥子とパッケージデザイン」などを収録。
アイデア No.226 ヘンリー・スタイナー
2025年11月6日
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.226(1991年5月号)。巻頭特集は香港を拠点に国際的に活躍したデザイナー、ヘンリー・スタイナー。多文化都市・香港のアイデンティティを視覚的に表現した企業ロゴやポスターなどを通して、そのデザイン哲学と造形感覚を紹介する。そのほか「第1回メキシコ国際ポスター・ビエンナーレ」や、6人のグラフィックアーティストによるCGニューヨーク展「東京からの類人猿の叫び」展、横尾忠則の新作版画とペインティング、大貫卓也の広告作品など、多様な特集を掲載。
アイデア No.225 ホルガー・マティス
2025年11月6日
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.225(1991年3月号)。巻頭特集はドイツのグラフィックデザイナー、ホルガー・マティス。社会的テーマを鋭く視覚化するポスター作品を中心に、その造形的アプローチと思想を紹介する。そのほか「イラストレーターと環境展 生き残るためのアート」や「浅葉克己の新作展」、「キューバのグラフィックデザイナー レネ・アスクィ」、「UNAグループによるアニュアルリポート・デザイン」、「富田勉と千花子」など、多角的にグラフィックの動向を追う内容となっている。
アイデア No.223 永井一正
2025年11月6日
アイデア No.223(1990年11月号)。巻頭特集は、日本を代表するグラフィックデザイナー、永井一正。1960年代以降、日本のデザイン界を牽引し続けてきた永井のポスター作品を中心に、その象徴的な構成と造形の美学を豊富な図版とともに紹介する。自然や生命をモチーフにした作品群から、洗練されたタイポグラフィの実験まで、永井のデザイン思想を多角的に探る内容となっている。そのほか、「1990年度東京ADC賞」、「現代米・ソポスター展」、「伊藤憲治 プリントアートの世界」、「ニューヨーク・タイプディレクターズクラブ第36回展」、「フランコ・グリニャーニのサインとシンボル」などを収録。
アイデア No.222 ヘンリー・ウルフ
2025年11月6日
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.222(1990年9月号)。巻頭特集はアートディレクター、ヘンリー・ウルフ。『エスクァイア』や『ハーパーズ・バザー』などの誌面を革新的に刷新した編集デザインの数々を通して、そのクリエイティブな思考と造形美を紹介する。そのほか「ニューヨークADC第69回年次展 第4回国際展入賞作品」、「ランドー・アソシエーツ」、「青葉益輝の仕事」、「ウォーターズ・デザイン・アソシエーツ社」、「デボラ・ラウンドリー」など、国内外の最新グラフィックを網羅している。
アイデア No.221 ギュンター・ランボウ
2025年11月6日
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.221(1990年7月号)。巻頭特集はドイツのグラフィックデザイナー、ギュンター・ランボウ。社会や演劇の文脈に鋭く切り込む造形表現を紹介している。そのほか「第32回イラストレーターズ展」や「第6回コロラド国際招待ポスター展」、「’90卒業制作誌上展・グラフィックデザイン」など、国内外の新しいグラフィック動向を網羅。ロバート・クォーリー、クリス・カリス、福田繁雄ら多彩なクリエイターの仕事も併せて掲載している。
アイデア No.220 ポール・デイビス
2025年11月6日
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.220(1990年5月号)。巻頭特集はアメリカのイラストレーター/デザイナー、ポール・デイビス。演劇ポスターや雑誌表紙などで知られるデイビスの独自の筆致と叙情的な表現を紹介している。そのほか「創立30周年記念 日本デザインセンター作品展」「チャールズ・S・アンダーソン展」「前略、AOYAMAステーショナリー展」「JAGDAポスター展『水』」「ジェフリー・ベーコンの映画ポスター」などを掲載。
草木染 日本の縞 | 山崎青樹
2025年11月5日
日本の染色家・山崎青樹による草木染の研究資料集。伝統的な模様の中でも「縞」に焦点を当て、各縞の名称や起源、染色技法を丁寧に解説している。さらに、その手法に基づいて染め上げられた布地を実際に貼り込み、草木染ならではの繊細な色合いと質感を視覚的に示す。自然素材から生まれる色の多様性と、日本人の美意識が織りなす縞模様の魅力を記録した、工芸史的にも貴重な一冊となっている。限定1200部。
Ettore Sottsass
2025年11月5日
イタリアを代表するデザイナー、エットレ・ソットサスの生誕100周年を記念して刊行されたモノグラフ。1940年代から2000年代までの活動を網羅し、建築、プロダクト、家具、ジュエリー、グラフィックなど多岐にわたる創作を紹介する。膨大なアーカイブからスケッチや図面、制作過程の資料を収め、メンフィス運動を牽引したソットサスの造形思想と、その根底に流れる人間的感性を鮮やかに伝えている。
Room 606: The SAS House and the Work of Arne Jacobsen
2025年11月5日
デンマークの建築家アルネ・ヤコブセンが設計から家具、照明、カトラリーに至るまで一貫して手がけた〈ラディソンSASロイヤルホテル〉を記録した作品集。現存する唯一の客室〈Room 606〉を通して、建築・インテリア・プロダクトが融合したモダニズムの理想を読み解く。〈エッグチェア〉や〈スワンチェア〉をはじめとするデザインの原点を、図面やアーカイブ写真、新たに撮影されたカラー写真とともに紹介。
定本 北大路魯山人 | 黒田領治
2025年11月5日
雄山閣創業六十周年記念出版として刊行された、日本を代表する芸術家、北大路魯山人の大型作品集。陶磁器、絵画、書など379点もの作品群をカラー、モノクロ図版で掲載するとともに、それぞれの作品の解説も併せて収録。巻末には陶芸家の小山富士夫、加藤唐九郎、版画家の棟方志功らによる座談会のテキストも収録。700部限定刊行。
イスラム空間と文様 | 石元泰博
2025年11月5日
写真家・石元泰博が中東から北アフリカにかけてのイスラム建築を撮り収めた写真集。コルドバ、グラナダ、バグダッド、イスタンブールなど各地を巡り、モスクや礼拝堂に施された壮麗な文様と空間の構築美をとらえる。青く輝くタイル装飾、金色のドーム、幾何学的なアラベスク――建築の外観から内部の細部にいたるまで、光と影が織りなすリズムを静謐な眼差しで写し出し、イスラム美術の精神性を映し出している。装丁は田中一光によるもの。
Barn | John Pawson, Fi McGhee
2025年11月5日
英国を拠点に活動する写真家、フィ・マクギーによる作品集。建築家、ジョン・ポーソンが17世紀の納屋をスタジオ兼住居に改築した様子をモノクロ写真に収めたもの。ポーソンによるミニマリズムの美学が、マクギーによる写真でより洗練された形で浮き彫りになっている。英語表記。
桂離宮 毎日新聞創刊110年記念出版 | 岡本茂男
2025年11月5日
日本庭園の最高傑作と称される桂離宮を収めた作品集。写真家・岡本茂男が撮影し、1975年から行われた古書院、中書院、新御殿の解体修理の過程と修復後の姿を記録している。カラー・モノクロを含む豊富な図版や詳細な図面に加え、専門的な解説テキストも収録され、庭園と建築の双方を多角的に捉える構成となっている。装丁はグラフィックデザイナー原弘が手がけている。
Julius Shulman: Los Angeles
2025年11月5日
アメリカを代表する建築写真家、ジュリアス・シュルマンが長年にわたり記録したロサンゼルスの都市像をまとめた作品集。1934年、リチャード・ノイトラ設計のステン邸を自主的に撮影したことから始まるキャリアを軸に、1972年に同地が世界都市として確立するまでの変遷を時系列に構成している。住宅やオフィス、学校、教会、店舗、街の風景まで、約250点の写真を通して近代都市の生成と成熟を見つめたシュルマンの眼差しは、20世紀の建築写真史に刻まれる独自の記録となっている。
アンニ・アルバースとアンデスの染織 バウハウスからブラック・マウンテンへ
2025年11月5日
ドイツ出身のテキスタイルアーティスト、アンニ・アルバースの創作と思想を辿る伝記的資料集。バウハウスで学び、のちに指導者として活動した彼女が、アメリカ移住後にブラック・マウンテン・カレッジで展開した教育・研究に焦点をあてている。アンデスの染織に着想を得た織物の構造的思考や、絵画的感性を融合させた実践を豊富な図版で紹介。工芸と芸術の境界を越え、織を新たな表現領域へと押し広げたアルバースの造形理念を的確に示している。
Architecture Paysagere | Tim Richardson
2025年11月5日
世界各地で活躍する37人のランドスケープアーキテクトやデザイナーの思考と創作過程を紹介する作品集。スケッチや図面、ドローイング、写真コラージュを通じて、庭園や景観、屋外空間の構想がどのように形づくられていくのかを可視化している。鉛筆やペン、絵の具など、実際に使用される道具や描法の細部にも注目。緻密なプランニングと自由な発想が交錯するデザイナーのノートから、ランドスケープ表現の創造性と思想を鮮やかに伝えている。
Japan: Beauty of Food | Reinhart Wolf
2025年11月5日
ドイツの写真家、ラインハルト・ヴォルフが、日本の食文化に宿る美を撮り収めた写真集。お吸い物や干菓子、金太郎飴、和包丁など、日々の暮らしに息づく食の造形を静謐な構図で写し出す。厳しさと繊細さ、簡潔さと優美さが同居する日本の感性を、食を通して可視化し、芸術として提示する。日常に潜む美意識への洞察を、異なる文化の視点からとらえた一冊。
The Starving Artist Cookbook: Illustrated Recipes for First-Time Cooks
2025年11月5日
デザイナーでありイラストレーターのサラ・ツィンが、自身の食と創作の関係を見つめ直しながら制作したレシピブック。料理経験のなかった著者が、1年間にわたって初めての手料理に挑戦し、その一皿ごとを水彩で描き残した。フレンチトーストやカリカリベーコン、トマトスープ、カルボナーラ、オートミールクッキーなど、日常の料理を愛らしいイラストとともに紹介。
いす・100のかたち ヴィトラ・デザイン・ミュージアムの名品
2025年11月5日
1996年から2000年にかけて開催された「いす・100のかたち ヴィトラ・デザイン・ミュージアムの名品」展の公式図録。1800年代から現代までの椅子のデザイン史を俯瞰し、マルセル・ブロイヤー、チャールズ&レイ・イームズ、イサム・ノグチ、エットーレ・ソットサス、柳宗理らによる名作を100点収録。プロトタイプを含む多彩な椅子の造形を通して、素材、機能、美意識の関係を探る。日常の道具としての椅子が、いかに時代の思想と造形理念を映し出してきたかを明らかにしている。
アール・デコの館 旧朝香宮邸 | 増田彰久
2025年11月5日
東京・白金に現存するアール・デコ建築の傑作、旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)を紹介する建築写真集。撮影を増田彰久、構成と造本を杉浦康平、テキストを藤森照信が担当。ラリックの玄関扉、ブランショのレリーフ、セーヴル製香水塔など、宮邸を彩る工芸作品と室内装飾を精緻なカラー写真で収録している。日本におけるアール・デコ様式の受容と展開を、美術と建築の両面から明らかにし、旧朝香宮邸に息づく時代の美学を鮮やかに伝えている。
ル・コルビュジエと20世紀美術
2025年11月5日
2013年に国立西洋美術館で開催された「ル・コルビュジエと20世紀美術」展の公式図録。建築のみならず、絵画、彫刻、版画、タピスリー、映像など多岐にわたる創作を行ったル・コルビュジエの芸術活動を総合的に紹介する。ピカソ、ブラック、レジェ、デュビュッフェら同時代の芸術家の作品も併せて掲載し、モダニズムを超えて展開された創造の交差点を描き出す。彼が提唱した「諸芸術の綜合」という理念を、建築空間の中で体感できる構成となっている。
Ethnic by Design | Dinah Hall
2025年11月5日
世界各地の民芸品や民族デザインを現代の暮らしにどう取り入れるかを探るヴィジュアルブック。アメリカ先住民、メキシコ、北欧、地中海、アジアなど14の地域をテーマに、それぞれの土地に根ざした模様や色彩、素材の背景を紹介。民俗的な造形や装飾の持つ普遍的な魅力を読み解きながら、家具、テキスタイル、陶器、オブジェといった日常のデザインに息づく多様な文化の表現を提示している。
日本海 | 水上勉、岩宮武二
2025年11月5日
写真家・岩宮武二がとらえた日本海沿岸の風土と人々の暮らしを記録した写真集。荒波寄せる冬の海、春に咲く花々、夏の赤いか漁、秋祭りと、四季を通じて移ろう自然と生活の光景を丹念に写し取っている。作家・水上勉による文章が添えられ、厳しさの中にある人の温もりと海の生命力を静かに語る。日本海の風土に根ざした美と祈りの時間を深く刻み込んでいる。
タイムライフブックス アフリカ料理
2025年11月5日
1960年代から1970年代にかけてアメリカのタイムライフ社より刊行された『Foods of the World』シリーズの日本語版『世界の料理 アフリカ料理』。アフリカ各地の食文化を歴史・地理・民族背景など多角的に紹介する。ラム脚の蒸し焼き、パパイヤサラダ、魚の酢漬け、ココナッツプディングなどの地域色豊かな料理のレシピや写真を多数掲載。失われつつある食文化を記録した、資料的価値の高い一冊。別冊のレシピ集付属。
南インド キッチンの旅 | 齋藤名穂
2025年11月5日
建築家・デザイナーの齋藤名穂が、南インドで出会った21の家庭の台所を訪ね歩いた記録。インドの出版社タラブックスから刊行された『Travels Through South Indian Kitchens』の日本語版で、3か月の滞在中に交わした会話や家庭料理のレシピ、手描きのスケッチ、写真を通して日々の暮らしを描き出す。台所という小さな空間に宿る文化と人の温もりを、建築家のまなざしで丁寧にすくい取っている。
遠野キュイジーヌ | 佐々木要太郎
2025年11月5日
岩手・遠野の古民家オーベルジュ〈とおの屋 要〉のオーナーシェフ、佐々木要太郎の仕事と思想をまとめた一冊。絶滅寸前だった在来米〈遠野一号〉を自然栽培で復活させ、どぶろくの醸造や発酵料理を通して土地の恵みを食のかたちへと昇華させている。農業・発酵・料理の領域を横断しながら、環境と人の循環を見つめ直すその姿勢を豊富な写真とともに紹介。
発酵する日本 | 小倉ヒラク
2025年11月5日
発酵デザイナー・小倉ヒラクが日本全国を巡り、各地に息づく発酵文化を記録した写真集。味噌、醤油、しば漬け、豆腐ようなどの身近な発酵食品から、地方に伝わる珍しい発酵食までを取材し、発酵を軸に人々の暮らしと土地の記憶をたどっている。写真86点と書き下ろしエピソードを通して、47都道府県の多様な風土と発酵の知恵を可視化。微生物と人間の営みが共生する、日本文化の奥行きをやわらかく伝えている。
建築を考える | ペーター・ツムトア
2025年11月5日
スイスの建築家ペーター・ツムトア(ピーター・ズントー)による初のエッセイ集。素材と土地の力、光と影の設計に真摯に向き合い、詩的で情感に満ちた建築空間を生み出してきたツムトアが、幼少期の記憶や美への考察、谷崎潤一郎『陰翳礼讃』への言及を交えながら、建築と自然、感覚の関係を静かに語る。装幀は葛西薫、写真は杉本博司。建築という行為を通して、世界をどのように感じ、形づくるのかという根源的な問いを投げかけている。
シミュレイテド・シティの建築 伊東豊雄
2025年11月5日
1946年に彰国社より創刊され、建築を文化として捉え、社会との関係を考え続けてきた建築雑誌『建築文化』の伊東豊雄特集号。シミュレイテド・シティの建築に関する論文をはじめ、下諏訪町立諏訪湖博物館・赤彦記念館など、伊東豊雄による代表的なプロジェクトを多数紹介。また、座談会や建築家・多木浩二による論文も収録し、伊東豊雄の建築思想や実践の全貌を立体的に描き出す。
北の工藝 附 ヒゲベラ | 杉山寿栄男
2025年11月5日
図案家であり、縄文土器やアイヌ工芸の研究者・収集家として知られる杉山寿栄男による資料集。アイヌの造形文化を「アイヌ印の起源」「アイヌ文様」などの章で考察し、意匠の象徴性と美的体系を読み解いている。巻末では、神に酒を捧げる際に用いる箸〈ヒゲベラ〉を多くの写真とともに紹介。生活と信仰、装飾と機能が交差するアイヌ工芸の精神を丹念に伝えている。
戸隠の民具 | 清永安雄
2025年11月5日
写真家・清永安雄が長野県戸隠の民具を撮影した資料写真集。農具や家具、食器、祭具など、暮らしの中で受け継がれてきた道具を戸隠民俗館の協力のもとに記録している。木や竹、藁といった自然素材が生み出す素朴な造形と、生活の知恵に根ざした機能美を鮮やかにとらえる。道具の名称や用途、英訳を添えた丁寧な解説とともに、信仰と風土に支えられた日本の生活文化の原型を静かに伝えている。
Mario Botta: Public Buildings 1990-1998
2025年11月5日
スイスを代表する建築家マリオ・ボッタによる公共建築を紹介する作品集。1990年から1998年にかけて世界各地で手がけた11の建築を収録し、バーゼルのティンゲリー美術館、東京のワタリウム美術館、エヴリー大聖堂などを、カラー・モノクロ写真や木製模型とともに詳述している。重厚な幾何学構成と地域性の融合によって生み出された空間は、建築が公共性と精神性をいかに両立しうるかを示すもの。ボッタの建築思想の深化を的確に伝えている。
こけし手帖 創刊号-18号 復刻版
2025年11月5日
東京こけし友の会が発行した情報誌『こけし手帖』の創刊号から18号までを収録した復刻版。創刊25周年を記念して刊行されたもので、こけし蒐集家の記録、職人の紹介、産地の現状報告など、多角的な視点からこけし文化を掘り下げている。昭和期のこけし愛好家たちによる情熱と観察眼が凝縮された貴重な資料。民芸運動以後の郷土玩具研究の流れを知る手がかりを豊かに伝えている。
リチャード・マイヤーとフランク・ステラ 建築と絵画の接点
2025年11月5日
建築家リチャード・マイヤーと画家フランク・ステラによる創作の交点を探る展覧会カタログ。1996年から1997年にかけて開催された本展では、二人の半世紀にわたる交流を軸に「建築」と「絵画」の関係を検証している。マイヤーのハイ美術館、フランクフルト工芸美術館、バルセロナ現代美術館、ゲティ・センターなどの建築模型や図面に加え、ステラの絵画、立体レリーフ、建築プロジェクトを紹介。構築と抽象、機能と造形が交差する場に、20世紀後半の芸術思想が響き合う。
サーリネンとフィンランドの美しい建築展
2025年11月5日
2021年にパナソニック汐留美術館で開催された「サーリネンとフィンランドの美しい建築展」の公式図録。フィンランドのモダニズムの原点を築いた建築家エリエル・サーリネンの初期から渡米までの活動を、図面や写真、家具、生活用品のデザイン資料を通して紹介している。民族的ルーツとアール・ヌーヴォーを融合させたナショナル・ロマンティシズムから、光と自然に呼応する独自のモダニズムへと至る造形の軌跡をたどる。
フィンランドのくらしとデザイン ムーミンが住む森の生活
2025年11月5日
2012年から2013年にかけて全国を巡回した展覧会「フィンランドのくらしとデザイン ムーミンが住む森の生活」の公式図録。豊かな自然と風土に根ざしたフィンランドの芸術とデザインを、19世紀末から現代までの流れの中で紹介している。ムーミンの世界観をはじめ、エリエル・サーリネンの建築、マリメッコのテキスタイル、カイ・フランクの陶器などを通して、日常に息づく美意識を探る。
繋ぐ力 ideas for next japan
2025年11月5日
2012年、金沢21世紀美術館で開催された「繋ぐ力 Ideas for Next Japan」展にあわせて刊行された書籍。生活工芸プロジェクト第3弾として、使い手と作り手のあいだをつなぐ“繋ぎ手”の存在に焦点を当てている。Zakkaの吉村眸、古道具坂田の坂田和實、ギャルリ百草の安藤雅信・安藤明子、高橋みどり、中村好文、ナガオカケンメイら8組へのロングインタビューを収録。モノを通して価値を伝え、関係を育む人々の思想と実践を静かに掬い上げている。
作る力 creators for every day life
2025年11月5日
2011年、金沢21世紀美術館で開催された展覧会「作る力 creators for every day life」にあわせて刊行された作品集。赤木明登、内田鋼一、三谷龍二、皆川明など、現代の暮らしに寄り添う10組の作り手たちが登場し、それぞれに同じ問いを投げかけるロングインタビューを通して、モノづくりの根源的な思想を浮かび上がらせている。器や家具、衣服、ガラス作品など代表作の写真を豊富に収録し、日常と創造のあいだにある「生活工芸」の精神と、その多様な実践のかたちを静かに伝えている。
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