Visuelle Kommunikation: Ein Design-Handbuch | Anton Stankowski、Karl Duschek
ドイツのグラフィックデザイナーのアントン・スタンコウスキーと、カール・ドゥーシェクによるグラフィックデザインの資料集。フォントとタイポグラフィ、色とデザイン、イラストレーションなどといった章にわけながら、図版と解説を掲載。序文はオトル・アイヒャー。ドイツ語表記。
Yellow Magic Orchestra × SUKITA | 鋤田正義
Yellow Magic Orchestra × SUKITA/デヴィット・ボウイら名だたるミュージシャンを撮影した鋤田正義とYellow Magic Orchestraによるフォト・アーカイブ。ライブ写真やスチールカット、オフショットなどをカラーとモノクロで多数掲載。巻末には鋤田とYMOメンバーらによるインタビューを掲載しているほか、小山田圭吾・横尾忠則・羽良多平吉といった交友の深いクリエイターらも寄稿。
YMO Sealed | 三浦憲治
YMO Sealed/「写楽」特別編集、1983年のYMOの散開記念に制作された写真集。三浦憲治が撮影したメンバーのポートレート、ライブ写真のほか、それぞれの幼少期のスナップ写真などをカラーとモノクロで多数掲載。アートディレクションはYMO関連の出版全般を手がけてきた奥村靫正。
箱の本 | エドワード・デニソン、リチャード・コースレイ
エドワード・デニソン、リチャード・コースレイによる箱に特化したパッケージデザイン集。パッケージング概論として歴史・基本・環境・素材などについて述べたのち、デザイン例を展開図・完成図で掲載。EPS形式でロイヤリティーフリーの展開図データをCD-ROMに収録。
蓋の本 | アン &ヘンリー エンブレム
スポーツ用ボトル飲料、スプレーボトル、チューブ型歯磨き粉容器など、製品に用いられる蓋に焦点を当てたパッケージデザイン集。蓋、キャップ、栓などのクロージャーの構造を写真やキャプションを加えた詳細な図面、解説を収録。CD-ROM付属。
青春図會 河野鷹思初期作品集
日本を代表するグラフィックデザイナー、河野鷹思の初期作品集。「河野孝」時代の風刺画、ロシアアヴァンギャルド調の雑誌広告、対外グラフ誌「NIPPON」や各雑誌の表紙デザインなど1930年代から1950年代の作品を豊富なカラー図版・テキストで紹介。監修は川畑直道。
ある編集者のユートピア 小野二郎:ウィリアム・モリス、晶文社、高山建築学校 | 世田谷美術館
2019年に世田谷美術館で開催された同名展示の図録。19世紀後半のイギリスで活躍したウィリアム・モリス。その芸術思想や社会運動をめぐる考察を日本で展開した編集者・小野二郎を軸に、周辺の人々と活動を紹介。
伊坂芳太良の世界
緻密で和洋を折衷した線画が特色のイラストレーター、伊坂芳太良の遺作集。ファッションブランド「エドワーズ」のポスターを含む様々な作品や遺稿を収録。日暮真三、和田誠、横尾忠則らなどによる寄稿も併せて掲載。
パロディ、二重の声 日本の一九七〇年代前後左右 | 東京ステーションギャラリー
2017年に東京ステーションギャラリーで開催された「パロディ、二重の声 日本の一九七〇年代前後左右」展の図録。かつて芸術の要件であった個性やオリジナルを権威とみなし、それを敢えて取り込むことで翻弄し、介入し、崩壊をも企みながらパロディを試みた1970年代の日本の現代アートを振り返る。横尾忠則、赤瀬川原平、タイガー立石、木村恒久、つげ義春らの作品を収録。
別冊コピー年鑑 受賞作品にみる広告の20年 | 東京コピーライターズクラブ
東京コピーライターズクラブ創立20周年を記念して刊行された、コピー年鑑の別冊版。1963年から1982年の間に数々のコピーライターたちが手がけた新聞やポスター、広告などの中から選出された受賞作品638点を掲載。装丁は永井一正。
Tokyo TDC vol.16 The Best in International Typography & Design | 東京タイプディレクターズクラブ
東京タイプディレクターズクラブ(略称 東京TDC)の年鑑、2005年度版。東京TDC入選作品を掲載するほか、宇川 直宏や佐藤卓、後藤繁雄らによる特集記事を収録。グランプリはアンドレアス・ミューラー。装丁は松本弦人。
Tokyo TDC vol.18 The Best in International Typography & Design | 東京タイプディレクターズクラブ
東京タイプディレクターズクラブ(略称 東京TDC)の年鑑、2007年度版。東京TDC入選作品を掲載するほか、アレクサンダー・ゲルマンやジョン・ワーウィッカー、ステファン・サグマイスターらによる特集記事を収録。グランプリは服部一成。装丁は青木克憲。
ビアトリクス・ポター生誕150周年 ピーターラビット展 | Bunkamura ザ・ミュージアム
2016年から2017年にかけてBunkamuraザ・ミュージアムほか全国各地で開催された展覧会の図録。ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターの生誕150周年を記念し、彼女の人生に焦点をあてながら、絵本の自筆原画やスケッチ、愛用品などを紹介。
ザ・ポスター ロートレックから現代まで | 大智浩
アートディレクター、大智浩による世界のポスターデザインの資料集。1980年代のロートレックから1970年代のサイケデリックな作風のポスターまで、欧米を中心に紹介。 スリップケースに少スレ、少汚れあり。本体カバー、本文の状 […]
名作椅子大全―イラストレーテッド | 織田憲嗣
雑誌『室内』に14年間に渡り連載されていた「イラスト椅子ずくし」「アール・デコの椅子ずくし」を編纂して収録。膨大な数の椅子のイラストレーションとともに、そのデザインとデザイナーの変遷についても詳細に解説。椅子フェチ、椅子好き必読の書。
ジャン・プルーヴェ 椅子から建築まで | 東京都現代美術館
2022年に東京都現代美術館で開催された展覧会の図録。フランスの建築家・デザイナーのジャン・プルーヴェが手がけた数々の家具や建築物を、写真や図面、スケッチなどの図版資料とともに多数収録。
Knoll Furniture 1938-1960 | Steven Rouland、Linda Rouland
ニューヨークのKnoll Furniture Companyが1938年から1960年の間に製作した家具をカタログ化したもの。椅子やテーブルなどといった代表的な家具の数々をカラーとモノクロで足多数収録。
Punk | 沖潤子
国内外で活躍する刺繍アーティスト、沖潤子の初となる作品集。過去十数年間に制作した作品をオールカラーで掲載。巻末には本人による作品解説を収録している。
百味菜々 | 横山夫紀子
1995年まで東京・青山で営まれていた日本料理店「百味存」のオーナー・横山夫紀子と、写真家・秋元茂によるビジュアルブック。丁寧な下拵えから、ルーシー・リーや北大路魯山人の器への盛り付けを美しく撮影したもの。寄稿は高橋睦郎、三宅一生ら、構成・造本は田中一光。
茶美会・然 新しい茶のかたち | 茶美会文化研究所
1992年に開催された茶道裏千家の伊住政和主宰の茶美会(さびえ)・然についてまとめた写真資料集。グラフィックデザイナーの田中一光をはじめとし、三宅一生、コシノジュンコ、横尾忠則など多くのアーティストや建築家が参画・出品した。参加したアーティストたちによるテキストや対談も収録。
日本の造形 全3巻揃 | 清家清、水尾比呂志、吉田光邦
木、竹、そして紙を用いた日本の造形技法を図版とテキストで解説する「日本の造形」全3巻セット。清家清「木組」、水尾比呂志「竹編」、吉田光邦「紙折」の3冊を収録。
写真集 屋根・棟飾 | 増田正
グラフィックデザイナー、増田正による写真集。20年の歳月をかけ、北は北海道の鰊番屋の木っぱ葺きの屋根から、南は沖縄の琉球瓦まで全国200箇所以上の屋根を集めたもの。カラー図版に風土や歴史に触れた解説も添えられている。
李王朝時代の刺繍と布展 | 北海道立近代美術館ほか
1995年に各地を巡回した展示会「李王朝時代の刺繍と布 希いをぬう 喜びをつなぐ」展の図録。韓国刺繍博物館のコレクションのなかから、李王朝時代の刺繍作品と、伝統的な「包む」文化のなかで生まれた布「ポジャギ」を紹介。洗練された色彩感覚と、韓国の伝統衣装のデザインに通底する造形感覚を感じることができる一冊。
なにを作ろうかな&どうやって作るの | ジェイン・ホーンビー
料理研究家、ジェイン・ホーンビーによるレシピブック。朝食のパンケーキからローストチキン、手軽なタイ料理、昔ながらのレモンタルトまで、レシピ100点を掲載。必要な材料や手順も写真を見ればすぐにわかるように紹介した、料理初心者や親子も楽しめる1冊。
インゲヤード・ローマン展 | 東京国立近代美術館
2018年に東京国立近代美術館で開催された「インゲヤード・ローマン展」の図録。スウェーデンを代表するデザイナーで陶芸家の、インゲヤード・ローマン。使うことを一番に考えられたシンプルな色と形が美しい氏の代表作品を多数紹介。
纏 まとい | 柳宗悦
江戸時代に町火消の各組が用いた旗印の一種、「纏(まとい)」のプロダクトデザイン集。豊富な写真図版とともに、多様なかたちに込められた意味も詳細に解説。監修は柳宗悦。
日本古地図大成 | 中村拓
江戸時代末までに作成された日本の地図をまとめた重厚な資料集。全国各地で蔵される資料の中から主に未公表のものを撮影し、全国地図から各地域の地図まで、当時の貴重な資料と豊富な図版を多数収録。別冊で詳しい解説書付き。
宇宙を叩く 万物照応劇場 | 杉浦康平
グラフィックデザイナーとして活躍する杉浦康平が、東アジアの伝統的な音楽を、音とヴィジュアルから紐解く評論。「耳」と「眼」の、「音」と「形」の深い関わりを楽器から考察する。装丁は佐藤篤司。
Asnago and Vender and the Construction of Modern Milan | Adam Caruso、Helen Thomas
イタリアの建築家、Mario AsnagoとClaudio Venderの作品集。第二次世界大戦後の停滞していたミラノで、活気あふれる建築物を多数手がけた2人のプロジェクトを図版とテキストで紹介。英語表記。
Joy: Kim Utzon Architect | キム・ウッツォン
デンマークの建築家、キム・ウッツォンの写真資料集。デンマークとスウェーデン南部に建てられた住宅やオフィスなどを収録。オープングリッドに囲まれた光あふれる部屋と表情豊かな屋根やオブジェを組み合わせた、洗練されたスカンジナビアンモダンスタイルを余すことなく紹介している。 英語表記。
Thanks for the View, Mr. Mies: Lafayette Park, Detroit | ミース・ファン・デル・ローエ
20世紀を代表する建築家、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの資料集。ファン・デル・ローエが設計した建物が世界で最も多く集まっているデトロイトのダウンタウン、ラファイエット・パークに焦点を当てたもの。インタビューや住環境の写真などを交えながら、住民たちがこのユニークなモダニズム環境とどのように向き合い、交流しているかを検証している。 英語表記。
永遠のドイツデザイン | ハイデルベルグ・ジャパン
ドイツの秀逸なプロダクトデザインに焦点を当てたビジュアルブック。積み木からポルシェまでのアイテム32点を厳選して収録、丁寧に解説。
黒川勉のデザイン | TOTO出版
日本のデザインシーンを牽引したデザイナー、黒川勉の作品集。1992年から2005年に急逝するまで、数多くのスペースデザインやプロダクトデザインを手がけてきた黒川勉による代表的な作品82点をカラー写真で紹介。グラフィックデザイナーの秋田寛やインテリアデザイナーの杉本貴志などによるテキストも収録。
世界のグラフィックデザイン 1 ヴィジュアルコミュニケーション | 杉浦康平、松岡正剛 編集
著名なデザイナーが各巻の編集を担当している人気シリーズ「世界のグラフィックデザイン」第一巻。シリーズ中でもこの第一巻は人気が高く、入手しがたい貴重なもの。「イメージ図像史」と銘打った一連の図像群は、痕跡の現象学・観念の図像学・人工自然の宇宙形状誌・記号の生態圏・構文化された記号世界、といった各章に体系化され、まさに圧巻の様相。今後これだけの範囲が体系化されることはほぼないかもしれない、稀有な図像史。編集は杉浦康平、松岡正剛。装丁は細谷巖。
サイトウ・マコト・ポスターズ | 六曜社
元グラフィックデザイナー(現アーティスト)、サイトウ・マコトのポスター作品集。数々の賞を受賞した、1982年から1990年までの作品をカラーで104点掲載。その他、永井一正、田中一光、建築家・磯崎新、小説家・村上龍らとの対談も収録。
パリからの手紙 ヨーロッパスケッチドキュメント | 堀内誠一
グラフィックデザイナー、絵本作家、エディトリアルデザイナーなど幅広く活躍した堀内誠一の絵手紙集。パリを拠点にヨーロッパを旅する最中、澁澤龍彦・谷川俊太郎・安野光雅・石井桃子・岸田衿子・早川良雄など多彩な顔ぶれに宛てた絵手紙を編纂して収録したもの。
ローマ字印刷研究 | 井上嘉瑞、志茂太郎
嘉瑞工房創立者である井上嘉瑞と、アオイ書房の志茂太郎が、欧文活字書体の歴史と組版技術について綴った解説書。雑訴「書窓」の62号に収められた「ローマ字印刷研究」、また70号に収められた「ローマ字印刷研究図集」を復刻し収録。印刷の歴史、また文化史研究の資料としても貴重な一冊。装丁は平野甲賀。
ヴァチカン教皇庁図書館展 II 書物がひらくルネサンス | 印刷博物館
2015年に印刷博物館で開催された展示図録。ヴァチカン教皇庁図書館所蔵の中世写本、初期刊本、地図、書簡類計21点を中心に、印刷博物館および国内諸機関所蔵の書物を加えた計69点を収録、紹介した一冊。
横尾忠則 銀座番外地 | ギンザ・グラフィック・ギャラリー
2023年にギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催された、横尾忠則の展覧会図録。作品を構成するラフスケッチ、アイデアノート、デッサン、ドローイング、原画、コラージュ、版下、色指定紙など、作品完成以前のデザイン表現のプロセスに焦点を当てたもの。
横尾忠則ポスター原画展 | 西脇市岡之山美術館
1986年から1987年にかけて西脇市岡之山美術館で開催された展覧会の図録。横尾忠則がデザインを手がけてきた数々のポスター作品の原画、スケッチ、ドローイング、色指定原稿など貴重な図版資料を多数収録。その創作の過程を知ることができる一冊。