和田誠展 書物と映画 | 世田谷文学館
谷川俊太郎の著作の装画などで知られる、イラストレーター・和田誠の図録。2011年に世田谷文学館にて行われた展示会の作品をカラーで掲載。イラスト以外にも、貴重なシナリオ原稿も収録。
CAMP: Notes on Fashion | Metropolitan Museum of Art
2019年にメトリポリタン美術館で開催された企画展「Camp: Notes on Fashion」に際して出版された一冊。スーザン・ソンタグのエッセイ「Notes on Camp」を引用しながら、ファッション・デザイナーたちの技巧を探る。衣装や彫刻、絵画、ドローイングなどを多数収録。 英語表記。
Encens Magazine No. 29
フランス発のファッション・カルチャーマガジン「ENCENS」29号/FALL・WINTER2012。ユニフォーム号と題し、1984年にターニングポイントのシーズンとなったジョルジオ・アルマーニの特集やデザイナーのアン・マリー・ベレッタやクース・ヴァン・デン・アッカーとの対談記事などを収録。 英語表記。
Encens Magazine No. 46
フランスのファッション、カルチャーマガジン「ENCENS」46号/FALL・WINTER2021。コロナ禍を経て変化した着こなしへの姿勢を軸に、ファッションデザイナーのアンネマリー・ベレッタやクラウディア・スコーダたちの特集記事を掲載。 英語表記。
名取洋之助の仕事 大日本
フォト・ジャーナリズムの黎明期、日本に西欧式の報道写真や方法論を持ち込んだ先駆的な写真家・編集者の名取洋之助。ドイツで出版されていた幻の写真集「大日本 GROSSES JAPAN」と、亀倉雄策・土門拳らを輩出した対外宣伝誌「NIPPON」を中心に、その業績の数々を編纂した作品図録集。
Katsu on Issey | 吉田カツ、三宅一生
昭和から平成にかけて活躍したイラストレーター、吉田カツの作品集。吉田によるエネルギッシュでダイナミックな数々のイラストに、ファッションデザイナー・三宅一生の言葉が添えられている。
日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展 | 神戸市立博物館
2013年に開催された「日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展」の図録。「天空の城ラピュタ」「火垂るの墓」「もののけ姫」など、数々の名作アニメーション映画で美術監督を務めた氏が手掛けた背景画やイメージボードなどをカラーで多数収録。あえてキャラクターを入れないことで、物語を背後で支える美術家の役割の重要性と、緻密で繊細な描写が見て取れる。
活字に憑かれた男たち | 片塩二朗
昭和初期の印刷・出版・活字界にあった人々を中心として、活字版印刷術の始まりから活字文化に関する様々な運動、書体の変遷などの歴史を紹介。活字に憑かれ、活字に翻弄される等身大の活字人たちを描いたエッセイ集。
Carsten Nicolai: Static Fades | カールステン・ニコライ
ベルリンを拠点に活動する芸術家、カールステン・ニコライの作品集。1997年に行ったドクメンタXプロジェクト "Infinity "から、カッセルの公共空間に72個の短いオーディオ作品を個別に埋め込んだものから、チューリッヒのHaus Konstruktivで開催された最近の個展のために制作された新作まで、多岐にわたり収録。英語表記。
Auto Pilot カールステン・ニコライ展 平行線は無限のかなたで交わる | Carsten Nicolai
視覚芸術や、アルヴァ・ノト名義でミュージシャンとしても活躍するベルリンを拠点に活動する芸術家、カールステン・ニコライの作品集。2002年にワタリウム美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。雪の結晶の観察、周波数による波形や波紋の比較ほか、実験的アプローチによる作品図版とともに解説を収録。 ドイツ語、英語表記。CD付属。
ア・サマーズ・デイ | ジョール・マイヤーウィッツ
ニューヨーク生まれの写真家ジョエル・マイヤーウィッツの写真集。1976年から1981年にかけて避暑地・ケープコッドで撮影された、淡く夢のような風景と観光客のポートレート写真を掲載。日本語版。
Allen Ginsberg Photographs | アレン・ギンズバーグ
ビート・ジェネレーションを代表する詩人の一人、アレン・ギンズバーグによる写真集。小説家のジャック・ケルアックやウィリアム・バロウズ、写真家のロバートフランクら著名人や友人などを数多く撮影。それら個人的な記録を通して、著者の人となりやビートジェネレーションの内なる歴史が浮かび上がる。各写真の下には、人物の紹介や場所、状況などの回想テキストが記載されている。ブックデザインはジャック・ウッディー。
Joseph Beuys | ヨーゼフ・ボイス Centre Georges Pompidou Service Commercial
ドイツの現代美術家、教育者としても活躍したヨーゼフ・ボイスの作品集。ペインティング、ドローイング、彫刻などをカラーとモノクロで多数掲載。 フランス語表記。
ヨーゼフ・ボイス展 | 西武美術館
1984年に西武美術館で開催された展覧会の図録。芸術、教育、政治など多様な分野で活躍したドイツの現代美術家、ヨーゼフ・ボイスによる初期の作品から代表的な作品にいたるまで、ボイスの芸術を幅広く網羅して紹介。表紙デザインは田中一光。
David Hamilton: Souvenirs | デイヴィッド・ハミルトン
写真家・映画監督、デイヴィッド・ハミルトンによる作品集。白い鳩たちが飛び立つ瞬間、岬に立つ女性、無垢な女性たちのヌード。ベールを纏ったような質感の先には無防備で自然体な女性たちの姿が写し出されている。モノクロやカラーによる図版を収録。 フランス語表記。
近づく coming closer | 津田直
フィールドワークによって人と自然との関わりを写し出す写真家、津⽥直のコンセプトブック。雪が積もった岩山、固く凍った湖、噴出孔から吹き出す水蒸気。日本各地の自然の姿とともに制作中に自身で綴った言葉が収められている。 日本語、英語表記。
シンプルなかたち = Simple Forms 美はどこからくるのか | 森美術館
2015年に森美術館で開催された展覧会の図録。19世紀から20世紀にかけてヨーロッパで再認識された「シンプルなかたち」の美学は工業製品や建築のデザイン、近代美術にも多大な影響を与えた。先史時代の石器から現代アートまで、古今東西の作品およそ130点を解説とともに紹介。 日本語、英語表記。
BIG Chile 45 Landscapes | Big Magazine
ニューヨークを拠点に世界へ展開するBig Magazineが発行する雑誌の『BIG Chile』シリーズ。チリの45のランドスケープをテーマに紹介する。稜線が美しい山々、無人の宿泊施設、巨大な流氷。ありのままの自然の風景と人工物、チリの風景を様々な角度から写し出す。 スペイン語、英語表記。
まだ見ぬソール・ライター The Unseen Saul Leiter | 青幻舎インターナショナル
アメリカ出身の写真家、ソール・ライターが遺したスライド写真をまとめた作品集。ソール・ライターが2013年に亡くなってから、遺されたままとなった約1万ものスライド写真をデジタルアーカイブ化する「スライド・プロジェクト」の際に刊行されたもの。アトリエ、手書きのラベル、カメラ機材など、その他作品とともに解説を収録。色彩の豊かさと、映画のワンシーンようなドラマティックな構図で世界を切り取る。
生誕100年 ジャクソン・ポロック展 | 東京国立近代美術館
2011年から2012年にかけて、愛知県立美術館と東京国立近代美術館で開催された、日本初の回顧展「生誕100周年 ジャクソン・ポロック展」の図録。アクション・ペインティングと呼ばれる画法を生み出した、抽象表現主義の代表的な画家、ジャクソン・ポロック。初期から晩年までの幅広い作品を、約70点収録。絵画芸術の新しい地平を切り開いた氏の活躍を辿ることができる。
Derek Jarman’s Garden 旧装日本語版 | デレク・ジャーマン
英国の映画監督デレク・ジャーマンの庭を、友人でもある写真家ハワード・スーリーが撮影した写真集。旧装日本語版。ダンジネス原子力発電所に面する荒涼とした土地を、美しい庭園へと変化する過程を記録。
Water 水 | 佐藤卓
2007年に21_21 DESIGN SIGHTで開催された展示の図録。ディレクションは佐藤卓。第二回企画展にあたる「水 Water」は、あたりまえにのように目の前にあると思われている水を題材に、展示に沿った5つの構成で写真や映像、言葉、インスタレーションなどの作品を収録。
Yokai No Shima 日本の祝祭 万物に宿る神々の仮装 | シャルル・フレジェ
フランスの写真家、シャルル・フレジェの作品集。東北から沖縄まで58ヶ所の祭りを取材、図版約180点を収録。田畑や山々、森林、海辺など日本を取り巻く自然に宿る、力強く、奇怪で、美しい日本固有の仮面神や鬼たちの衣装を紹介。巻末にはイラストによる衣装解説も掲載。
The Cut-Outs of Henri Matisse | アンリ・マティス
20世紀を代表するフランスの芸術家、アンリ・マティスの作品集。1940年代から1950年代にかけての切り絵作品をカラー図版で収録。スタジオの様子や制作風景を収めたモノクロ写真もあわせて掲載。 英語表記。
エドワード・ホッパー展 図録
2000年に開催された「エドワード・ホッパー展」の図録。油彩画、水彩画、デッサンなど約85点を収録し、初期から晩年に至るまでの氏の芸術活動を俯瞰する。美術評論家の清水敏男らによる寄稿文も併せて掲載。
クルト・セリグマンと岡本太郎 | 川崎市岡本太郎美術館
2020年から2021年にかけて川崎市岡本太郎美術館で開催された展覧会の図録。パリ滞在中に出会い、岡本太郎に大きな影響を与えたとされる芸術家、クルト・セリグマン。2人の芸術家の作品を通して岡本太郎の作風の形成過程を探るとともに、日本の美術界にもたらされた影響について検証する一冊。
実験工房展 戦後芸術を切り拓く | 神奈川県立近代美術館
2013年から2014年にかけて神奈川県立近代美術館などで開催された「実験工房展 戦後芸術を切り拓く」の展覧会図録。瀧口修造が主宰した芸術家集団/実験工房の全貌を明らかにするとともに、武満徹、山口勝弘、駒井哲郎、北代省三、大辻清司など参加メンバーの作品図版を多数収録。
ツブノヒトツヒトツ 梅田恭子銅版画集 | 言水制作室
銅版画家、梅田恭子による作品集。季刊『版画芸術』の付録として添付された銅版画をまとめたもの。細かく無数の線、連なり、うねり、ゆらぎ。ひとつひとつ向き合い、心を賭したその息遣いが聞こえてくる。銅版画105点、詩片30点を収録。
芸術と革命 | 西武美術館
1982年に西武美術館で開催された「芸術と革命展 ロシア・アヴァンギャルド芸術の流れ」の図録。20世紀のソ連、ロシア芸術の流れを形づくった豊富な作品を紹介しながら、ロシア・アヴァンギャルドの全貌に迫る。表紙デザインは田中一光。
バウハウスデッサウ Bauhaus Dessau | 瀧本幹也
CMや広告写真の分野で活躍を広げる写真家、瀧本幹也の作品集。ドイツにあるバウハウス・デッサウ校舎を撮影したもので、建物の一部をクローズアップして撮影することで、建築写真というよりもグラフィックデザインや抽象絵画のような作品に仕上がっている。序文は坂本龍一によるもの。
復刻 伊勢貞丈 包結記 2冊揃 | 荒木真喜雄
公家と武家の故実に精通していた江戸時代の研究家、伊勢貞丈。「つつみ」と「むすび」の作法を解説する伊勢貞丈の書物「包結記」を、折形の第一人者・荒木真喜雄が現代文で読み解いたもの。第2巻には現代でも適用できるように再現された展開図や図解を収録。
Braun+Design Collection | Jo Klatt、Gunter Staeffler
ドイツの電気機器メーカー、ブラウン社のプロダクトデザインを紹介した資料集。1955年から1995年にかけて、ディーター・ラムスを中心に手掛けられた美しいデザインの数々を収録。
藤森建築と路上観察 誰も知らない日本の建築と都市
建築史家・建築家の藤森照信がコミッショナーを務めた第10回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展「藤森建築と路上観察: 誰も知らない日本の建築と都市」の公式カタログ。藤森照信と路上観察学会による作品集・論文集の三分冊、対訳本、そして建築素材サンプルのセット。
Treehouses, Towers, and Tea Rooms: The Architecture of Terunobu Fujimori | 藤森照信
建築史家・建築家の藤森照信の作品をまとめた作品資料集。独創的な藤森建築をデザイン、文化などあらゆる観点から深く掘り下げ考察する。写真、スケッチ、ドローイング、建築模型など豊富な図版とともに、エッセイや解説を収録。革新的なデザインによるプロジェクトの全容を探る。 英語表記。
北の工藝 附 ヒゲベラ | 杉山寿栄男
図案家で、縄文土器やアイヌ工芸の研究者・収集家でもあった杉山寿栄男が、アイヌの工芸について紹介した資料集。「アイヌ印の起源」や「アイヌ文様」などの解説のほか、巻末には神に酒を捧げる際の箸の意味を持つ「ヒゲベラ」を豊富な写真資料とともに紹介。
Ronchamp | Le Corbusier ル・コルビュジエ
建築家、ル・コルビュジエによるロンシャン礼拝堂の写真集。美しい礼拝堂の写真をモノクロで多数収録しながら、設計図やメモなどもあわせて掲載。 フランス語表記。
The New Old House: Historic & Modern Architecture Combined | Marc Kristal
北米からヨーロッパまで、古い歴史的建造物を改築し、新たに個人邸宅へと蘇らせた様々な事例を紹介する建築資料集。中には数百年前の建造物も存在し、伝統とモダンが織りなす美しい建築の内装と外装をカラー写真や図面とともに掲載。 英語表記。
バーナード・リーチ詩画集 | 五月書房
イギリスを代表する陶芸家で、民芸運動を通じて日本との架け橋となったバーナード・リーチの詩画集。氏が綴った詩作品に加え、家族の肖像画や、日本、そしてイギリスの風景などを描いた絵画作品を収録。陶芸作品で広く知られる氏の新たな一面と、陶芸作品に通づる氏の眼差しを感じられる一冊。
ガウディの作品 芸術と建築 | ファン・バセゴーダ・ノネール ほか
スペインを代表する建築家、アントニ・アウディの作品資料集。サグラダ・ファミリア、カサ・カルベット、コロニア・グエルのクリプタ、カサ・ミラーほか、美しい装飾が施された壮大な建築作品を紹介する。オリジナルドローイング、資料写真と併せて解説を収録。
父の有り難う | 長谷川竹次郎
金工家・長谷川竹次郎が自ら手がけた、ふたりの子供たちへの贈り物をまとめたもの。1歳の娘に贈った鳥のモビール、5歳の息子に贈ったパチンコ台、13歳から15歳まで2人に贈った銀の飯碗と箸。20歳になったときに最後に贈った茶箱まで、親子の間で流れたあたたかで愛おしい時間がテキストと美しい写真から滲む。テキストは妻である長谷川まみ、撮影は小泉佳春、デザインは山口信博、山口美登利、大野あかりによるもの。
Field Essays: Eloj Kreyol | Lucy Cotter 他
オランダを拠点に、展示会や出版物の発行などを行うOnomatopee刊行の「Field Essays」シリーズの第4号。本号ではデザインデュオ・dach&zephirの活動を特集。ドミニカ共和国周辺の島々でフィールドワークを行い、民族学的なリサーチを経て現地の人々の暮らしをオブジェやアクセサリーなどのアート作品として表現。英語表記。
信楽 壺中の天 | MIHO MUSEUM
1999年にMIHO MUSEUMで開催された展覧会の図録。信楽の中でも、室町時代を中心とする「古信楽」の壺に焦点を当てたもので、土門拳や黒澤明、白洲正子などの目利き達の言葉とともに数々の作品を紹介。
江戸の異国万華鏡 更紗・びいどろ・阿蘭陀 | MIHO MUSEUM
2018年にMIHO MUSEUMで開催された展示の図録。江戸時代の舶来品であるインド更紗、ヨーロッパ製のガラス器、陶器などの工芸品を紹介。カラーによる豊富な図版とともに解説を収録。
Textiles of Indonesia | The Thomas Murray Collection
40年以上にわたって収集されたインドネシアの織物の写真資料集。スマトラ島のバタックやランプン地方、ボルネオ島のダヤック、スラウェシ島のトラジャの織物に特に注目し、スンバやティモールなどの島々の珍しい織物も紹介。何世紀にもわたって行われてきた染め、織り、ビーズ細工の技法の複雑な伝統や、歴史的背景、古代の図像についても解説。 英語表記。