空間のグラフィズム | 廣村正彰
グラフィックデザイナー、廣村正彰が空間とグラフィックデザインについて解説した指南書。グラフィック処理、色彩、照明など視覚的要素から建築、サインシステム、展示会などのスペースデザイン、環境デザインを紹介。カラー・モノクロの豊富な図版、解説を収録。
出版120周年 ピーターラビット展 | 世田谷美術館 ほか
2022年に世田谷美術館などを巡回した展示の図録。世界中で愛され続ける『ピーターラビットのおはなし』の彩色画、作者のビアトリクス・ポターの絵手紙やスケッチ、私家版、草稿などを一挙に紹介している。
早川良雄の仕事と周辺 | 六耀社
戦後のデザイン界を牽引したグラフィックデザイナー・早川良雄の作品、エッセイをまとめた一冊。『女の顔』『形状シリーズ』などの作品や、エッセイ『ピカソと私』『私とデザイン さて、何処へ』、仲條正義、日比野克彦らによる対談を収録。
Carlo Scarpa, l’architecture dans le Detail | カルロ・スカルパ
イタリアの建築家、カルロ・スカルパの作品集。スカルパの建築のディテールに焦点を当て、階段や柵、タイルなど、建築を構成する上で重要な細部へのこだわりを、写真や図面、ドローイングなどの貴重な資料とともに紐解く一冊。 フランス語表記。
Shaker Built: The Form and Function of Shaker Architecture | Paul Rocheleau、June Sprigg
19世紀から20世紀の米国で共同体を運営していたシェーカー教徒の建築物を記録した写真集。アメリカ東部の州を中心に、シンプルで機能的な美しさが合わさった建物やインテリア、家具をカラー写真で紹介。 英語表記。
Shaker Design | June Sprigg ジューン・スプリッグ
1986年から1987年にかけて開催された展示会の図録。シェーカー教徒が生み出したシンプルでありながら実用的な家具、籠、編み機といった暮らしの道具を豊富な図版とともに紹介。
草木染 日本の縞 | 山崎青樹
日本の染色工芸家、染色研究家、草木染め研究家/山崎青樹による草木染の資料集。様々な模様のなかでも縞模様に注目し、それぞれの名称や歴史、また制作方法とそれに基づいて染められた布地を本書に貼り付けて収録。多様な縞模様表現と、それにあわせて染められた草木染の繊細な美しさに魅せられる一冊。限定1200部。
エットレ・ソットサス アドバンスト・スタディズ 1986/1990 | 山際照明造形美術振興会
1990年に開催された照明器具デザイン展「ライト イズ アーキテクチュア」に際して出版された書籍。20世紀後半のデザイン界をリードしてきたデザイナー、エットレ・ソットサスの代表作を収録。照明器具だけでなく、ガラス製品、テーブル、椅子などの図版、さらに倉俣史朗や磯崎新、ソットサス自身によるテキストも収録。 日本語、英語表記。
Arne Jacobsen: Arkitekt & Designer | アルネ・ヤコブセン
デンマークを代表する建築家・デザイナーのアルネ・ヤコブセンの作品集。1929年からの建築プロジェクトのスケッチ、プロダクトデザイン、などを多数の図版、解説とともに収録。
名物裂 | 浦野理一
茶の湯道具の茶入や茶碗をいれる袋,袱紗(ふくさ)などにする布地、名物裂(めいぶつぎれ)を、著者所蔵の中から76種選び掲載した一冊。図版とそれを裏付ける古文書等の資料も掲載。限定800部。
紅毛渡り 江戸更紗 | 浦野理一
染織研究家、浦野理一によるオランダ更紗の写真資料集。江戸後期に渡来し、庶民に人気を博したオランダ更紗裂約1200点をカラー図版で収録。明快多彩な染色の美しさを紹介。
マウントフジアーキテクツスタジオ作品集 Mount Fuji Architects Studio Works -2024 | グラフィック社
建築家、原田真宏と原田麻魚によるユニット、マウントフジアーキテクツスタジオの作品集。「道の駅ましこ」や「半島の家」「Entô」など、20年のキャリアにおける10のプロジェクトを、カラー写真や図面とともに紹介。
Richard Meier Houses | リチャード・マイヤー
アメリカの建築家、リチャード・マイヤーの作品集。白の外観とガラス張りの扉が特徴的なモダニズム・スタイルの個人邸宅を数多く設計してきたマイヤー。本書は彼が手がけてきたアメリカの住宅14軒を写真、図面、設計図、解説とともに紹介する一冊。 英語表記。
カルロ・スカルパ 宇宙を夢みた庭 ブジナーロ邸のためのプロジェクト | Carlo Scarpa
イタリア人建築家、カルロ・スカルパ「カルロ・スカルパ 宇宙を夢見た庭 ブジナーロ邸のためのプロジェクト」の図録。カルロ・スカルパが1969年から10年にわたり携わっていたルド・プジナーロ氏の邸宅「パラツェット」プロジェクトの全貌を公開。ほか家具や、銀食器、布、ガラスなどのデザインもあわせて掲載。
生活工芸プロジェクト モノトヒト
ガラス作家の辻和美氏をディレクターとし、生活をよりよくするモノについて考える「生活工芸プロジェクト」が発行する書籍。安藤雅信、山口信博、皆川明、小林和人ら13人の「モノ」のプロたちの愛用品を紹介。パン皿、やかん、古い木馬、卵ケース、「モノ」にまつわる話とともに、図版を収録。限定1000部。
マンダラ群舞 ラダックの仏教仮面世界 | 加藤敬
インド北部・チベットの西に位置するラダック地方の仏教寺院で開催される仮面舞踏祭を、写真家の加藤敬が撮影。悪霊を追い払ために群舞する仏、祭事を執り行う僧侶、祈りを捧げる人びとの姿を記録。後半では仮面舞踏の由来、宗派ごとの特徴、ラダックの風土についてなどを解説。構成・造本は杉浦康平。
日本の仮面 神々の宴 | 森田拾史郎
東北から沖縄まで、日本各地に伝わる神楽面、狂言面、田楽面などを多数掲載。さまざまな仮面の起源、用途、役割などを解説。
Tapio Wirkkala at Venini | タピオ・ヴィルカラ
フィンランドを代表する工業デザイナー、タピオ・ヴィルカラがベネチアングラスブランド「VENINI」で制作してきた作品を紹介。シンプル且つ色鮮やかなデザインのグラスやプレートなど、500枚を超えるカラー写真と図面を収録。
建築紅花青鳥図 | 増田彰久、塚本邦雄、藤森照信
戦前に建てられた洋風建築に刻まれた鳥獣や植物の意匠をあつめた写真集。軒下や、窓、石の銀行からレンガのオフィスにいたるまで、町のいたるところに隠された唐草模様やアカンサス、獅子、フクロウなどを掲載。写真は増田彰久、詩文は塚本邦雄、解説は藤森照信。造本と構成は杉浦康平、植田実など制作陣も豪華な一冊。
Francois Halard、Christian Duvernois: Trianon | 著者名
フランスの王妃、マリー=アントワネットが窮屈な宮廷の生活から逃れ、安らぎの場所として過ごしたとされる、ヴェルサイユの庭園にある離宮「プチ・トリアノン」の写真集。建物の内観や外観、自然豊かな庭園や村里、アントワネットが自身のために築いた小さな王国を通して、彼女の1人の人間としての一面が垣間見える一冊。写真はフランソワ・アラールによるもの。 フランス語表記。
The Outline 見えていない輪郭 | 深澤直人、藤井保
2009年に21_21 DESIGN SIGHTで開催された展示に併せて出版された書籍。プロダクトデザイナー・深澤直人の作品を写真家・藤井保が撮影した作品集。約4年に渡って連載した雑誌「モダンリビング」での掲載作品ほか、新たに20アイテムを追加。佐藤卓、三宅一生による寄稿も併せて収録。 日本語、英語表記。
Weavings of Nomads in Iran: Warp-faced Bands and Related Textiles
豊かな伝統をもつイランの遊牧民の織物を紹介する資料集。特に手織り帯に着目し、その役割、バックルと留め具、織物の年代測定、19世紀と20世紀の縦縞帯のデザインと構造の変化、デザインの要素、用語集などを収録。 英語表記。
Basket 指先から拡がる4つの世界 | 平塚市美術館
2004年に平塚市美術館で開催された展示のカタログ。時代や国を超え、あらゆる視点から『かご』をテーマに国際的な交流へと繋げる。日本の民具のかご、4カ国4名の女性作家によるかご、かごの方法を用いて制作された芸術作品の3部構成で紹介。
The Art of Zandra Rhodes | ザンドラ・ローズ
イギリス出身のテキスタイルデザイナーでありファッションデザイナー、ザンドラ・ローズの作品資料集。アイデアスケッチ、デザインのディテール、ワンピース、ジャケット、ドレス、舞台衣装ほか、豊富な図版、解説などを収録。華やかで緻密なデサインのテキスタイルデザインを紐解く。 英語表記。
Windfall Light: The Visual Language of ECM | Lars Muller Publishers
ミュンヘンのレコード会社、ECMからリリースされたCDジャケットを集めたアートワークブック。レーベルが今まで発売したアートワークだけではなく、レコーディング風景やイメージ風景、さらに1969年から2009年までのジャケットをリリース情報ともに掲載。
田中一光デザインの世界 | 講談社
昭和期を代表するグラフィックデザイナー、田中一光の多種多様な作品群を編纂した作品集。1975年以後の近作から、シンボルやロゴタイプ、西武セゾングループのデザイン、グラフィック・アート作品を多数収録。作品リスト・経歴資料も併せて掲載。編集には田中の弟子でもある木下勝弘が参加。
100 Years of Swiss Graphic Design | Lars Muller Publishers
過去100年のスイス・グラフィックデザインを包括的に紹介した資料集。タイポグラフィ、写真、ポスター、サイン・シンボル、コーポレートデザイン、エディトリアル・デザイン、書体など、様々なジャンルにおけるスイス・デザインを収録。英語表記。
構成的ポスターの研究 バウハウスからスイス派の巨匠へ | ポスター共同研究会・多摩美術大学
多摩美術大学のポスター共同研究会による研究論文。バウハウス設立後に盛んとなった合理的・構成的デザインについて、バウハウスからスイス派の巨匠たちの作品を題材に紐解く。
Avenue | 鈴木英人
80年代を象徴するイラストレーターのひとり、鈴木英人がアメリカのランドスケープを描いたイラストレーション作品集。1950~60年代のアメリカを再構築した、ノスタルジアを掻き立てるイラストレーションの数々を収録。鈴木英人本人による作品解説・半自叙伝もあわせて掲載。アートディレクションは勝井三雄。
日本観光ポスター秀作選 | 日本観光協会
日本観光協会による、日本の観光ポスター集。「ディスカバー・ジャパン」シリーズのほか、日本観光ポスターコンクール地方別入賞作品集、作家別作品集、戦前の観光ポスター作品集などをカラーで掲載。特別寄稿「観光ポスター考」や、戦後観光史など評論・資料も充実している。
東西の職人図絵 復刻版 全7冊揃 | 菱川師宣、ヨースト・アマン | 株式会社竹尾
紙の専門商社、株式会社竹尾創業90周年記念書籍。江戸時代の菱川師宣著「和国諸職絵つくし」、ヨーロッパのヨースト・アマン著「西洋職人つくし」を復刻したもの。解説冊子付き。非売品。
鹿目尚志作品蔵「カ」 | 六耀社
パッケージデザイナー・鹿目尚志による作品集。1970年代後半から1990年代にかけて制作された、ガラスや蛍光灯、ロープ、針金といった道具を用いて制作されたパッケージの枠を超えた立体作品75点を収録。「包む」という行為を独自の哲学で追求し続けた鹿目の世界観が詰まった一冊。巻末にグラフィックデザイナーの早川良雄によるテキストを掲載。ブックデザインは仲條正義。
Bruno Munari: Cappuccetto Rosso, Verde, Giallo, Blu e Bianco | ブルーノ・ムナーリ
アート、デザイン、絵本など多彩な活動で知られるブルーノ・ムナーリによる「色」をテーマとした物語をまとめた1冊。カエルとともに森の中を進む「緑ずきんちゃん」、黄色い鳥とともに都会を歩く「黄色ずきんちゃん」、雨合羽で海を冒険する「青ずきんちゃん」。伝統的なおとぎ話とユニークなアレンジ、統一された色彩の新たな世界観の物語。 イタリア語表記。
Poster Collection 11: Handmade | Lars Muller Publishers
Lars Muller Publishersが発行するポスターコレクションシリーズの第11巻。「ハンドメイド」をテーマに、様々な技法や素材を組み合わせたポスター作品を紹介。ステファン・サグマイスター、コーネル・ウィンドリン、M/Mら現代で活躍するデザイナーらの作品図版140点と併せて解説を収録。 英語、ドイツ語表記。
世界のグラフィックデザイン 2 ポスター・歴史編 | 原弘 編集
著名なデザイナーが各巻の編集を担当している人気シリーズ「世界のグラフィックデザイン」第二巻。多色石版ポスターの初期から、第二次世界大戦終了時までの貴重なポスターデザインの推移を、カラー図版を多く交えながら歴史的に整理。編集は原弘。装丁は細谷巖。
世界のグラフィックデザイン 3 ポスター・現代編 | 田中一光、横尾忠則 編集
著名なデザイナーが各巻の編集を担当している人気シリーズ「世界のグラフィックデザイン」第3巻。終戦から1970年代前半までの現代ポスターデザインを、映画、反戦、観光、商品などの大系別に整理。カラー図版多数を交えながら、ジョセフ・ミュラー=ブロックマンや、早川良雄、石岡瑛子らによる論文も掲載。編集は田中一光、横尾忠則。装丁は細谷巖。
世界のグラフィックデザイン 4 アドバタイズメント | 向秀男、永井一正、梶祐輔 編集
著名なデザイナーが各巻の編集を担当している人気シリーズ「世界のグラフィックデザイン」第4巻。広告デザインを、グラフィカルな構成・イラストレーションによる構成・写真による構成・コピーと視覚の協働の4大系に分類し、範例として多くの図版を掲載。田中一光や原弘による論文も収録。編集は向秀男、永井一正、梶祐輔。装丁は細谷巖。
世界のグラフィックデザイン 5 パッケージ | 岡秀行 編集
著名なデザイナーが各巻の編集を担当している人気シリーズ「世界のグラフィックデザイン」第5巻。素材/イラストレーション/写真表現/タイポグラフィ/構造形態に大系した世界中のパッケージデザインを、多くの図版を交えて紹介。亀倉雄策や木村勝、ソウル・バスらの論文も掲載。編集は岡秀行。装丁は細谷巖。
レオ・レオーニ展 | 板橋区立美術館 他
レオ・レオーニ展/「フレデリック」、「スイミー」などでおなじみのレオ・レオーニの図録。1996年〜97年に巡回した同名展示の作品をカラーとモノクロで多数掲載。絵本でよく目にするイラストのほか、ペインティングや立体作品も充実している。谷川俊太郎による詩も収録。
太田徹也展 本のInside-Out | Gallery5610
2003年にGallery5610で開催された展覧会の図録。グラフィックデザイナー、太田徹也が手がけた代表的なブックデザインを1976年から2002年まで年代順に掲載。本書の装丁も太田本人が手掛けており、見開きの右側が両観音開きの仕様となっている、ユニークな一冊。
年鑑日本のイラストレーション 1981 | 講談社
講談社が発行したイラストレーション年鑑1981年版。赤瀬川原平、大橋歩、ペーター佐藤、仲條正義、原田治、福田繁雄、真鍋博、横尾忠則ら、日本を代表する豪華な作家たちによるイラストレーション作品を大判カラーの図版で多数収録。
ケッセルスクライマーの2キロ
オランダのクリエイティブエージェンシー「ケッセルスクライマー」の作品集。広告、ミュージックビデオ、ドキュメンタリー、プロダクトデザイン、出版など、広告代理店の範疇を超えて幅広く活動を続ける彼らの作品を多数掲載。本書の重さはタイトル通りの2キロ。