Vasarely III | ヴィクトル・ヴァザルリ
光学的に視覚心理を刺激する絵画ジャンル「オプ・アート」の先駆者、ヴィクトル・ヴァザルリの作品集。「オプ・アート」を中心とする作品、実験的な立体作品などをまとめたもの。英語表記。
Vasarely IV | ヴィクトル・ヴァザルリ
光学的に視覚心理を刺激する絵画ジャンル「オプ・アート」の先駆者、ヴィクトル・ヴァザルリの作品集。主に空間デザインや建築設計などの仕事をまとめたもの。作品や制作風景の写真、コンセプト段階のスケッチや図版など、多彩な内容を収録。英語表記。
SHUNGA 春画展 | 永青文庫
2015年に永青文庫で開催された展覧会の図録。葛飾北斎や喜多川歌麿など名だたる浮世絵師が数多く描き、ピカソやゴッホをはじめとする芸術家たちに多大な影響を与えた春画。2014年にイギリスの大英博物館で開催され、日本初の本格的な春画展となった展覧会であり、本書には代表的な江戸の浮世絵師による春画を約130点収録。
生誕270年 特別展 長沢芦雪 | 大阪中之島美術館
2023年から2024年にかけて大阪中之島美術館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。「奇想の画家」と称され、伊藤若冲や曽我蕭白とともに名を連ねる天才絵師、長沢芦雪。代表作の「龍・虎図襖」をはじめ、初公開作品、初期から晩年までの作品を掲載し、長沢芦雪の絵画世界の魅力に迫る一冊。
石元泰博 写真という思考 | 森山明子
『シカゴ、シカゴ』『桂』『伝真言院両界曼荼羅』『桂離宮 空間と形』『伊勢神宮』など、写真集は40冊を超え、国際的にも高い評価を受ける写真家、石元泰博の初の評伝。作品100点以上を収録するとともに、巻末の年譜には貴重な未公開写真も掲載。装丁は杉浦康平+佐藤篤司。
My Grandfather Turned into a Tiger... and Other Illusions | Pao Houa Her
モン族のビジュアル・アーティスト、パオ・ホア・ハーの作品集。本書は、氏の主要なシリーズ4作品をまとめたもので、故郷と帰属についての探求、そしてモン族のディアスポラ・コミュニティの伝統と現代的なメタファーを指し示す作品群を多数掲載。英語表記。
アラビア半島 篠山紀信写真集
写真家、篠山紀信の作品集。アラビア半島で撮影した現地の人々の生きる姿とその営み、広大な自然を大胆な構図、豊かな色彩でとらえた一冊。
バウハウス 芸術教育の革命と実験 | 川崎市市民ミュージアム
1994年に川崎市市民ミュージアムで開催された「バウハウス 芸術教育の革命と実験」展の図録。現代美術に多大なる影響を与えたバウハウスの、出身者による作品をカラーで掲載しているほか、設立にあたっての理念と展開、基本計画なども併せて解説。日本人出身者である山脇巌、山脇道子らも寄稿。
シアスター・ゲイツ アフロ民藝 | 森美術館
2024年に森美術館で開催された、彫刻と陶芸作品を中心に様々な分野で活動する米国のアーティスト、シアスター・ゲイツによる展覧会の図録。アフリカ系アメリカ人であるゲイツが日本と出会うことで生まれたコンセプト「アフロ民藝」のもと、ブラック・アート、民藝の歴史、そしてアメリカ黒人史とゲイツの個人史を記した年表などを豊富な図版資料とともに紹介する。
ワールドクラスルーム 現代アートの国語算数理科社会 | 森美術館
2023年に森美術館開館20周年を記念し開催された展覧会の図録。54組のアーティストによる約150点の作品を「国語」「社会」「哲学」「算数」「理科」「音楽」「体育」「総合」の8つの科目別のセクションで紹介。M+館長、国際美術館会議会長のスハーニャ・ラフェル氏と片岡真実森美術館館長との対談のテキストなども併せて収録。
Still | ササキエイコ
書籍や雑誌の装画、CDジャケットのアートワークなどを手がけるイラストレーター、ササキエイコのZINE。2017年から2018年に制作したペインティングやコラージュ作品を収録。
STARS 現代美術のスターたち 日本から世界へ | 森美術館
2020年から2021年にかけて森美術館で開催された展覧会の図録。日本という枠を越え国際的に活躍する6名のアーティスト、村上隆、李禹煥、草間彌生、宮島達男、奈良美智、杉本博司。本書では6章にわたりそれぞれのアーティストの軌跡を、初期作品と最新作を中心に紹介する。
UNTITLED | 狩野岳朗
ワークショップやライブ活動、書籍の装画やアパレルブランドとのコラボなどを手がける画家、狩野岳朗のZINE。2018年にニーディギャラリーで開催された展示に際して発行されたもの。
Here is Somewhere | 狩野岳朗
ワークショップやライブ活動、書籍の装画やアパレルブランドとのコラボなどを手がける画家、狩野岳朗のZINE。旅先の写真やそこで描いたペインティング作品を収録している。
地球がまわる音を聴く パンデミック以降のウェルビーイング | 森美術館
2022年に森美術館で開催された展覧会「地球がまわる音を聴く パンデミック以降のウェルビーイング」展の図録。パンデミック以降の新しい時代を現代アートの視点を通して考える、インスタレーションや映像、絵画など国内外のアーティスト16名による約140点の作品を紹介。
私たちのエコロジー 地球という惑星を生きるために | 森美術館
2023年から2024年にかけて森美術館で開催された展覧会の図録。環境問題をはじめ、様々な課題について多様な視点で考えること、そして向き合うための新しい視点を見る者与えてくれる、国内外のアーティスト34名による作品図版約190を収録。
Face Landscape | 矢野恵司
書籍や雑誌などの装画を手がけるイラストレーター、矢野恵司のZINE。淡い色彩で描かれた代表作「顔」シリーズを収録している。
Marie Curie | 北住ユキ
書籍や雑誌の装画、広告のアートワークなどを手がけるイラストレーター、北住ユキの作品集。未知の放射性物質を発見し、二度のノーベル賞を受賞した物理学者・化学者、マリ・キュリーの生涯を描いたもの。
舌の記憶 | agoera
書籍や雑誌の装画などを手がける画家・イラストレーター、agoera(アゴエラ)のZINE。食卓の上の料理を描いたシリーズを収録。
アナザーエナジー 挑戦しつづける力 世界の女性アーティスト16人 | 森美術館
2021年に森美術館で開催された展示のカタログ。1950年代から1970年代にキャリアスタートした世界各国の女性アーティストを紹介。フィリダ・バーロウ、カルメン・ヘレラ、ミリアム・カーン、宮本和子、三島喜美代ら16人のアーティストの作品と活動を収録。
Approximations: The Architecture of Peter Markli | ペーター・メルクリ
スイスの建築家、ペーター・メルクリの作品集。素材や色彩に対する独自のアプローチにより、ヨーロッパの現代建築界で異彩を放つ存在として知られるメルクリ。本書は1982年から2001年に至るまでメルクリが手がけた14のプロジェクトに焦点を当てたもので、シンプルな装丁と構成も美しい一冊。モーセン・モスタファヴィによるエッセイに加えて、マルセル・マイリとメルクリとの対談記事も収録。英語表記。
Braun 100: Katalog zur Ausstellung im Broehan Museum, Berlin 2021
2021年にベルリンのブレーハン美術館で開催された展覧会の図録。コーヒーミルからHi-Fiオーディオ機器にいたるまで、ブラウン社は100年にわたり、日常生活における身近なプロダクトをデザインし続け、戦後のインダストリアルデザインを革新してきた。ハンス・グゲロットやディーター・ラムスによる革新的なデザインは、今もなおデザイン界に影響を与え続けている。本書はブラウンの製品と100年の歴史を網羅した、ファン必読の一冊。ドイツ語表記。
A Book of Spoons | Jasper Morrison
英国のプロダクトデザイナー、ジャスパー・モリソンがセレクトしたスプーンの写真集。年代物の木製お玉、金属製のアイスクリームスプーンまで、スプーンという道具を類型学的視点で捉えた稀有な一冊。
John Pawson: Works | ジョン・ポーソン
イギリス出身の建築家、ジョン・ポーソンの作品資料集。ポーソンのデザインプロセスや作業過程、哲学的アプローチを探る。カルバンクラインの旗艦店、キャセイパシフィックのラウンジほか10の様々なプロジェクトを通して、デザインが制作のプロセスへ与える影響、デザインの性質と重要性を掘り下げる。作品図版と併せて解説を収録。英語表記。
John Pawson | ジョン・ポーソン
イギリス出身の建築家、ジョン・ポーソンのモノグラフ。本書は建築とデザインにおけるミニマルな美学を提唱するポーソンが1996年までに手がけた建築、インテリア、ギャラリー、空間デザインなどの数々の作品群をカラー、モノクロ図版で包括的に紹介する一冊。スペイン語、英語表記。
The Elegant Japanese House: Traditional Sukiya Architecture | Teiji Itoh、Yukio Futagawa
伊藤ていじ、二川幸夫が数寄屋づくりについて紹介した写真集。1967年に淡交社より刊行された「数寄屋」の英訳版。安土桃山時代に茶室として生まれた日本の建築様式のひとつで、無駄なものを削ぎ落としたなかに美しさを見出すわびさびの世界が反映された数寄屋造り。その典型や、手法、近代の潮流など様々な観点から解説する。英語表記。
谷口吉郎の世界 モダニズム相対化がひらいた地平 | 彰国社
日本を代表する建築家、谷口吉郎の仕事をまとめた作品集。1997年刊行の建築文化9月号の別冊。藤村記念堂、東宮御所、迎賓館和風別館など、数多くの名建築を生み出した谷口によるこれまでの作品の数々をモノクロの写真と平面図の資料とともに掲載。建築家の清家清と仙田満の対談のほか、エッセイや論文などのテキストも豊富に収録。
原色原寸浮世絵版画 火消し風俗伊達姿 | 鈴木仁、宮次男、東京連合防火協会
江戸時代の火消しを描いた浮世絵版画の作品集。月岡芳年、歌川国芳、歌川芳艶、歌川芳虎らの作品を原色原寸大で掲載。編集は鈴木仁、宮次男、東京連合防火協会。装丁は谷村彰彦。
HAY | Kelsey Keith
世界中で愛されるデンマークのインテリアブランド「HAY」の、創業20周年を記念して発行されたビジュアルブック。ブランドの起源、店舗の空間表現などを4つの章で構成。鮮やかな色の日用品やインテリアを、手の届きやすい価格帯、機能性にて展開を続ける「HAY」のデザインの世界を知れる一冊。英語表記。
Carlo Scarpa | カルロ・スカルパ
イタリアの建築家、カルロ・スカルパの作品集。ロンドン、パリ、ローマ、ミラノなど各地で展覧会のデザインを手がけ、地元ヴェネツィアのビエンナーレにも定期的に携わり続けたスカルパ。代表作として高く評価され、世界的な名声を確立する決定打となったカノーヴァ石膏彫刻美術館やカステルヴェッキオ美術館など、主に美術館の設計に焦点を当てた一冊。英語、ドイツ語、フランス語表記。
少年民芸館 | 外村吉之介
民芸運動家、染織家の外村吉之介による親子民藝入門書。世界各国の器や籠、人形、織物などをカラーとモノクロで掲載し、やさしく解説。毎日の暮らしを美しく良くするための道具を提案する。装丁は柚木沙弥郎。
四季浴 | 田端志音
陶芸家、田端志音の作品集。5年にわたり茶道具商の谷松屋戸田商店に勤め、1991年に作陶の世界に入ったという氏による茶碗や皿、鉢などおよそ100点の作品を収録。それぞれの陶器に合った料理の盛り付け方も美しい一冊。
手の知恵 秘められた可能性 | 藤原房子
日本の家庭で古くから受け継がれてきた家事の「手仕事」。そのメカニズムを、衣・食・住・雑のカテゴリーにわけ豊富な図版とともに紹介。
藤森照信展 自然を生かした建築と路上観察 | 水戸芸術館現代美術センター
2017年に水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催された展示の図録。建築家、藤森照信の公共建築、住宅、茶室、建築模型、家具などカテゴライズして紹介。草屋根、空飛ぶ泥舟、ニラハウスほか、カラーによる豊富な図版、解説を収録。
Cutlery | Corraini Edizoni
イタリアの家具ブランドGiorgetti(ジョルジェッティ)が開催した展示会のカタログ。ナイフ、フォーク、スプーンなど500種類以上のカトラリーを紹介。1900年代から現在に至るまでのデザイン、形状の変化などカラーによる図版、解説を収録。
堀尾幹雄コレクション 濱田庄司 手仕事の軌跡 | 大阪市立東洋陶磁美術館
2000年に大阪市立東洋陶磁美術館で開催された展覧会の図録。20世紀の日本陶芸界を代表するひとり、濱田庄司による皿や急須、茶碗など、およそ200点の作品群をカラーで掲載。
20世紀の名作椅子 200人の200脚展 | 神戸ファッション美術館
2000年に神戸ファッション美術館で開催された展覧会の図録。20世紀における200脚の名作椅子をそれぞれ作品名、デザイン年、製造メーカー、素材やサイズなどの情報から解説、デザイナーの略歴にいたるまで豊富に掲載。巻末にはいつどんなデザインの椅子が誕生したかが一目でわかる年表も収録。
森正洋 陶磁器デザインの革新 | 東京国立近代美術館
2002年に東京国立近代美術館で開催された展覧会の図録。陶磁デザインにおける先駆的なデザイナー、森正洋。本書は代表的な醤油さしをはじめ、コーヒーセット、パーティトレイなど、主要な食器デザイン約90点をカラーで掲載。
Verner Panton | Basler Zeitung
デンマークを代表するインテリアデザイナー、ヴェルナー・パントンの作品集。パントンが手がけた照明や椅子、ショウルームなどを多くの写真や資料とともに紹介。丸い穴でくり抜かれたブックデザインも目を引く一冊。英語表記。
Chair 椅子 | 遠山孝之
写真家、遠山孝之が"椅子のある空間"を撮影した写真集。街角、公園、カフェテラス、水辺、庭、ストリートと6つの章に分けて全編カラーで収録。コペンハーゲンや、パリ、サン=トロペ、箱根など世界各国の椅子を通してみえる情景、その空間を感じることができる一冊。
Herman Miller Office | ハーマン・ミラー社
アメリカンモダンデザインを代表する家具メーカー、ハーマン・ミラー社のオフィス家具に焦点を当てた写真資料集。ギルバート・ロード、チャールズ&レイ・イームズ、ジョージ・ネルソンら、著名なデザイナーによる様々なデスクやチェアを紹介する。カラー、一部モノクロの作品図版と併せて解説を収録。英語表記。
Ludwig Mies Van Der Rohe | ミース・ファン・デル・ローエ
20世紀のモダニズム建築を代表する建築家、ミース・ファン・デル・ローエの建築資料集。 初期の建築作品から別荘のプロジェクト、バウハウスや戦後のアメリカでの活動など、ファン・デル・ローエの仕事の展開を、写真資料や設計図、解説でたどる一冊。 英語表記。
Earth Stations: Future Sharing Architectures | ミケーレ・デ・ルッキ
イタリアを代表する建築家のひとり、ミケーレ・デ・ルッキと主宰建築スタジオAMDL CIRCLEのデザイン資料集。人間関係を育むために構想された新たな未来の建築『Earth Stations』としてデザインされた作品群を紹介する。世界各地でのプロジェクトにつながる思想や模型など、作品図版とともに解説を収録。
Ed Aninnk: Designer by Instinct | エド・アニック
オランダ出身のデザイナー、エド・アニックの作品集。空間設計、インスタレーション、プロダクトデザイン、展示の様子ほか、作品図版とともに解説。多岐にわたる分野で活躍する、その仕事を探る。 英語表記。