古代バクトリア遺宝展 | MIHO MUSEUM
2002年にMIHO MUSEUMで開催された展示の図録。中央アジアに位置するヒンズークシ山脈とアムダリア上流の中間地帯の古名「バクトリア王国」の遺宝を紹介。彫像、リュトン、壁画、硬貨、弓矢、鉢など、工芸品や装飾品をカラーによる図版とともに解説を収録。
Tibetan Dress in Amdo & Kham | Gina Corrigan
チベットの歴史的な地域であるアムドとカムに焦点を当て、人々とその衣装や関連する工芸品を記録したビジュアルブック。学術的な知識をベースに、独自の観察や遊牧民や農民への幅広いインタビューを組み合わせ、現在のチベット人が実際に着用している衣装を中心に紹介。 英語表記。
The 備前 土と炎から生まれる造形美 | 東京国立近代美術館工芸館 ほか
2019年から2020年にかけて東京国立近代美術館工芸館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。古くから日本人に愛されてきた備前焼に焦点を当てたもので、桃山時代の古備前の名品から、近代、現役の陶芸家の作品、重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品にいたるまで、数々の備前焼の作品を紹介。
古代ガラス展 | MIHO MUSEUM
2001年にMIHO MUSEUMで開催された展示の図録。紀元前16世紀から紀元後10世紀の古代ガラスを紹介する。ビーズ、首飾り、ファラオ頭部、杯、瓶など様々な緻密で美しい模様のガラス作品を解説とともに収録。
Papier: Versuche zwischen Geometrie und Spiel | Franz Zeier
スイスの製本家、フランツ・ツァイアーによる紙を用いた立体工芸作品集。折ったり、切ったり、重ねたりしながら生み出されるさまざまなかたちを、モノクロ図版に解説を添えて紹介。 ドイツ語表記。
Geo Bio Miami | Charles Birnbaum、Charles Waldheim
マイアミを拠点とする建築家、ローリンダ・スピアの作品集。グリーンインフラ、気候変動、雨水管理など、彼女の活動で扱うさまざまな問題やトピックの概要を紹介し、ランドスケープアーキテクチャーの価値を探る1冊。図版や洞察に満ちた分析をコラージュ状に構成したブックデザインはイルマ・ブームによるもの。 英語表記。
ヨーロッパの扉 | 向田直幹
写真家、向田直幹がヨーロッパ各国を訪ね、扉を撮影した作品集。フランス、スイス、イタリア、ギリシャ、スペインを巡り、木や鉄で作られた扉、個性豊かなドアノッカーなどのカラー写真と解説を掲載。
Dungeness: Coastal Architecture | Dominic Bradbury
英国のケント海岸に位置する岬、ダンジネスに点在する個性的な建築物を紹介する写真資料集。風雨にさらされながらも内陸部の開発から守られてきたこの海岸地帯に、一流の建築家が設計した、非家庭用建物から転用された住宅や、新築住宅の […]
ブータンの染織 バーソロミューコレクション | 紫紅社
何世紀にもわたる鎖国の中で生まれ今に伝えられてきた、複雑で高度な技術で織られるブータンの染織工芸についてまとめたもの。伝統的な衣装やベットカバーひざ掛けなど、繊細な文様が美しい染織品67点、その他の工芸品や暮らしの風景など、全72枚のカラー図版を解説とともに収録。
ウィリアム・モリス展 | 伊勢丹美術館 他
イギリスの詩人にして思想家かつデザイナーとしての顔も持つ、ウィリアム・モリスの図録。1989年に伊勢丹美術館などで開催された同名展示の作品をカラーで多数掲載。壁紙のパターンや、ステンドグラスのデザイン、挿画などモリス自身の作品のほか、ウォルター・クラインらアーツ・アンド・クラフツ運動の主要人物の作品も収録。
横尾忠則が招待する イッセイミヤケ パリコレクション 1977→1999
2005年に富山県立近代美術館で開催された同名展示の図録。衣服デザイナー・三宅一生が高い評価を受けたパリコレクションに焦点を当て、1977年から横尾忠則がデザインを担当した招待状とその原画、プリントデザインした服を紹介。
日本の広告写真100年史 Advertising Photograph in Japan 1880-1980 | 伏見文男
1880年から1980年にかけての日本の広告写真をまとめた資料集。写真と芸術家たちの出会い、日本でのカメラ始まり、土門拳、アーウィン・ブルーメンフェルド、田中一光、細谷巖、繰上和美らによる広告作品を年代別に紹介。カラー・モノクロ含む豊富な図版とともに解説を収録。
Brasil Design Visual | Alex Wollner
ウルム造形大学で学び、母国ブラジルで活動したグラフィックデザイナー、アレックス・ウォルナーによる作品集。ポスターやロゴ、企業の制服、パッケージなど、氏が幅広く手掛けたデザインを多数収録。 ドイツ語、英語表記。
Coloring in Wadaland 和田誠カラー作品集
グラフィックデザイナー、イラストレーターの和田誠による作品集。挿絵、ポスター、レコードジャケット、旅のスケッチや立体造形まで1000点以上の作品を掲載。カラーインク、色鉛筆、グァッシュ、リキテックス、油彩など、画材別に分類。
Black & White in Wadaland 和田誠モノクローム作品集
グラフィックデザイナー、イラストレーターの和田誠による作品集。挿絵、ポスター、レコードジャケット、旅のスケッチや映画の絵コンテなど、3000点以上のモノクロ作品を掲載。
Openness and Idealism: Soviet Posters 1985-1991
ゴルバチョフ時代のソビエト連邦においてペレストロイカの重要な一環として展開された情報政策、グラスノスチにまつわるポスターを編纂したグラフィックデザイン集。社会主義リアリズムに代わり台頭した芸術的で開放的な表現を、ソ連邦解体30周年を迎えるにあたり振り返る。
Cirkus | Elisabeth Ivanovsky
モルドバ出身のイラストレーター、エリザベス・イワノフスキーのステンシル作品の復刻版。ピエロ、ライオン使い、曲芸師、サーカスをモチーフとしたステンシルによる作品を収録。動物や人のフォルム、色彩、細やかな表現が魅力的な子どもから大人まで楽しめる1冊。 フランス語。
KASAI Kaoru 1968 | 葛西薫
数多くの広告を手がけてきたアートディレクター・葛西薫の作品集。サントリー烏龍茶、ソニーのウォークマンなどの広告作品やポスターの青写真・下書きに加えて、「装幀の楽しみ」「意味のある、意味なし」などのエッセイも収録。
VNIITE: Discovering Utopia – Lost Archives of Soviet Design
モスクワデザインミュージアムのアレクサンドラ・サンコヴァとオルガ・ドゥルジニナによって、今ではすっかり忘れ去られたVNIITE(全ソ連技術美学科学研究所)の姿を明らかにした一冊。本書は、スケッチやモデル、プロトタイプ、ソ連におけるグラフィックデザインの隠れた名作、VNIITEの月刊誌『Technical Aesthetics』の表紙を厳選して収録。1960年代から1990年代初頭までのソビエトのグラフィック・トレンドがわかる。
大衆文芸図誌 装釘・挿絵にみる昭和ロマンの世界 | 八木昇
大衆文芸研究家・八木昇が、装丁・挿絵をもとに昭和に出版された書籍をセレクト。夢野久作や大佛次郎、江戸川乱歩などの著作のほか、「サンデー毎日」や「平凡」といった雑誌からみてとれる、昭和ロマンのアーカイブ集。
描き文字のデザイン 日本を代表する45人の「描き文字」仕事 | 雪朱里
明治・大正・昭和から現在まで、長い年月を経てもなお愛される描き文字作品を作家別に掲載。人物の解説から、代表的な描き文字の作品を800点以上のカラー図版とともに紹介。
Timeless 石岡瑛子とその時代 | 河尻亨一
日本を代表するグラフィックデザイナーのひとり、石岡瑛子の評伝。資生堂、PARCOなどの広告作品、ブックデザイン、映画や演劇ほか、数々の創作活動を時代別にカテゴライズしてその軌跡を辿る。石岡瑛子の作品をまとめたビジュアルページを併せて収録。
iichiko design 2020 | 三和酒類株式会社
三和酒類株式会社が販売する麦焼酎「いいちこ」の広告作品集2020年版。美しい写真と印象的なコピーで、他の酒類とは一線を画したブランドイメージの世の中に打ち出したいいちこ。アートディレクター・河北秀也が手がけた作品をカラーで多数掲載。
田川市美術館開館記念 松永真・デザインの世界展
1992年に田川市美術館で開催された展示の図録。グラフィックデザイナー、松永真の手掛けた仕事を紹介する。ポスター、ブックデザイン、ロゴ、パッケージデザインほか、カラーによる作品図版を収録。
キューバの映画ポスター 竹尾ポスターコレクションより | 東京国立近代美術館フィルムセンター
2014年に東京国立近代美術館フィルムセンターと京都国立近代美術館で開催された展示のカタログ。「小さな映画大国」といわれるキューバを中心に、世界各国の映画ポスターを収録。1960年代から1990年前後のカラー図版、解説を掲載。
Jurriaan Schrofer: Graphic Designer, Pioneer of Photo Books, Art Director, Teacher, Art Manager, Environmental Artist, 1926-1990 | 著者名
写真集や実験的なタイポグラフィの分野での先駆者として知られるオランダのグラフィックデザイナー、ジュリアン・シュロファーの作品集。氏の手掛けた様々な企業の広報パンフレット、写真集のエディトリアルデザイン、広告デザイン、インテリアデザイン、タイポグラフィ、アート作品など、テーマ別にシュロファーのキャリアの全貌を網羅。 英語表記。
新島実と卒業生たち そのデザイン思考と実践 1981-2018 | 武蔵野美術大学
2018年に武蔵野美術大学で開催された展示の図録。グラフィックデザイナー・新島実のポスター、造本、CIなどの代表的な作品を収録し、考察を重ねながら挑戦し続けてきたグラフィックデザインの足跡をたどる。
Lance Wyman: Process. A proposal for the 1976 USA Bicentennial Identity | ランス・ワイマン
アメリカのグラフィックデザイナー、ランス・ワイマンの作品集。1976年のアメリカ独立200周年記念式典のために、ロゴとグラフィック・アイデンティティーの制作プロセスを記録した1冊限りの革製「スケッチブック」を再現した一冊。本人による、デザイナーの仕事におけるプロセスの重要性について書かれたテキストも掲載。
本の美術 | 恩地孝四郎
装幀家、版画家、詩人である恩地孝四郎による装本美術論。ブックデザインにまつわる論説や、装本書影を掲載。別冊には植村鷹千代による解説や、恩地孝四郎装本拾遺、恩地孝四郎年譜などを収録。別冊解説付。
Herbert Matter: Monograph | ハーバート・マター
スイス出身の写真家・グラフィックデザイナー、ハーバート・マターの作品集。フォトモンタージュを駆使した代表的な広告デザイン、実験的な写真作品、ペインティングなどをカラーで多数掲載。 ドイツ語表記。
The Unique World of Mitsumasa Anno: Selected Illustrations 1968-1977 | 安野光雄
日本の画家、絵本作家の安野光雄による作品集。1968年から1977年までに描かれた、シュルレアリスム的なアートワークを多数収録。多岐にわたる分野で活躍し続けた安野の世界観を紹介している。 英語表記。
季刊デザイン 12号 ヨゼフ・ミュラー・ブロックマン、吉川静子夫妻のデザイン
デザイン誌「季刊デザイン」第12号。羽原粛郎・森啓「ヨゼフ・ミュラー・ブロックマン、吉川静子夫妻のデザイン」ほか、戸村浩を特集した作家シリーズや、横尾忠則「井伊君のことについて」など多彩な記事を収録。
季刊デザイン 14号 音・音楽・環境
デザイン誌「季刊デザイン」第14号。音・音楽・環境特集。山口勝弘「音幻の世界 環境とオブジェ」、羽良多平吉「錬金術」、高梨豊「もう鳩なんか出やしない」などを収録。
クヴィエタ・パツォウスカー | いわさきちひろ絵本美術館
1995年にいわさきちひろ絵本美術館で開催された同名展示の図録。チェコの絵本画家、クヴィエタ・パツォウスカーの作品を紹介。リトグラフ、ビジュアル・ポエトリー、グラフィック、立体造形、ブックデザインなどをカラーで多数収録。
早川良雄の時代 デザイン都市・大阪の軌跡
大阪ATCミュージアムで開催された「早川良雄の時代 デザイン都市・大阪の軌跡」展図録。大阪の地で生まれたグラフィックデザイナー、早川良雄の様々な作品と仕事をフルカラーの図版で紹介する。
Un Mare di Numeri: Ll Gusto del Numero Nella Grafica Olivetti | オリベッティ社
プロダクトデザインの先駆け的存在として知られるイタリアの企業、オリベッティ社のポスターデザイン集。ジョバンニ・ピントーリ、ジャン=ミッシェル・フォロン、エンツォ・マリらが手がけたグラフィックデザインを多数収録している。 イタリア語表記。
La Grafica della "O" 50 Anni di Copertine Olivetti | オリベッティ社
プロダクトデザインの先駆け的存在として知られるイタリアの企業、オリベッティ社が発行した印刷物の表紙デザイン集。ブランドイメージを象徴するグラフィックデザインを通じて、オリベッティのデザインの進化と歴史を探求する。 イタリア語表記。
のの字ものがたり | 田村義也
熟達の編集者にして、現代屈指の装丁家でもある田村義也が語る、装丁にまつわるエピソード。著者がかかわった装丁の思い出を、実際の装丁も多数紹介しながら綴る。
Moderne Deutsche Plakate ドイツポスター 1890-1933 | 京都国立近代美術館 ほか
2008年に開催された展覧会の図録。19世紀末の近代ポスター草創期から、第一次世界大戦前の黄金期、戦中戦後のプロパガンダポスター、そして新たな方向性へ向かうまでを収録し、ドイツ近代ポスターの全貌に迫る。ヘルベルト・バイヤー、ヴァシリー・カンディンスキー、ヤン・チヒョルト、杉浦非水らによる作品を収録。
アイデア No.386 アラブ首長国連邦“グラフィックデザイン省”をめぐる61のキーワード
アイデアNo.386、2019年7月号。アラブ首長国連邦(UAE)で開催された中東初のデザイン・ビエンナーレ「フィクラ・グラフィック・デザイン・ビエンナーレ」に焦点をあて、参加デザイナーから集められたAtoZのキーワードをもとに非西洋圏におけるデザイン・ビエンナーレのあり方を考察する。特集内にはアラビア語のタイポグラフィに関する論考、中東のデザインシーンを垣間見ることのできる貴重なコンテンツも収録。ビエンナーレを通じて中東におけるグラフィックデザインの今後を見据えていく。
アイデア No.378 グラフィックの食卓
アイデアNo.378/2017年7月号。グラフィックの食卓特集。近代グラフィックデザインの文脈にある、食についての、あるいは食を足がかりにした批評的グラフィック作品をアラカルト的に紹介する。「F・T・マリネッティと『未来派料理の手引き』」「勝井三雄と『奥様手帖』」「ハーマンミラーのピクニック・ポスター」などを収録。巻末の対談は「鈴木一誌×水野祐 ポストインターネット時代の法とデザイン 知恵蔵裁判からクリエイティブコモンズまで」。
アイデア No.377 グラフィックデザインのめ | 誠文堂新光社
アイデアNo.377、2017年4月号。巻頭特集は「グラフィックデザインの〈め〉新世代デザイナー21人の姿勢」。80年代後半生まれの国内グラフィックデザイナーたちにスポットを当て、その仕事と考えを紹介。SNS、東関東大震災、五輪エンブレム問題など国内外の諸問題を議題にまじえながら、若きデザイナーたちの思考や行動を追う。
アイデア No.376 グラフィックデザイナーと展覧会 | 誠文堂新光社
アイデアNo.376、2017年1月号。巻頭特集は「グラフィックデザイナーと展覧会」。グラフィックデザインの展覧会としてはもっとも古い歴史を持つ「ブルノ国際グラフィックデザイン・ビエンナーレ」の紹介を軸に、欧米そして韓国でのグラフィックデザインと展覧会の試みを紹介。また、日本国内の現状から、グラフィックデザインと展覧会の関係性を考察し、展望を探る。