Autoprogettazione | Enzo Mari
イタリア人アーティストでありデザイン界の巨匠、エンツォ・マリの作品集。自分で作ることのできる家具デザインを収録。収録されている家具は板と釘を使って簡単に組み立てることができるが、自身の制作物を批評するという教育的価値に重きを置いたプロジェクトとなっている。 イタリア語、英語表記。 新刊書籍。
デンマーク・デザイン | 長崎県美術館 ほか
2016年から2017年にかけて長崎県美術館をはじめ国内を巡回した展示の図録。デンマーク近代デザインの黄金期といえるミッドセンチュリーを中心に、現代に至るまでの歴史を巡る。アルネ・ヤコブセンやハンス・ウェグナーらによる名作デザインの数々を図版とともに丁寧に解説。
Interior Portraits: At Home With Cultural Pioneers and Creative Mavericks | Leslie Williamson
写真家レスリー・ウィリアムソンによるインテリア写真集。ファッションデザイナーのクリスティーナ・キム、シェフのアリス・ウォーターズ、彫刻家のアルマ・アレンら、カリフォルニアの想像力あふれる住まい13件をカラー写真で紹介。
Yokainoshima: Island of Monsters | Charles Freger シャルル・フレジェ
フランスの写真家、シャルル・フレジェの作品集。東北から沖縄まで58ヶ所の祭りをめぐり撮影した写真作品約180点を収録。田畑や山々、森林、海辺など日本を取り巻く自然に宿る、力強く、奇怪で、美しい日本固有の仮面神や鬼たちの衣装を紹介。 英語表記。
Charlotte Dumas: Ao | シャルロット・デュマ写真集
アムステルダムを拠点に活動する写真家・アーティスト、シャルロット・デュマの写真集。2015年から与那国島と、島を自由に歩き回る絶滅寸前の在来馬を研究しているシャルロット・デュマ。ガラスのオブジェ、バレエシューズ、馬の衣装など、繰り返し写し出される美しい青色が日本の自然や神秘的な馬の姿、そして3人の少女を繋いでいく。
Writing the Future: Basquiat and the Hip-Hop Generation | ジャン=ミシェル・バスキア画集
米国の現代アートに変革をもたらしその象徴的な先駆者となった画家、ジャン=ミシェル・バスキアの作品集。1980年代のニューヨークで、ヒップホップ文化とグラフィティは、ジャン=ミシェル・バスキアとその同時代の芸術をどのように刺激したのかを紐解く1冊。バスキアの絵画、彫刻、ドローイング、ビデオ、音楽、ファッションなどの作品に加え、A-One、ERO、Fab 5 Freddy、Futura、Keith Haring、Kool Koor、LA2、Lady Pink、Lee Quiñones、RammellzeeやToxicなどの作品を収録。 英語表記。
John Heartfield: Photography plus Dynamite | ジョン・ハートフィールド
ドイツ出身のアーティスト、ジョン・ハートフィールドの作品集。革新的なグラフィックデザイン、アジテーション、政治的プロパガンダ、反ナチズム運動など、報道写真を再構成したフォトモンタージュ作品を多数収録。ハートフィールドの芸術活動の全貌を明らかにするとともに、劇場設計など、あまり知られていない彼の作品の一面を知ることができる1冊。 英語表記。
山の限定本 限定100部 | 高橋啓介
著者の高橋啓介が、山に関する様々な書籍の限定本を紹介。山岳書、随筆、小説、詩歌、画集、写真集など、美しく貴重な書籍を多数収録。表紙に染色家・望月通陽の作品が施された限定100部発行のもの。
北海道 木彫り熊の考察 | 山里稔
北海道土産としても有名な木彫り熊に焦点を当てた写真集。彫り師によって多種多様な表情や個性を見せる木彫り熊達を、様々な角度から捉えた写真で幅広く紹介している。
Valentine Schlegel: Je Dors, Je Travaille | Helene Bertin
フランスの彫刻家、陶芸家、ヴァレンタイン・シュレーゲルの作品集。本書は、図版やアーカイブのほかに、彫刻家でありシュレーゲル研究家のエレーヌ・ベルタンによるテキストも収録。主な彫刻作品だけでなく生活と彫刻との交わりを感じさせるインテリアや建築、そして1959年から2002年にかけてシュレーゲルが個人向けに制作した約100基にも及ぶ暖炉に至るまで幅広く紹介。
アイヌの工芸 | 東京国立博物館
1993年に東京国立博物館で開催された展示の図録。海外に所蔵されているアイヌの工芸品をまとめて展示した初の展覧会であり、アイヌの人々の生活や祭祀に密着した工芸品を写真や解説文とともに幅広く紹介している。
白石紙 | 菅野新一
宮城県白石市で作られる和紙、白石和紙(しろいしわし)の貴重な資料集。江戸時代、仙台藩の産業振興策により奨励され、その生産は農家の冬の副業として発展、当時は紙漉き農家が1000戸もあったと言われている。白石に生まれ育った著者が調査、収集した実物紙を175点貼付した見本帖とその歴史や生産方法までを解説した本巻の和壮本全2冊1帙入、二重函付限定300部。
Buchanan-Smith’s Axe Handbook: Knowing, Buying, Using, Hanging, Restoring & Adorning
NY発のライフスタイルブランド「Best Made Co.」の創業者、ブキャナン=スミスによる斧ハンドブック。サイズ、材質、使い方など、 キャンプ、焚き火、薪ストーブと必ず役立つ一冊。
ペルシア絨毯の世界 | 森沢初
ペルシア(現在のイラン)で古来より織られてきた絨毯の資料集。59点の絨毯を産地別に掲載し、地域や部族による文様の特徴を解説。年表や用語解説、部位の名称なども収録した資料性の高い1冊。
明治物売図聚 | 三谷一馬
日本画家、江戸風俗研究家の三谷一馬による江戸の風俗画集。歳事、食、道具、玩具など、明治の商売の姿が衣食住をはじめとする様々なカテゴリー毎に描かれている。
The Floating World: Ukiyo-e | John Warwicker ジョン・ワーウィッカー
ロンドンのデザイン集団、tomatoの一人でもあるジョン・ワーウィッカーのデザイン集。シンプルな色使いに自在な配置で魅せるタイポグラフィのほか、ドローイング、モノグラフィなどの作品をカラーで多数収録。
活字書体の源流をたどる インキュナブラ(西洋揺籃期本)から築地活版まで | 女子美術大学
2006年に開催された展示会「活字書体の源流をたどる インキュナブラ(西洋揺籃期本)から築地活版まで」の図録。インキュナブラ(揺籃期活字本)をはじめとする和欧本や書体見本帳まで、貴重な書物の数々を掲載し、活字書体の歩みを辿る。
Spin / Adventures in Typography 2
タイポグラフィ表現の新しさと驚きを求めて創刊された雑誌SPIN2号。メンバーは、トニー・ブルック、クラウディア・クラット、ジョナサン・ニールセン。今号ではコンピュータと手書きによる一連の実験を行い,タイポグラフィ表現の境界を引き延ばすことに挑戦する。
Dard Hunter: The Graphic Works | ダード・ハンター
アメリカのグラフィックデザイナー、ダード・ハンターの作品集。ブックカバーデザインやタイトル、小冊子、蔵書票、パンフレット、レターヘッド、ステンドグラスなど、80点以上のデザインを紹介。ハンターが手がけた独特のタイポグラフィやエレガントな構図のグラフィックデザインは、アメリカのアーツ・アンド・クラフツ・スタイルのアイコンとなっている。 英語表記。
Engineer, Agitator, Constructor: The Artist Reinvented | Jodi Hauptman、Adrian Sudhalter
モダニズムの前衛芸術家たちの作品を一挙に編纂したビジュアル資料集。MoMAで開催された展示に際して出版されたもの。ダダ、バウハウス、未来派、構成主義といった芸術運動に参加したアレクサンドル・ロトチェンコ、リューボフ・ポポヴァ、ジョン・ハートフィールドらの作品を多数収録。 英語表記。
日本パステル事始め 武内鶴之助と矢崎千代二、二人の先駆者を中心に
2017年に目黒区美術館で開催された展覧会の図録。パステルを作品制作の主な手段として用いた画家、武内鶴之助と矢崎千代二の作品とともに、国産パステルの誕生から製造過程などの解説も取り入れ、パステルという画材自体にも焦点を当てた一冊。
村上友晴 ひかり、降りそそぐ
2018年に目黒区美術館で開催された展覧会の図録。現代作家である村上友晴の主要な作品を中心に掲載。筆を使わずペインティングナイフで作り上げられる村上独自の作品による、静寂で深い世界観を垣間見ることができる。
東京画廊 関根美夫展
1965年に東京画廊で開催された洋画家、関根美夫の展示図録。解説は美術評論家の中原佑介。三つ折りの冊子にシート3枚付属。
東京画廊 桑山忠明展
1967年に東京画廊で開催された画家、桑山忠明展示図録。解説は美術評論家の藤枝晃雄。二つ折りの冊子にシート2枚付属。日本語、英語表記。
東京画廊 Xavier Corbero展
1966年に東京画廊で開催されたスペインのアーティスト、ハビエル・コルベロの展示図録。二つ折りの冊子にシート3枚付属。
東京画廊 岡本信治郎 虫の世界-あるいは大群の風景
1966年に東京画廊で開催された芸術家、岡本信治郎の展示図録。解説は美術評論家の針生一郎。蛇腹折りの冊子にシート1枚付属。日本語、英語表記。
Bill Traylor | ビル・トレイラー画集
アウトサイダー・アートの代表的作家として知られるビル・トレイラーの作品集。アラバマの農場で奴隷の子として生まれ、隷解放宣言が発布された後も路上生活を送りながら作品制作を続けたトレイラー。既存の芸術の流れにとらわれることなく、独学で描かれた人物や動物などを描いた作品を多数収録。
岡崎和郎展 補遺の庭 | 神奈川県立近代美術館
2010年に神奈川県立近代美術館で開催された「岡崎和郎展 補遺の庭」の図録。見る者の意識を変容させる、独特の造型思想にもとづいて制作されたオブジェをメインに収録。展示作品全点と展示風景は写真家の山本糾が撮り下ろしたもの。
白樺派と美術 武者小路実篤、岸田劉生と仲間たち | 著者名
1999年に東京ステーションギャラリーで開催された展示の図録。武者小路実篤を中心に創刊された文芸誌『白樺』に参加した文学者たちの画家としての一面を紹介するとともに、『白樺』に大きく影響を受けた画家・岸田劉生や中川一政、木村荘八、椿貞雄らの作品を収録。
季刊エピステーメー II 創刊0号 | ミシェル・フーコー 死の閾
朝日出版社発行の思想・哲学を扱う季刊誌/エピステーメーII 0号創刊号。ミシェル・フーコーによる「死の閾」特集。「幻想の図書館」、「狂気 伝達不可能なものの幾何学」、「脳の中の過程 フーコーの斜め読み」などを収録。
季刊エピステーメー Ⅱ 1号 構造変動
朝日出版社発行の思想・哲学を扱う季刊誌/エピステーメーの2期1号、構造変動特集。イアン・プリゴジーヌ他「単純から複雑へ」、坂本龍一・奥村靫正「音楽図鑑」、蓮實重彦「命名の儀式」などを収録。装丁は杉浦康平、谷村彰彦。
季刊エピステーメー Ⅱ 2号 | 自己組織化
朝日出版社発行の思想・哲学を扱う季刊誌/エピステーメーの2期2号、自己組織化特集。ジョン・フォン・ノイマン「オートマトンの一般理論」、津田一郎「脳の情報力学過程に対するカオスの可能な役割」、ロバート・L・マーティン「嘘つきパラドックスの解法」等を収録。装丁は杉浦康平、谷村彰彦。
Textiles of the Banjara: Cloth and Culture of a Wandering Tribe | Charlotte Kwon、Tim McLaughlin
インドのラジャスタン州を中心に遊牧生活をおくるバンジャラ族の装飾品を紹介する資料集。貝殻やビーズ、鏡などの素材を使用した装飾と、複雑な文様の刺繍を組み合わせたバンジャラの技術を図版とともに収録。バンジャラ族の伝統と刺繍に焦点を当てつつ、ヨーロッパ・ロマとのつながりをも調査している。 英語表記。
Edible Plants: A Photographic Survey of the Wild Edible Botanicals of North America
米国の写真家、ジミー・ファイクの作品集。10年以上にわたってアメリカ大陸を横断し、野生の食用植物を撮影する壮大なプロジェクトをまとめたもの。植物の食用部分を着色した100枚以上の写真を収録。食用や薬としての植物の幅広い用途についての詳細な説明も記載されている。 英語表記。
今とむかし 広重名所江戸百景帖 | 暮しの手帖社
浮世絵師の歌川広重が手がけた連作「名所江戸百景」の現在の光景を訪ね歩いた手記をまとめたもの。広重の百景の解説とともに、約1世紀半がたち様変わりした土地、面影を残す土地、それぞれの歴史を調査している。
Taizo Kuroda | 黒田泰蔵
その芸術性で国際的にも評価の高い陶芸家・黒田泰蔵の作品集。2000年代に制作された白磁作品を多数収録。三宅一生によるまえがきや、安藤忠雄による序文も掲載。
Wim Crouwel | ウィム・クロウェル
2012年にblind galleryで開催されたドイツのグラフィックデザイナー、ウィム・クロウェルの展示会にあわせて刊行されたもの。ポスター作品のほか、タイプフェイスの見本帳を別冊で収録。初版500部限定発行。日本語、英語表記。
Geigy Heute 1958
1958年にスイスの製薬会社ガイギーの創業200周年を記念して出版された資料集。デザインはカール・ゲルストナーが担当、マルクス・クッターが執筆を行い、ガイギーの歴史や写真とともにページのレイアウトや画像配置など、随所にゲルストナーのスタイルが収められている。ドイツ語表記。
イメージの構築 ホルガー・マティスポスター展
2006年に武蔵野美術大学で開催された展示の図録。ドイツを代表する世界的グラフィックデザイナー、ホルガー・マティスによる100点を超えるダイナミックで色鮮やかなポスター作品を収録。
絵本はここから始まった ウォルター・クレインの本の仕事
2017年に滋賀県立近代美術館で開催された展覧会の図録。19世紀後半イギリスで現代の絵本の基礎を築き、ウィリアム・モリスとともにアーツ・アンド・クラフツ運動にも参加した画家、ウォルター・クレイン。彼が手がけたほぼ全ての絵本と主要な挿絵本などが収録されおり、優美な絵本の世界を深く味わえる一冊。
TM/Typografische Monatsblatter 1953, nr.4
90年以上に渡って発行され続けているスイスのタイポグラフィ誌『(TM)』。1953年に発行されたNo.4号。 ドイツ語表記。
TM/Typografische Monatsblatter 1954, nr.5
90年以上に渡って発行され続けている、スイス・タイポグラフィ協会が発行するタイポグラフィ誌『TM』。1954年に発行されたNo.5号。国際的にも評価の高いタイポグラフィやグラフィックデザインの様々な作品を事例とともに紹介。 ドイツ語表記。
TM/Typografische Monatsblatter 1954, nr. 6/7
90年以上に渡って発行され続けている、スイスの歴史あるタイポグラフィ誌『TM』。1954年に発行されたNo.6、7の合併号。国際的にも評価の高いタイポグラフィやグラフィックデザインの様々な作品を事例とともに紹介。 ドイツ語表記。
TM/Typografische Monatsblatter 1955, nr. 11
90年以上に渡って発行され続けている、スイスの歴史あるタイポグラフィ誌『TM』。1955年に発行されたNo.11号。 ドイツ語表記。