野口久光 シネマ・グラフィックス | 開発社
2014年に開催された展覧会の図録。画家、グラフィックデザイナーの野口久光が描いた、1933年から1992年にかけての映画ポスター約300点以上の図版、解説を収録。立川談志、山口淑子、横尾忠則らによる特別寄稿も掲載。
Hand Tools | フィリップ・ワイズベッカー
フランスのアーティスト、フィリップ・ワイズベッカーのドローイング集。2002年に4ヵ月間京都に滞在した際に、日本の職人の道具類に魅せられて描いた包丁や金づち、刷毛などのドローイングを収録したもの。まるでワイズベッカーのノートそのものを再現したような一冊となっている。
Antonio Lopez: Chronicle of an Era to 1980s | アントニオ・ロペス
1994年に小田急美術館で開催されたアントニオ・ロペス展の図録。1960年代から1980年代にかけてVogueやElleなどの雑誌や広告のファッションイラストレーターとして活躍したアントニオ・ロペスによる、多彩な表現技法で描かれたイラストレーション作品を多数収録。デザイナーの高田賢三によるテキストも収録。
5月の店舗営業日
2024年5月の店舗営業日をお知らせいたします。 店舗ではただいま民藝ブックフェアを開催しております。世田谷美術館「民藝 MINGEI -美は暮らしのなかにある」 と、三軒茶屋・生活工房「アウト・オブ・民藝「民」から芋づ […]
李朝の民画 上下巻揃 | 講談社
18世紀から19世紀の朝鮮・李朝期に描かれた民画をまとめた大判資料集。花鳥画、狩猟図、そして李朝民画の代表とされる生活画など、オールカラーの図版490点と解説を収録。編集顧問は李禹煥、水尾比呂志、趙子庸、序文は谷川徹三、磯崎新、装丁は亀倉雄策によるもの。
包む 日本の伝統パッケージ展 | 目黒区美術館
2011年に目黒区美術館で開催された展示の図録。アートディレクター・岡秀行が個人的に収集した竹、稲わら、麻ひも、紙、陶器などの自然素材を使った日本の伝統的なパッケージを紹介。
100 Chairs in 100 Days and its 100 Ways | Martino Gamper マルティノ・ガンパー
イタリアのデザイナー、マルティノ・ガンパーによる100日で100脚の椅子を制作するプロジェクト「100 Chairs in 100 Days and its 100 Ways」の作品集。使い古され、寄付された椅子を使用して手がけた椅子を、1ページに1脚掲載。複数の椅子を組み合わせ、ユニークな名前が付けられた作品が並ぶ。49頁から52頁は、展示のインビテーションを兼ねていたという1枚の用紙が挟み込まれている仕様。
中銀カプセルタワービル 最後の記録 | 草思社
建築家、黒川紀章の設計・建築による昭和の名建築、中銀カプセルタワービルの解体前最後の記録をまとめた一冊。建設当時のまま残された部屋、フルリノベーションされた部屋、朽ち果てた部屋など、114カプセル400点以上の図版、論考、対談を収録。
珍日本紀行 | 都築響一
編集者であり写真家、都築響一が日本各地の地方を撮影した写真集。「老いも若きも来世観光:伊豆極楽苑」「温泉場のチャンバラ・ディズニーランド:登別時代村」など、知っているつもりで実は何も知らない、刺激的で不思議に満ちた日本の隠れ名所の数々を紹介。
原点民藝 | 池田三四郎
日本の木工家、池田三四郎が100点の民芸品を写真とテキストでひとつひとつ紹介。「沖縄のガラス瓶」「そば猪口」「河井寛次郎の皿」など民藝品の紹介のほか、エッセイ「美しさについて」も併せて収録しながら、民藝というものの原点を改めて見つめ直す。
アウト・オブ・民藝 改訂版 | 軸原ヨウスケ、中村裕太
2018年に開催された、誠光社による企画「アウト・オブ・民藝」を書籍化したもの。こけしや郷土玩具、手芸や家庭内でのレクリエーション的創造など、民藝運動と近しい存在でありながら、「その他」のものとして扱われてきたモノや行為たち。「なぜこれは民藝で、これか民藝じゃないの?」そんな素朴な疑問をもとに、21世紀のモノづくりを考察する。新刊書籍。
花開く江戸の園芸 | 東京都江戸東京博物館
2013年に東京都江戸東京博物館で開催された展示の図録。江戸時代に花開いた園芸文化に焦点を当て紹介。花や緑を楽しむ人々が描かれた浮世絵、園芸書などの図版に解説を添えて収録。
江戸の判じ絵 再びこれを判じてごろうじろ | たばこと塩の博物館
2012年にたばこと塩の博物館で開催された展示の図録。絵を判じて答えを導き出す、目で見るなぞなぞ『判じ絵』に焦点を当て紹介。東海道二十三次はんじ物、魚や草花のはんじ物など、ユニークで愛らしく描かれた愉快な『なぞなぞ』を収録。
BORO BORO | NUNO
伝統と現在を紡ぎ、独自の布づくりをおこない、世界から注目されるテキスタイルデザインスタジオ『NUNO』から刊行されたビジュアルブック。「BORO BORO(ぼろぼろ)」をテーマとし、制作過程やエピーソードとともに、あらゆる技術を用いて制作された作品を紹介。虫喰い、ひび割れ、朝鮮人参、架け橋などのイメージからなる作品19点を収録。リチャード・ホッジズによるエッセイを掲載。
FUWA FUWA | NUNO
伝統と現在を紡ぎ、独自の布づくりをおこない、世界から注目されるテキスタイルデザインスタジオ『NUNO』から刊行されたビジュアルブック。「FUWA FUWA(ふわふわ)」をテーマとし、制作過程やエピーソードとともに、あらゆる技術を用いて制作された作品を紹介。 プードル、シナプス、あられ、浮き草などのイメージからなる作品25点を収録。村上春樹によるエッセイを掲載。
暮らしと美術と高島屋展 | 世田谷美術館
2013年に世田谷美術館で開催された展示の図録。1831年に京都で創業し、後に全国に展開した百貨店・高島屋に焦点を当て紹介。髙島屋史料館が所蔵する美術作品を中心に、建築や出版物、広告、染織や呉服など、高島屋のの複層的な表情を紐解く。
Lina Bo Bardi, Drawings | リナ・ボ・バルディ
ブラジルの近代建築を代表する建築家、リナ・ボ・バルディのドローイングを集めた作品集。幼い頃に描いた風景画から日常生活でのスケッチ、建築デザインなどを収録。カードストック、トレーシングペーパー、新聞紙に鉛筆や水彩、サインペンなどさまざまな組み合わせで描かれるリナ・ボ・バルディの世界が広がる一冊。 英語表記。
Joan Fontcuberta: Herbarium | ジョアン・フォンクベルタ
バルセロナ出身の写真家、ジョアン・フォンクベルタの作品集。30年以上に渡り、写真とテキストを用いて架空科学誌をあたかも本物のように作り上げることで写真と真実との関係を追究してきたフォンクベルタ。本書では新種かと見紛うような植物を自作し、植物図鑑のように平面的に近接撮影した、偽の植物標本写真集を収録している。 英語、ドイツ語表記。
Robert Irwin: All the Rules Will Change | ロバート・アーウィン
2016年に開催されたロバート・アーウィンの展示図録。アーウィンが小規模な抽象絵画の制作から一時的な現場条件付きのインスタレーションに移行した1960年代の先駆的な軌跡のみに焦点を当てた一冊。この短い期間にアーウィンは芸術の最も重要な前提を系統的に問いかけ、その過程で最終的に芸術作品とは何であるかを再定義し、芸術は物体に限定されるのではなく、むしろものの見方であることを提案するに至る。
Swimming Pool | Maria Svarbova マーリア・シュヴァルボヴァー
スロヴァキア出身の写真家、マーリア・シュヴァルボヴァーの写真集。各国で賞賛を浴びたデビュー作。凍りついたような人物たちが、どこか夢の中のようなプール施設のなかで佇む様子を写し取ったシリーズを収録。空間や色彩、雰囲気に重点を置き、未来的でありながら同時に懐かしさも感じさせる氏のスタイルが表れている。英語表記。
秘すれば花 | 杉本博司
2012年に開催された展示会「杉本博司 秘すれば花」に際して発行されたもの。アウストラロピテクスからシャネル、そして三宅一生まで、人類と衣服との関わりを写真とエッセイで紐解いたもの。江戸時代中期の戯作の一種である洒落本と同様、和綴じ製本が施されている。
インド細密画 はじめましてインド 宮廷絵画130点との対話 | 府中美術館
2023年に府中美術館で開催された展覧会の図録。16世紀後半から19世紀半ばにインドの宮廷で楽しまれたインド精密画を紹介。インド精密画の歴史、フォルムや空間表現について、ヒンドゥーの神々、建物、人々、動物たちなど、オールカラーの図版、解説にて収録。
原口典之 社会と物質 | BankART1929
2005年に開催された展覧会の際に刊行された作品集。BankART Studio NYK全空間を使い、原口典之が30年以上制作してきた作品群を展示する大規模な試み。展示された作品のほか、制作過程や各国での展示の様子などを収録している。
横尾忠則 記憶の遠近術 | 篠山紀信
写真家、篠山紀信の作品集。画家・グラフィックデザイナー、横尾忠則のポートレートや、横尾氏が少・青年期に影響を受けた人物や親しい友人や知人との記念写真を収録。手塚治虫、三島由紀夫、和田誠、浅丘ルリ子、楳図かずお、土方巽など、多種多様な人々が登場する。序文は三島由紀夫、装丁は田中一光によるもの。
The Complete Pirelli Calendar Book
イタリアのタイヤメーカー・ピレリ社がノベルティとして制作してきたカレンダーの写真を編纂。1964年から1974年にかけて写真家のサラ・ムーンやアレン・ジョーンズたちが撮影した女性たちのポートレート写真を多数掲載。 英語表記。
かげろうのやうに | 花代
現代美術家、花代(はなよ)による写真エッセイ集。17年余りを過ごしたベルリン、パリ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京、繋がり続ける記憶や思い出が、言葉と写真によって編み込まれていくかのような一冊。500部限定。装丁は田中義久によるもの。
手塚治虫を装丁する展 | 株式会社竹尾
2010年に竹尾見本帖本店で開催された同名展示の図録。日本漫画界の巨匠、手塚治虫の作品カバーを日本図書設計家協会員90名がデザイン。セレクトされた作品は『ふしぎなメルモ』、『アドルフに告ぐ』、『どろろ』、『リボンの騎士』、『火の鳥』などの代表作。使用された紙のクレジット付。
テーラー東洋 Japan Jacket Book | 松山達朗
横須賀(ヨコスカ)ジャンパー、通称「スカジャン」を半世紀以上にわたり作り続けてきた、「TAILOR TOYO(テーラー東洋)」による写真資料集。スカジャン研究の第一人者・松山達朗が過去に編纂した『JAPANESE EMBROIDERED JACKETS』に、東洋エンタープライズが保管する資料を加え再構成。スカジャンの歴史から、貴重なヴィンテージ、世界各国のスカジャン、ディテールなどを収録。
霓虹黯色 香港街道視覺文化記錄 | 郭斯恆
香港理工大学デザイン学院の情報デザイン研究室のネオンサインの研究プロジェクトを書籍化したもの。香港の通りを徒歩で調査し、500を超えるネオンサインを採取したうえで、業種ごとの視覚効果や各地域の消費パターンの変化について分析・考察している。レタリングの参考書としても。 中国語表記。
エド・ルーシェのエフェメラ | 富士ゼロックス
2007年に富士ゼロックスアートスペースで開催された展示の図録。ロサンゼルスを拠点に活動するコンセプチュアル・アーティスト、エド・ルシェが手がけたアーティスト・ブックを中心に紹介したもの。富士ゼロックス版画コレクションに収蔵される12点の版画作品と14冊のアーティスト・ブック、ポスターや案内状などのエフェメラを通し、ルシェの作品全体を展望する。
日本の映画ポスター芸術展 | 東京国立近代美術館
2012年に東京国立近代美術館で開催された「日本の映画ポスター芸術展」の図録。1960年代から70年代の作品に焦点を当て、100点以上の映画ポスターを紹介。ポスターを通じ、粟津潔、横尾忠則、和田誠ら時代を代表するデザイナーたちのグラフィック表現と映画の結節点を探る。
Particle of mina perhonen 粒子 | ミナ ペルホネン
2002年に青山スパイラルガーデンで開催された展示の内容を書籍化したもの。ファッション、テキスタイル、インテリアなど、様々なデザインを手がけるブランド・ミナ ペルホネンの活動を、展示の様子やインタビューなどを交え紹介している。
ISSUE 和田誠のたね | スイッチ・パブリッシング
イラストレーターでありグラフィックデザイナー、和田誠の少年時代に焦点をあてた一冊。世界史を描いた8コマ漫画、本との出会い、少年時代を作った映画とアメリカなど、幼少期まで遡る貴重な図版とインタビューを収録。谷川俊太郎による寄稿を掲載。
Franz Lazi: Fotografie | フランツ・ラジ
ドイツの産業写真家・映画監督であるフランツ・ラジの作品集。ベルリンやパリの風景や建築物、工芸品、家具などを、大胆な構図と美しいライティングで写し取ったモノクロ写真を多数収録。 英語、ドイツ語表記。
Joseph Beuys: Natur Materie Form | ヨーゼフ・ボイス
ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館で開催された展示のカタログ。ドイツの現代アーティスト、ヨーゼフ・ボイスの1941年から1985年までの作品を紹介。ドローイング、彫刻、絵画、インスタレーションなど作品517点を収録。 ドイツ語表記。
Aaron Schuman: Folk | アーロン・シューマン
イギリスを拠点に活動する写真家、アーロン・シューマン初の作品集。ポーランドにあるクラフク民族学博物館のコレクションとシューマンが撮影してきた過去の写真を融合させる。文化や伝統の研究でありながら、探求心、自己発見という歴史と記憶の融合でもある。 英語表記。
Matthew Porter: Archipelago | マシュー・ポーター
アメリカ人写真家、マシュー・ポーターの作品集。自然や動物、人々、人工物、各ページに配置された写真はイメージの相互関係を表現し、それぞれのテーマ創り出す。女優ジェーン・フォンダとベトナム戦争、ハワイのカウアイ島とハリウッドなど、短く書かれたテキストから、あらゆるテーマを結びつけていく。 英語表記。
Magdalena Abakanowicz | 著者名
ポーランドを代表するアーティストの1人、彫刻家、画家のマグダレーナ・アバカノヴィッチの作品集。絵画、人体彫刻、ファイバーアート、インスタレーションなどの作品207点の図版、テキストを収録。 英語、ハンガリー語表記。
Saul Leiter: Retrospective | ソール・ライター
ソール・ライターの大規模な回顧展を記念して出版された、初の集大成作品集。初期のモノクロ作品に加え、90年代以降に注目を浴びたカラー作品、さらにファッション写真や、ペインティング、スケッチブックなども収録し、氏の芸術家としての生涯を辿ることができる一冊。スケッチブックを模したブックインブックも収録。
蝉丸 | 藤原敦
日本の写真家、藤原敦の作品集。能の演目『蝉丸』の歌の世界観とともに、藤原の故郷・滋賀を舞台に撮影する。蝉丸神社、昭和の町並みが残る風景、そして挟み込まれる能面や能の舞台。蝉丸の奏でた琵琶の音色を思い浮かべながら、写真を通して向き合った、『故郷』を写し出す。
James Turrell: Lighting a Planet | ジェームズ・タレル
アメリカ出身の現代アーティスト、ジェームズ・タレルが「Planet M」のインスタレーションを手がけた際の記録をまとめたもの。ドイツのハノーヴァー万博博覧会のパビリオン、「Planet M」のスケッチ、図面、インタビューなどを収録。 ドイツ語、英語表記。
アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶 | 東京都写真美術館
2006年に東京都写真美術館で上映された映画のパンフレット。強制収容所からの開放の瞬間やマティスやジャコメッティの何気ない姿、パリ、メキシコ、ニューヨークなど、ブレッソンが捉えたその時代の瞬間が収められている。
マックス・エルンスト フィギュア×スケープ 時代を超える像景
2012年に開催された展示「マックス・エルンスト フィギュア×スケープ」の図録。シュルレアリスムを代表する画家として知られるマックス・エルンスト。本図録ではそのシュルレアリスムという枠を外し、「フィギュア(像)」と「風景」というモチーフから作品を検証することで、エルンストの関心の独自性に迫る。
百花乱々展 メイプルソープ&アラーキー | アート・ライフ
2001年から2002年にかけて開催された展示のカタログ。アメリカの写真家、ロバート・メイプルソープと日本の写真家、荒木経惟の「花」の写真に焦点を当て紹介。静と動、湿と乾、相対する2人の写真家たちのさまざまな「花」を収録。