山名文夫展 永遠の女性像・よそおいの美学 | 目黒美術館
1998年から1999年にかけて開催された展覧会「山名文夫展 永遠の女性像・よそおいの美学」にあわせて刊行された図録。グラフィックデザイナー、挿絵画家、詩人として多彩な才能を発揮した山名文夫の仕事を、豊富な図版とともに紹介している。ポスターや資生堂の化粧品パッケージ、ロゴデザイン、原画や習作まで、幅広い作品群を収録。
佐藤可士和展 Kashiwa Sato | 国立新美術館
2021年に国立新美術館で開催された展示のカタログ。クリエイティブディレクター、アートディレクター、グラフィックデザイナー佐藤可士和の約30年間にわたる作品を紹介。ユニクロ、Tポイント、セブンプレミアム、国立新美術館、ロフト、SMAP、Mr.Childrenなどの企業ロゴ、広告、ジャケット・ブックデザインほか、一度は目にしたことのあるデザイン作品の豊富な図版、解説を収録。
Ephemera: Japan Cultural Research Institute
グリーティングカード、手紙、ハガキ、チケット、ポスターなど、長期保存を目的としていない一時的な筆記物および印刷物=エフェメラについて論じた資料集。河口龍夫をはじめ、7人の作家や学芸員が自由に論じたテキストを資料とともに収録。限定300部。
UNION magazine 08
2012年にスタイリストの百々千晴とHIROYUKI KUBOによって創刊されたファッションマガジン「UNION」の第8号。白川青史、マーク・スタインメッツ、マーク・ボースウィック、荒木経惟ほか、世界的に活躍するフォトグラファーが多数参加し、それぞれのページを彩っている。英語表記。
UNION magazine 15 | Hiroyuki Kubo
2012年にスタイリストの百々千晴とHIROYUKI KUBOによって創刊されたファッションマガジン「UNION」の第15号。スーザン・マイゼラス、オリヴィエ・ケルヴェン、トム・ウッド、ホンマタカシ、ヴィンセント・フェラネら著名なフォトグラファーたちが参加し、ファッションにとどまらない様々な視点で構成された一冊。英語表記。
Avant Garde #1 | Ralph Ginzburg、Herb Lubalin
アメリカのジャーナリストで作家のラルフ・ギンズバーグがグラフィックデザイナーのハーブ・ルバリンと共に発行していた芸術雑誌「Avant Garde」創刊号。1968年から1971年までの間に14号まで発行され、3年間という短い活動期間でありながらも美を問う挑戦的な内容と美しいデザインで後世に多大な影響を与え続けた。英語表記。
De Best Verzorgde Boeken 1991 | CPNB
CPNB(Collectieve Propaganda van het Nederlandse Boek)が発行する、優れたブックデザインに選出された本を紹介する作品集/1991年版。文学、児童書、アートブック、写真集、ノンフィクションなどのカテゴリー別に、見開きで本の表紙、情報、内容などを収録。オランダ語、英語表記。
芹沢銈介の文字絵・讃 | 芹沢長介、杉浦康平
染色工芸家として知られ、人間国宝にも認定された芹沢銈介による「文字絵」の世界を、その息子・芹沢長介とグラフィックデザイナー・杉浦康平が読み解く一冊。文字の枠を超えて展開される造形表現の数々を、カラーおよびモノクロ図版で多数掲載。あわせて、古代からアジア諸国が育んできた造形美とのつながりにも光を当てている。
パルコの広告 | PARCO出版
1980年から1986年までの様々なアドワークをフルカラーで収録。鈴木清順、椎名誠、高橋源一郎、巻上公一らによる寄稿も併せて掲載。
The Posters of Toulouse-Lautrec | トゥールーズ=ロートレック
19世紀後半のパリを表現した後期印象派画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの作品資料集。1890年代から1900年代にかけて制作された代表的なポスター作品を収録。パリの華やかな大衆文化、夜の世界をテーマに鮮やかな色使いや大胆な構図で表現された作品を紹介する。大判のカラー図版33点と併せて解説を収録。英語表記。
Packaging Source Book: A Visual Guide to a Century of Packaging Design
1980年から1990年の100年間の「パッケージデザイン」の変遷をまとめたデザイン資料集。スピリッツの瓶、タバコ缶、シリアル、洗剤など、プラスチック素材の導入や冷凍食品技術など重要な変化について豊富な図版とともに解説を収録。英語表記。
日本のポスター100 1945-89 | 講談社
戦後から昭和後期における日本のポスターデザイン集。東京オリンピック、演劇、各種イベント、企業広告など、時代の変遷をうつしだすポスター100枚を制作背景とともに紹介。 日本語、英語表記。
写真植字 | 大日本印刷CDC事業部
大日本印刷によって発行された、写真植字の見本帳。写植の基礎知識から応用に至るまでの解説に加え、欧文書体や数字書体を含む多彩な書体を収録。級数や組体数の違いも視覚的に確認できるよう、豊富な見本を掲載している。
Hans Schleger: Zero | ハンス・シュレーガー
ドイツ、そしてイギリスを拠点に活躍したグラフィックデザイナー、ハンス・シュレーガーの作品集。ドローイング、絵画、写真のほか、ポスター、広告、企業デザイン、パッケージデザインなど、シュレーガーの生涯に渡る仕事を、解説とともに包括的に紹介する一冊。序文はポール・ランドによるもの。英語表記。
Kiraz: Je les aime comme ca
エジプト・カイロ出身のイラストレーター、Edmond Kirazの作品集。雑誌『Jours de France』にて連載された『Les Parisiennes』シリーズの作品をまとめたもの。洗練されたパリジェンヌたちをモデルに、ファッションや日常のシチュエーションをユニークで軽やかに描く。フランス語表記。
氾濫するイメージ 反芸術以後の印刷メディアと美術 1960’s-70’s | うらわ美術館
2008年にうらわ美術館で開催された同名展示の図録。情報化社会の幕開けとなった1960年代から70年代に展開された印刷メディアを多数紹介。赤瀬川原平、木村恒久、中村宏、つげ義春、タイガー立石、宇野亜喜良、粟津潔、横尾忠則、計8名の作品をカラーで掲載。
Polaroids de Jeunes Filles | Jean-Philippe Delhomme ジャン=フィリップ・デローム
フランスのイラストレーター、作家のジャン=フィリップ・デロームによる作品集。結婚や引っ越し、テレビをテーマにしたものなど、日常のさまざまなシチュエーションを、ポラロイド写真のように切り取り、ユーモアとウィットに富んだ視点で描く。フランス語、日本語表記。
ブルーノ・ムナーリのファンタジア 創造力ってなんだろう? | ヴァンジ彫刻庭園美術館
2013年に開催された「ブルーノ・ムナーリのファンタジア 創造力ってなんだろう?」の展覧会公式カタログ。ブルーノ・ムナーリの、彫刻、グラフィックアート、プロダクト、絵本、遊具などを豊富な図版で紹介。坂根厳夫「五感を通じての発見的教育」、瀧口修造「JOY-MAKER BRUNO MUNARI 幻想空間を創る手品師 ムナーリ」なども収録。
Russischer Konstruktivismus Plakatkunst | Jelena Barchatowa
ロシア構成主義のポスターを集めた大判の作品集。アレクサンドル・ロトチェンコ、ワルワーラ・ステパーノワ、ステンベルク兄弟らによる代表的ポスターを、大判カラー図版で200点以上掲載。力強いタイポグラフィとダイナミックな構成が、時代の熱量を伝える。ドイツ語表記。
Doggerel: Great Poets on Remarkable Dogs | Martha Paulos
「犬」をテーマに、アメリカの版画家、マーサ・パウロスによる犬の版画作品とともに、カール・サンドバーグ、レイモンド・カーヴァー、スコット・スペンサー、エリカ・ジョングといった世界を代表する詩人・作家たちによる風刺と愛情に満ちた19点の詩を集めた詩集。英語表記。
アイデア No.371 | アイデアのアイデア
アイデア No.371/2015年9月号。アイデアのアイデア特集。テクノロジー/道具・方法/コミュニケーション/編集・メディア/環境・社会の5章から成り、完成形でしか出会ったことのなかったデザインの、プロセスやエレメントを分解する。特別企画は「カセットカルチャーの現在形」。
アイデア No.372 大原大次郎 曲線 | 誠文堂新光社
アイデアNo.372、2016年1月号。タイポグラフィを基軸としたデザインワークや映像制作などで知られるグラフィックデザイナー、大原大次郎特集。重力を主題としたタイポグラフィのモビールシリーズ「もじゅうりょく」や、「SAKEROCK」をはじめとする音楽関連のデザインワーク紹介、そして平野甲賀と平野太呂親子の対談などを収録。
アイデア No.378 グラフィックの食卓
アイデアNo.378/2017年7月号。グラフィックの食卓特集。近代グラフィックデザインの文脈にある、食についての、あるいは食を足がかりにした批評的グラフィック作品をアラカルト的に紹介する。「F・T・マリネッティと『未来派料理の手引き』」「勝井三雄と『奥様手帖』」「ハーマンミラーのピクニック・ポスター」などを収録。巻末の対談は「鈴木一誌×水野祐 ポストインターネット時代の法とデザイン 知恵蔵裁判からクリエイティブコモンズまで」。
タイポグラフィ33人展
日本の33人のタイポグラファー、デザイナーによるタイポグラフィを集めた作品集。1ページごとにそれぞれモノクロの作品1点と解説、作家の略歴が掲載されたもので、タイポグラフィという領域に留まらない個性的な作品の数々が収録され […]
Goude: The Chanel Sketchbooks | Jean-Paul Goude ジャン=ポール・グード
グラフィックデザイナー、イラストレーター、写真家、広告フィルムディレクター、イベントデザイナーといった多彩な活動で知られるジャン=ポール・グードの作品集。本書ではグードが手掛けたシャネルの仕事に焦点を当て紹介。完成した広告作品とともに未公開のドローイングやコラージュ、スケッチなどを収録し、そのインスピレーションの源を探る。 英語表記。
In Goude We Trust An Exhibition | ジャン=ポール・グード
2018年にシャネル・ネクサス・ホールで開催された展示の図録。フォトグラファー、イラストレーター、映像作家等、多岐にわたる分野で才能を発揮したジャン=ポール・グードの代表的な仕事を紹介。シャネルの広告はもちろん、グレース・ジョーンズのアートディレクション、ドローイングなどを収録。 日本語、英語表記。
地図 視点とデザイン | マイケル・サウスワース、スーザン・サウスワース
地図の概念を視覚的、そしてデザイン的な観点から解説するガイドブック。地図と使用者、現実世界の関わりや、意外な要素を明示する手法などを多数の美しいカラー図版とともに解説。地図のもつ汎用性と美しさ、そして可能性を紹介する。
視覚の地平 | 勝井三雄
グラフィックデザイナー、勝井三雄の作品集。「表現の新領域を探し求めて」「デザインで組み立てる世界」「光が生成する宇宙」の3章で構成され、幾何学的なパターンを用いたグラフィックデザインや、ブックデザインなどその多彩な仕事を丁寧に紹介。また、向井周太郎や粟津潔、田中一光らによるテキストもあわせて掲載。
U&lc : Influencing Design & Typography | John D. Berry
アメリカで設立されたフォントメーカー、ITC発行のタブロイド誌「U&lc」から良質のカバー・記事・イラストレーションをセレクトし、編纂したもの。ハーブ・ルバリンやペンタグラムなど、名だたるデザイナー陣に支えられた素晴らしいグラフィックデザインとタイポグラフィーの傑作を収録。
横尾忠則が招待する イッセイミヤケ パリコレクション 1977→1999
2005年に富山県立近代美術館で開催された同名展示の図録。衣服デザイナー・三宅一生が高い評価を受けたパリコレクションに焦点を当て、1977年から横尾忠則がデザインを担当した招待状とその原画、プリントデザインした服を紹介。
Leaves 立花文穂作品集 | 誠文堂新光社
アーティスト、グラフィックデザイナーとして国内外で評価されている立花文穂の初作品集。アートワークのみならず、ポストカードからポスターまで多種多様な印刷物や本、写真、文章などを多数収録し、20年余りの創作活動を展望。
粟津潔の仕事 1949-1989 | 河出書房新社
日本を代表するグラフィックデザイナー、粟津潔の40年にわたる制作活動の軌跡を辿る一冊。スケッチからポスター、装幀など豊富な図版とともに紹介する。
ESPRIT’s Graphic Work 1984-1986
1968年に創立したアメリカのファッションブランド、ESPRITのブランディングで展開されたグラフィックワーク集。1984年から1986年までに発表された、ポップな色使いのノベルティやパッケージデザインなどをカラーで多数掲載。
Colors: A Book about a Magazine about the Rest of the World | Tibor Kalman
ベネトン社がスポンサーを務め、1991年にリヴィエロ・トスカーニとティボール・カルマンによって創刊された雑誌『Colors』の第13号。人種差別やエイズなどの世界が抱えるさまざまな問題から人々が抱く興味関心にいたるまで、ビジュアル表現を駆使し、クリエイティブに社会に変革を促そうとした本誌。本書は『Colors』各号の紙面を紹介するとともに、最終号として発行された「言葉を一切使わない号」の全ページもファクシミリとして完全収録した一冊。英語表記。
江戸文字 | 日向数夫
江戸時代の様々な文字を編集した資料集。「寺子教訓書」「歌舞伎文字」「将軍印」など、当時の趣味・嗜好、感性の傾向が著しくあらわれた様々な文字を解説とともに収録。文字から江戸の情緒と民衆の姿が見えてくる。
歌舞伎勘亭流 | 竹柴蟹助
歌舞伎の世界であみだされ、200年以上の歴史を生き続ける独自の伝統書体「勘亭流」の資料集。勘亭流の名手である狂言作者・竹柴蟹助による歌舞伎外題(演目の題名)や役者名を解説と添えて収録。
早崎治広告写真術 | 河出書房新社
広告写真家・早崎治が、広告写真の極意を解説した実践書。広告写真の意義、具体的な技術、そして広告写真家への現実的な道のりを豊富な写真作品と併せて解説。序文は亀倉雄策、そして篠山紀信によるもの。造本は和田誠。
Grid Systems in Graphic Design | Josef Muller-Brockmann ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン
スイスのタイポグラファー、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンが考案したグリッドシステムを解説・レクチャー。グリッドを用いたデザインの方法を体系的にまとめ、合理的に理解できるよう丁寧に配慮された名著。英語表記。
Max Huber ハードカバー版 | マックス・フーバー
戦後のイタリアで活躍したグラフィックデザイナー、マックス・フーバーの作品集。ハードカバー版。大胆なタイポグラフィーと鮮やかな色遣いで20世紀のグラフィックデザインを牽引したフーバーの作品を12のテーマ別に300点以上収録。英語表記。
現代日本のブックデザイン Vol.2 1985-1990
1985年から6年間に日本で出版されたブックデザインの秀作を1000点以上掲載した、本の図鑑。評論家・紀田順一郎による序文「創造的ブックデザインの条件」、道吉剛「ブックデザイン昨日、今日」も収録。
井上嗣也作品集 Inoue Tsuguya Graphics Talking the Dragon | リトルモア
アートディレクター・グラフィックデザイナー、井上嗣也による作品集。2010年にギンザ・グラフィック・ギャラリーで展示した作品を中心に収録。架空の生き物「DRAGON」と「光」をキーワードとしたユニークでダイナミックな作品群や、コム・デ・ギャルソンなどの代表的な広告仕事などを紹介している。
世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦 | 板橋区立美術館
南インド・チェンナイの出版社「タラブックス」の活動を紹介するビジュアルブック。2017年に板橋区立美術館で開催された展示に際して出版されたもの。代表的な本31冊を撮り下ろし、絵本の原画から画家たちの制作風景、印刷工房の様子やチェンナイの街の風景まで、多数の写真でタラブックスの本の生まれる土壌を紹介、