世紀末ウィーンのグラフィック デザインそして生活の刷新にむけて(表紙白) | 京都国立近代美術館
2019年に京都国立近代美術館、目黒美術館で開催された「世紀末ウィーンのグラフィック デザインそして生活の刷新にむけて」の図録。1897年のウィーン分離派設立から1914年の第一次世界大戦勃発までの間、ウィーンで生まれた版画、挿絵本、その原画などといったグラフィック作品を、豊富な図版とテキストで多数紹介。
Nagel: The Art of Patrick Nagel | パトリック・ナーゲル 作品集
デュラン・デュラン「Rio」のアルバム・カバー・アートでも著名なパトリック・ナーゲルの作品集。プレイボーイ誌に掲載されたナーゲルガール・シリーズ、ポスター用のイラストレーション、そして女優ジョーン・コリンズやプレイボーイ誌の発刊者ヒュー・ヘフナーらによる序文等を収録。装丁は戸田ツトム。
江口寿史美人画集 彼女
漫画家・イラストレーター、江口寿史の画集。2018年から2020年にかけて金沢21世紀美術館ほか、各地で開催された巡回展の内容を再現。音楽やファッション、風景とともに女性たちを被写体に美しくそしてポップに描く。
かたち誕生 図像のコスモロジー 万物照応劇場 | 杉浦康平
グラフィック・デザイナー、そしてアジア図像学の研究者でもある杉浦康平が「かたち」発生の源流をさかのぼり、成長と変化のありさまを様々な事象から考察する評論集。「身体の構造と響きあうかたち」、「文字」の誕生、「本」や「地図」のなかでのかたち、そしてふたたび人間の身体へと回帰してゆくかたちを解明する。
Disegnare un Albero | Bruno Munari ブルーノ・ムナーリ
美術家、デザイナー、絵本作家など多彩な活動で知られるブルーノ・ムナーリの子どものためのワークショップシリーズ。 シンプルなデザインとともに様々な形の木の描き方が描かれており、表現や想像力が掻き立てられるような、感性を豊かにさせる一冊。
ブルーノ・ムナーリ回顧展 | 酒井忠康、アルベルト・ムナーリ ほか
2018年に開催された日本最大級の回顧展「ブルーノ・ムナーリ」展の図録。グラフィックワーク、モビール、絵本など、その多岐にわたる活動全体を豊富な図版で紹介するとともに、ムナーリがこどもたちにも伝えようとした造形の言葉を読み解く方法を再検証する。
芸術家とデザイナー | ブルーノ・ムナーリ
美術家でありデザイナーでもあるブルーノ・ムナーリによる「芸術家」と「デザイナー」の違いを論じる一冊。2つの領域を交互に行き交い、資料や写真をなぞらえながら、様々な側面から「純粋芸術」と「デザイン」の言葉の定義を浮き彫りにしていく。
高橋満寿男 パッケージ・デザイン
森永のキャラメル、はごろもフーズの缶詰などのパッケージデザインを手掛けた初代日本パッケージ・デザイン協会理事長、高橋満寿男の作品集。ブランディング/デザイン界において世界最大級の実力を持つランドーアソシエイツ、ウォルター・ランドーによる序文「刊行に寄せて」や、高橋満寿男がパッケージ・デザインの哲学を論じた小文「パッケージ・デザイン」も掲載。
iichiko design 2019 | 三和酒類株式会社
三和酒類株式会社が販売する麦焼酎「いいちこ」の広告作品集2019年版。ポスター、雑誌広告、季刊誌・iichiko、地下鉄窓上ポスターなど幅広く収録。河北秀也の優れたアートディレクションと美しい写真に注目。
iichiko design | 三和酒類株式会社
三和酒類株式会社が販売する麦焼酎「いいちこ」の広告作品集。1984年から2023年までの季刊、ポスター、雑誌広告など厳選して紹介した総集編的な1冊。美しい写真と印象的なコピーで、他の酒類とは一線を画したブランドイメージの世の中に打ち出したいいちこ。アートディレクター・河北秀也が手がけた作品をカラーで多数掲載。
背文字が呼んでいる 編集装丁家田村義也の仕事 | 武蔵野美術大学美術資料図書館
編集者、装幀家として多数の仕事をてがけた田村義也の展示図録。2008年に武蔵野美術大学美術資料図書館で開催された展示に際して出版されたもの。半世紀におよぶ装丁仕事の全貌を一挙に紹介。
田中一光 デザインの周辺 | 白水社
日本のグラフィックデザインの第一人者、田中一光によるエッセイ集。2年間に渡り演劇誌『新劇』に連載された「デザインの周辺」をまとめたもの。東京アートディレクターズクラブの審査会、日本の芸術、美意識について、デザインの仲間たちとの話など、デザインを軸に様々な話が綴られている。
田中一光 デザインのクロスロード | 西武美術館
1987年に西武美術館で開催された「田中一光 デザインのクロスロード」展の図録。代表的なポスターデザインやパッケージデザインの図版を収録するとともに、田中一光と芳賀徹による対談「デザインの周辺」、伊藤順二「空間という名のカタチ」、柏木博「形の詩学 田中一光のデザイン」も掲載。
新装復刻版 体験的デザイン史 | 山名文夫
大正期から昭和初期にかけて活動した山名文夫の回想録、新装復刻版。日本のグラフィックデザイン黎明期を駆けたモダニストが、自身の見聞や社会的な出来事とその影響を綴った貴重な証言集。プラトン社時代、資生堂時代、日本工房時代など年代ごとにまとめられている。装丁は服部一成。
ZERRO | 松田行正
グラフィックデザイナー、松田行正が形に魅せられた記号・暗号・符号・文字などを収集し、編纂した一冊。モールス信号から古代文字、家紋にいたるまで、国や時代を超えた121項目もの情報を図版と解説で紹介。
ポール・ランドのデザイン思想
アメリカを代表するグラフィックデザイナー、ポール・ランドの名著『Thoughts on Design』(1970年)の復刻版。広告デザインを請け負っていた企業やブランド、装丁や雑誌のデザインなどの豊富な図版資料とともに、現代の広告デザインを自らの作品を参照しながら論理的に紐解いていく。
ペンギンブックスのデザイン 1935-2005 | フィル・ベインズ
今もなお世界中の人々に愛されている英国の出版社、ペンギンブックスのデザインブック。1935年の創刊時から2005年にいたるまでの歴史や数々の表紙デザインなど、70年間の軌跡を時代とともに辿る一冊。
名取洋之助と日本工房 1931-45 報道写真とグラフィック・デザインの青春時代
名取洋之助と日本工房 1931-45/国内に報道写真やその方法論を持ち込み、先駆的な写真家・編集者として活躍した名取洋之助。木村伊兵衛、原弘といったメンバーとともに設立した制作集団、日本工房の仕事を主に特集し、テキストと豊富な図版資料で構成された展覧会図録。
原弘と東京国立近代美術館 デザインワークを通して見えてくるもの | 東京国立近代美術館
2012年に開催された「原弘と東京国立近代美術館 デザインワークを通して見えてくるもの」展図録。対外宣伝グラフ誌「FRONT」や様々な展覧会のためのポスターワークなど、日本を代表するグラフィックデザイナー・原弘の作品図版を多数収録。
RE DESIGN 日常の21世紀 | 株式会社竹尾
竹尾の創立100周年を記念して開催された展覧会のカタログ。タイトルの通り、身の回りにある日用品を様々な分野で活躍するデザイナーたちがデザインし直すという企画で、田中一光、佐藤卓、赤瀬川原平、祖父江慎、横尾忠則ら総勢32名が名を連ねている。
松永真デザインの世界 グラフィック・コスモス
日本を代表するグラフィックデザイナーの一人、松永真の同名展示図録。正攻法でありながら、シンプルで鋭い衝撃力を持つ造形、持論の“半径3メートル”の身辺から掬いあげた明快・単純・多彩のデザインの全貌を集大成した一冊。
早川良雄 日本のデザイン黎明期の証人
戦後のデザイン界を牽引したグラフィックデザイナー、早川良雄のエッセイ・作品集。初期の活動に焦点を当て、エッセイやインタビュー、ポスターなどの作品群を通して創造の軌跡を紐とく一冊。企画構成は矢萩喜從郎。
サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法 | 練馬区立美術館ほか
2018年から2019年にかけて国内を巡回した同名展示の図録。フランスを代表するポスター作家、レイモン・サヴィニャックの作品を紹介。ユーモアとエスプリにあふれる作品群をカラーで多数収録。
20世紀ボックス Package Design History | 木村勝
グラフィックデザイナー・木村勝が、20世紀初頭におけるパッケージデザインを集めた写真資料集。菓子やタバコ、香水などカテゴリごとに当時のデザインを数多く紹介。永井一正や佐藤卓など、著名なグラフィックデザイナーやパッケージデザイナーたちのコメントも合わせて収録。
クリエイターズ 長大作・細谷巖・矢吹申彦:まだ見ぬ日常への案内者たち | 世田谷美術館
2006年に世田谷美術館で開催された同盟展示の図録。世代も活動分野も異なる3名の作家、建築家でありインテリアデザイナーの長大作、グラフィックデザイナーの細谷巖、イラストレーターの矢吹申彦を作品とともに紹介。
倉俣史朗の仕事 | 鹿島出版会
日本を代表するインテリアデザイナー、倉俣史朗の作品集。「エドワーズ本社ビルディング」や「引出しの家具」など、倉俣が手がけた建築やプロダクトの数々をモノクロ図版で多数収録。巻末に横尾忠則による寄稿あり。装丁は石岡瑛子。
倉俣史朗・仕事集 | PARCO出版
日本を代表するインテリアデザイナー、倉俣史朗の作品集。光の棚、デンワボックス、プロジェクト ルミ・サーフェス、壁の椅子、エドワーズ本社ビルディング他、日本のインテリアデザインを牽引した倉俣史朗の作品をモノクロ写真や図面で紹介。序文は磯崎新によるもの。
Poul Kjaerholm | ポール・ケアホルム
デンマーク出身のデザイナー、ポール・ケアホルムの作品集。2013年発行の新版。木材や麻を用いた「PK」シリーズをはじめとする椅子、テーブル、建築などを豊富な図版とともに解説。英語表記。
The Soul of a Tree: A Master Woodworker's Reflections | George Nakashima ジョージ・ナカシマ
アメリカの家具デザイナーで建築家、ジョージ・ナカシマの作品集。スケッチやこれまで手がけてきた家具、プロダクトなどを多数掲載するとともに、ナカシマの芸術性や哲学、人生をも回顧する自伝的な一冊。英語表記。
古道具、その行き先 坂田和實の40年 | 渋谷区立松濤美術館
2012年に渋谷区立松濤美術館で開催された展示会「古道具、その行き先 坂田和實の40年」の図録。骨董界のカリスマ・坂田和實が関わってきた品々を展開し、氏独自の古道具の世界観とその審美眼に迫る。デザインは有山達也によるもの。
Georgia O’Keeffe: Living Modern | ジョージア・オキーフ
20世紀のアメリカを代表する画家・ジョージア・オキーフのライフスタイルを、ファッションを軸に紹介した資料集。多数のワードローブを実際の着用時の写真とともに収録するとともに、晩年を過ごしたニューメキシコの自宅のインテリアや、ポートレート写真、ペインティング作品などもあわせて収録。英語表記。
フィン・ユールとデンマークの椅子展 | 東京都美術館
2022年に東京都美術館で開催された展示の図録。建築家、家具デザイナーであるフィン・ユールの魅力や、デザイン大国デンマークの歴史を椅子という焦点を当て探っていく。ライフスタイルに寄り添ったデンマークの椅子、美しい曲線で作り出されるフィン・ユールが手がけた椅子、幅広い仕事を解説とともに収録。
未現像の風景 記憶・夢・かたち | 倉俣史朗
インテリアデザイナー、倉俣史朗のエッセイ集。子ども時代から戦時下、戦後の記憶、夢日記に至るまで、倉俣自身によって紡がれた言葉と、彼が手がけた作品を交互に収録した一冊。
浮遊するデザイン 倉俣史朗とともに | 埼玉県立近代美術館
2013年に埼玉県立近代美術館で開催された展示の図録。日本を代表するインテリアデザイナー倉俣史朗の代表的な仕事を中心に、影響を受けた作家や親交があった美術家たちの作品を合わせて紹介。インテリアや建築、グラフィックデザイン、スケッチなど様々な角度から倉俣のデザインの歩みを知る。
マルセル・ブロイヤーの家具 Improvement for Good | 東京国立近代美術館
2017年に開催された展示「マルセル・ブロイヤーの家具:Improvement for Good」の図録。バウハウスで学び、パリのユネスコ本部やニューヨークの旧ホイットニー美術館を手がけた建築家、マルセル・ブロイヤー。氏の家具デザインを多数収録し、家具を起点として建築へと創造の幅を広げたその歩みを辿る。
村野藤吾の建築 模型が語る豊饒な世界 | 青幻舎
2015年に開催された展示の際に刊行されたもの。日本を代表する建築家、村野藤吾についてまとめた作品資料集。現存する作品をはじめ、改修や失われてしまった名建築を図面から解読し精巧な模型を制作。模型と併せて貴重な資料や解説を収録。
建築の詩人 カルロ・スカルパ | 齋藤裕
イタリア建築界の巨匠カルロ・スカルパの代表作の数々を、建築家の齋藤裕が解読する作品資料集。ブリオン家の墓地やカステルヴェッキオ美術館など、スカルパの代表的な建築作品8点を、228点の写真を中心にドローイングや解説などともに掲載。構成・造本は田中一光。
Le Corbusier: Ideas and Forms | ル・コルビュジエ
モダニズム建築の巨匠、ル・コルビュジエの作品集。アーカイブ資料を元にした個々のプロジェクトの詳細な記録と、氏の哲学、都市ヴィジョン、絵画や彫刻などを幅広く収録した一冊。英語表記。
ヨーロッパの伝統木工具 | 竹中大工道具館
竹中大工道具館にて所蔵されている伝統木工具を紹介した作品集。17世紀から19世紀にかけ、ヨーロッパの木の文化によって育てられた様々な伝統木工具をカラー図版の資料やテキストとともに掲載。
グレン・マーカットの建築 | マリアム・グーシェ ほか
オーストラリアを代表する建築家、グレン・マーカットの作品集。国際的にも高い評価を受けるマーカットがこれまで手がけた、大自然と建築の調和が美しい代表作13点を鮮明なカラー図版で紹介。
The Little Shop of Flowers Jingumae 2012-2023 神宮前で過ごした11年 | 野村友里、壱岐ゆかり
東京の神宮前に隣り合わせで店を構え11年の月日をともに過ごしてきたレストラン「restaurant eatrip」と花屋「The Little Shop of Flowers」。料理家の野村友里とフラワーアーティストの壱岐ゆかりによる2つの店の11年の軌跡を、2023年末での終了を機にそれぞれが振り返る1冊。
多木浩二対談集 四人のデザイナーとの対話 | 新建築社
美術評論家・多木浩二と4人のデザイナーとの対談集。篠原一男「住宅と都市」、杉浦康平「図の宇宙誌」、磯崎新「なぜマニエラか」、倉俣史朗「事物の逆説」を収録。装丁は杉浦康平、中垣信夫、海保透。