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Erwin Wurm
2026年2月25日
オーストリアのアーティスト、エルヴィン・ヴルムの作品集。彫刻とは何かという問いを軸に、約25年にわたる制作を紹介している。作家自身や参加者が奇妙な姿勢や行為を一時的にとる「One Minute Sculptures」や、膨張した家や車をかたどった「Fat Sculptures」など、代表的なシリーズを収録。ユーモアと違和感を伴う造形は、彫刻の定義そのものを揺さぶる試みでもある。物質やイメージの変容を通して現代彫刻の可能性を探る。
Richard Serra: Sculpture 1985-1998
2026年2月25日
アメリカの彫刻家リチャード・セラの1985年から1998年までの作品をまとめた展覧会図録。1998年から1999年にかけてロサンゼルス現代美術館ゲフィン・コンテンポラリーで開催された展覧会にあわせて刊行されたもの。巨大な鋼板によるインスタレーションを中心に、設計図や設置風景なども掲載。批評家ハル・フォスターによる論考、デイヴィッド・シルヴェスターによるインタビューを収め、1985年以降の制作を一覧できる1冊。
アンダーグラウンド | 畠山直哉
2026年2月25日
写真家・畠山直哉による写真集。東京・渋谷の地下約5メートルを流れる暗渠の川をテーマに、地中へと降りて撮影を行ったシリーズを収録している。毎日芸術賞を受賞した代表作のひとつ。都市の直下に広がる空間をライトで照らし出し、地層のような壁面や水の流れ、たくましく生きる生きものの姿を克明にとらえる。近代化の過程で覆われた川を通して、都市の裏側に潜む構造と生命の痕跡を見つめる。
ビル景 1978–2019 | 大竹伸朗
2026年2月25日
現代美術家・大竹伸朗が約40年にわたり制作してきた「ビルディング・シリーズ」=“ビル景”をまとめた作品集。1978年から継続して描いてきた未発表作から最新作まで、全830点を収録。実在風景の写実ではなく、香港やロンドン、東京などの都市の記憶や、意識と無意識のあいだに断続的に立ち現れる「ビルのある風景」のイメージから生まれた作品群を掲載し、約40年の軌跡を一望する。
横山裕一 カラー画集
2026年2月25日
漫画家・美術作家、横山裕一の画集。絵画作品に焦点を当て、1990年代から2000年代に制作された「わたしたち」「野獣」「ユンボのまち」「戸田」「小平」などの絵画、版画、立体作品を収録。高濃度蛍光色を多用した鮮やかな色彩表現で、横山ならではの独特な画面世界を堪能できる一冊。
Portraits | Thomas Struth
2026年2月25日
写真家トーマス・シュトゥルートのポートレート作品集。ハノーファーのシュプレンゲル美術館での個展にあわせて刊行されたもの。被写体は静かにカメラと向き合い、その視線と佇まいが画面に緊張感をもたらす。デュッセルドルフ派の流れを汲み、均質な構図と抑制された表現を基盤としながら、人物の存在そのものに焦点を当てる。背景や装いも含めた全体の構成から、個人と社会の関係がにじむ。
Jean Nouvel: Complete Works 1970-2008
2026年2月25日
フランスを代表する建築家 ジャン・ヌーヴェルの活動を網羅的に収録した2巻構成・全800ページ超の大判モノグラフ。1970年代初頭から2008年までの仕事を対象に、初期の実践から国際的評価を確立した主要プロジェクトまでを辿っている。アラブ世界研究所、リヨン・オペラ座、カルティエ現代美術財団、ケ・ブランリ美術館、アグバール・タワーなど、都市や文化と強く結びついた代表作を多数掲載。本書はヌーヴェル自身が編集・デザインに深く関わり、透過素材やレイヤー表現など、建築に通底する造形思想が造本にも反映されている。
Les Vitrines Hermes
2026年2月25日
パリのメゾン、エルメスのウィンドウディスプレイを紹介する一冊。旗艦店のショーウィンドウを舞台に、長年その演出を手がけたアニー・メンシャリの仕事を収録している。1927年チュニス生まれのメンシャリは、美術学校で舞台美術を学び、その経験をもとに幻想的な空間演出を展開した。馬具工房として創業したエルメスの歴史を背景に、物語性と洗練を備えたヴィトリーヌが生み出されていく過程が、豊富な図版とともにたどられる。
イサム・ノグチ庭園美術館 | 篠山紀信、佐藤卓、三宅一生
2026年2月25日
イサム・ノグチ庭園美術館の写真集。篠山紀信がノグチ本人と作品群を背景に撮影した写真に加え、10年後に再び篠山とデザイナー佐藤卓が美術館を訪問し、新たに撮り下ろした図版を収録している。2009年、三宅一生の監修による開館10周年を記念して刊行された一冊であり、彫刻と空間、そして作家の存在が交差する場を記録する構成となっている。
Isamu Noguchi: Space of Akari and Stone
2026年2月25日
彫刻家イサム・ノグチの代表的なモチーフである「あかり」と石に焦点を当てた図録。光を内包する和紙の彫刻「Akari」と、重量と質量を備えた石の造形を対比させながら、空間における存在のあり方を探っている。軽やかさと重さ、透過する光と凝縮した物質という両極の要素が、一冊の中で交差する。会場構成や展示風景の写真も交え、ノグチが追求した彫刻と空間の関係をたどる内容。
Heavey Metal | 松尾修
2026年2月25日
写真家・松尾修による出版プロジェクト「THE SASEBO PROJECT」第3弾。故郷・佐世保の基幹産業である巨大造船所で働く男たちを被写体にしたポートレート集。風景や構造物の写真を抑え、白背景の前に立つ職工たちの姿を正面から捉えている。映画的な空気を帯びながらも、物語を語りすぎることなく、その存在そのものに視線を向ける。
about there | 松本直也
2026年2月25日
写真家、松本直也による写真集。2015年に開催された展示の際に刊行されたもの。赤や青の家々、黄色い屋根の工場、ピンク色の集合住宅など、さまざまな表情を持つ建築物に焦点を当てたシリーズを収録。ありふれた日常や風景のなかに潜む違和感と美しさを静かに映し出し、見る者に新しい視点と発見を与える。
アイデア No.289 The Studio Tokyo Japan 奥村靫正のすべて
2026年2月25日
グラフィックデザイン誌『アイデア』289号(2001年11月)。特集は「THE STUDIO TOKYO JAPAN ~奥村靫正のデザインのすべて」。YMOのアートディレクションをはじめ、奥村靫正率いるThe Studio Tokyo Japanの80年代から当時までの仕事を、100ページ超・フルカラーで収録している。音楽と密接に結びついたビジュアル表現の展開が誌面に並ぶ。あわせて、M/M(Paris)によるビョーク『Vespertine』プロジェクトの誌上リミックスを掲載。
Fieldwork | Sanna Kannisto
2026年2月25日
フィンランドの写真家サンナ・カニストによるモノグラフ。1997年以降、ラテンアメリカの熱帯雨林で生物学者たちと生活をともにしながら制作してきたシリーズを収録。動植物を写し出すと同時に、その撮影環境や方法にも目を向ける構成。黒布や照明機材、白い背景紙、方眼紙や定規といった道具が画面にあらわれ、科学的観察と写真表現のあいだにある距離を可視化している。
ON THE HORIZON | 一之瀬ちひろ
2026年2月25日
写真家・一之瀬ちひろがスコットランドの雪原を撮影した写真集。広がる白い大地、湖面に映る雪山、氷が薄く張った海辺など、極北の風景を静かな視線でとらえている。雪の冷たさとともに漂うやわらかな光や空気を丁寧に写し取り、色の差異や質感の揺らぎに目を向ける。膨らみと弾力のある光沢素材を用いた表紙や、写真表面に施された特殊なニス加工により、手触りと視覚の両面から雪の世界を体感することができる。500部限定発行。
SOL | ARIKO
2026年2月25日
写真家・ARIKOが5年にわたってアイスランドで撮影した写真集。湯気に包まれた大地、水の飛沫、草原を走る馬、光の反射や虹、空を羽ばたく鳥など、自然と人間、動物が互いに支え合い共生する瞬間を静かに捉える。地表の奥深さと空の遠さを同時に感じさせる、果てしない視野の広がりを体感できる一冊。
ALL L / Right | tsukao
2026年2月25日
広告や雑誌、ファッションの分野で活動する写真家・tsukaoによる写真集。約8年にわたり世界各地を旅しながら撮影した写真をまとめている。街角の光や空の色、何気ない風景の断片を自然光のもとでとらえ、淡いパステルカラーのトーンで統一された画面が印象に残る。移動の時間や土地ごとの空気を重ね合わせるように構成され、ページをめくるごとに旅の感覚が呼び起こされるような1冊。
長島有里枝 そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々。
2026年2月25日
2017年に東京都写真美術館で開催された、写真家・長島有里枝の展示図録。初期の代表作「self-portrait」「家族」「empty white room」から、アメリカ留学期やスイス滞在制作の作品、さらに女性のライフコースをテーマとした新作まで、約25年にわたる表現の軌跡を豊富な図版とともに紹介。自己と家族、ジェンダー、社会との関係を問い続ける長島の視線を通して、個人的な経験が社会的問題と交差する写真表現の可能性を探る。
NEW WAVES | ホンマタカシ
2026年2月25日
写真家・ホンマタカシによる写真集。2000年に始動したプロジェクトで、ハワイ・オアフ島に通いながら継続的に波を撮影してきたシリーズをまとめている。巨大なエネルギーを内包し、複雑に干渉し合う波の姿が画面いっぱいに広がる。寄せては返すうねりや光の反射を精緻にとらえ、抽象絵画を思わせる瞬間を切り取る。ホンマタカシの代表的プロジェクトのひとつとして位置づけられている。
Design for Impact | Eric Ericson、Johan Pihl
2026年2月25日
航空機の安全カードの歴史とデザインに焦点を当てた一冊。1930年代に登場した初期のカードから現代に至るまで、その変遷を豊富な図版とともにたどる。民間航空が始まった当初は存在しなかった安全カードが、機体の大型化や事故分析の蓄積とともに整備されていく過程が紹介されている。1960年代の冊子型資料、1970年代の簡潔で視認性を高めたデザインなど、時代ごとの工夫が読み取れる。
Kriwet: Bibliographie | Ferdinand Kriwet
2026年2月25日
ドイツ出身のアーティスト、フェルディナント・クリヴェットの作品集。本書ではグラフィック作品に焦点を当て、テキストやモチーフの反復を用いたダイナミックなビジュアルをカラーおよびモノクロで収録。刊行物や録音作品、展覧会歴、関連資料も網羅し、未発表原稿や書簡なども掲載する。
Wonderful Wiener Werkstaette: Design in Vienna 1903-1932
2026年2月25日
1903年に創設されたウィーン工房の活動をたどる図録。美術と工芸を横断し、生活のあらゆる領域に調和のとれたデザインをもたらすことを目指した運動の全体像を、豊富な図版とともに紹介している。ヨーゼフ・ホフマンによるブリュッセルのストックレー邸やウィーンのキャバレー・フレーダーマウスといった総合的な空間設計から、オットー・プルッチャーのエナメル装飾ガラス器、オスカー・ココシュカのポストカードまで、多彩な制作を収録。
KAMO HEAD | Katsuya Kamo
2026年2月25日
ヘア&メイクアップアーティスト、加茂克也の作品集。パリ・コレクションを中心に発表されたヘッドピース約220点を収録している。1997年のジュンヤ ワタナベ コム デ ギャルソンをはじめ、アンダーカバー、シャネル、ミントデザインズ、アンリアレイジなどとの協働から生まれた造形が並ぶ。素材の選択や構造の工夫、身体との関係性にまで意識を向けたヘッドピースは、装飾でありながら彫刻的な存在感をもつ。自らの思いを込めて撮影された図版を通じて、22年にわたる創作の歩みを辿る。
Galliano: Spectacular Fashion
2026年2月25日
ファッションデザイナー、ジョン・ガリアーノの仕事を総覧する一冊。1984年のセントラル・セント・マーチンズ卒業コレクションから、2015年のメゾン マルジェラでの復帰まで、主要なコレクションをたどっている。個人所蔵のクチュール作品や未公開資料、衣服の細部を捉えたクローズアップ、ランウェイ写真などを豊富に収録。演劇的な演出や歴史的引用を交えたデザインの展開を、図版とテキストの両面から読み解く。
Biba: The Biba Experience
2026年2月25日
1960年代ロンドンを象徴するファッションブランド「ビバ」の歩みをたどる一冊。1964年にバーバラ・フラニッキがメールオーダー事業として創設し、のちに実店舗へと展開。アール・ヌーヴォーやアール・デコ、ハリウッド黄金期のイメージを取り入れた独自のスタイルで支持を集めた。1975年の閉店までの軌跡や、ケンジントン・ハイストリートに誕生した大型店舗の空間演出などを豊富な図版で紹介。
In Vogue: Six Decades of Fashion
2026年2月25日
世界で広く読まれてきたファッション誌『VOGUE』の60年をたどるアーカイブ集。1916年の創刊から各時代の社会背景とともに、誌面に映し出されたファッションの変遷を年代順に収録。写真やイラストレーション、ポスターなど、多様なビジュアル資料を通して雑誌の歩みを振り返り、編集方針や表現の変化を読み取ることができる。
Danish Chairs | Noritsugu Oda
2026年2月25日
椅子研究家・織田憲嗣による、デンマークの椅子デザインを体系的にまとめた研究書。20世紀を代表する66人のデザイナーによる約150脚を収録し、ハンス・J・ウェグナー、アルネ・ヤコブセン、フィン・ユールらの代表作を豊富な図版と図面で紹介している。素材の選択、構造の工夫、造形のバランスといった観点から一脚ずつ丁寧に検証。機能と美を両立させたデンマーク椅子の思想と技術を辿りながら、その系譜と発展の流れを整理している。
ヤコブセンの建築とデザイン | 吉村行雄、鈴木敏彦
2026年2月25日
デンマークを代表する建築家・デザイナー、アルネ・ヤコブセンの仕事を総覧する資料集。キャリアを通じて手がけた代表的な21の建築とプロダクトを取り上げ、カラー写真や平面図、スケッチなど豊富な図版とともに紹介。建築とインテリア、家具や照明といった領域を横断しながら、機能性と造形美を融合させたヤコブセンのデザイン哲学を明らかにする。
GA No.27 ミース・ファン・デル・ローエ:ファンズワース邸
2026年2月25日
20世紀を代表する世界中の建築作品を紹介する『GA グローバル・アーキテクチュア』第24号。20世紀モダニズム建築を代表するドイツの建築家、ミース・ファン・デル・ローエが手がけたファンズワース邸を紹介。カラー・モノクロによる大判の図版と併せて解説を収録。写真は二川幸夫、装丁は細谷巖が担当している。
GA No.26 エーロ・サーリネン:TWAターミナル・ビルディング/ダレス国際空港
2026年2月25日
20世紀を代表する世界中の建築作品を紹介する『GA グローバル・アーキテクチュア』第24号。フィンランドのモダニズムの原点を築いた建築家、エーロ・サーリネンが手がけたTWAターミナル・ビルディングとダレス国際空港を紹介。カラー・モノクロによる大判の図版と併せて解説を収録。写真は二川幸夫、装丁は細谷巖が、テキストは穂積信夫が担当している。
GA No.25 フランク・ロイド・ライト:オークパークの住宅
2026年2月25日
20世紀を代表する世界中の建築作品を紹介する『GA グローバル・アーキテクチュア』第25号。近代建築の三大巨匠の一人として知られているアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトのオークパークとリヴァーフォレストの住宅を紹介。カラー・モノクロによる大判の図版と併せて解説を収録。写真は二川幸夫、装丁は細谷巖。日本語、英語表記。
視覚のカイソウ | 岡崎乾二郎
2026年2月25日
造形作家・岡崎乾二郎の作品集。2019年に豊田市美術館で開催された大規模個展にあわせて刊行されたもので、絵画、彫刻、建築、ブロックタイルなど多岐にわたる表現を初期から最新作まで約300点収録している。松浦寿夫ら4名による論考を収録し、造形の構造や思想的背景を多角的に探究。400ページを超える構成の中で、岡崎の制作を貫く視覚的・思想的実践の広がりを明らかにしている。
Hirofumi Isoya | 磯谷博史
2026年2月25日
アーティスト・磯谷博史による作品集。2014年から2015年にかけて開催された展覧会にあわせて刊行されたもの。フレームが棚から落下する瞬間を写し、「近い将来」というわずかな時差を示すインスタレーション「Lag」シリーズをはじめ、12時間で制作したイミテーションの琥珀とその写真を展示し、実物と図像、ガラスに映り込む像が交錯する状況を生み出す「出来事をどう数えるか」など、出来事の順序や関係性に着目した作品群が並ぶ。
Tension | Robin Rhode
2026年2月25日
ベルリンを拠点に活動するアーティスト、ロビン・ロードの作品集。壁や地面、テーブルといった日常の空間に描かれたドローイングに、自身が演者として身体を介入させるパフォーマンスを展開している。その一連の過程をモノクロ写真で構成し、絵画・彫刻・演劇の要素が交差する独自の実践を示している。さらにインタビューも収録し、表現の背景や創作理念を探る視点となっている。
Cherryblossoms | 大森克己
2026年2月25日
写真家・大森克己による「桜」を主題とした作品集。7年にわたり各地で撮影を重ね、開花から散り際までの多様な姿を収めている。満開の枝を覆う花群、川面に漂う花びら、街路に残る花屑など、季節の推移とともに変化する風景が並ぶ。室内撮影用のタングステンフィルムとデイライトタイプのリバーサルフィルムを併用し、青みを帯びた桜の像や繊細な色の差異を引き出す試みも特徴的。
Flowers | David Hamilton
2026年2月25日
フランスの写真家・デイヴィッド・ハミルトンによる花の作品集。柔らかなフォーカスで捉えられた多彩な花や花のアレンジメントは、彼が若い女性を幻想的に撮影してきた作風と同じく、官能的でロマンティックな雰囲気を漂わせる。各図版には、シェイクスピアやシェリー、エミリー・ディキンソン、ウィリアム・ブレイクら古典作家の詩の一節が添えられている。英語表記。
Richard Serra: Props 1969-1987
2026年2月25日
アメリカの彫刻家、リチャード・セラによる「Props」シリーズに焦点を当てた作品集。2002年にニューヨークのヴァン・デ・ヴェーゲで開催された展覧会にあわせて刊行されたカタログ。重力やバランス、摩擦といった物理的な力の関係によって成立する「Props」は、支持や接触そのものを構造とする彫刻群。巨大な公共彫刻とは異なるスケールにおいて、形態とプロセスがどのように空間へ作用するのかを検証している。
Color | Philipp Keel
2026年2月25日
スイス出身の写真家フィリップ・キールによる作品集。赤いカーペットの廊下やプールサイド、エビの尾、ネオンの光、オレンジ色の熱帯魚など、日常の断片をとらえた写真を収録。強い色彩とシンプルな構図によって、見慣れた風景が少し異なる印象を帯びる。偶然の光や反射、色の対比が画面にリズムを生み、ありふれた場面の中に潜む可笑しみや違和感を引き出す。色とかたちの関係を通して、視線のあり方を見直すきっかけを与える1冊。
STACKS | JOTA
2026年2月25日
グラフィティーライター、JOTAのZINE。リベラマイルド、ローソン銀行、モンベル、有隣堂、世界堂、キンコーズ、クリスピー・クリーム・ドーナツのペーパーバッグや、スティービー・ワンダーのアナログジャケットなどに描かれたスローアップや8ボールのモチーフを収録している。ストリートと生活圏が交差する現場から生まれた、軽やかで批評性を帯びた一冊。
KLONG TOEY | 橋本裕貴
2026年2月25日
写真家・橋本裕貴が、タイ・バンコク最大のスラム・クロントイを撮影した写真集。迷路のように入り組んだ路地、食事の場面、密集する住居や露天商、学校へ向かう学生や家族、ボール遊びに興じる子どもたちの姿を収めている。立ち退きの危機や不安定な生活環境を背景にしながらも、そこに息づく日々の営みにカメラを向ける。厳しい現実と隣り合わせにある笑顔や連帯の瞬間を丁寧にすくい取り、都市の周縁に広がるもうひとつの時間を描き出している。
アイデア No.295 Re-cycling/Hideki Nakajima
2026年2月25日
グラフィックデザイン誌『アイデア』295号(2002年11月)。特集はアートディレクター/グラフィックデザイナー中島英樹。「Re-cycling」をテーマに、オリジナルグラフィック40ページを収録し、その思考と制作過程をめぐるロングインタビューを掲載している。既存のイメージや素材を再編集しながら、新たな視覚言語へと組み替えていく姿勢が誌面に展開する。
花森安治の広告デザイン 暮しの手帖のポスターと新聞広告
2026年2月25日
生活雑誌『暮しの手帖』を創刊し、編集からビジュアルまでを統括した花森安治による広告作品集。創刊初期のポスターをはじめ、「商品テスト」「戦争中の暮しの記録」などを告知した電車の中吊り広告全点、新聞広告、書店広告を収録。他社広告を掲載しない信念を貫き、自らの言葉で訴えかけた力強く美しいコピーと緻密なレイアウトなど、多彩なビジュアルの魅力を紹介する。
花森安治のデザイン 『暮しの手帖』創刊から30年間の手仕事
2026年2月25日
生活雑誌『暮しの手帖』の創刊者として知られる花森安治の生誕100年を記念して刊行されたデザイン集。創刊から約30年にわたる仕事を軸に、『暮しの手帖』の表紙原画全点をはじめ、書籍装幀原画、手書き文字、新聞広告の版下など約300点を収録。図版を通して、その造形感覚と誌面づくりの姿勢をたどることができる。
コレクション 金沢21世紀美術館
2026年2月25日
国内屈指の現代美術のコレクションをもつ金沢21世紀美術館。全アーティストの作家解説と作品解説、調査中のものを除き、全コレクション作品の図版と作品情報を作家のアルファベット順にレイアウト。辞書のようなデザインのコレクション・カタログ。2015年3月刊行の初版に新たに3年分の新規収蔵作品を追加した全面改訂版。30作家、72頁を増補。
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