75 HP: Numero Unique, Octobre 1924
シュルレアリスムの画家ヴィクトル・ブローネルと、詩人イラリエ・ヴォロンカが1924年に創刊したダダイスムの前衛雑誌「75HP」を再版したもの。Max Hermann Maxy、Marcel Jancoらが作品を寄稿。カラー・モノクロ含む図版、テキストを収録。 フランス語表記。
アラビア文字の美 | 吉田左源二
アラビア、イスラム文様研究家・吉田左源二による文字研究書。美しいカリグラフィとともに、文字の歴史、特性、書体とその用途などを解説。アラビア語と同様に右横書きに統一された本文組にも注目。限定470部。
Migrant Journal: Complete Collection
『Migrant Journal』を全号収録した300冊限定ボックスセット。人・物・情報・動植物の循環と、それらが空間に与える影響を探求。「移住」や「移民」に対するアプローチをアーティスト、ジャーナリスト、学者、デザイナーらが再考する。英語表記。
仲畑広告大仕事 | 仲畑貴志
コピーライター・仲畑貴志と自身が代表を務める仲畑広告制作所の仕事において、1981年からの約10年分を編纂。パルコやTOTO、東京ガスなどの広告デザインをカラーとモノクロで多数掲載。時代を反映した広告づくりが各年ともに見て取れる。
Factory Records: The Complete Graphic Album ペーパーバック版 | ファクトリー・レコード
ジョイ・ディヴィジョン、ニュー・オーダー、ハッピー・マンデーズなどのアーティストを世に送り出したマンチェスターの独創的なレーベル、ファクトリー・レコード。ピーター・サヴィル、マーク・ファロー、8VO、バーバラ・クルーガーなど革新的なデザイナーたちが手掛けて来た同レーベルのジャケットデザイン、フライヤー、パッケージなどを網羅した作品集。序文は創設者/トニー・ウィルソンによるもの。
The Most Beautiful Swiss Books 2009
スイス連邦文化庁より『最も美しいスイスの本』を選出する「The Most Beau­ti­ful Swiss Books」2009年版。グラフィックデザインやタイポグラフィなど、様々な視点より選ばれた優れたアイデアによるブックデザインの受賞作品を紹介する。2009年は30冊を選定、金賞はThomas Galler。英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語表記。
【新刊書籍】言葉が立ち上がるまえに | 小林一毅
グラフィックデザイナー、小林一毅の作品集。無意識のうちに見ている「形」を、好き・嫌いなどと判断する言葉が立ち上がるまえの、その「形」を描く。ポストカードサイズの紙に、様々な「形」を自らの手で描いた作品を、ほぼ原寸大のサイズにて全591点収録。様々な曲線や顔、文字ようにみえるもの、目が独りでに拾った「形」の姿が収められている。
雑誌づくりの決定的瞬間 堀内誠一の仕事 | マガジンハウス
an・an、BRUTUS、POPEYEなど人気雑誌の黄金時代を築いたアートディレクター、堀内誠一の仕事集。女性誌をテキスト中心からヴィジュアル中心へと変えた革新的なアートディレクション、写真に代わってイメージを的確に表現するイラストレーションなどをカラーで多数掲載。立木義浩や植田正治など、名だたる写真家たちの作品を活かしながら見事に雑誌に落としこまれた紙面が満載。
文字の起源 | カーロイ・フェルデシ=バップ
先史時代の絵文字から、楔形文字・ヒエログリフなどの古代文字、ラテン字アルファベットが発生・発展した歴史についての資料集。多数の図版とともに、文字の発展を振り返る。
粟津潔、マクリヒロゲル 金沢21世紀美術館コレクションカタログ
戦後日本のグラフィックデザインを牽引したデザイナー、粟津潔のコレクション・カタログ。金沢21世紀美術館の所蔵作品を収めたコレクション・データDVDと、2007年から2008年にかけて開催された「荒野のグラフィズム:粟津潔展」の展示風景やレクチャー、ワークショップなどを記録したドキュメント・ムービーDVD、そしてドキュメント・ブックの三部構成。福田繁雄や永井一正、勝井三雄、祖父江慎、日比野克彦ら名だたるデザイナーたちの証言や記録が収録されている。ポスター1枚付属。
Between A and B | 服部一成
アートディレクター、グラフィックデザイナーの服部一成による作品をまとめた冊子。エッフェル塔とナイフ、食パンとライター、赤いテープとピート・モンドリアンの本、1ドル紙幣。7つのオブジェクトによるあらゆる組み合わせ、21通りの表現を収録。限定500部。
quarto | 友枝雄策
グラフィックデザイナー、友枝雄策の作品集。友枝が1971年から1995年の間に手がけた57点の作品群をカラー図版で収録。序章は永井一正によるもの。
ブルーノ・ムナーリ展 アートの楽しい見つけ方 | 横須賀美術館
2010年に横須賀美術館で開催された「ブルーノ・ムナーリ展 アートの楽しい見つけ方」の図録。プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、絵本、造形教育など、ブルーノ・ムナーリの多岐にわたる活動を幅広く紹介。想像力を持ち続けることの大切さや、日常生活のなかにあるアイデアの種を見つける方法など、氏が人々に残したメッセージを感じ取ることができる。
アイデア No.397 本との出会いかた 世界のアートブックフェアと流通/コミュニケーション | 誠文堂新光社
アイデアNo.397、2022年4月号。近年新たに始まったアートブックフェアや、独自のコミュニティづくりを目指すアジア各国のフェアなど7つのアートブックフェアを特集。各国のフェアに訪れたことがある出版関係者たちによるテキストもあわせて紹介し、本というメディアと流通、コミュニケーションの方法やその意義を再考する一冊。
アイデア No.396 色彩デザイン再考 デジタルカラーとこれからの色彩表現 | 誠文堂新光社
アイデアNo.396、2022年1月号。グラフィックデザインにとって欠かせない要素のひとつである「色」に焦点を当てた巻頭特集。小林一毅、藤田裕美、岡﨑真理子、矢野恵司、佐藤豊、石塚俊、本田千尋ら7名のグラフィックデザイナーの制作物を軸にして、色彩の実践を追う。
アイデア No.395 世界設計の方法 ゲーム体験とユーザーインターフェイス | 誠文堂新光社
アイデアNo.395、2021年10月号。ゲームAI開発者、三宅陽一郎監修による『世界設計の方法』特集。デジタルゲームにおけるゲーム画面の変遷を、操作性に関わる表現の変化や描画表現の工夫など、グラフィックデザインにおける情報整理の手法やUI・UXという観点を軸に振り返る。
アイデア No.394 グラフィックデザインの教室/教育・研究・実践の環 | 誠文堂新光社
アイデア No.394、2021年7月号。デザイン教育が現代の社会状況をどのように反映し,更新されているのかを問うもので、教育の現場で活躍するデザイナー、中野豪雄、菅俊一、水野大二郎、大原大次郎の教室を取材した記事を掲載。そのほか、アジアを中心とした海外におけるデザインの教育システムや、デザインワークショップやデザイン書の出版流通など、デザインの教育普及的な活動にも焦点をあてている。
アイデア No.393 世界とつながるマンガ 海外マンガのアクチュアリティ | 誠文堂新光社
アイデアNo.393、2021年4月号。近年刊行された海外マンガにおける比較的新しい作品や作家,またグラフィック的に高く評価されている作品を厳選して紹介。その他「MIRRORS 鏡の国のグラフィックデザイン」「構成ポスターにおいて,私たちにおいて」「文化を築く装飾系フォントの世界 楽フォントの書体づくり vol.2」などを収録。
アイデア No.392 タイプデザイン・ナウ 独立系タイプファウンドリーの実践 | 誠文堂新光社
アイデアNo.392、2021年1月号。巻頭特集では欧州や中東、アジアなどを活動拠点にインディペンデントな実践を続ける10組のタイプデザイナー/ファウンドリーを取り上げ、各国での書体デザインやその普及について紹介。特集の後半では、自身のファウンドリーの10周年を迎えた書体デザイナー、ラディム・ペスコの仕事を振り返り、オルタナティヴな活動を続ける書体デザイナーの実践を紹介する。
アイデア No.391 オルタナティブ・リアリティ | 誠文堂新光社
アイデアNo.391/2020年10月号。前半部分を「Phantom Spoon パンデミックの姿」と題し,パンデミックにより中止・無期延期となった展覧会やイベントの広報物を各国のデザイナーから募り,誌面に幻のデザインプロジェクトとして紹介。後半部分では,「データジャーナリズムとデザイン」をテーマに,ニュースメディアにおけるインフォメーション・グラフィックスについて,各国の報道紙デザイン部に取材。
アイデア No.390 writtenafterwards 装綴 ファッションデザインの生態学 | 誠文堂新光社
アイデアNo.390、2020年7月号、「ファッションデザインの生態学」特集。ファッションブランド「writtenafterwards」のデザイナー、山縣良和による創造の過程、個人の記憶、軌跡を社会の事象を結びつけながら紹介。ファッションとグラフィックデザインとの共通点・相違点を探り、新たな可能性を見出す。
アイデア No.389 フェミニスト・モーメント | 誠文堂新光社
アイデアNo.389、2020年3月号。ジェンダーから考えるグラフィックデザインの可能性を探る特集。韓国で行われた女性デザイナーによる意欲的なプロジェクト・展示企画の紹介を起点に、日本、アメリカ、ヨーロッパの新旧女性デザイナーたちによる実践を紹介。その他、『先駆者たちのアメリカ』、『女性たちのモダニズム』特集。
アイデア No.388 オンライン・ポートフォリオの現在 | 誠文堂新光社
アイデアNo.388、2020年1月号。SNSを自身の仕事や作品を公開する「ポートフォリオ」として活用するグラフィックデザイナーたちに焦点を当て紹介。ポートフォリオそのものの歴史から、多様化するウェブサイト、ポートフォリオサービスなど、オンラインのコミュニティの進化、メディアの構造、そのデザインを紐解いていく。
アイデア No.379 ブックデザイナー鈴木一誌の仕事 | 誠文堂新光社
アイデアNo.379、2017年10月号。ブックデザイナー鈴木一誌の仕事特集。杉浦康平との仕事、ニューアカブーム、知恵蔵裁判など時代を反映するブックデザインを手がけてきた氏の仕事と人生を振り返る。太田和彦「日本酒ラベルのデザイン」なども掲載。
The Graphic Language of Neville Brody ペーパーバック版 | ネヴィル・ブロディ
ザ・フェイスやアリーナのアートディレクターとして80年代~90年代に活躍した、ネヴィル・ブロディによるグラフィカルなタイポグラフィを纏めたベストセラー作品集。
The Graphic Language of Neville Brody 2 ペーパーバック版 | ネヴィル・ブロディ
英国『THE FACE』『Arena』誌のアートディレクターとして80年代から90年代に活躍したネヴィル・ブロディによる、グラフィカルなタイポグラフィを纏めたベストセラー作品集、第2巻。 英語表記。
花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼 | 世田谷美術館
2017年に世田谷美術館で開催された「花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼」展の図録。天才編集者・花森安治の学生時代から、戦時下での活動、「暮らしの手帖」での仕事など、その多岐に渡る活動を辿りながら、氏が世の中に訴えたメッセージを読み解く。
カートンデザイン | 斎藤日出男
ジュース・ビールや食料品、電球、トイレタリーなど様々な製品のカートンパッケージを編纂して収録。著者自ら東京、神戸、サンフランシスコ、ロンドンを巡り、各地のスーパーマーケットで選りすぐった秀逸なカートンデザインを250点以上フルカラーで掲載。
横尾忠則 森羅万象 | 東京都現代美術館
2002年に東京都現代美術館で開催された「森羅万象 横尾忠則」展の図録。世界のグラフィック・シーン、アート・シーンに新たな領野を切り拓いた横尾忠則の、コラージュ、ペインティング、グラフィックデザインなどあらゆる作品を網羅した一冊。
Moomin!ムーミン展 トーベ・ヤンソン生誕100年記念
2014年に全国各地を巡回した「Moomin!ムーミン展 : トーベ・ヤンソン生誕100年記念」の展覧会図録。人気絵本、ムーミンの原画や習作約200点をテーマごとに編纂。仲間たちとの交流や自然の豊かさなど、生きること・暮らすことを通じたトーベ・ヤンソンからのメッセージが作品一つ一つから感じられる。
北へ南へ 角谷昭三のデザイン | 六耀社
日本のパッケージデザインで活躍した角谷昭三による仕事をまとめた作品集。やまやの明太子やかな泉のうどんなど、シンプルでありながら大胆さと素朴さを兼ね揃えた数々のデザインをエッセイとともに多数収録。
両大戦間のモダニズム 1918-1939 煌めきと戸惑いの時代 | 町田市立国際版画美術館
2024年に町田市立国際版画美術館で開催された展示の図録。第一次世界大戦と第二次世界大戦の間の20年間におけるモダニズムの時代に焦点を当てる。パリ・モード、日本の西洋への憧憬、ロシア・アヴァンギャルド、抽象表現主義の誕生ほか、世界各国の時代の変革期を探る。カラーによる豊富な図版とともに解説を収録。
バルビエ ✕ ラブルール:アール・デコ、色彩と線描のイラストレーション | 鹿島茂
2012年に練馬区立美術館で開催された展覧会の図録。コレクターとしても知られているフランス文学者で翻訳家の鹿島茂による愛蔵コレクションを紹介するもので、アール・デコ期を中心に活躍した2人の画家、ジョルジュ・バルビエとジャン=エミール・ラブルールの作品群を多数収録。
モダン・パリの装い 19世紀から20世紀初頭のファッション・プレート 鹿島茂コレクション3
2013年に練馬区立美術館で開催された展示の図録。19世紀から20世紀初頭のアール・デコの時代に雑誌、版画、挿絵本などに描かれたモードのイラストレーション集。ジョルジュ・ルパップ、シャルル・マルタン、ジョルジュ・バルビエ、アンドレ・マルティらによる、その時代の流行のファッションを紹介する。作品図版と併せて解説を収録。
iichiko design 2017 | 三和酒類株式会社
三和酒類株式会社が販売する麦焼酎「いいちこ」の広告作品集2017年版。ポスター、雑誌広告、季刊誌・iichiko、地下鉄窓上ポスターなど幅広く収録。河北秀也の優れたアートディレクションと浅井愼平らの美しい写真に注目。
Airline: Identity, Design and Culture | Keith Lovegrove
世界各国の航空会社のデザイン資料集。1920年代以降から20世紀における、客室乗務員の制服、機内食、機内インテリア、広告ポスターや外装デザインなど、幅広く紹介する。各国の特色あふれる制服や機内風景など、その時代を感じる様子が収められている。カラー・モノクロ含む251店の図版とともに解説を収録。
福田繁雄の視覚からくり展 | 伊勢丹美術館 ほか
1984年に伊勢丹美術館ほか各地で開催された展覧会の図録。日本を代表するグラフィックデザイナー、福田繁雄による彫刻作品、ポスター、だまし絵などを多数掲載。福田自身が手がけた本物のノートのような装丁もユニークな一冊。
世界一美しい本を作る男 シュタイデルとの旅 DVDブック | 新潮社
世界最高峰の本作りの現場、ドイツの小さな出版社「Steidl(シュタイデル)」の秘密に迫るドキュメンタリー映画のDVDとブック。ギュンター・グラス、ロバート・フランク、カール・ラガーフェルドなど世界中の作家たちから愛され、世界一美しい本を作る男と称されるゲルハルト・シュタイデルに密着した貴重なドキュメンタリー映像。編集部による訪問記とロングインタビューを写真付きで収録。装丁は白井敬尚。
ディック・ブルーナ展 | ミッフィー、ブラック・ペア、そのシンプルな色と形
2003年から2004年にかけて開催された展示の図録。グラフィックデザイナーにして絵本作家のディック・ブルーナの作品から、初期のドローイング、ポスターデザイン、ブックデザイン、絵本の原画等を収録。また、マティスやカルダーなどのアーティストをオマージュしたシリーズも掲載。
みんなのレオ・レオーニ展 | 朝日新聞社
2018年から全国を巡回している同名展示の図録。オランダ出身のグラフィックデザイナーであり、絵本作家でもあるレオ・レオーニの作品をカラーで多数収録。絵本のために描かれたイラストレーションを中心に、レオーニ自身の人生と作品を重ね合わせて紹介。
エリック・カール展 The art of Eric Carle | 世田谷美術館
2017年から2018年にかけて、日本各地で開催された「エリック・カール展」の図録。代表作「はらぺこあおむし」をはじめ、子供から大人までを魅了する作品を多数手掛けてきたエリック・カール。本書では絵本の原画から、立体造形、舞台芸術、装画など、絵本にとどまらない多彩な活動を紹介。
誕生50周年記念 ぐりとぐら展 | ひろしま美術館 ほか
2014年に誕生50周年を記念してひろしま美術館ほか各地で開催された展覧会の図録。1963年に出版されて以来、世代を超えて愛され続けている人気シリーズ絵本「ぐりとぐら」。本書では名場面の原画や作者の貴重な初期作品をカラー図版で収録。別冊では作者姉妹のインタビューや、映画監督・宮崎駿との対談を収録。
逍遥 本明朝物語 | 片塩二朗
金属活字の時代から用いられてきた書体、本明朝の経歴を片塩二朗が辿るエッセイ集。「本明朝のあけぼの」「新技術と和文活字の開発」「モシモシ、吉田ですが……」などを収録。技術、人、時代、そして文字と言語が織り成す風景の旅。
日本典型 | 柴田敏雄
写真家、柴田敏雄の作品集。第17回木村伊兵衛賞を受賞した代表作。1983年から1991年の間、全国各地で撮影された作品を収録。コンクリートの道路や壁へと形成された山道、巨大なダム、自然から人工物へと変化していくその様相を捉える。