Xavier Veilhan | グザヴィエ・ヴェイヤン
フランス・パリを拠点に活動するアーティスト、グザヴィエ・ヴェイヤンのモノグラフ。建築作品、彫刻、インスタレーションなど、代表的な作品をカラー図版で多数収録。英語表記。
Comme un Parfum d’Aventure
2020年から2021年にかけてフランスのリヨン現代美術館で開催された展覧会の延長として企画、発行されたカタログ。リヨン美術館とリヨン現代美術館のコレクションから、人類の進歩からグローバル化による流動的な世界の状況など、「移動」を主題とした作品群や展覧会の様子などを収録。フランス語、英語表記。
Form: Horst | ホルスト・P・ホルスト
ファッションフォトで知られるドイツの写真家ホルスト・P・ホルストの作品集。花や彫刻、エレガントなポージングをとる女性たち、ヌード、静物写真など、官能的で優美なフォルムが写し出される。大判のモノクロによる作品図版を収録。 英語表記。
John Cohen: Walking in the Light | ジョン・コーエン
音楽や映画の分野でも活躍するアメリカの写真家、ジョン・コーエンの写真集。東ニューヨークの教会の牧師、カロライナの子どもたちなどを収めたスナップショットをモノクロで収録。英語表記。
レアンドロ・エルリッヒ展 見ることのリアル | 森美術館
2017年から2018年にかけて森美術館で開催された展覧会の図録。金沢21世紀美術館に常設されている「スイミング・プール」の作品でも知られる、アルゼンチン出身の現代アーティスト、レアンドロ・エルリッヒによる活動の全貌を紹介するもので、新作、代表的な作品群をカラーで多数紹介。
不在 ソフィ・カル | 三菱一号館美術館
2024年から2025年にかけて三菱一号館美術館で開催された展覧会の図録。フランスの現代芸術家、ソフィ・カルによる『グラン・ブーケ』ほか、テキストと写真の作品群『なぜなら』『あなたには何が見えますか』『監禁されたピカソ』など、ソフィ・カルの名作、代表的な作品群を多数収録。
高松次郎ミステリーズ | 東京国立近代美術館
2014年から2015年にかけて東京国立近代美術館で開催された展覧会の図録。コンセプチュアルな作品で知られる日本の現代美術家、高松次郎による約50点のオブジェや彫刻、絵画、および約150点に及ぶドローイングによって高松の制作を探求する一冊。英語、日本語表記。
Pop Art: A Continuing History | Marco Livingstone
ポップアートについて幅広く網羅した作品集。アンディ・ウォーホル、ジャスパー・ジョーンズ、ロイ・リキテンシュタインなど、130人以上のアーティストたちによる絵画からインスタレーション、彫刻、写真にいたるまで、ポップアートの歴史とその影響を幅広く探求する一冊。英語表記。
Piero Fornasetti: One Hundred Years of Practical Madness | ピエロ・フォルナセッティ
2013年から2014年にかけてミラノのトリエンナーレ・デザインミュージアムで開催された展示の際に刊行されたもの。イタリアを代表する芸術家、ピエロ・フォルナセッティ生誕100周年を記念し、作品とともにその軌跡を辿る。絵画・彫刻・本の装丁・インテリア・家具など、遊び心に溢れた数々の作品を紹介。図版と併せて解説を収録。イタリア語、英語表記。
Japon Des Avant Gardes, 1910-1970 | Centre Georges Pompidou
1986年にフランス、パリのポンピドゥーセンターで開催された展覧会のカタログ。1910年から1970年における日本の前衛芸術を紹介するもので、絵画、写真、映像、工芸、デザインなどジャンルごとに幅広く網羅し、豊富な図版資料とともに収録。フランス語表記。
A Game of Photos | Cai Dongdong
中国出身のアーティスト、写真家の蔡東東(カイ・ドンドン)による作品集。2014年から2021年にかけて制作されたもの。前半は収集した写真、後半は自身で撮影した写真をコラージュ、写真のインスタレーションとして作品を創り上げる。イメージと鑑賞者の関係を問い、写真の表現を拡張する。 英語表記。
Object Lessons: The Visualisation of Nineteenth-Century Life Sciences
銀行家であると同時に蒐集家でもある、ジョージ・ラウドンの19世紀自然科学にまつわるコレクションを記録した写真資料集。元来の教育的な役割を失ったこれらのオブジェクトに現代的な価値を与え、新たなインスピレーション源として再評価することを試みている。約200点の品々を、解説や対談を交えながら紹介。英語表記。
Aleksandr Rodchenko: Painting, Drawing, Collage, Design, Photography | アレクサンドル・ロトチェンコ 作品集
ロシア構成主義の芸術家、アレクサンドル・ロトチェンコの作品集。ジャンルをまたぎ幅広く活躍したロトチェンコの絵画、ドローイング、フォト・モンタージュ、そして写真作品を多数掲載。
Fotografia Publica : Photography in Print 1919-1939 | Horacio Fernandez
1999年にマドリッドのソフィア王妃芸術センターで開催された展覧会図録。1919年から1939年までの、写真と印刷の歴史を多くのカラー図版と共に解説。ロトチェンコ/ウォーカー・エヴァンス/土門拳/アルフレッド・スティーグリッツらのフォト・モンタージュや、雑誌や広告のエディトリアル・デザインなど、600点以上の図版を掲載。
コロキウム バウハウスの写真 | 川崎市市民ミュージアム
1997年に川崎市市民ミュージアムで開催された同名展示の図録。バウハウスで教鞭をとっていたモホリ=ナジ・ラースローのフォトグラムなどの作品をモノクロで掲載しているほか、モホリはもちろん、写真評論家の飯沢耕太郎、グラフィックデザイナーの川畑直道らによる論文も併せて掲載。 表紙にスレ、僅かなヨゴレ有。小口に一部キズ、ヨゴレ有。本文経年並。
ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 | アーティゾン美術館
2023年にアーティゾン美術館で開催された展示のカタログ。『創造の体感』をコンセプトとする「ジャム・セッション展」のシリーズ第4回目は画家、山口晃による作品を紹介。建設中のビルやモダン建築、木造の橋など、日本橋の異なる年代が交差する「日本橋南詰盛況乃図」をはじめ、絵画作品、漫画ほか、大判の図版、テキストを収録。
さて、大山崎 | 山口晃
日本の現代美術家、山口晃が2008〜2009年にかけて開催した「さて、大山崎」に際して出版された作品集。「合戦」の舞台は安藤忠雄が設計した洋館、アサヒビール大山崎山荘美術館。千利休による国宝の茶室「待庵」が現存する大山崎の、現代の風景や人々を盛り込んだ合戦図の他、日本らしい淡色と目の覚めるような蛍光色を巧みに取り入れた繊細な肖像画、プラスチックの波板で建てた茶室などの展示作品を収録。制作に際する現地取材の様子を描いた漫画「すゞしろ日記 さて、大山崎版」も掲載。
若林奮 飛葉と振動 | 名古屋市美術館ほか
2015年に名古屋市美術館ほかで開催された展覧会「若林奮 飛葉と振動」展の図録。戦後日本を代表する彫刻家、若林奮(わかばやしいさむ)は、鉄だけにとどまらず石膏や銅、硫黄など多様な素材を用いた彫刻作品や、素描、版画、小さなオブジェ、本など数多くの形式の作品を創作した。本書ではこれまで十分に紹介されてこなかった若林独自の「庭」をめぐる制作に光をあて、作品や関連資料など、約270点を収録。 英語、日本語表記。
加納光於 1977 | 南画廊
独自の世界を切り開く日本の画家・版画家、加納光於の作品集。瀧口修造との共作「稲妻捕り」のために制作したリトグラフを中心に、カラーとモノクロ作品を多数収録。詩人、大岡信が加納光於に宛てた詩も併せて掲載。
デュシャン 人と作品 | マシュー・アフロン
2018年から2019年にかけて開催された巡回展のカタログ。マルセル・デュシャンの重要な時代を4つの章にカテゴライズして紹介。油彩、水彩画、銅版画や、「現代アート」を生み出したと言われるオブジェ作品図版と解説を収録。
パリ ポンピドゥーセンター キュビズム展 美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ | 国立西洋美術館 ほか
2023年から2024年にかけて国立西洋美術館と京都市京セラ美術館で開催された展覧会の図録。パリのポンピドゥーセンターの所蔵作品から、主要作家およそ40人による絵画、彫刻、素描、版画などを紹介するもので、20世紀美術において大きな変革となったキュビスムの発展とその全貌を辿る一冊。
Mind Encode | 永禮賢
写真家、永禮賢(ながれさとし)の作品集。日常を切り取った写真でありながら、生と死の境界を曖昧に揺らぐかのような、幻想的な淡い世界観の写真を多数収録。
変遷 1995-2012 街が生まれるー仙川 | 田村彰英
写真家、田村彰英の作品集。2014年に東京アートミュージアムで開催された展覧会に際して刊行されたもので、1995年から2012年にいたるまで、17年間にわたって東京都調布市仙川にある一本の道と周りの街並みを撮影し続けた。変わるようで変わらない街の変遷と哀愁をモノクロ図版で収録。
吉田克朗 ものに、風景に、世界に触れる | 神奈川県立近代美術館 ほか
2024年に開催された巡回展の際に刊行されたもの。もの派の中心的作家である芸術家、吉田克朗の制作の軌跡を辿る。もの派の初期の作品から絵画、ドローイング、版画ほか、作品図版約1300点と解説を収録。
文字の母たち Le Voyage Typographique | 港千尋
世界で最も古い印刷所のひとつ、パリ・フランス国立印刷所、秀英体活字を伝える大日本印刷。いまや絶えようとしている活版金属活字の最後の姿をとらえ、文字の伝播の歴史を紐解く写真集。
MAGMA | 花代
写真家、現代美術、音楽家として活躍する花代による写真集。日常を切り撮った膨大なスナップからセレクトされた作品には、ぼやけたピントや滲んだ色といった偶然性がそのまま写し留められ、神秘的かつ白昼夢のような幻想的な世界観を放つ。
本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語 | 東京都写真美術館 ほか
2023年から2024年にかけて東京都写真美術館と田川市美術館で開催された展覧会の図録。日本の写真家、本橋成一とフランスの写真家、ロベール・ドアノー。市井の人々の慎ましくも豊かな営みをユーモアを持って撮影し続けたの2人の写真家による作品群を多数収録。
My Tools | Jim Dine ジム・ダイン
My Tools/アメリカの芸術家、ジム・ダインが長年題材として取り上げてきた「道具」の写真集。絵の具がべったりとついた絵筆、錆びた鎖、放置されたショベルなどをカラーとモノクロで多数収録。個々の物体として、大量生産される工場製品の集合体として、物質としても魅力を感じる道具たち。
城田圭介 写真はもとより PAINT, SEEING PHOTO | 茅ヶ崎市美術館
2019年から2020年にかけて茅ヶ崎市美術館で開催された展覧会の図録。写真と絵画による独自の表現で知られるアーティスト、城田圭介の作品群をシリーズごとに収録したもので、巻末には写真家、鈴木理策との対談記事も収録。
フランシス真悟 Exploring Color and Space 色と空間を冒険する | 茅ヶ崎市美術館
2024年に茅ヶ崎市美術館で開催された展覧会の図録。独自の色彩感覚で観る者を惹きつける現代アーティスト、フランシス真悟による初期の作品群から、展覧会のために制作された自然光が差し込む展示空間を活かした新作にいたるまで、幅広い作品群を収録。
東京大学コレクションXIX SystemaNaturae 標本は語る | 大場秀章
2004年から2005年にかけて開催された展示会「東京大学コレクションXIX SystemaNaturae 標本は語る」の図録。東京大学総合研究博物館に収蔵されている日本最大の標本コレクションを、鉱物界、動物界、植物界にわけて紹介。生物学の父、カール・リンネが提唱した自然の体系を改めて紐解いていく。
宇宙と芸術 かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ | 森美術館
2016年から2017年に森美術館で開催された「宇宙と芸術」展の公式カタログ。人類が長年続けてきた宇宙への探求を、芸術史・文化史の視点で振り返る。仏教の曼荼羅から「竹取物語」絵巻、ダ・ヴィンチやガリレオの天文学の手稿などを収録。装丁は松田行正、杉本聖士。
Anthropophyta 人工植物門 | 本多沙映
アムステルダム在住のジュエリー作家、本多沙映の作品集。虚実をおりまぜたセミフィクションの植物図鑑。人工植物の工場が集まる中国・広州へと渡り、工場の見学の様子と彼女が採集した70枚の人工の葉っぱの観察記録が、学術的な体裁でユーモラスにまとめられている一冊。
Katsuhiko Hibino 日比野克彦作品集 | 小学館
現代美術家、日比野克彦の作品集。オムロン電飾看板、隅田川沿岸ビル壁画、舞台美術、プロダクトデザインなどをカラー図版、解説とともに収録。日比野克彦による多岐にわたる仕事を辿る。
Hans J. Wegner on Design | ハンス・J・ウェグナー
デンマークの家具デザイナー、ハンス・J・ウェグナーの作品集。「椅子作りの巨匠」と呼ばれ、生涯で500種類以上の椅子をデザインしたウェグナーによる代表的な作品や資料をカラー、モノクロ図版で多数収録。デンマーク語、英語表記。
ジャン・プルーヴェ 椅子から建築まで | 東京都現代美術館
2022年に東京都現代美術館で開催された展覧会の図録。フランスの建築家・デザイナーのジャン・プルーヴェが手がけた数々の家具や建築物を、写真や図面、スケッチなどの図版資料とともに多数収録。
アイヌ文様の美 線のいのち、息づくかたち | 北海道立近代美術館
2006年に北海道立近代美術館と北九州市立いのちのたび博物館共催で開催された展示の図録。遺跡の出土品をはじめ、戦前期までに制作あるいは使用されていた工芸品等にほどこされた文様に焦点を当て、アイヌ文化を紹介する。
形物香合 | 臼井史朗
香を収納する蓋付きの小さな容器・香合を紹介した資料集。動物や植物の模様を施したものから、染付、青磁にいたるまで、美しい香合の数々をカラーで多数収録。巻末には「形物香合」と題した詳細な解説を収録。
A Book of Things | Jasper Morrison ジャスパー・モリソン
プロダクトデザイナー、ジャスパー・モリソンの作品集。家具や、日用品、キッチン用具など氏の手がけたプロダクトとともに、作品制作の意図、プロセス、人との出会いなど、モノがうみだされるバックグラウンドが読み取れる一冊。英語表記。
伊勢 日本建築の原形 | 丹下健三、川添登、渡辺義雄
伊勢神宮の建築写真資料集。2000年以上の歴史を持つことから日本建築の夜明けを象徴する建造物として、構造や空間デザイン、そしてその造詣が示す意味を解明していく。序文は丹下健三と川添登、写真は渡辺義雄。装丁は原弘、片山利弘によるもの。
桂離宮 毎日新聞創刊110年記念出版 | 岡本茂男
日本庭園の最高傑作といわれる桂離宮を、写真家・岡本茂男が撮影。1975年から行われた古書院、中書院、新御殿の解体修理の過程の記録と、その後の姿を紹介。カラー・モノクロ含む豊富な図版、詳細な図面、テキストを収録。装丁は原弘によるもの。
東照宮 | 岩宮武二
写真家、岩宮武二の作品集。徳川家康を祀る日光東照宮を被写体としたもの。日本のバロック建築とも言える、東照宮の豪華絢爛な装飾にフォーカスしている写真が多く含まれ、図面や建築的な解説も収録している。テキストは栗田勇、矢島清文によるもの。
松本民芸家具 | 池田三四郎
日本の木工家で松本民芸家具の創設者、池田三四郎のエッセイ集。松本民芸家具についてや、日本で行われている生産の仕組みについて、また木工についての対談など様々なテーマで綴られたテキストを収録。またバーナード・リーチや浜田庄司によるエッセイもあわせて掲載。装丁は芹沢銈介が手掛けたもの。
Musee du Quai Branly | MARTINIERE
フランス、パリにあるケ・ブランリ美術館のコレクションを集めた作品集。ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセアニア、アメリカ大陸における呪術的なオブジェ、儀式用の装飾品、仮面、伝統的な衣装など300点以上の作品群を掲載。フランス語表記。