Wolfgang Tillmans: DZHK Book 2018 | ヴォルフガング・ティルマンス
2018年に、デヴィッド・ツヴィルナー香港で開催された展示のカタログ。ドイツ出身の写真家、ヴォルフガング・ティルマンスの人々のポートレート、静物写真、自然、抽象写真、日常の風景など、周囲の環境と呼応し、一方で独立した環境を体現する。新作・近作の作品図版とともに解説を収録。 英語、中国語表記。
独楽 熊谷守一の世界 | 藤森武
画家・熊谷守一を被写体にした写真集。土門拳に師事した写真家・藤森武が約3年のあいだ熊谷邸に出入りしながら、熊谷守一の私生活を撮影したもの。自邸の庭で虫を観察する様子や、家族との食事風景、そして普段は夜に描く油絵を昼間に手掛ける貴重なシーンも収録。写真には熊谷守一自身のことばが添えられ、さらに藤森武によるエッセイも多数掲載。装丁は亀倉雄策。
クアトロ・ラガッツィ 桃山の夢とまぼろし 杉本博司と天正少年使節が見たヨーロッパ | 長崎県美術館
2018年から2019年にかけて長崎県美術館で開催された展覧会の図録。現代美術家・杉本博司が撮影した作品を軸に、天正少年使節やキリシタン文化に関する貴重な史料、南蛮美術など、豊富な図版資料とともに天正少年使節の足跡を辿る一冊。
歴史の歴史 | 杉本博司
2018年から2019年に開催された、写真家・杉本博司の展示に際して刊行された作品集。「エンシシャイム隕石」「金銅 蔵王権現懸仏」「蒸気の海 月面写真」など杉本博司による貴重なコレクションに加え、自信の作品をあわせて収録。それら作品世界を浮き彫りにすると同時に、杉本博司の歴史観、世界観、そして創造性の関係を俯瞰する。
Star Trax | Anton Corbijn アントン・コービン
オランダ出身のフォトグラファーで映画監督、アントン・コービンの作品集。表紙のクリント・イーストウッド、マーティン・スコセッシ、ジョディ・フォスターなどの映画業界から、ミック・ジャガー、U2、リアム&ノエル・ギャラガーらロックミュージシャンまで、モノクロのポートレート群を多数収録。英語表記。
Anton Corbijn: A Somebody | アントン・コービン
U2やデビッド・ボウイ、ジョイ・ディヴィジョンら多くのミュージシャンを撮影した写真家、アントン・コービンのセルフポートレート写真集。ジョンレノン、カート・コバーン、エルビス・プレスリーなどアントン・コービン自らが名だたるロックミュージシャンに扮した姿を撮影。 英語表記。 英語表記。
148 Oblique Drawings | Serban Ionescu
ニューヨークを拠点に幅広い分野で活動するルーマニア出身のアーティスト、セルバン・イオネスクの作品集。2020年から2023年にかけて、「同じ定規、同じ大きさの紙…そして水彩絵の具の流れ」という基準に基づき、セルバンがドローイング練習を通して日々制作した一連のイメージをまとめたもの。英語表記。
野田哲也全作品 1964-1978 限定版
日本の版画界を代表するひとり、野田哲也の作品集、限定版。作家自身が撮影した身近な生活、家族や知人、旅の写真や木版、シルクスクリーンを用いて制作された「日記」シリーズなどを収録。限定150部発行。オリジナル版画1葉付属。
野田哲也全作品 2 1978-1992
日本版画界を代表する版画家のひとり、野田哲也の作品集。写真を使ったシルクスクリーンと木版を組み合わせ、身近な生活や家族、知人を写し出した日記シリーズなどをカラーで収録。限定1800部発行。 序文は中原中也。
小村雪岱スタイル 江戸の粋から東京モダンへ | 山口県立美術館
2021年に山口県立美術館で開催された展示の図録。大衆文化が花開いた大正から昭和初期にかけて、「画家」と呼ぶには収まりきらない、多岐にわたるジャンルに新風を吹き込み、人々を魅了した小村雪岱の装幀や挿絵、舞台装置画、そして貴重な肉筆画や版画など、江戸の粋を受け止め、東京のモダンを体現した作品を収録。消えゆく古の情趣と、今なおモダンな要素を兼ね備える「雪岱スタイル」と呼ぶべき洗練された美の世界を堪能できる一冊。
バスキア展 Jean Michel Basquiat | 三越美術館 ほか
1997年に開催された、アメリカの画家・ジャン=ミシェル・バスキアの展覧会の図録。1992年にホイットニー美術館で開催されたバスキア回顧展のキュレーター、リチャード・D・マーシャルの監修によって集められた代表的な作品群をカラーで多数掲載。美術家、日比野克彦によるテキストも合わせて収録。
無一物 熊谷守一の書 | 世界文化社
画家、熊谷守一の「書」をまとめた作品集。およそ150点に及ぶ独創的で味わい深い書の作品群と、熊谷守一が残した言葉の数々を収録。
ぬいぐるみたちがなんだか変だよと囁いている引っ越しの夜 | 藤田貴大、穂村弘、名久井直子
2017年に上演された公演『ぬいぐるみたちがなんだか変だよと囁いている引っ越しの夜』を書籍化したもの。劇作家、演出家の藤田貴大率いる「マームとジプシー」と、歌人の穂村弘、ブックデザイナーの名久井直子による共作で、対談記事や詩、短歌などが自由に組み込まれた一冊。
草間彌生版画集 | 阿部出版
世界的に活躍する芸術家、草間彌生の版画集。1950年代から1990年代にかけて制作された、かぼちゃ、帽子、植物や魚などの版画作品、カラー・モノクロ含む図版157点、エッセイ5篇収録。序文は浅田彰、村上龍。テキストは中原佑介。
絵画の歴史 洞窟壁画からiPadまで | デイヴィッド・ホックニー、マーティン・ゲイフォード
ポップアートの巨匠、デイヴィッド・ホックニーが著作「秘密の知識」の続編として、美術批評家のマーティン・ゲイフォードと共に「画像」の歴史を紐解く美術評論。3次元に存在するものを2次元(画)に置き換える幾多の方法について、映画・写真・絵画・素描のあいだにある深いつながりを考察しながら、自由な思考を展開する。
Hockney in California デイヴィッド・ホックニー展
Hockney in California/英国ポップ・アート運動に参加し、1960年代から米国カリフォルニアを拠点に活躍するアーティスト、デイヴィッド・ホックニーの図録。人々の暮らす風景を切り取ったペインティングやドローイング作品、小さな写真を貼り合わせて大きな風景を映し出す作品などをカラーとモノクロで多数収録。
和花 小林鷹写真集
写真家、小林鷹による日本の和の花を集めた写真集。絵画のような構図で切り取られた花の写真にそれぞれ詩や短歌、俳句が添えられており、日本の四季の美しさや時代を超えてそれを楽しむ人々の心が映し出されたかのような一冊。日本語、英語、フランス語表記。
Ettore Sottsass: Photographs | エットレ・ソットサス
ナポリにあるカポディモンテ美術館にて開催された展示の際に刊行されたもの。イタリアの建築家・デザイナー、エットレ・ソットサスが世界中で撮影した写真が収められている。人々の暮らし、文化、宗教、建築物、自然、世界各国のあらゆる側面を映し出す。400点以上の作品と併せて解説を収録。 イタリア語表記。
Estelle Hanania: Happy Purim | エステル・ハナニア
パリを拠点に活動する写真家、エステル・ハナニアの作品集。2011年から2014年の3年間、ロンドンのスタンフォード・ヒルの近隣でユダヤ教の祝日・プーリムの期間に撮影した作品を収録。ドレスをまとったり、奇妙な生き物に扮した子どもたちの姿を通して、ヨーロッパの慣習的な儀式に焦点を当てている。 英語、フランス語表記。
与えられた形象 辰野登恵子 柴田敏雄 Given Forms | 国立新美術館
2012年に国立新美術館で開催された展示の図録。国内外で活躍する2人のアーティスト、画家・辰野登恵子と写真家・柴田敏雄の作品を紹介。学生時代の絵画から、それぞれの主な代表作、開催当時の最新作に至るまでを精選し掲載。学生時代より交流のある両名による対談も収録。
シュテファン・バルケンホール 木の彫刻とレリーフ | 東京オペラシティアートギャラリー ほか
彫刻家、シュテファン・バルケンホールの展示図録。2005年に国立国際美術館や東京オペラシティアートギャラリーを巡回した同名展の作品をカラーで多数掲載。おもに人物や動物をモチーフにした立体作品を収録。
James Drake: Red Drawings and White Cut-Outs | ジェームズ・ドレイク画集
ドローイング、彫刻、映像、インスタレーションなど様々なメディアで作品を発表するアーティスト、ジェームズ・ドレイクの作品集。アートナイフで紙を切り抜いて制作されたエレガントな「白の切り抜き」と、赤いチョークで描かれた生命力あふれる「赤のドローイング」両シリーズの全作品を収録。 英語表記。
国立新美術館開館10周年 ジャコメッティ展
2017年に国立新美術館で開催された「ジャコメッティ展」の図録。20世紀ヨーロッパを代表する彫刻家、アルベルト・ジャコメッティ。氏が手掛けた彫刻、絵画、デッサン、版画といった初期から晩年にいたるまでの作品を幅広く収録。
John Stezaker: Tabula Rasa | ジョン・スティザカー
イギリスのコンセプチュアルアーティスト、ジョン・スティザカーの作品集。1990年代初頭に制作されたシルクスクリーンと、1990年代から2009年にかけて制作されたフィルムスチルのコラージュ作品を収録。 英語表記。
George Tice: Common Mementos | ジョージ・タイス
2006年にニューアーク美術館で開催された展覧会の際に刊行されたもの。ニュージャージー出身の写真家、ジョージ・タイスによる1990年代の都市風景を撮影したシリーズの未発表の作品。落書きが描かれたアパート、電線に絡まるように立つ給水塔、手書きの看板のピザ屋など、当時の景色をモノクロの写真で映し出す。 英語表記。
J. Bennett Fitts: Industrial Landscape(ing) | J・ベネットフィッツ
アメリカの写真家、J・ベネットフィッツの作品集。工業団地の周辺の景観を撮影したもので、手入れされていながらも孤立し、企業の中に封じ込められた自然界の様子を捉えている。 英語表記。
Yves Dana | イヴ・ダナ
スイスを拠点に活動する彫刻家、イヴ・ダナの作品集。1983年から1988年にかけて制作された彫刻作品74点と制作過程を撮影した写真、解説を収録。鉄やブロンズを用いた大胆な造形の彫刻作品が収められている。 フランス語表記。
イサム・ノグチ展 モエレ沼公園グランド・オープン記念 | 札幌芸術の森美術館、東京都現代美術館
2005年に札幌芸術の森美術館開館15周年記念として開催された「イサム・ノグチ展」の図録。同年は氏の手がけた最後にして最大の作品、モエレ沼公園が完成した年でもあることから、公園のベースとなった数々の遊び場や遊具の習作、その構成美に息を呑む抽象造形作品、またテクスチャまでもに造形美を感じさせる石彫作品などをカラーで多数掲載。
The Barbara Hepworth Sculpture Garden | バーバラ・ヘップワース
イギリスのセント・アイヴスにある「バーバラ・ヘップワース彫刻庭園」の写真資料集。新装改訂版。植物と彫刻の四季折々の美しい記録であり、ヘップワースの創作とそれを取り巻く自然の造形との関係を探求している。 英語表記。
ゲルハルト・リヒター | 金沢21世紀美術館、川村記念美術館
2005年から2006年にかけて金沢21世紀美術館ほか各地で開催された展覧会の図録。ドイツを代表する現代アーティスト、ゲルハルト・リヒターの日本初の本格的な回顧展であり、代表作を中心におよそ50点の作品を収録。2005年にドイツで開催された展覧会や、リヒターへのインタビューなどを記録したDVDも付属。
坂口寛敏 パスカル 庭・海・光 | 東京藝術大学大学美術館
2017年に東京藝術大学大学美術館で開催された展覧会「坂口寛敏退任記念展 パスカル 庭・海・光」展の図録。ドローイングや絵画、インスタレーションなど、様々な制作活動を行いながら、学生と共にアートと地域との連携にも取り組んできた坂口寛敏による、教育者として、作家としての創造を振り返る一冊。 英語、日本語表記。
David Salle | デヴィッド・サーレ
アメリカのポストモダンの画家であり、版画家、写真家のデヴィッド・サーレの作品集。1976年から1985年に制作された作品35点とともに解説を収録。コラージュのようにイメージが重なり合った絵画作品やポップアート、あらゆるパターンの組み合わせを色彩豊かに表現する。
日本のかたち | 岩宮武二、吉田光邦、早川良雄
写真家の岩宮武二、科学史家の吉田光邦、そしてグラフィックデザイナーの早川良雄が日本における伝統的なデザインを、原材料別に編纂して紹介する資料集。木・竹・紙・金・土・石・象にまつわる工芸品の写真を大判図版で掲載して解説。巻末には日本の紋章を収録。
図説 日本の結び 新装版 | 藤原覚
日本の原始から近代までに生み出され伝わる「結び」の方法を集成した資料集。機能面から作業結びと装飾結びに大別し、そのおのおのを接合法、結着法、結束法、縮結法、結節法の5種に分類し図版とともに解説。
Rudolf Bott: Enduro | ルドルフ・ボット
2018年にヴィラ シュトック美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。ドイツ出身の工芸作家、ルドルフ・ボットのアトリエ、制作過程、作品など、モノクロの図版とともに解説を収録。ドイツ語、英語表記。
Herman Miller: A Way of Living | ハーマン・ミラー
アメリカンモダンデザインを代表する家具メーカー、ハーマン・ミラー社の資料集。最新の年表を収録したクロスカバー装の新版。同社のアーカイブから2000枚以上の写真をピックアップして収録し、その革新的な歴史を10のチャプターにわけて包括的に紹介。英語表記。
Less but Better ディーター・ラムスの世界
2005年に京都の建仁寺にて開催されたディーター・ラムスによる展覧会のカタログ。ドイツのインダストリアルデザイナーであるラムスがこれまで手がけてきた数々のプロダクトやそのスケッチ、作業の様子などを掲載した一冊。
白磁 White Porcelain | 黒田泰蔵
陶芸家、黒田泰蔵による作品集。緊張感を纏いながら、研ぎ澄まされた感性と洗練された美を感じさせる白磁作品の数々を収録。安藤忠雄、諸山正則らによるテキストをあわせて掲載。白磁の美しさをより際立たせた写真は大輪眞之、アートディレクションは木下勝弘によるもの。
黒田泰蔵 白磁 | ヴァンジ彫刻庭園美術館
陶芸家・黒田泰蔵の展示図録。2019年にヴァンジ彫刻庭園美術館で開催された展示に際して出版されたもの。円筒や梅瓶、花入、台皿などを中心とした豊富な図版を収録。さらに、伊豆の貴重なアトリエ風景や作家本人のテキスト「円筒について」ほか、寄稿者による黒田泰蔵論を収録。
イサム・ノグチ あかりと石の空間 | リブロポート
彫刻家、イサム・ノグチの作品集。1985年、有楽町アート・フォーラムで開催された展覧会に際して刊行されたもの。イサム・ノグチが代表的な作品群「あかり」と最新の彫刻を、磯崎新がインスタレーションと空間デザインを、勅使河原宏が生け花を、田中一光がポスターと本書の装丁を手がけた、巨匠たちの創造が詰め合わされた見ごたえのある一冊。
ポスト・モダンのデザイン | マイケル・コリンズ
主要なポスト・モダン派デザイナーたちによる作品を紹介する資料集。家具、陶芸、照明器具、宝飾品、カーペットなど、50人以上のにも及ぶ建築家やデザイナーたちによる作品をカラー図版とともに取り上げ、ポスト・モダニズムの運動について幅広く網羅する一冊。英語表記。
Andree Putman | アンドレ・プットマン
フランスのインテリア・プロダクトデザイナー、アンドレ・プットマンの作品集。1989年までにプットマンが手がけたショップやホテルなどの代表的な仕事をカラー、モノクロ図版で多数掲載。フランス語表記。
Jean Dunand: His Life and Works | ジャン・デュナン
フランスの彫刻家、インテリアデザイナーのジャン・デュナンの作品集。アール・デコで知られるデュナンの生涯とその作品の全容を、カラー、モノクロ図版の写真や資料とともに明らかにする。英語表記。
Eugene Printz | ユージン・プリンツ
フランスの家具デザイナーでインテリアデザイナー、ユージン・プリンツの作品集。アール・デコ調のデザインで知られるプリンツが手がけた椅子やキャビネットなどの数々の家具をカラー、モノクロ図版で掲載。フランス語、英語表記。