工芸青花 7号 | 青花の会
青花の会が発行する骨董・工芸・建築誌「工芸青花」7号。『ロベール・クートラスをめぐる断章群』、川瀬敏郎『シンをいける』、『生活工芸と作用』、『うつわのはじまり』、『秦秀雄と私』などを収録。ウクライナの手織リネンの古布を貼付。限定1000部。
工芸青花 8号 | 青花の会
青花の会が発行する「工芸青花」8号。スペインのサント・ドミンゴ・デ・シロス修道院を紹介する巻頭特集をはじめ、『沖縄の織物』『民芸以外の柳宗悦』『ロベール・クートラスをめぐる断章群2』『近代と数寄屋 帝国ホテル東光庵』などを収録。限定1100部。望月通陽の型染絵付。
工芸青花 9号 | 青花の会
青花の会が発行する「工芸青花」9号。巻頭特集「川瀬敏郎の花」のほか、「村上隆と坂田和實」「少女の刺繡布」「物と私 坂田敏子さんのスタジオ」などを特集。古布(日本の蚊帳地)を貼付したページあり。麻布張り上製本。限定1200部。
工芸青花 10号 | 青花の会
青花の会が発行する「工芸青花」10号。花人の川瀬敏郎が唐物籠に花をいける巻頭特集のほか、坂田和實の眼『酒袋』、スイスのロマネスク『シオンのノートルダム・ド・ヴァレール聖堂』、黒田泰蔵『白磁と轆轤』などを収録。限定1200部。望月通陽の型染絵付。
工芸青花 12号 | 青花の会
青花の会が発行する「工芸青花」12号。北海道の工芸を中心に紹介する巻頭特集『三人とアイヌ』、『生活工芸派と二〇一八年』、『村上隆と古道具坂田』、『川瀬敏郎と甍堂』、『骨董のさびしさ』などを収録。限定1200部。望月通陽の型染絵付。
工芸青花 14号 | 青花の会
青花の会が発行する「工芸青花」14号。本号では陶芸家でギャルリ百草の代表・安藤雅信が北京を取材。中国の芸術文化をグラフィカルに紹介する雑誌「漢聲」編集者の黄永松のインタビューなど、「生活工芸」文化がひろく受容されつつある背景を辿る。さらにメキシコのブリキ絵を日本国内でもっとも蒐集した芹沢銈介のコレクションも掲載。望月通陽の型染絵を貼付したページあり。限定1000部発行。
工芸青花 15号 | 青花の会
青花の会が発行する「工芸青花」15号。本号では坂田和實と日置路花「書と古道具」、橋本雅也「鹿と彫刻」、「ロシアのロマネスク」などを特集。望月通陽の型染絵を貼付したページあり。麻布張り上製本。限定1000部。
Ricardo Legorreta Architects | リカルド・レゴレッタ
メキシコの巨匠ルイス・バラガンのもとで学んだことでも知られる建築家、リカルド・レゴレッタの写真資料集。メキシコ、テキサス、カリフォルニアにおける25のプロジェクトをカラー写真で紹介したもの。鮮やかな色彩、漆喰の厚い質感の壁、神秘的で光に満ちた空間など、レゴレッタの個性的な美学を紐解く1冊。英語表記。
Living in Chinese Style
中国の木製アンティーク家具を紹介する写真資料集。椅子、キャビネット、テーブルなど、直線的な造形美を特徴とする伝統家具を中心に収録している。時を経てもなお色調や風合いを保つ家具の数々をモノクロ図版で多数掲載し、その意匠や構造を明らかにしている。家具を通して中国の住まいの美意識や生活文化を探る視点を提示している。
游行 福森雅武の花 | 亥辰舎
伊賀焼を代表する窯元「土楽窯」の7代目当主、福森雅武によって生けられた花々をまとめた1冊。 正月飾り、邸宅の玄関、龍光院への献花、四季をとおして日本の伝統や文化、自然との暮らしが綴られた文章とともに美しく生けられた花が収 […]
人類先史、曙 | 東京大学総合研究博物館
東京大学総合研究博物館に所蔵されている人類先史標本から、エドワード・モースと坪井正五郎関連の標本を紹介する写真資料集。人頭骨や土器、石鏃など、モースによる大森と陸平貝塚を中心にした黎明期の標本、坪井関連の標本を鮮明なカラー写真で掲載。
4550ゴシックEB エクストラボールド ディスプレイタイプ | 美術出版社
駅の案内表示や公共サインなどで多く利用されてきたゴシック体「4550ゴシックEB(エクストラボールド)」の書体集。4550は縦と横の比率が45:50であることに由来する。各文字にトリムマークが記載されており、版下製作に活用できる一冊。
The Story of The Face: The Magazine that Changed Culture | Paul Gorman
1980年代から90年代のイギリスを代表するカルチャー誌であり、伝説の雑誌とも称される『The Face』の盛衰を辿る一冊。第1部では、1980年代のニック・ローガンによる創刊から、ネヴィル・ブロディのグラフィックデザイン、ニック・ナイトのファッション・フォトグラフィー、レイ・ペトリの「バッファロー」スタイルのスタイリングなどに焦点を当てる。デヴィッド・ボウイ、アニー・レノックス、プリンス、ジョージ・マイケル、アダム・アントといった象徴的なカバー・スターも登場。第2部では、ジェイソン・ドノバン名誉毀損訴訟を乗り越えたあと、ブリットポップとブリットアートのポストアシッドハウス時代の到来を告げるとともに、ロンドンから地方へと誌面の焦点を移していく様子が描かれている。 英語表記。
About U.S. Experimental Typography by American Designers | Percy Seitlin
1960年にコンポージング・ルームより出版されたタイポグラフィ集4冊揃え。アメリカを代表するグラフィックデザイナー、ジーン・フェデリコ、ハーブ・ルバーリン、レスター・ビール、ロバート・ブラウンジョンの4人による、洗練された今もなお時代を感じさせないグラフィックデザインやタイポグラフィの数々を各冊子ごとに特集して掲載。英語表記。
75 HP: Numero Unique, Octobre 1924
シュルレアリスムの画家ヴィクトル・ブローネルと、詩人イラリエ・ヴォロンカが1924年に創刊したダダイスムの前衛雑誌「75HP」を再版したもの。Max Hermann Maxy、Marcel Jancoらが作品を寄稿。カラー・モノクロ含む図版、テキストを収録。 フランス語表記。
アラビア文字の美 | 吉田左源二
アラビア、イスラム文様研究家・吉田左源二による文字研究書。美しいカリグラフィとともに、文字の歴史、特性、書体とその用途などを解説。アラビア語と同様に右横書きに統一された本文組にも注目。限定470部。
Migrant Journal: Complete Collection
『Migrant Journal』を全号収録した300冊限定ボックスセット。人・物・情報・動植物の循環と、それらが空間に与える影響を探求。「移住」や「移民」に対するアプローチをアーティスト、ジャーナリスト、学者、デザイナーらが再考する。英語表記。
The Most Beautiful Swiss Books 2009
スイス連邦文化庁より『最も美しいスイスの本』を選出する「The Most Beau­ti­ful Swiss Books」2009年版。グラフィックデザインやタイポグラフィなど、様々な視点より選ばれた優れたアイデアによるブックデザインの受賞作品を紹介する。2009年は30冊を選定、金賞はThomas Galler。英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語表記。
Between A and B | 服部一成
アートディレクター、グラフィックデザイナーの服部一成による作品をまとめた冊子。エッフェル塔とナイフ、食パンとライター、赤いテープとピート・モンドリアンの本、1ドル紙幣。7つのオブジェクトによるあらゆる組み合わせ、21通りの表現を収録。限定500部。
quarto | 友枝雄策
グラフィックデザイナー、友枝雄策の作品集。友枝が1971年から1995年の間に手がけた57点の作品群をカラー図版で収録。序章は永井一正によるもの。
カートンデザイン | 斎藤日出男
ジュース・ビールや食料品、電球、トイレタリーなど様々な製品のカートンパッケージを編纂して収録。著者自ら東京、神戸、サンフランシスコ、ロンドンを巡り、各地のスーパーマーケットで選りすぐった秀逸なカートンデザインを250点以上フルカラーで掲載。
横尾忠則 森羅万象 | 東京都現代美術館
2002年に東京都現代美術館で開催された「森羅万象 横尾忠則」展の図録。世界のグラフィック・シーン、アート・シーンに新たな領野を切り拓いた横尾忠則の、コラージュ、ペインティング、グラフィックデザインなどあらゆる作品を網羅した一冊。
北へ南へ 角谷昭三のデザイン | 六耀社
日本のパッケージデザインで活躍した角谷昭三による仕事をまとめた作品集。やまやの明太子やかな泉のうどんなど、シンプルでありながら大胆さと素朴さを兼ね揃えた数々のデザインをエッセイとともに多数収録。
Airline: Identity, Design and Culture | Keith Lovegrove
世界各国の航空会社のデザイン資料集。1920年代以降から20世紀における、客室乗務員の制服、機内食、機内インテリア、広告ポスターや外装デザインなど、幅広く紹介する。各国の特色あふれる制服や機内風景など、その時代を感じる様子が収められている。カラー・モノクロ含む251店の図版とともに解説を収録。
世界一美しい本を作る男 シュタイデルとの旅 DVDブック | 新潮社
世界最高峰の本作りの現場、ドイツの小さな出版社「Steidl(シュタイデル)」の秘密に迫るドキュメンタリー映画のDVDとブック。ギュンター・グラス、ロバート・フランク、カール・ラガーフェルドなど世界中の作家たちから愛され、世界一美しい本を作る男と称されるゲルハルト・シュタイデルに密着した貴重なドキュメンタリー映像。編集部による訪問記とロングインタビューを写真付きで収録。装丁は白井敬尚。
逍遥 本明朝物語 | 片塩二朗
金属活字の時代から用いられてきた書体、本明朝の経歴を片塩二朗が辿るエッセイ集。「本明朝のあけぼの」「新技術と和文活字の開発」「モシモシ、吉田ですが……」などを収録。技術、人、時代、そして文字と言語が織り成す風景の旅。
Martin Puryear | マーティン・ピューライヤー
アメリカ出身の彫刻家、マーティン・ピューライヤーの作品集。1977年に開催された初の個展から2007年にMoMAで開催された展示までの制作の軌跡を辿る。木材を中心にラタンやワイヤーメッシュなど用いた彫刻作品の数々を、解説とともに収録。英語表記。
Requiem for the Sun: The Art of Mono-ha | Mika Yoshitake、James Jackほか
「もの派」作家とその作品群を紹介した作品集。2012年にロサンゼルスの「BLUM & POE」で開催された展覧会「太陽へのレクイエム: もの派の美術」に伴い刊行。関根伸夫、リー・ウーファン、菅木志雄、小清水漸、成田克彦、吉田克郎、榎倉康二、高山登、本田真吾、高松次郎らの作品図版、展示風景、「もの派」に関する主要なエッセイを収録し、これまでにないボリュームで「もの派」を紹介する一冊となっている。 英語表記。
金山明 カタログ・レゾネ 2015 | Galleria Col
戦後の美術史において重要な位置を占める前衛的な美術集団「具体美術協会」の主要メンバーである金山明のカタログ・レゾネ。1949年から2004年までに制作された作品をを紹介。水彩、油彩、ミニマルアートなどコンセプチュアルアートの先駆者である金山明の数々の作品を収録。限定1300部。
Robert Frank: Good Days Quiet | ロバート・フランク
アメリカの写真家、ロバート・フランクの作品集。妻のジューン・リーフとともに何十年もの夏を過ごしてきたカナダのマブーでの風景が収められている。木造の家屋、妻と過ごす時間、暮れてゆく太陽、そこに暮らす人々。何気ない瞬間の情景がモノクロの写真で写し出されている。英語表記。
写真家・細江英公の世界 球体写真二元論 | 青幻舎
2006年から2007年にかけて東京都写真美術館で開催された展示の図録。戦後世界的に活躍した写真家、細江英公の作品を紹介。『おとこと女』『薔薇刑』『鎌鼬』『抱擁』、写真絵本『たかちゃんとぼく』ほか、豊富な図版とともに解説を収録。
マシュー・バーニー 拘束のドローイング | 金沢21世紀美術館
コンテンポラリーアートを代表する一人であるアメリカの現代美術家、マシュー・バーニーの作品集。2005年に金沢21世紀美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。ドローイング、映像、彫刻から構成される『拘束のドローイング』シリーズの9から11までを収録。装丁は自身によるもの。
クリスチャン・ボルタンスキー 死者のモニュメント | 湯沢英彦
フランスの現代アーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーの活動の軌跡をまとめた1冊。死亡告知欄から切り取ったスイス人の写真、大量の古着の山、ロウソクが映し出す光と影。生と死、忘却、存在と不在、この世を去った人々の記憶へと捧げる作品とその世界を読み解く。
Jennifer Bartlett | ジェニファー・バートレット
アメリカの画家、ジェニファー・バートレットの作品集。壁面にグリッド状に組み合わせて並べた代表的な作品から、油彩画ほか、展示の様子や資料写真など図版とともに解説を収録。英語表記。
村上三郎 スルー・ザ・セヴンティーズ
戦後初の前衛的なアーティスト集団「具体」のメンバーである、村上三郎の作品集。「具体」を離れた後の、1970年代の活動を貴重な資料をもとに再構成し、初期の1953年から『具体』時代までの代表作とともに両側面から探っていく。
Jasmina Cibic: Stagecraft
2021年から2022年にかかえてMAC Lyonで開催された展示に併せて刊行されたカタログ。スロベニア出身のJasmina Cibicの映像プロジェクト『The gift』を中心に、芸術に対する、国家や政府などあらゆる権力の姿勢を明らかにする。
杉本博司 春日神霊の御生 御蓋山そして江之浦
2022年から2023年にかけて春日大社国宝殿で開催された展覧会の図録。現代美術作家、杉本博司監修による春日美術の名品の数々や春日をテーマとした大作などを多数掲載。
Alexey Brodovitch: Ballet | アレクセイ・ブロドヴィッチ
ハーパース・バザー誌のアートディレクターを務め、以後のファッション写真やエディトリアルデザインに多大な影響を残したアレクセイ・ブロドヴィッチによる写真集。1945年に出版された伝説的な傑作写真集『Ballet』の全ページを見開きで収録している。 英語表記。
ドイツ現代写真展 遠・近 | ベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻 ほか
ドイツの写真家、ベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻と彼らから学んだ10名の写真家たちによる作品集。ベルリンにあるifaの所蔵作品による世界巡回展の際に刊行されたもの。アンドレアス・グルスキー、トーマス・シュトゥルート、トーマス・ルフらによる作品図版とともにテキストを収録。日本語解説の小冊子付属。
前に下がる、下を仰ぐ | 山口晃
日本の現代美術家、山口晃の作品集。2003年から2015年にかけて制作された作品を紹介。インスタレーション作品、絵画、紙ツイッター、活劇漫画『続・無残ノ介』ほか、カラーによる豊富な図版とともに解説を収録。
ゴダール的方法 | 平倉圭
フランスの映画監督、ジャン=リュック・ゴダールの作品についての論考。映画に何を賭しているのか、21世紀のゴダールの向かうところとは。映画研究者、平倉圭の博士論文をもとに、その後の連続講座「ゴダール・システム」や論考「バッド・リスニング──ゴダール‐ゴランと複数の顔/音」を経てたどり着いたゴダール論。
アルフレッド・シスレー展 印象派、空と水辺の風景画家 | 練馬区立美術館
2015年に練馬区立美術館で開催された展示の図録。印象派の創立メンバーのひとりである画家、アルフレッド・シスレーの作品を紹介。生涯を通して描いたフランスの風景画やシスレーの地を訪れた日本人画家の作品など、図版とともに解説を収録。
リキテンスタイン&ウォーホール展 Pop Muses
1991年から1992年にかけて開催された巡回展のカタログ。ポップアートを代表する画家、ロイ・リキテンスタインとアンディ・ウォーホルの2人が女性をテーマに描いた作品を紹介。1960年代から1990年代にかけて制作されたイラストレーション、立体作品、版画作品などカラーの図版とともに解説を収録。
江戸鳥図鑑 | 大橋弘一
江戸時代の博物図の中から『鳥』だけを集めた江戸鳥図鑑。江戸時代の籏本であり、本草学者である毛利梅園が描いた「梅園禽譜」から86点の図版とともに解説を収録。和名の由来・分類・学名、その鳥が登場する歌集や伝承などを併せて紹介する。様々な鳥たちが美しく細密に描かれる。