Katakuchi 中世古窯の片口のうつわ | BANKO archive design museum
2022年にBANKO archive design museumで開催された展示の図録。平安時代、鎌倉時代、南北朝時代、室町時代を中心に、日本各地でつくられていた『片口』の器に焦点を当て紹介する。猿投片口皿、常滑片口鉢、瀬戸入子片口揃、珠洲片口鉢ほか、作品図版とともに内田鋼一による書き下ろしの解説を収録。杉本博司らによる寄稿を掲載。
Unexpected: 30 Years of Patagonia Catalog Photography | パタゴニア
アウトドアスポーツブランド・パタゴニアが展開してきた過去30年分の広告から、最も感動的な写真100点以上を収録した写真集。トレイルやクライミング、スキーなど、アウトドアを楽しむ人々の「Unexpected(予期せぬ)」瞬間を多数掲載。
Piksa Niugini: Portraits / Diaries | スティーブン・デュポン
オーストラリアを拠点に活動する写真家、スティーブン・デュポンの作品集。パプアニューギニアのハイランド、セピック、ブーゲンビル、首都ポートモレスビーを巡った旅を記録したもの。「Portraits」と「Diaries」の2冊セット。前者はモノクロのポートレート、後者はデュポンが作品制作の過程で書いていた日記、ドローイング、コンタクトシート、ドキュメンタリー写真などを収録。 英語表記。
猿楽と面-大和・近江および白山の周辺から | MIHO MUSEUM
2018年にMIHO MUSEUMで開催された展示の図録。能・狂言で構成される能楽のかつての呼び名「猿楽」と「面」について紹介する。平安後期から鎌倉時代の古面、南北朝から室町、安土桃山時代の大成期にわたる350点、面の表・裏を約500点、解説とともに収録。
東大醫學 蘭方医学からドイツ近代医学へ | 著者名
2014年にインターメディアテクで開催された展示の図録。東京大学に所蔵されている医学標本のコレクションを紹介。銅人形、頭蓋骨、蝋細工標本など、人造模型や医療器具、実験用具、資料写真を図版とともに解説。幕末から明治時代前半にかけての医学遺産とともに、医学の歩みを辿る。
出雲 | 植田正治、上田正昭
出雲神話ゆかりの地を紹介する豪華写真集。20世紀の日本写真を代表し、世界からも高い評価を受ける写真家、植田正治の「八雲立つ」「国づくりの山河」「意宇の郡」などのテーマで撮影した写真と歴史学者である上田正昭の文章で構成された一冊。装幀は原弘。別冊「出雲路案内 付・出雲全図」付属。
Harry Callahan | ハリー・キャラハン
アメリカの写真家、ハリー・キャラハンの作品集。1996年から1997年にかけてワシントン・ナショナル・ギャラリーほか各地で開催された展覧会に際して刊行されたもの。風景写真や妻、エレノアのポートレートなど、キャラハンによる代表的な作品群を多数収録。英語表記。
The Mad Broom of Life | 高橋恭司
写真家、高橋恭司の作品集。1991年から1993年にかけてDEARDORFF8x10でニューヨーク、東京、アルメニア、ジョージアなど世界各国を撮影。治安の整っていない街、手向けられた花、拳銃を持つ男。高橋恭司が捉えた現実の世界をありのままに写し出す。
The Space Between Us | Alec Soth
2020年に上海写真センターで開催された展示の際に刊行された、マグナムフォトに所属する写真家アレック・ソスの作品集。5つにカテゴライズされたエッセイとともに46点の代表作品を収録。 中国語、英語表記。
To Find The Right Chair | Jun Iwasaki
写真家、岩﨑淳による作品集。2012年から世界各地で撮影された写真の中から集められた22枚の作品を収録。無意識のうちに回想や記憶が精神的な絵を描くことがあるという作者自身の実体験から始まった作品であり、目の前で実在するものと、思い起こされる淡い記憶の断片が混じり合うかのような、ずっと眺めていられるような一冊。
Anton Corbijn: A Somebody | アントン・コービン
U2やデビッド・ボウイ、ジョイ・ディヴィジョンら多くのミュージシャンを撮影した写真家、アントン・コービンのセルフポートレート写真集。ジョンレノン、カート・コバーン、エルビス・プレスリーなどアントン・コービン自らが名だたるロックミュージシャンに扮した姿を撮影。 英語表記。 英語表記。
野田哲也全作品 1964-1978 限定版
日本の版画界を代表するひとり、野田哲也の作品集、限定版。作家自身が撮影した身近な生活、家族や知人、旅の写真や木版、シルクスクリーンを用いて制作された「日記」シリーズなどを収録。限定150部発行。オリジナル版画1葉付属。
野田哲也全作品 2 1978-1992
日本版画界を代表する版画家のひとり、野田哲也の作品集。写真を使ったシルクスクリーンと木版を組み合わせ、身近な生活や家族、知人を写し出した日記シリーズなどをカラーで収録。限定1800部発行。 序文は中原中也。
バスキア展 Jean Michel Basquiat | 三越美術館 ほか
1997年に開催された、アメリカの画家・ジャン=ミシェル・バスキアの展覧会の図録。1992年にホイットニー美術館で開催されたバスキア回顧展のキュレーター、リチャード・D・マーシャルの監修によって集められた代表的な作品群をカラーで多数掲載。美術家、日比野克彦によるテキストも合わせて収録。
無一物 熊谷守一の書 | 世界文化社
画家、熊谷守一の「書」をまとめた作品集。およそ150点に及ぶ独創的で味わい深い書の作品群と、熊谷守一が残した言葉の数々を収録。
ぬいぐるみたちがなんだか変だよと囁いている引っ越しの夜 | 藤田貴大、穂村弘、名久井直子
2017年に上演された公演『ぬいぐるみたちがなんだか変だよと囁いている引っ越しの夜』を書籍化したもの。劇作家、演出家の藤田貴大率いる「マームとジプシー」と、歌人の穂村弘、ブックデザイナーの名久井直子による共作で、対談記事や詩、短歌などが自由に組み込まれた一冊。
草間彌生版画集 | 阿部出版
世界的に活躍する芸術家、草間彌生の版画集。1950年代から1990年代にかけて制作された、かぼちゃ、帽子、植物や魚などの版画作品、カラー・モノクロ含む図版157点、エッセイ5篇収録。序文は浅田彰、村上龍。テキストは中原佑介。
和花 小林鷹写真集
写真家、小林鷹による日本の和の花を集めた写真集。絵画のような構図で切り取られた花の写真にそれぞれ詩や短歌、俳句が添えられており、日本の四季の美しさや時代を超えてそれを楽しむ人々の心が映し出されたかのような一冊。日本語、英語、フランス語表記。
Ettore Sottsass: Photographs | エットレ・ソットサス
ナポリにあるカポディモンテ美術館にて開催された展示の際に刊行されたもの。イタリアの建築家・デザイナー、エットレ・ソットサスが世界中で撮影した写真が収められている。人々の暮らし、文化、宗教、建築物、自然、世界各国のあらゆる側面を映し出す。400点以上の作品と併せて解説を収録。 イタリア語表記。
John Stezaker: Tabula Rasa | ジョン・スティザカー
イギリスのコンセプチュアルアーティスト、ジョン・スティザカーの作品集。1990年代初頭に制作されたシルクスクリーンと、1990年代から2009年にかけて制作されたフィルムスチルのコラージュ作品を収録。 英語表記。
J. Bennett Fitts: Industrial Landscape(ing) | J・ベネットフィッツ
アメリカの写真家、J・ベネットフィッツの作品集。工業団地の周辺の景観を撮影したもので、手入れされていながらも孤立し、企業の中に封じ込められた自然界の様子を捉えている。 英語表記。
David Salle | デヴィッド・サーレ
アメリカのポストモダンの画家であり、版画家、写真家のデヴィッド・サーレの作品集。1976年から1985年に制作された作品35点とともに解説を収録。コラージュのようにイメージが重なり合った絵画作品やポップアート、あらゆるパターンの組み合わせを色彩豊かに表現する。
Rudolf Bott: Enduro | ルドルフ・ボット
2018年にヴィラ シュトック美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。ドイツ出身の工芸作家、ルドルフ・ボットのアトリエ、制作過程、作品など、モノクロの図版とともに解説を収録。ドイツ語、英語表記。
Herman Miller: A Way of Living | ハーマン・ミラー
アメリカンモダンデザインを代表する家具メーカー、ハーマン・ミラー社の資料集。最新の年表を収録したクロスカバー装の新版。同社のアーカイブから2000枚以上の写真をピックアップして収録し、その革新的な歴史を10のチャプターにわけて包括的に紹介。英語表記。
Less but Better ディーター・ラムスの世界
2005年に京都の建仁寺にて開催されたディーター・ラムスによる展覧会のカタログ。ドイツのインダストリアルデザイナーであるラムスがこれまで手がけてきた数々のプロダクトやそのスケッチ、作業の様子などを掲載した一冊。
白磁 White Porcelain | 黒田泰蔵
陶芸家、黒田泰蔵による作品集。緊張感を纏いながら、研ぎ澄まされた感性と洗練された美を感じさせる白磁作品の数々を収録。安藤忠雄、諸山正則らによるテキストをあわせて掲載。白磁の美しさをより際立たせた写真は大輪眞之、アートディレクションは木下勝弘によるもの。
黒田泰蔵 白磁 | ヴァンジ彫刻庭園美術館
陶芸家・黒田泰蔵の展示図録。2019年にヴァンジ彫刻庭園美術館で開催された展示に際して出版されたもの。円筒や梅瓶、花入、台皿などを中心とした豊富な図版を収録。さらに、伊豆の貴重なアトリエ風景や作家本人のテキスト「円筒について」ほか、寄稿者による黒田泰蔵論を収録。
イサム・ノグチ あかりと石の空間 | リブロポート
彫刻家、イサム・ノグチの作品集。1985年、有楽町アート・フォーラムで開催された展覧会に際して刊行されたもの。イサム・ノグチが代表的な作品群「あかり」と最新の彫刻を、磯崎新がインスタレーションと空間デザインを、勅使河原宏が生け花を、田中一光がポスターと本書の装丁を手がけた、巨匠たちの創造が詰め合わされた見ごたえのある一冊。
吉田五十八とその流れ | 学芸出版社
建築家、吉田五十八とその門下生による建築を紹介する資料集。近代数寄屋の建築で知られる吉田五十八、そしてその影響と作風を受け継ぐ8人の門下生たちによる作品群をカラー、モノクロ図版で掲載。
季刊 JA Autumn 2005 Junzo Yoshimura 吉村順三 | 新建築社
日本の建築を海外に向け紹介する季刊誌「Japan Architect」2005年秋、59号。特集は建築家、吉村順三。自邸である南台の家、軽井沢の山荘、画家・猪熊弦一郎の田園調布の家ほか、建築作品28作品を解説とともに収録。
Marcel Breuer Design | マルセル・ブロイヤー
モダニズムを代表する建築家であり、家具デザイナーのマルセル・ブロイヤーの作品集。ブロイヤーが手がけた中でも象徴的なワシリーチェアをはじめ、様々な家具を時代ごとにカラー、モノクロ図版で多数掲載。英語、フランス語、ドイツ語表記。
物物 | 猪熊弦一郎
画家・猪熊弦一郎の収集品のなかから、スタイリスト・岡尾美代子が100点余りを厳選し、写真家・ホンマタカシが撮影した一冊。博物館に陳列されていてもおかしくない貴重な品から、道端で拾った小さな欠片まで。猪熊弦一郎が愛したそのひとつひとつを、岡尾美代子とホンマタカシの会話付きで紹介する。堀江敏幸によるエッセイもあわせて掲載。編集・ブックデザインは菊地敦己によるもの。
スパイラルブック
東京、青山にある複合文化施設「スパイラル」について網羅したモノグラフ。情報の発信地であり、アートや舞台、音楽など様々なイベントを行ってきたスパイラルの創設から、槇文彦や山口小夜子、吉本作次らによるテキストまで幅広く収録。タイプフェイスデザインは仲條正義。
Jugendstil Mobel | Hans Ottomeyer
ドイツの中でも重要なコレクションの一つである、ミュンヘン市博物館に収蔵されている家具のコレクションをまとめたもの。イスやテーブル、チェスト、鏡台ほか、木製のあらゆる家具のカラー・モノクロ含む219点の図版とともに解説を収録。ドイツ語表記。
陶藝 中川一政 1986 | 万葉洞
洋画家、中川一政による陶芸の作品集。陶印制作の依頼から陶土との出会いがはじまり、茶碗、皿、絵や文字が描かれた陶板など、陶芸作品、陶印の作品図版を収録。
Design als Gegenstand. Der neue Glanz der Dinge
1980年代当時のヨーロッパにおける新しいデザインをまとめた1冊。エットレ・ソットサス、アレッサンドロ・メンディーニら、様々な建築家やデザイナーたちによって制作されたテーブル、椅子、テレビ、照明、バイク、コーヒーカップなど、実験的かつ前衛的なデザインの作品図版、解説を収録。 ドイツ語表記。
土佐和紙 全2冊揃 | 高知県手すき和紙協同組合
伝統工芸品にも指定されている、高知県で生産される土佐和紙の見本帖2冊セット。本文編には土佐和紙の原料や製法についての解説、標本紙編には実物の和紙が見本として150種収録されている。500部限定。
重要文化財 永富家 | 鹿島研究所出版会
江戸時代後期を代表する民家であり、国の重要文化財にも指定されている「永富家」を写真に収めた写真集。鎌倉時代から続いた歴史ある旧家である永富家の外観や内観、間取り、貴重な資料の数々をカラー、モノクロ図版で収録。写真は石元泰博ほか。
アール・ヌーヴォーの館 旧松本健次郎邸 | 増田彰久
九州の実業家・松本健次郎が暮らした旧松本家住宅を中心に、日本におけるアール・ヌーヴォーの受容と展開を探る写真集。西洋の様式を積極的に取り入れながらも、日本の生活文化に調和させた住宅建築の姿を、豊富な写真と資料で伝えている。壁面装飾や家具、細部に至る意匠まで丁寧に記録され、当時の建築美と暮らしの雰囲気を浮かび上がらせる構成となっている。装丁は杉浦康平が手がけ、視覚的にも造本的にも完成度の高い一冊に仕上げられている。建築史・デザイン史の双方から近代住宅を捉え直す視点を提示している。
I Maestri Le Corbusier | ル・コルビュジエ
イタリアのインテリアブランド、カッシーナ社が発行している家具カタログ。特集はモダニズム建築の巨匠、ル・コルビュジエ。近代建築の巨匠たちの家具を現代に蘇らせ、生産販売を手がけている「イ・マエストリ・コレクション」のひとつで、本カタログではコルビュジエが手がけた椅子やテーブルなどの家具を掲載。 イタリア語、英語、ドイツ語、フランス語表記。
柳孝 骨董一代 | 青柳恵介
2006年から2007年にかけて芸術新潮にて連載されていた「柳孝 骨董一代記」をまとめたもの。京都の古美術店「古美術 柳孝」の創業者である柳孝のその軌跡と古美術への想いが約40点の名品とともに語られる。
山のABC 全3冊揃 復刻版 | 畦地梅太郎、内田耕作、串田孫一 他
畦地梅太郎、内田耕作、尾崎喜八、串田孫一、深田久彌らが編集を手がけた、山にまつわる画文集3冊セット。毎号各々の作家が持つ山にまつわる思いを、写真、版画、ペインティング、そしてテキストなどで表現した、山愛溢れる作品集となっている。
Flora | Imogen Cunningham
アメリカの写真家、イモージン・カニンガムの作品集。カニンガムが生涯かけて探求し続けた様々な植物の姿を、1920年代と1930年代の作品を中心に、コントラストが美しいモノクロ、カラー図版で多数掲載。英語表記。
Oksun Kim: Jeju Island
韓国の写真家、キム・オクスンの写真集。韓国の火山島である済州島の木にフォーカスし、形や色を記録し共通点と相違点を比較することで、それぞれの木の個性を浮き彫りにする。