遊 1030-1号 仏教する | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1982年3・4月合併号。7人の高僧の生活、「菩薩」という存在の解剖、日本の生活に溶け込んだ仏教などを取り上げる。松岡による新連載「全然日記」も掲載。
遊 1032号 感覚する | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1982年5月号。写真家・藤原新也のインドから東洋におよぶ13年の旅で感覚したことを32ページにわたり巻頭で特集。長谷川和彦、荒俣宏らのジャンルを超えた大雑談も掲載。
遊 1033号 古代する | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1982年6月号/「古代する」特集。江上波夫「天皇の起源」、米沢敬「神々は異様だった」、谷川俊太郎・赤塚不二夫「血、騒ぐ、いまも」などを収録。
遊 1034号 動物する | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1982年7月号/動物する特集。奥井一満「人間は失敗作である」、奥井一満、奥本大三郎「昆虫狂時代」、谷川俊太郎「語り合えぬ愛」などを収録。
遊 1035号 文字する | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1982年8月号/「文字する」特集。書くもの、読むものとしての「文字」について焦点を当てる。「文字は戦争する」と題し、高橋秀元×樋口雅山房の対談連歌も掲載。
遊 1036号 日本する | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1982年9月特大号/「日本する」特集号。松岡正剛・吉本隆明による対談「どうしても話しておきたかった日本のこと」、谷川俊太郎「どこへ行く日本人」のほか、羽良多平吉による「陽炎座」のエディトリアルデザイン特集などを掲載。
遊 1037-8号 遊学する | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1982年10〜11月合併号/「遊学する」特集号。伏見康治「スーパー・マインド・サイエンス」、北沢方邦「コトダマ・パワー」、荒俣宏「バイオ・テクノロジー」などを収録。表紙はタイガー立石。
ライム・ワークス LIME WORKS | 畠山直哉
世界的に高い評価を受ける日本の写真家、畠山直哉の作品集、復刻版。日本各地の石灰石鉱山と、石灰工場、セメント工場の姿をとらえたシリーズをまとめたもの。無機質であるはずの風景を、理知的に、かつ情感豊かに記録している。
Stephen Shore: American Surfaces | スティーブン・ショア
ウィリアム・エグルストン、ジョエル・マイヤーウィッツとならび「ニュー・カラー」を代表する写真家のスティーブン・ショアの作品集。ニューヨーク、アリゾナ、オハイオ等々、アメリカの様々なロケーションを巡りながら1972年から73年の間に撮影された作品を多数収録。 英語表記。
Uta Eisenreich: As If | ウタ・アイゼンライヒ 写真集
オランダ・アムステルダムを拠点に活動するウタ・アイゼンライヒの作品集。日常的な身の回りのモノを演出した写真作品シリーズを収録。構成主義の絵画のような、抽象的なイメージ群は、見るものによって印象を変え、思考と現実の間の不調和な関係を探求している。 英語表記。
Gregory Halpern: Zzyzx | グレゴリー・ハルパーン
アメリカ人フォトグラファー、グレゴリー・ハルパーンの作品集。アメリカの初期の入植者たちにとって豊かな場所であったカリフォルニア。本書は、文化と歴史、美しさと醜さ、救いと絶望が矛盾しながらも共存するこの複雑な場所を、アメリカの開拓の流れのようにロサンゼルス東部の砂漠から西へ、太平洋で終わるまでの景色を写真に収めている。 英語表記。
Catherine Ceresole: Beauty Lies in the Eye | カトリーヌ・セレソール
スイス人フォトグラファー、カトリーヌ・セレソールの作品集。夫のニコラとともにニューヨークのアンダーグラウンド・ミュージック・シーンに魅了された彼女は、全盛期のニューヨークのパンク、ニューウェーブ、アヴァンギャルドな音楽シーンを写真に収め続けた。ソニック・ユース、クリスチャン・マークレー、ビースティ・ボーイズなど、数々の貴重なミュージシャンたちの姿をモノクロ写真で掲載。 英語表記。
Marten Lange: Another Language | モルテン・ランゲ
スウェーデンの写真家、モルテン・ランゲの作品集。ランゲ独自の視点で切り取られた自然や生き物たちの姿をモノクロで41枚収録。シンプルな装幀とともに、生命の儚さや美しさがページごとに浮き立つかのような一冊。 英語表記。
Kohei Kawatani: Tofu-Knife | 川谷光平
写真家、川谷光平の作品集。タイトルの通り、ナイフのような切れ味あるフレーミングや鮮明な配色が特徴的であると同時に、見る者に柔らかな印象をも与える写真を数多く掲載。
80年代フナバシストーリー | 北井一夫
写真家、北井一夫の作品集。1989年に六興出版から刊行の「フナバシストーリー」を大幅に改編して出版された新版。1980年代、船橋の団地と新興住宅を5年に渡って毎日歩いて撮影した写真を集めたもの。一戸建てを購入する前の仮住 […]
画集 小村雪岱 普及版
大正から昭和初期に活躍した画家、小村雪岱の画集。「美人立姿」「おせん」などの版画作品をはじめ、装幀作品、挿絵作品、舞台美術作品など幅広く収録するほか、丁寧な解説も掲載。
Alex Prager: La Grande Sortie | アレックス・プレーガー
写真家であり映像作家のアレックス・プレーガーによる作品集。パリ・オペラ座バレエ団からの依頼で制作された映像作品「La Grande Sortie」の制作時に撮影された写真をまとめたもので、舞台のパフォーマーと観客の写真が交互に掲載されている。フィクションと現実の間を揺れ動きながら舞台と客席を隔てる第4の壁を壊し、視覚芸術の中で私たちがどのように真実と虚構の概念を受け入れているのかを問い直す一冊。 英語表記。
Skater Girls | Jenny Sampson ジェニー・サンプソン
カリフォルニアを拠点とする写真家、ジェニー・サンプソンの作品集。湿板写真により、無限の友情、開放性、創造性を発揮する女性スケートボーダーの豊かな文化を捉えた一冊。
フィリア 特装版 | 今道子
魚や野菜、衣類などを日常的なモノを用いてオブジェを制作し、それらを撮影し幻想的な世界を創造する写真家、今道子の作品集。初期の代表作、「蛸+メロン」「キャベツ氏」から近年の作品までを収録。
Punk: An Aesthetic | Johan Kugelberg
パンクロックバンドやインディーズ映画製作者のポスターからフライヤー、ファンジンにいたるまで、パンクムーブメントを象徴するアートワークを集めた作品集。ジェイミー・リード、ジョン・ホルムストロム、バンクシーらの作品を一挙に収録。
True Print | Dafi Kuhne
スイスを拠点に活動するグラフィックデザイナー、ダフィ・クフネの作品集。アナログな活版印刷の伝統と、デジタルな現代的な手段を融合させたユニークなポスター作品を多数収録。グラフィック表現を通して新たなビジュアルコミュニケーションを探求する。 英語表記。
真鍋博の植物園 | 中央公論社
星新一、筒井康隆らのSF小説の挿絵を多く手掛け、優れた色彩感覚と洗練されたタッチのイラストレーションで知られる真鍋博の作品集。現代社会を植物に置き換えた、シニカルでユーモラスなイラスト・ファンタジー。
永井一正の世界 The Works of Kazumasa Nagai | 講談社
日本のグラフィックデザイナー、永井一正の作品集。ポスターデザインやブックデザインを中心に、これまでの仕事をカラーで掲載。平面上で広がる、次元の概念を覆したデザインに引き込まれる。冒頭に小川正隆、亀倉雄策、田中一光が寄稿。
Graphic Fest: Spot-on Identities for Festivals & Fairs | Victionary
フェスティバルやイベントを成功に導く上で重要な役割を占めるビジュアル・デザインの様々な事例を紹介する資料集。ロゴ、記念グッズ、ポスター、タイポグラフィなど、視覚的に訴えるコンテンツがいかにイベントにおいて重要なのか、世界各国の様々なケーススタディを豊富な図版資料とともに掲載。英語表記。
Risomania: The New Spirit of Printing | John Z. Komurki
リソグラフの魅力とその作品を紹介した資料集。リソグラフを用いて手掛けられたポストカード、雑誌、ポスター、チラシといった作品の紹介に加え、リソグラフの過去、現在、そして未来について語るエッセイなどを収録。さらに後半では世界中の注目すべきリソグラフィ志向の出版社、印刷会社なども紹介されているほか、実践的な印刷方法なども掲載。英語表記。
Peter Jensen & Mary Miles Minter & Mildred… | ピーター・イェンセン
デンマークのファッションデザイナー、ピーター・イェンセンの作品集。コレクションごとに1人の女性をミューズとして設定し、構成していくという一風変わった手法で知られるイェンセン。本書ではトーニャ・ハーディング、シンディー・シャーマン、アンナ・カリーナなど実在する象徴的な女性から架空のキャラクターにいたるまで、様々な女性たちをテーマにした個性豊かなコレクションの数々を掲載。 英語表記。
アクセサリーズ | フィリップ・ワイズベッカー
フランスのアーティスト、フィリップ・ワイズベッカーの作品集。彼のライフワークともいえる、デッドストックのノートに1冊1テーマで描いたドローイングを収録。本書のテーマはアクセサリーで、見開きのページ右側に古いカタログの挿画のコラージュ、左側にワイズベッカーによるバッグやリボン、時計などのドローイングが掲載されている。アートディレクターは葛西薫。
チェコの映画ポスター テリー・ポスター・コレクションより | 東京国立近代美術館フィルムセンター
2013年に東京国立近代美術館フィルムセンターと京都国立近代美術館で開催された展示のカタログ。1950年代から1980年代のチェコスロバキアを中心に、世界各国の映画ポスターを収録。
Saul Leiter: Early Color | ソール・ライター 写真集
アメリカの写真家、ソール・ライターの写真集。ニューカラー派が登場する以前、1940年代後半から先駆的にカラー写真を試みていたソール・ライターが写す詩情豊かなカラー写真作品集。 英語表記。
Nick Turpin: On the Night Bus | ニック・ターピン
イギリス出身の広告・デザイン・ストリートフォトグラファー、Nick Turpinの作品集。ロンドンから郊外へと向かうバスの乗客たちを撮影したシリーズ。窓に絵を描く子ども、読書やスマホ、まどろみの時間、結露した窓越しにみる人々の姿を切り取る。 英語表記。
Wim Wenders: Pictures from the Surface of the Earth | ヴィム・ヴェンダース
ドイツの映画監督、ヴィム・ヴェンダースによる写真集。ヴィム・ヴェンダースが長年持ち歩いている古いパノラマカメラによって撮影。アリゾナ、テキサス、日本、エルサレム、ニューヨークのグラウンド・ゼロ。各国の街、自然の風景の美しさ、破壊や悲しみをありのままに写し出す。 英語表記。
Wolfgang Tillmans: Sound is Liquid | ヴォルフガング・ティルマンス
写真家、ヴォルフガング・ティルマンスの作品集。ウィーンで開催された展示に際して出版されたもの。1990年代の初期作品から、高い評価を得ている抽象写真、グローバル化・デジタル化した現実の高解像度画像、コロナウイルスのパンデミック直前・最中に撮影した写真まで、ティルマンスの作品を幅広く取り上げている。 英語表記。
Lucas Blalock: Figures | ルーカス・ブレイロック
アメリカ出身のアーティスト、ルーカス・ブレイロックによる作品集。コンピューター上で計算された偶発的に配置された数字と自身を撮影した写真、あらゆるイメージによって構成される。「世界がどう見えるかではなく、世界が感じているように見える」という表現のもと、どこか奇妙でユニークな作品がおさめられている。 英語表記。
Lenard Smith: Melancholy Objects | Perimeter Editions
ロサンゼルスを拠点とするアーティスト、Lenard Smithによる作品集。アンテナや照明器具、鏡、鉄、木など、様々な種類の素材を組み合わせたアッサンブラージュと静物写真を組み合わせた表現世界が収められている。 英語表記。
光と重力 | 今井智己
写真家、今井智己の作品集。木が生い茂る森の中や屋内、住宅街の一角など、静謐な空気を視覚から感じるランドスケープの数々をカラーで収録。装丁は服部一成によるもの。
Daniel Everett: New Tendency Books | Actual Source + NEW TENDENCY
アメリカのデザインスタジオ・出版社であるActual Sourceと、ドイツのデザインスタジオNEW TENDENCYによるブックシリーズ。写真、ビデオ、彫刻、インスタレーションなど、多岐にわたる分野で活躍するダニエル・エヴェレットによる作品集。高層マンションやビル、建設中の足場、都市景観とデザインが融合する。 英語表記。
The Cabinet of Traces | Air Antwerp
ベルギーのアートプロジェクト「AIR Traces」第3章として出版されたアートブック。アーティスト・イン・レジデンス「Air Antwerp」に滞在したアーティストたちが意識的に残した「忘れもの」であるオブジェ、ドローイング、アート作品、手紙、服など73点をコレクションしたもの。民俗学的なコレクションカタログを模し、カタログ番号、素材、サイズ、タイトル、アーティスト名などを記載。それらが次の滞在者に引き継がれ、なんらかの影響をもたらし、コレクションが成長し続けるという長期保存プロジェクト。 英語表記。
The Diary of Frida Kahlo | フリーダ・カーロ
民族芸術の先駆者であり、メキシコの現代絵画を代表する画家、フリーダ・カーロによる手記をまとめたもの。1944年から1954年にかけて人生における激動の最後の10年を綴った記録。色鮮やかに描かれた水彩画、スケッチと併せて、思想、詩、夢、夫のディエゴ・リベラとの関係などが記されている。 英語、スペイン語表記。
HOME | 坂口トモユキ
写真家、坂口トモユキの作品集。東京近郊にある住宅地を深夜にデジタルカメラで撮影したもの。鮮明に映し出された住宅の光景はどこか怪しさを伴っており、ページをめくるごとに不思議な感覚に陥る一冊。
Robbie Lawrence: Freetown | ロビー・ローレンス
スコットランド出身の写真家、ロビー・ローレンスによる作品集。アーティストが自身で選んだ都市を撮影する「Portraits de Villes」シリーズ。ローレンスはシエラレオネ共和国の首都フリータウンを舞台に撮影。シエラレオネの貧困の中にいる妊産婦たちの健康状態、生じる課題を記録する。 英語、フランス語表記。
イブ・クライン展 | 高輪美術館
1985年から1986年にかけて全国各地で開催された展覧会の図録。フランスの現代作家イブ・クラインが1962年に34歳という若さで夭折するまでのわずか7年の活動期間に制作した絵画、立体作品、火による絵画、空気の建築など、クライン芸術を幅広く網羅して紹介。
マグリット展 | 国立新美術館 ほか
2015年に国立新美術館ほか各地で開催された展覧会の図録。20世紀を代表する芸術家でシュルレアリスムの巨匠、ルネ・マグリットの初期から晩年にいたるまでのおよそ130点の代表作を5つの章に分けて紹介する。
Dorothy | 村橋貴博
guse arsとしても活動中のコラージュ・アーティスト、Takahiro Murahashi(村橋貴博)による作品集。どこかの部族の工芸品や偶像、超古代のオーパーツ、はたまた未来の生物を思わせる不思議な造形作品を収録。限定1000部。