Peanuts: The Art of Charles M. Schulz | チャールズ・M・シュルツ
チャールズ・M・シュルツによって生み出され、今もなお世界中の人々から愛され続けている「ピーナッツ」の作品集。1940年代初頭のシュルツの軍隊時代のスケッチブックから、スクラップブック、キャラクターたちの初期段階のスケッチ、その他貴重な未公開資料まで豊富に収録。「ピーナッツ」ファンには必読の一冊。
一字一会 いま、何か一つだけ、字を書くとしたら? | 週刊金曜日
「いま、何か一つだけ、字を書くとしたら?」という問いかけに対して、100人の著名人が回答した一字とその理由を集めた一冊。安野モヨコ、忌野清志郎、永六輔、緒形拳、角田光代、田辺聖子、谷川俊太郎、松岡正剛、村上隆、森山大道、三國連太郎、横尾忠則などが参加し、それぞれの個性が光る筆跡も見どころのひとつ。
年鑑日本のタイポディレクション ’94-’95 知と美の字 | 東京タイプディレクターズクラブ
東京タイプディレクターズクラブ(略称 東京TDC)の年鑑、1994年度版。東京TDC入選作品を掲載するほか、浅葉克己やタナカノリユキ、TOMATOらによる特集記事を収録。
もじを描く | 平野甲賀
日本を代表するデザイナー、平野甲賀のエッセイ集。ユニークかつ唯一無二な描き文字でも知られる平野甲賀が、自らのことや文字について、書き下ろしの文字とともに語る。自由闊達・融通無碍な平野甲賀ワールドを静かに味わえる一冊。著者自装。
Lilly | 志賀理江子 写真集
日本の写真家・志賀理江子の作品集。第33回木村伊兵衛写真賞受賞作品。異次元のような、未知の何かを映し出す異質な写真作品群を収録。デザインは中島英樹によるもの。
Daisuke Yokota: site/cloud | 横田大輔
写真家、横田大輔の作品集。夜の暗闇に包まれた街並みや森の茂み、そして若者たちの姿を淡くぼんやりとしたイメージで写し出しており、ページをめくるごとに横田がつくりあげた独自の世界観に引き込まれそうになる。
Klaas Gubbels: The Difference of the Same | クラース・グッベルス
コーヒーポットをこよなく愛し、その作品で知られるオランダの彫刻家・画家のクラース・グッベルス初のモノグラフ。主なテーマを日用品としており、紙作品や絵画、彫刻、オブジェなど、さまざまな表現方法からグッベルスの視点が垣間見える。建築家のディルク・ヤン・ポステル、ジャズミュージシャンのベンジャミン・ハーマンらの考察を収録。 英語表記。
Peter Fischli & David: Weiss: Polyurethane Sculptures | ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイス
スイス出身のアーティストデュオ、ペーター・フィッシュリとダヴィッド・ヴァイスによる作品集。1982年から2012年にワイスが亡くなるまでの間に制作されたポリウレタンによるオブジェのシリーズ作品を掲載。手彫り、ペイントによって形作られた電動工具、汚れたペンキブラシやバケツなど、日常における身近なアイテムを140点を掲載。 英語表記。
坂本龍一 Timeless Passion
2014年東京のラグジュアリーホテル、パークハイアット東京が開業20周年を迎えた記念に坂本龍一が書き下ろした楽曲「TIMELESS」をおさめたCDブック。ホテルを映し出した幻想的なモノクロの写真にテキストが添えられている。1000部限定。
ホンマタカシ Diaries 2010-2011 | エムディエヌコーポレーション
写真家、ホンマタカシによる日記のような作品集。2010年から2011年の間に撮影された、日常の断片を切り取ったかのような瑞々しい写真の数々を多数収録。ホンマタカシが主宰する出版プロジェクト「between the books」のガイドや写真家のアレック・ソスとマーティン・パーとの往復書簡の記事、ワークショップなど、テキストも豊富に収録。
David Hockney: Etchings & Lithographs | デイヴィッド・ホックニー
1988年に開催された展示の際に刊行された図録。ポップアートを代表する画家、デイヴィッド・ホックニーが手がけたエッチング、リトグラフを中心に紹介。作品図版98点と解説を収録。 英語表記。
Anita Albus: Die The Art of Seeing | アニタ・アルバス 画集
ベストセラー「The Art of Arts」の著者である、イラストレーターで作家のアニタ・アルバスの作品集。綿密な自然調査、そして自作のカラー顔料と高度な技術によって植物や動物の細密画が描かれている。 英語表記。
In-Between 1 ホンマタカシ デンマーク、ポーランド
13人の写真家がEU全国を撮りおろした写真集「In-between」シリーズ第1巻。ホンマタカシがデンマークとポートランドを訪れて撮影したストリートフォトをカラーで多数収録。コペンハーゲンでは、アルネ・ヤコブセンが手がけた建築空間、ワルシャワでは急速に拡張する郊外の住宅街などを捉えている。装丁は中島英樹。
In-between 9 米田知子 ハンガリー、エストニア
日本の写真家がEU全25カ国を撮影する写真集シリーズ「In-between」第9巻。写真家の米田知子がハンガリーとエストニアを撮影。ハンガリーでは水、エストニアでは森をモチーフに、町や自然、そこで生活を営む人々の姿を、現在も続く歴史の爪痕に触れながら米田独自の視点で切り取っている。
Off Beat | A-Chan
ニューヨークを拠点に活動し、ロバート・フランクのアシスタントも務めた女性写真家・A-Chanによる作品集。あらかじめテーマは設けず、2008年から2009年にかけての彼女の日常をありのまま切り取ったモノクロのストリートスナップ作品を収録。
日記人生 1982−1995 | 横尾忠則
横尾忠則が14年間に渡る日記から365日を選び、新たに1年として編纂。走り書きやスケッチ、当時の新聞記事など、画家・デザイナー/横尾忠則の創作人生とその裏側が浮かび上がる日記集。
One Days | 石内都
写真家・石内都による作品集。一つのテーマから「時間」や「記憶」、「喪失」などを見つめたこれまでの作品集とは違い、断片的に切り取られた、私的で何気ない日常の一コマと、古びた建物などの石内的視点とが混在した新しい趣の作品集。日々のなかで見落としがちな華やぎを写し出す。倉石信乃によるテキスト「旅愁と郷愁」を併せて掲載。装丁は中島英樹。
風景遊歩 sight-cruising | 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
2005年に丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催された展覧会の図録。「あたらしい風景」と「みえない風景」という2つの視点で構成され、猪熊弦一郎、柳幸典、会田誠、野口里佳、中川幸夫ら国内外で様々な表現活動を行うアーティスト21名の作品およそ30点を掲載。
The World of Wang Chuanfeng | 王伝峰
中国の美術家、王伝峰の作品集。魚をモチーフに描いた代表的な作品を多数収録。まるで魚の泳ぎを表現しているかのような文字の配置が印象的な一冊。王伝峰のポートレートは篠山紀信が撮影したもの。装丁は中島英樹。 中国語、英語表記。
Bottle Joe | Jeremy Laffon & Elvia Teots
フランス人アーティスト、ジェレミー・ラフォンとルヴィア・テオツキーの作品集。無人の小屋を発見したところから生じたプロジェクトをまとめたもの。置き去りにされた家具を補強するために彫刻的でありながら実用的でもある木製の装置をいくつも作り、それを記録。 新刊書籍。
レオナール・フジタ 私のパリ、私のアトリエ | ポーラ美術館
2011年にポーラ美術館で開催された「レオナール・フジタ 私のパリ、私のアトリエ」展の公式カタログ。洋画家・藤田嗣治が描く裸婦の特徴のひとつである「乳白色の肌」に迫る特集と、アトリエを舞台に空想の世界を作り出そうとしたシリーズを紐解く特集の2本立て。78点の作品図版をカラーで収録。代表作「タピスリーの裸婦」のプリント1葉付。
マチス展 | Henri Matisse アンリ・マティス
20世紀を代表するフランスの画家、アンリ・マティスの展示図録。ペインティング、ドローイング、版画、彫刻などの作品をカラーとモノクロで多数掲載。監修は美術評論家の島田紀夫。
青木淳 ノートブック | 大和プレス
青森県立美術館やルイ・ヴィトン店舗などの設計で知られる建築家、青木淳の作品資料集。1992年から2012年までの104冊にもおよぶKOKUYOのA4ノート全ページを完全収録したもので、多くの作品のスケッチやメモなどを掲載。20のプロジェクトの実施設計図もあわせて収録し、創造のプロセスや青木の頭の中を垣間見られる一冊。装丁は中島英樹。
家について | 伊勢克也
アーティスト、伊勢克也の作品集。様々な素材で作られたオブジェ、イラストレーション、写真など、「家」をテーマにした作品と散文が綴じられている。編集と装丁は立花文穂。
Rethinking the Modular: Adaptable Systems in Architecture and Design
過去50年にわたるモジュラー・デザインの役割、影響力についてまとめた一冊。スイスの建築家、フリッツ・ハラーが提唱したデザインシステムを土台に、デザイナー、建築家、思想家のインタビュー、写真、図版、テキストを収録。 英語表記。
Daiwa Press Viewing Room Vol.12 | 大和プレス
大和プレスのコレクションシリーズの第12弾。今号では2020年に閉店した西荻窪の陶磁器専門店「魯山」店主、大嶌文彦による展示の様子を収録。古布、陶器、ガラス、鉄製品など、月日が経過したあらゆる古道具を解説と併せて掲載。撮影は古賀絵里子によるもの。
Rasterizer | 緒方範人
写真家、緒方範人の作品集。東日本大震災の被災地で破壊された建物を「竣工写真」と同じ手法で撮り続けた「On the Shoreline」と、400枚以上の写真を245pixelに分解し、自動演算でランダム描画した「Datascape_On_the_shoreline」2つのシリーズをまとめたもの。建築の破壊と再生の記録とともに、その現実を問う。
ナショナリズムの由来 | 大澤真幸
日本の社会学者、大澤真幸がナショナリズムについて解説したエッセイ集。「原型:ナショナリズムの由来」「変型:ナショナリズムの最後・後の波」「補論 ファシズムの生成」で構成され、資本主義やファシズム、民族や国家など、さまざまな視点からナショナリズムを紐解く。装丁は中島英樹。
Wood | Matali Crasset
パリを拠点に活動するデザイナー、マタリ・クラッセの作品集。フランス・ムース地方の中心部に位置する5000ヘクタールの森の中にある4つの小さな家と、スプーン、毛布、椅子などを紹介。 フランス語表記。
日本の民具 第1巻 町 | 薗部澄、遠藤武ほか
日本の生活道具を集成した『日本の民具』シリーズ第1巻、『町』篇。看板やそろばんなどの商売道具、装身具などをモノクロ図版で紹介。写真は薗部澄、解説は遠藤武、宮本常一、磯貝勇、桜田勝徳。装丁は多川精一。民俗学者で、大蔵大臣なども務めた渋沢敬三の追悼記念として出版されたもの。
バックパッキング入門 | 芦沢一洋
国内におけるアウトドア・ライターの草分け的存在・芦沢一洋が、バック・パッキングの思想から必要装備、フライフィッシングなどに至るまで入念に解説した、バック・パッキングの入門書。1976年に発行されているものの、現代にも通用するアウトドア・ライフの精神が広く支持されている幻の名著。
現代イギリスの工芸 | 京都国立近代美術館 ほか
1988年から1989年にかけて京都国立近代美術館と東京国立近代美術館工芸館にて開催された展覧会の図録。工芸の本来の役割ではなく、純粋な造形としての制作を目指した第二次大戦後のイギリス工芸の動向を探るもので、陶芸、染織、ジュエリー、ガラスなどの分野から48名の作家による約200点以上の作品を収録。
Rafael Rozendaal: Everything, Always, Everywhere | ラファエル・ローゼンダール
ニューヨークを拠点に活動するオランダ出身のビジュアルアーティスト、ラファエル・ローゼンダールの作品集。インターネットアートの先駆者として知られるローゼンダールのこれまでの作品を辿るとともに、デジタルアートに影響を与えたテクノロジーの進歩を考察する。作品図版と併せて解説を収録。
中島英樹作品集 Works of Hideki Nakajima | &salon
グラフィックデザイナー・アートディレクター、中島英樹の作品集。2011年にマカオで開催された展示に際して出版されたもの。ポスター、ブックデザイン、坂本龍一のアートワークなど、1990年代から2011年にかけて制作された作品を紹介している。 英語、中国語表記。
現代演劇のアート・ワーク 60’s-80’s | 西武美術館
小劇場運動が盛んだった60年代から80年代における早稲田小劇場や転形劇場、演劇実験室天井桟敷などのポスター作品を収録した作品集。様々な小劇場のために制作された寺山修司・大駱駝艦・和田誠らなどによる舞台美術用作品を281点掲載。巻末に平野甲賀と及部克人による対談「アンダーグラウンド・グラフィックス」も併せて掲載。
大友克洋 GENGA展 | 3331 Arts Chiyoda
2012年に3331 Arts Chiyodaで開催された展覧会の図録。デビューから39年間にわたる、漫画家・大友克洋の軌跡を辿るもの。初期作品から、代表作『童夢』『AKIRA』、広告仕事などの多数の原画を紹介。カラー・モノクロ含む大判の図版、テキストを収録。
Suiza Constructiva | Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía
2003年にスペイン・マドリードのソフィア王妃芸術センターで開催された展示のカタログ。マックス・ビルをはじめ、スイスのアーティスト達がバウハウスの教えを学び、発展した「スイススタイル」を紹介。1920年代から1950年にかけての工業デザイン、グラフィックデザイン、建築、家具などの図版、テキストを収録。 スペイン語表記。
ソール・スタインバーグ シニカルな現実世界の変換の試み | ギンザ・グラフィック・ギャラリー
2021年にギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催された同名展示の図録。ルーマニア出身のイラストレーター、ソール・スタインバーグのドローイングを中心とした作品154点を収録。1940年代から晩年までのユーモアと風刺が織り交ぜられたスタインバーグの世界が広がる。
世界ポスタートリエンナーレトヤマ 2009 | 富山県立近代美術館
2009年に富山県立近代美術館にて開催された展示の際に刊行されたもの。世界49ヶ国・地域から集まった4,516点のポスター作品の中から選抜された入選・入賞作品、審査員作品、総数432点を収録。勝井三雄、佐藤晃一らによるテキストをを掲載。アートディレクションは永井一正。 日本語、英語表記。
デザインのぐう・ちょき・ぱぁー | 五十嵐威暢
グラフィックデザインや環境デザイン、彫刻などの分野で活躍する五十嵐威暢の作品集。グー=コンセプト、それを包むパーは経験や伝統からくる影響、チョキはイメージの開拓といったように、氏のデザイン観をジャンケンになぞらえ、分野をまたぐ仕事の数々を収録。
Roe Ethridge: American Polychronic | ロー・エスリッジ
アメリカの写真家、ロー・エスリッジによる1999年から2022年までの作品を網羅した作品集。個人的な作品は時系列に並べられる一方、商業写真は反時系列に織り込まれており、ファインアート、ファッション、広告の領域と、日常的、個人的な写真が混ざりあった、新しい視覚体験が楽しめる1冊。 英語表記。
境界 boundary | クロヌマタカトシ
木彫作家のクロヌマタカトシの作品集。木に止まったカラス、並んだ雀たち、人物像、花など、あらゆるモチーフの作品を収録。流木や陶土の材質を生かした質感、線の美しさを感じることのできる一冊。フルカラーの図版、テキストを収録。
Dirt Ollies: A Skate Board Trip to Mongolia | Henrik Edelbo
2004年にCarharttの17人のスケートボーダーたちがモンゴルへ旅した1ヶ月をまとめたもの。目標は、人里離れた場所に巨大なスケートボードパークを作ること。木の壁面や階段の手摺、アスファルトのブロック、手作りのセクションなどでライディングする様子と併せてモンゴルの伝統の中で暮らす人々が収められている。モンゴルのスケートボード・カルチャーを探る旅の記録。DVD付属。 英語表記。