Andreas Gursky: Photographs from 1984 to the Present | アンドレアス・グルスキー
ドイツの写真家、アンドレアス・グルスキーの作品集。街全体の風景、果てしなく広がる地平線、何フロアもあるオフィスビル、巨大な工場の通路、混雑した公共スペースなど大判のカラー写真で広大なパノラマ・シーンを描写した代表的なシリーズを収録。 英語表記。
Vogels Huilen Niet: Klein Vogelleed in de Grote Stad | Anjes Gesink
大都市に生きる鳥類を撮影した写真集。カラス、ハト、フクロウ、タカなど収録されている鳥たちは都市で保護されたものであり、鳥が生きる場としての視点から都市環境の現状を浮かび上がらせる。
Wolfgang Tillmans | ヴォルフガング・ティルマンス 写真集
ドイツ出身の写真家、ヴォルフガング・ティルマンスの初期作品集。i-Dマガジンに掲載されたスナップなど、80年代~90年代に撮影された作品を中心に、やや奇妙な印象のリアリズムを漂わせつつもエッジの効いた写真を多数収録。
Florae: Van Cleef & Arpels | ヴァンクリーフ&アーペル
パリのハイジュエリー・ブランド「ヴァンクリーフ&アーペル」が編纂した博物誌。世界最古の植物標本、中国皇帝の庭園、カール・リンネが想像した空想の花時計など、古今東西の植物にまつわる美しい図版を集成したもの。日本語版。
Robert Ryman: Works On Paper 1957-1964 | ロバート・ライマン
アメリカのミニマリズムを代表する画家、ロバート・ライマンの作品集。半世紀以上に渡って正方形と白色を用いた表現方法で知られているライマンが、様々な素材や技法を試みていた当時20代前半の時の作品を集めたもの。スタイルを確立する前でありながら、当時から変わらないライマンの創作の世界観を垣間見れる一冊。 英語表記。
Oskar Schmidt: The American Series | Matthias Harder
ドイツの写真家、オスカー・シュミットの写真集。ウォーカー・エバンスの写真に残る1930年代の風景をスタジオに忠実に再現し、大判カメラで撮影することで、歴史や視点、土地の気質などを比較・分析する。先駆者たちとの類似性や再現性がどこまであるのか、再現できないことは何なのかといったテーマをも内包している。
Seasonal Abandonment of Imaginary Worlds | Carine Thevenau
オーストラリアのシドニーを拠点に活動する写真家、カリーヌ・テベノーの作品集。日本の地方都市で撮影した、老朽化の進む遊具を被写体にしたシリーズを収録。このシリーズは時間と空間の空白をあらわす「間」の概念を探求したもの。雪景色の中の遊び場の醸し出す空虚さや「間」を、静寂や緊張として解釈している。 英語表記。
POSTALCO ケトルジッパーウォレット シン
ポケットにもすっきりと収まるコンパクトなウォレット。大きく広げることができる3つのポケットには、約10枚のカード、コイン、折りたたんだお札を入れることができ、収納力も十分です。ジオロジーゴートスキン、カーフスキン、ピッグスキンの3種類の革を使用。バリエーションはMoss Greenと、Shade Grayの2種類。
Poster Collection 09: Ralph Schraivogel | ラルフ・シュライフォーゲル
スイスのチューリヒ・ゲシュタルトゥング美術館のコレクションからラルフ・シュライフォーゲルの作品をまとめた「Poster Collection」第9号。シュライフォーゲルのポスター作品、テキストによる解説を収録。 英語、ドイツ語表記。
Japon-Joconde モナリザ100微笑 Makoto Nakamura+Shigeo Fukuda 100部限定 | 中村誠、福田繁雄
グラフィックデザイナーの中村誠と福田繁雄が共同で手掛けた大判ポスター集。1971年にパリで開催された展示に際して100部限定で発行されたもの。ダ・ヴィンチの名作「モナ・リザ」を題材にし、色分解、ソラリゼーション、拡大など様々な印刷技法を組み合わせた実験的な試みを記録している。冊子には計41点の図版と、その工程を掲載。 フランス語・ドイツ語・英語・日本語表記。
1920年代のソビエトのコマーシャルデザイン | ミハイル・アニクスト
1920年代のソビエトの広告デザイン作品集。アレクサンドル・ロトチェンコ、エル・リシツキーから無名の作家たちによるものまで、内戦によって揺れるソビエトで生まれたデザインの数々を収録。
The Collections | 勝山八千代
イラストレーターの勝山八千代による、世界中の16名の架空のキャラクターによる様々なコレクションを描いたイラスト作品集。モノクロでシンプルに描かれたイラストにより、それぞれのコレクションの一点一点が何だか愛おしく思えてくる1冊。新刊書籍。
柄澤齊 木口木版画集 | 阿部出版
木口版画家の第一人者である柄澤齊(からさわひとし)の作品集。1971年から1991年にかけて制作された木口木版画作品356点と、1975年から1979年にかけての木口木版画による全コラージュ作品65点を収録。精緻な木口木版画によって表現される柄澤齊の普遍的な世界観を集めた一冊。装丁は中島かほる。 日本語、英語表記。
Rijksmuseum Cookbook | Jonah Freud, Wim Pijbes
オランダ国立美術館ライクスミュージアムより出版されたレシピ集。料理ジャーナリスト、ジョナ・フロイトと有名専門店のシェフたちがタッグを組み、オランダ料理の伝統的な50の素材を、現代にアップデートさせる。インスパイアの源には、美術館のコレクションや絵画作品なども含まれ、そのアプローチを解説するための造本設計も秀逸。アートディクションは世界的に活躍するグラフィック・デザイナー、イルマ・ボーム。透け感のある紙にテキストは図版が裏写りする世界観は、この実験的なレシピ集に非常にマッチする美しい一冊。 英語表記。
Bawden, Ravilious and the Artists of Great Bardfield | エドワード・ボーデン、エリック・ラヴィリオス画集
エドワード・ボーデンとエリック・ラヴィリオスをはじめとする英国の画家たちの作品集。1930年代から1970年代にかけて形成された、エセックス州のグレート・バードフィールドにおけるアーティストやデザイナーのコミュニティを、彼らの作品を通して紹介。村と近隣の風景が、独特のスタイルの芸術、デザイン、イラストを育んできたかを紐解く。 英語表記。
Liu Ye: The Book Paintings | リウ・イェ画集
北京を拠点とするアーティスト、リウ・イェの作品集。2013年からスタートしたシリーズを中心に収録。表象絵画として知られる自身の技法を駆使して描かれた本の絵は、本への愛情と好奇心を感じる。90以上の作品を収録。
Dayanita Singh: Museum of Chance | ダヤニータ・シン
インド出身の写真家、ダヤニータ・シンの写真集。外国人が思い描く、"エキゾチック"、"混沌"といったステレオタイプなインドではなく、静謐で詩的、夢と現実を行き来するかのようなインドの姿がモノクロ作品で収められている。
The Portfolios of Ansel Adams | アンセル・アダムス写真集
米国屈指の風景写真家、アンセル・アダムスの作品集。1948年から1976年までに発行されたアダムスの限定版ポートフォリオをペーパーバック版で復刻したもの。雄大な自然を移した記念碑的な風景写真、ポートレート、建築写真などを収録。 英語表記。
武井武雄作品集 III 刊本作品 | 武井武雄
昭和を代表する装丁家でありイラストレーターでもある武井武雄の刊本作品集。1930年代から1970年代にかけて著者が手がけた書籍の数々をカラーで多数掲載。限定700冊。片面印刷仕様。末尾には本箱デザインまで収録。刊本作品詞文抄付。
Graphic Design before Graphic Designers | David Jury
1700年から1914年までの「印刷」から「グラフィック・デザイン」への変遷を、国際的な視野で捉えた資料集。ポスター、カタログ、ラベルなど約850点の印刷物を収録。 英語表記。
日本の民具 全4冊揃 | 薗部澄、遠藤武 他
日本の生活道具を集成した写真資料集。第一巻「町」は看板や商売道具、第二巻「農村」は農具や生活用品、第三巻「山・漁村」は漁具、第四巻「周囲民族」は樺太・台湾の道具を収録。写真は薗部澄、解説は遠藤武、宮本常一、磯貝勇、桜田勝徳。装丁は多川精一。民俗学者で、大蔵大臣なども務めた渋沢敬三の追悼記念として出版されたもの。
頭骨の文化史 | ヘンシェン著、鈴木誠訳
スウェーデンの医学博士、フォルケ・ヘンシェンによる評論。頭蓋骨が、文化や歴史の中でどのような位置を占めているかを医学の辺縁分野から研究し、考察を述べる。翻訳は鈴木誠、高橋穣。装丁は杉浦康平、海保透。
Michael Meredith and Hilary Sample: Houses for Sale
アメリカ人建築家マイケル・メレディスとヒラリー・サンプルによって設立されたニューヨークの建築スタジオ「MOS」による絵本。一家が自分たちにぴったりの家を探して旅に出るものの、どれもしっくりこないので、一緒に家を建てることにする。しかし、追加したり変更するものが常にあり、ついには完璧な家など存在せず、本当に楽しいのは探求そのものなのだと気づく。絵本形式で偉大な建築家たちの特徴や個性を紹介しながら、新しい家を探す家族の旅に読者を誘ってくれる。 英語表記。
第二次 工藝を我らに 第二回展 資生堂が提案する美しい生活のための展覧会 | 資生堂アートハウス
2021年に資生堂アートハウスで開催された展示の図録。「第一次 工藝を我らに」の趣旨を引き継ぎ、第一次メンバーの十四代今泉今右衛門(陶藝)を要に、新たに参加した中條伊穗理(漆藝)、水口咲(漆藝)、三代羽與兵衛(金工)、安達征良(ガラス工藝)ら5名による新作と、アートハウスの収蔵品や古美術、工業製品などを紹介。
Willi Moegle: Die Sachfotografie
ドイツの職業写真家の先駆者、ヴィリー・メーグルの作品集。食器や家具、工業製品を美しいライティングと絶妙な画角で切り取った157点を収録。 英語表記。
Green Architecture: Vo Trong Nghia & The Work of VTN Architects | ヴォ・チョン・ギア
ベトナムのハノイとホーチミンに拠点に活動する建築家、ヴォ・チョン・ギア率いる設計会社VTNアーキテクツの写真資料集。急速な都市化と環境危機の中で、都市住民の生活を改善するための革新的な新しい建築ソリューションを紹介。ホテル、オフィスビル、学校、教育機関、集合住宅など、一連の建築プロジェクトの図版と解説を通し、建築と自然のつながりを回復させるためにどのような貢献をしているかを探る一冊。 英語表記。
The Language of Beauty in African Art
世界各地から集められたアフリカの伝統美術品レクションとシカゴ美術館の重要な所蔵品から約300点の作品を収録した資料集。西アフリカと中央アフリカのサハラ砂漠以南の文化の彫刻的遺産に重点を置きつつ、家庭、儀式、装飾のためにデザインされたテキスタイルやオブジェも紹介。アフリカの伝統的な美術品と美的語彙の探求を通して、過去1世紀にわたる学術的、美術館的解釈における西洋的価値観を払拭する。 英語表記。
日本人の原像 | 土門拳
旧石器時代から縄文時代、弥生時代、古墳時代まで、古代の日本人の歩みを追った資料集。石器や土偶、青銅器、埴輪などの図版を多く用いながら、社会や人々の暮らしが時代ごとにどのように変化したのかを丁寧に解説。写真は土門拳、挿画は福沢一郎、解説は芹沢長介、坪井清足、題字は勅使河原蒼風、装丁は多川精一によるもの。
田中一光デザイン室30年の歩み | 田中一光
田中一光デザイン室の設立30周年を記念して刊行された、限定700部非売品の社史。日本を代表するグラフィック・デザイナー、田中一光の1960年代から1990年代までの仕事を、ポスター、装幀、パッケージなど、多数のデザインとともに解説。
電子図像誌 黄昏の記述 | 戸田ツトム
グラフィックデザイナー、戸田ツトムによるコンピューターグラフィックのランドスケープ作品集。森、廃墟、マシン、そびえ立つビル群…機械と自然の間を彷徨う魔術的なグラフィックをカラー図版で収録。装丁は岡孝治。
日本タイポグラフィ年鑑 1980 | 日本タイポグラフィ協会
日本タイポグラフィ協会が選出した1980年度の年鑑。ブックデザイン、雑誌表紙、新聞広告、ロゴタイプなど、多岐にわたるジャンルのタイポグラフィ作品を収録。
Pattern-Thinking | R. Buckminster Fuller バックミンスター・フラー
デザイナーや建築家、詩人などとして活動したバックミンスター・フラーの資料集。デザインにおけるフラーの功績を豊富な資料とともに再評価しながら、デザインと建築の新しい可能性を検証する。英語表記。
ウィーンの夢と憧れ 世紀末のグラフィック・アート | 徳島県立近代美術館、うらわ美術館 他
2003年に開催された「ウィーンの夢と憧れ 世紀末のグラフィック・アート」展の図録。グスタフ・クリムトを中心に巻き起こったウィーン分離派による、芸術と生活が統合した華やかなグラフィックアートを多数収録。
Maria Sewcz: Inter Esse Berlin 1985-1987
ドイツの写真家、Maria Sewczの作品集。1985年から1987年にかけて撮影された作品には、1989年のベルリンの壁崩壊へ向け、様々な想いに揺れるドイツの街や人々の様子が収められている。 英語表記。
音楽図鑑 | 坂本龍一
1984年に発売された坂本龍一による名盤『音楽図鑑』を視覚化したヴィジュアルブック。目に見えない音楽を様々なグラフィックやイラスト、当時のデジタルアートで表現。坂本龍一の頭の中のアイディアを垣間見ることができる創作ノートも別冊で収録。
Under My Window | Michal Safdie ミハエル・サフディ 写真集
イスラエル出身の写真家、ミハエル・サフディの作品集。サフディが窓から毎日眼にする光景を記録したもの。窓の下はユダヤ教徒、イスラム教徒、キリスト教徒、そのほかの住人、観光客などが行き交う路地。信仰と儀式が日々の生活を大きく形作っているエルサレムの街で、公共的なイベントと個人的な瞬間の対照的な2つの視点で見つめている。 英語表記。
Yoshinori Mizutani: Des Oiseaux | Guilhem Lesaffre
写真家・水谷良典の作品集。鳥をテーマにした写真集「Des Oiseaux」シリーズの1冊。都市空間で生きる鳥たちを、独特のフレーミングとカラフルな色彩、被写界深度をもって幻想的な風景として切り取る。 英語表記。
Byung-Hun Min: Des Oiseaux | ミン・ビョンホン 写真集
韓国出身の写真家、ミン・ビョンホンの作品集。鳥をテーマにした写真集「Des Oiseaux」シリーズの1冊。鉛筆のスケッチのような儚さを持ち、静けさ、自然のシンプルさ、そして時間の流れの感覚を可視化下した美しい1冊。 英語表記。
The Breaks: Stylin’ and Profilin’ 1982-1990 | Janette Beckman ジャネット・ベックマン 写真集
音楽シーンを中心に活躍する写真家、ジャネット・ベックマンの写真集。アフリカ・バンバータ、Run-DMC、Eric B and Rakim、NWA、ジャングル・ブラザーズ、ビースティ・ボーイズら、ストリートカルチャー、ヒップホップの時代のアイコンとなるエンターテイナーたちの姿をとらえている。 英語表記。
Wild Dayz: Photos by Beezer
WILD DAYZ:Photos by Beezer/全世界のクラブ・ミュージック・シーンをリードし続けてきた、マッシヴ・アタックの前身、“ザ・ワイルド・バンチ”。1980年代中盤、時代がパンクやニューウェイブ、そしてレゲエを飲み込み、ヒップ・ホップという新しい形のムーブメントが生まれたシーンの中心にいたのが彼等だった。本作は同じ場所、同じ時代を生きてきたブリストル出身の写真家・Beezerがその隆盛を記録したドキュメンタリーであり、現在のクラブシーンへの流れを刻印した歴史の証明でもある。DVD付。
Bauhaus Undead: The Visual History and Legacy of Bauhaus
イギリスのロックバンド、バウハウスの元メンバーケヴィン・ハスキンズによるコレクションを紹介した一冊。1978年のバンド結成から、1998年の再結成や2005年のコーチェラ公演、2019年のライブステージへの復帰とバウハウスの軌跡を辿る。ライブ写真、バックステージパス、セットリスト、ポスター、契約書など大判の写真、テキストを収録。完売となった初版を受け制作された増補版。 英語表記。
旅の絵本 | 串田孫一
詩人や随筆家、哲学者として活動した串田孫一による画文集。FM放送の番組「音楽の絵本」より、旅のシリーズを掲載。挿画も著者自身によるもの。
William Eggleston: Election Eve | ウィリアム・エグルストン 写真集
カラー表現を用いたアート・フォトのパイオニア、ウィリアム・エグルストンの作品集。1977年にコルデコット・チャブ社から5冊のみ出版された2冊組の希少な作品集を、シュタイデル社が1冊にまとめたもの。テネシー州メンフィスからジョージア州プレーンズへ旅した際に撮影された写真を収録。 英語表記。