Surfing Photographs from the Seventies Taken | Jeff Divine
カルフォルニア出身の写真家、Jeff Divineによる写真集。サーフィンがスポーツとしてメジャーとなる以前から、ビーチでその瞬間を捉え続けてきたJeff Divineが1970年代に撮影した作品を中心に紹介。アクションショットやカルチャー、サーファーたちがビーチで過ごす自然な姿が収められている。英語表記。
温室 Glasshouse | 木村拓
数年にわたり海外の温室の室内を撮影してきた写真家、木村拓の作品集。本書は18世紀頃から温室づくりに取り組んできたというイギリスで撮影した写真をまとめたもので、建築が生み出す人工的な空間とそこで育つ植物の調和を木村独自の視点で切り取っている。
Mono.Kultur 33 Kim Gordon: Dissonatine | キム・ゴードン
ベルリン発カルチャー・マガジン『mono.kultur』33号。バンド「ソニック・ユース」のメンバーとして知られるキム・ゴードンにフォーカスを当てる。実験的なパンクロックを追求、そしてビジュアル・アートの創作活動など今尚 […]
Mono.Kultur 36 Ricardo Bofill | リカルド・ボフィル
ベルリン発カルチャー・マガジン『mono.kultur』36号。本号は、50年間で1000以上のプロジェクトをデザインしてきたスペイン出身の建築家、リカルド・ボフィルにフォーカスを当てる。数々の建築物の俯瞰した外観や絵画のような切り取りなど、リカルド・ボフィルのアーカイブから選出された未発表写真を収録。英語表記。日本語解説付き。
Scott Peterman | スコット・ピーターマン
アメリカ出身の写真家、スコット・ピーターマンの作品集。アメリカの最北東部に位置する州であるメイン州とハンプシャー州にあるアイスフィッシングハウスを7年間に渡り記録する。湖上の真っ白い世界の中にポツンと建つ、グリーンやアイスブルー、ピンクのシンプルで独創的な造形の小屋が収められている。英語表記。
Napping Dog | 214
中国出身の写真家、214による作品集。自身のクラス中国の貴州をカメラを持ち歩き撮影する。小説家・汪曾祺の作品『邂逅』の一説に感銘を受け、日常の写真から美しくも取るに足らない瞬間を切り取る。 中国語、英語表記。
Effusus | Ron Van Dongen ロン・ヴァン・ドンゲン
花や植物の写真で知られるフォトグラファー、ロン・ヴァン・ドンゲンの作品集。花の肖像写真としてクローズアップした可憐な花々を被写体として撮影。それぞれの花が持つ世界観とともにポートレートとして細密に写し出す。
Soul Blue 此岸の日々 | 野村恵子
写真家、野村恵子の作品集。母の死を目の前に、愛するものの死と対峙したとき、その姿ではなく、消えゆくいま、その在ったはずの光を痕跡として記憶、記録する。雲間から差す光、桜と夜の街の光、女性たちのヌードなど、日本各地で撮影。解説は森山大道。
現な像 | 杉本博司
現代美術家、杉本博司の論考集。2008年の1年間、月刊新潮に連載していたものをまとめた一冊。人間、芸術、時間、文明、あらゆる事象の本質を12の章ごとに杉本自身の視点で論じる。
Location | チェ・ヨンジュン
写真家のチェ・ヨンジュンの写真集。日本、韓国、香港などアジアの大都市における建築を撮影。切り取られた建築の芸術的な視点、上空から撮影された屋上の文字、料金所の標識、看板など、各国の都市建築の姿が収められている。 韓国語表記。
川瀬巴水展 郷愁の日本風景 | 千葉美術館ほか
2013年から開催された、大正・昭和に活躍した版画家・川瀬巴の巡回展図録。時代に沿って木版、写生帖、制作過程、旅行の足取りなど、豊富な図版とともに解説を収録。
土門拳 日本の彫刻 | 千葉市美術館 ほか
2000年から2001年にかけて千葉市美術館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。戦後日本を代表する写真家、土門拳が1979年に病に倒れる前まで編集を行っていた「日本の彫刻」が対象とした、飛鳥時代からおよそ850年の間に制作された彫刻作品の、各時代を代表する国宝・重文などを撮影した作品を中心に掲載。
日本の民家 | 二川幸夫、伊藤ていじ
建築写真家、二川幸夫が撮影した日本の住宅建築の写真集。京都、四国、信州、北陸など日本各地の民家の内外観をモノクロで多数収録。冒頭には建築史家・伊藤ていじが「日本の民家」と題して文章を寄せている。
燈籠 | 川勝政太郎
日本国内における灯籠の名品約500基のうち、約170基を収録した写真資料集。神社や庭園に設置された灯籠をカラーとモノクロ図版で紹介するほか、その形状、見方、時代の鑑別方法、文様や意匠まで、あらゆる解説を収録。写真は岩宮武二によるもの。 限定1100部。
The Modernist House | Phaidon
1910年から2007年に建築家が手がけた100のモダニズム建築を紹介。フランク・ロイド・ライトの「Fallingwater」、アルヴァ・アアルトの「Summer House」、安藤忠雄の「Koshino House」など、名建築の数々を年代順で紹介。英語表記。
In the Shaker Tradition | Lesley Duvall、Sharon Duane Koomler
19世紀から20世紀の米国で共同体を運営していたシェーカー教徒のインテリアに焦点を当てた写真集。シェーカー様式の特徴であるすっきりとしたライン、実用性、シンプルな美しさを兼ね揃えた家具と、それらが溶け込んだ温かみのある部 […]
Shaker Style | John S. Bowman
19世紀から20世紀のアメリカで共同体を運営していたシェーカー教徒の生活様式についてまとめられたもの。シェーカーコミュニティに関する資料、建築、机や椅子、シェーカーボックス、絵画など、さまざまな工芸品やその暮らしの姿をカラーによる図版とともに解説を収録。 英語表記。
ルイス・バラガンの建築 改訂版 | 齋藤裕
メキシコを代表する建築家ルイス・バラガンを紹介する写真資料集の改訂版。1992年刊行の初版本から約半数の写真を入れ替え、新たな構成でまとめられている。鮮やかな色彩や彫刻的な壁、水を取り入れた建築で知られるバラガンが手がけた修道院や住宅を、豊富なカラー写真で収録。さらに、齋藤裕による解説やバラガン自身の言葉、関係者のインタビュー、図面資料も掲載され、建築思想と表現の全体像を多角的に提示している。
Ark Journal Volume VI Autumn/Winter 2021
スカンジナビア発、年二回刊行のインテリア雑誌「ARK JOURNAL」の第6号。「私たちの周りの空間、そこに置くオブジェクト、そのオブジェクトの作り手」をテーマにし、世界中の美しい住居とそこに住む人々を紹介。本書ではアクネ・ストゥディオズのクリエイティブ・ディレクター、ジョニー・ヨハンソンやアーティストのマーク・マンダースなどを特集。英語表記。
Ark Journal Volume V Spring/Summer 2021
スカンジナビア発、年二回刊行のインテリア雑誌『Ark Journal』の第5号。「私たちの周りの空間、そこに置くオブジェクト、そのオブジェクトの作り手」をテーマにし、世界中の美しい住居とそこに住む人々を紹介。建築、デザイン、アートの相互作用にスカンジナビアの価値観や美学を通してフォーカスする。英語表記。
Studio Pottery ペーパーバック版 | Oliver Watson
ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館が所蔵する陶芸作品のコレクション集。バーナード・リーチ、ハンス・コパー、ルーシー・リーなどの代表的な作家はもちろん、19世紀末のアーツ・アンド・クラフツ運動から20世紀の作家が手掛けたものまで、700点以上の作品を収録。
Mono.Kultur 32: Martino Gamper | マルティノ・ガンパー
ベルリン発カルチャー・マガジン『mono.kultur』32号。本号は、「100Chairsin 100 Days」で注目を集めたイタリア人デザイナー、マルティノ・ガンパーにフォーカスを当てる。柔軟な発想とユーモアで世界的に高い評価をうけるガンバー同様、書籍デザインも3冊のサイズの違う冊子を背表紙でとじた凝った設計。
Plant Tribe: Living Happily Ever After with Plants | Igor Josifovic、Judith De Graaff
植物との暮らしについて紹介した資料集。それぞれの植物の取り扱い方法や、インテリアとのスタイリングなどを豊富な写真とテキストで紹介。英語表記。
KATACHI: The Shape of Cooking Utensils | 内田鋼一、KATACHI museum
陶芸家・造形作家、内田鋼一が収集した食にまつわる古道具をコレクションした博物館「KATACHI museum」 初の公式図録。古今東西から集められた、国籍も年代もバラバラで、一見用途すら分からない調理器具は、ものづくりの本質を考える想像力を与えてくれる。
イメージの力 国立民族学博物館コレクションにさぐる ソフトカバー版 | 国立民族学博物館 ほか
2014年に国立新美術館・国立民族学博物館を巡回した「イメージの力 国立民族学博物館コレクションにさぐる」の展覧会図録、ソフトカバー版。世界各国の伝統的な民芸品を通し、人・神・時間などに対するイメージの普遍性を博物館・美術館それぞれのアプローチで問う。 出品目録冊子付き。
Tadao Ando: Naoshima | 安藤忠雄
2014年にフランスのル・ボン・マルシェ・ リヴ・ゴーシュで開催された展示の際に刊行されたもの。建築家、安藤忠雄により手がけられた直島の建築の数々を紹介する。地中美術館、ベネッセハウス ミュージアム・オーバル、李禹煥美術館ほか、カラー・一部モノクロによる図版、解説を収録。英語表記。
モノフィジットの僧院世界 異界の小都市1 | 三宅理一、平剛
エジプト、シリア、アルメニアなどの中東地域に建てられた原始キリスト教の僧院をテーマにした建築資料集。美しい写真とともに、僧院の成り立ち、建造方法、装飾の解説などを収録。装丁は杉浦康平らによるもの。
1000 Patterns 古代から現代まで世界の模様 1000選
世界各地の陶器、テキスタイル、装飾部分から1,000ものパターンを収録し掲載した資料集。産業革命以前の手作業の時代と産業革命以降の2章に分け、世界中の色彩豊かなモチーフや様式のパターンをカラー図版で紹介。
インゲヤード・ローマン展 | 東京国立近代美術館
2018年に東京国立近代美術館で開催された「インゲヤード・ローマン展」の図録。スウェーデンを代表するデザイナーで陶芸家の、インゲヤード・ローマン。使うことを一番に考えられたシンプルな色と形が美しい氏の代表作品を多数紹介。
新・用の美展 | 京都芸術大学
2021年にワコールスタディホールで開催された展示の際に刊行されたもの。『空間』『機能』『時間』『見方』4つの指向性をカテゴライズし、新たな用の美、様式を生み出す。コップや皿など日用品の融合や変容、土偶を模した一輪挿し、現代的な床の間の再現など、現代の美を探るさまざまなプロジェクトをカラーによる図版、解説ともに収録。
森と水 Woods and Water テキスタイルの記憶 | NUNO
伝統と現在を紡ぎ、独自の布づくりをおこない、世界から注目されるテキスタイルデザインスタジオ「NUNO」が「マンダリンオリエンタル東京」のために制作したテキスタイルデザインをまとめたもの。デザインコンセプト『森と水』をイメージしたドローイングや資料写真など、図版と併せて解説を収録。空間の壁、天井、間仕切り、ベッドカバー、シェード、カーテン、ホテルロビーのアートワークなど隅々まで散りばめられたデザインの心遣いを知る。
ENKU 円空 | G・E・コマロフスキー
江戸時代初期に活動し、生涯に12万体もの仏像を彫ったと言われる修験僧・円空とその木彫仏像を世界へ発信する考えのもとまとめられた1冊。円空の生涯、大日如来、弁財天女、薬師如来、十一観音ほか作品をモノクロ・一部カラーによる図版とともに解説を収録。英語、日本語表記。
家族と一年誌「家族」創刊号 | HYOTA
1年以上に渡って1つの家族を取材し、特集する雑誌、家族と一年誌「家族」。創刊号となる本書は鳥取県大山の麓の森の中で暮らす谷本一家の暮らしや自宅を紹介。写真は奥山由之、吉楽洋平らが手がけている。
The Tower Series | Donovan Wylie ドノヴァン・ワイリー
マグナム・フォトに所属し、軍事紛争をテーマに作品を発表してきた写真家、ドノヴァン・ワイリーの写真集。『タワー・シリーズ』全巻セット。北アイルランドの国境沿いの監視塔からの視点や周囲の環境を撮影した『British Watchtowers』、アフガニスタンのNATOの監視所を撮影した『Outposts』、カナダの北極警告システムの無人レーダー局を、遠方から撮影した『North Warning System』を収録。あらゆる環境下に置かれた施設や観測所など、見えない脅威を検証する。
Pop Heart School | Ray Johnson
ネオダダと初期のポップアートシーンで活動した米国のアーティスト、レイ・ジョンソンの作品集。ジョンソンの遺品から集められたコラージュやドローイング作品を紹介。ミッキーマウス、アメリカやイギリスの国旗、新聞の切り抜き、ヌード写真などが作品に落とし込まれた作品図版296点を収録。英語表記。
Paris | Michael Wolf マイケル・ウルフ
ドイツの写真家、マイケル・ウルフの作品集。大都市とそこで暮らす人々の姿をモチーフに数多くの作品を残してきたウルフがパリの風景をとらえたもの。屋上から眺めるパリの建物の屋根、煙突、照明は写真にリズムを与えているとともに、自然と建築が互いに溶け合うよう調和する数々の美しい写真を掲載。フランス語、英語表記。
Henri Matisse: Matisse and Engraving | アンリ・マティス
フランスの画家、アンリ・マティスの作品集。1900年から晩年まで使用した版画の技法に焦点を当てたもの。版画、リトグラフ、ドライポイント、エッチング、リノカットなどの原画が作品に添えられ、作品制作の過程を見ることができる。英語表記。
出会いを求めて 現代美術の始源 新版 | 李禹煥
「もの派」を主導し、国際的に活動する美術家、李禹煥(リ・ウファン)の評論集、新版。李禹煥が60年代後半から70年代初めにかけて発表した論文など、数々の文章から70年代とは何だったのか、もの派の発想とは、表現とは、それらの問を紐解いていく。
Giorgio Morandi 1890-1964 ペーパーバック版 | ジョルジョ・モランディ
イタリアの画家、ジョルジョ・モランディの展示会図録。初期の作品から、様々なタッチで瓶や壺などを描いたペインティング、そして風景画などをカラーで多数収録。
William Wegman: Dogs on Rocks | ウィリアム・ウェグマン
アメリカ出身の写真家、アーティストのウィリアム・ウェグマンによる作品集。1997年から2005年にかけて撮影された自身の愛犬を被写体とした作品を収録。彫像のように橋の上でポーズをとる姿、まるでファッションのように海藻を身に纏う姿、石や砂に埋れた姿など、ユニークかつ芸術的な視点で愛犬たちを捉える。英語表記。
内藤礼 生まれておいで 生きておいで | 東京国立博物館
2024年に東京国立博物館で開催された展覧会の図録。東京国立博物館の収蔵品、建築空間と美術家、内藤礼との作品が調和するような空間作品の数々をカラーで収録。
The Photographer in the Garden | Jamie M. Allen、Sarah Anne McNear
あらゆる「庭の写真」を収めた一冊。有名な庭園からごく一般的な家庭菜園、有名写真家の作品から家族のスナップショットまで、そして時代や国も超えた写真は、読者に未知の体験を促す。アンナ・アトキンス、カール・ブロスフェルト、ウジェーヌ・アジェ、エドワード・スタイケン、イモージン・カニンガム、エドワード・ウェストン、リー・フリードランダー、スティーブン・ショア、ロバート・メイプルソープ、荒木経惟、コリエ・ショアなどの作品がごく自然な形で差し込まれている編集、構成力にも注目。
Aurora | Ron van Dongen ロン・ヴァン・ドンゲン
花や植物の写真で知られるフォトグラファー、ロン・ヴァン・ドンゲンの作品集。自宅の庭で育てたという儚くも力強く咲き誇る花々の姿を、大判のカラー図版で33枚収録。シンプルな装丁も美しい一冊。英語表記。
Alba Nero | Ron Van Dongen ロン・ヴァン・ドンゲン
花や植物の写真で知られる写真家、ロン・ヴァン・ドンゲンの作品集。モノクロの幻想的な雰囲気に包まれた花々を大判で32点収録。シンプルな装丁も美しい一冊。英語表記。