Graphic Language of Neville Brody ハードカバー版 | ネヴィル・ブロディ
『ザ・フェイス』や『アリーナ』のアートディレクターとして1980年代から90年代に活躍した、ネヴィル・ブロディによるグラフィカルなタイポグラフィーを纏めたベストセラー作品集。ハードカバー版。
トミ・ウンゲラーの仕事 | 板橋区立美術館、刈谷市美術館
2001年に板橋区立美術館と刈谷市美術館を巡回した「トミ・ウンゲラーの仕事」展の図録。フランスの児童文学作家、そしてイラストレーターでもあるウンゲラーのイラストレーション、コラージュ、立体造形などをカラーで多数掲載。ポスターの不採用原画など、貴重な作品も見ることができる。
More Paperwork | Nancy Williams
坂茂の感動的な教会、フセイン・チャラヤンのユーモラスな航空便のドレス、ペンタグラムの複雑なパッケージなど、多くの実例を収録することで、グラフィックデザインにおける紙の無限の可能性を感じる一冊。
サヴィニャックポスター A-Z | レイモン・サヴィニャック
フランスのイラストレーター、レイモン・サヴィニャックのポスター作品集。A-Zのキーワードでポスターデザインの極意を記しながら、カラーで作品を掲載。日本語版の監修は小柳帝。
Slanted Magazine #38 Colours
ドイツのグラフィックデザイン誌『Slanted』 vol.38号。グラフィックデザイン、タイポグラフィ、写真、アートなど、毎号異なるテーマを発信。今回のテーマは「色」。募集した1,300件を超える応募の中から、300人のデザイナー、イラストレーター、写真家、ライターらの作品を紹介。 英語表記。
紙片の宇宙、シャガール、マティス、ダリの挿絵本 | ポーラ美術館
2014年にポーラ美術館で開催された展示の図録。20世紀を代表する画家たちが手掛けた本の挿絵に焦点を当てたもの。ドガ、ロートレック、藤田嗣治、ローランサン、シャガール、ルオー、ピカソ、マティス、レジェ、ブラックらの版画技法を用いて制作した51点の挿絵本と、関連する絵画作品を紹介している。
挿絵本の世界 本と挿絵のステキな関係 | 町田市立国際版画美術館
2010年に町田市立国際版画美術館で開催された展示のカタログ。19世紀から20世紀初頭におけるヨーロッパの挿絵藝術を中心に紹介。ウイリアム・モリス、ジョルジュ・バルビエ、ラウル・デュフィ、パブロ・ピカソ、マックス・エルンストらによる作品とともに解説を収録。
Bastien Vives: Le Gout du Chlore | バスティアン・ヴィヴェス
フランスの漫画家、バスティアン・ヴィヴェスの短編漫画。脊柱側湾症を患った少年が医者の勧めで苦手なプールへ通うこととなり、そこで泳ぎの上手な少女と出会う。毎週水曜日の逢瀬を楽しみに、日々上達していく泳ぎと、彼女の姿を追い求め手を伸ばした先に見えたものとは。セリフは少なく、表情や細かな情景で描かれる。 フランス語表記。
間隙 すきま | Gao Yan 高妍
台湾の漫画家・イラストレーター、高妍(Gao Yan・ガオ イェン)が日本・沖縄へ留学し、帰国後に描いた短編漫画。淡い想い出、歌で会話をするクジラたち、体や楽器などで表現する沖縄の人々、細野晴臣のライブで感じた旋律と瞬間の気づき。「言語」以外で心を通わせる、優しく響く心象の世界を描く。 中国語、日本語表記。
写真とファッション 90年代以降の関係性を探る | 東京都写真美術館
2020年に東京都写真美術館で開催された展示の図録。1990年代以降の「写真とファッション」をテーマにその関係性を探る。高橋恭司、エレン・フライス、ホンマタカシら写真家による作品や、ファッションレーベルPUGMENTのイベントの様子、ファッション誌・Purpleの表紙デザインなど多数収録。監修は林央子。
勝手に広告 | 中村至男、佐藤雅彦
グラフィックデザイナー、アートディレクターの中村至男とクリエイティブディレクター、映像作家の佐藤雅彦による「relax」「Casa BRUTUS」で雑誌連載されていた作品をまとめた1冊。実在する商品やパッケージデザイン、企業ロゴなどを用いて勝手に広告を作る実験的アート作品。牛乳石鹸の牧場、チップスターのコンテナトラック、グリコ製品を集めたお菓子の街など、写真やイラストレーション作品を収録。写真はホンマタカシによるもの。
片山利弘展 領域を越える造形の世界 | 武蔵野美術大学 美術館
2021年武蔵野美術大学で開催された展示の図録。戦後、日本のデザイン界を先導したうちのひとり、片山利弘の50年以上にわたる仕事を紹介。グラフィックデザイン、絵画、彫刻、建築空間など枠組みにとらわれず、日本やスイス、アメリ […]
Dick Bruna ディック・ブルーナ | Bruce Ingman、Ramona Reihill
オランダを代表するデザイナーでありアーティスト、ディック・ブルーナの作品集。世界的なアイコンとなっているミッフィーをはじめ、印象的なブックデザインやポスター作品、またユトレヒトにあるスタジオなど制作の舞台裏を収録。子どもたちやアーティスト、デザイナーを魅了し、年齢や芸術分野を超えて想像力をかきたてるブルーナの作品のシンプルで複雑な魅力を紹介する。 英語表記。
曖昧なコミュニケーション 高橋善丸のグラフィックデザイン
2007年から2008年にかけてドイツのハンブルク美術工芸博物館で開催された展示の際に刊行されたもの。グラフィックデザイナー、高橋善丸の作品を紹介。タイポグラフィ、ポスター、ブックデザイン、パッケージデザイン、ロゴほか、オールカラーによる豊富な図版、テキストを収録。 日本語、英語表記。
ELM15 | エンライトメント
アーテイストでアートディレクターのヒロ杉山が率いるクリエイティブユニット、エンライトメントの作品集。設立15周年を節目に、1400点以上の作品群からセレクトされた作品を集めたもの。グラフィックデザインやポスター、ポートレート作品など、多岐にわたる作品の数々を多数収録。
Wade Guyton: Das New Yorker Atelier | ウェイド・ガイトン
アメリカのアーティスト、ウェイド・ガイトンの作品集。ブランドホルスト美術館で開催された展覧会に合わせて刊行されたもの。よく知られる作品の特徴であるミニマルな繰り返される文字の作品ではなく、本書ではデジタルキャプチャされた多様なイメージを特徴とし、新聞のトップページやガイトンのアトリエからの眺め、素材を極端に拡大することで抽象化されたイメージなどを巨大なプリンターで印刷した作品を主に収録。デジタルの急速な拡大が生活のあらゆる領域で起きていることを可視化させる作品群をカラー図版で多数掲載。 英語、ドイツ語表記。
Joseph E. Yoakum: What I Saw | ジョセフ・エルマー・ヨーカム
アメリカ人アーティスト、ジョセフ・エルマー・ヨーカムの作品集。71歳で画家としてのキャリを開始し、10年で2000点のドローイング作品を残したヨーカムの作品をフルカラーで100点以上掲載。
Gerhard Himmer: Inverse Painting | ゲルハルト・ヒンマー
オーストリアのアーティスト、ゲルハルト・ヒンマーの作品集。2017年から2022年の間に描かれた、偶然性と混沌が入り交じるデジタルのエラーを表したかのような抽象画作品の数々を収録。その他、アトリエや展示の様子を収めた写真も合わせて掲載。 ドイツ語、英語表記。
Zsolt Tibor: Mankind | ツォルト・ティボル
ウィーンを拠点に活動するアーティスト、ツォルト・ティボルの作品集。「物理的な知性の領域」と自身が表現する、過去10年間の大判ドローイングを多数収録。意味を排除した絵画を通して、人間の行動や現在の社会問題を探求する。 英語表記。
Mack Guido: In Veneto 1984-89 | グイド・グイディ
イタリアの写真家、グイド・グイディの作品集。1984年から1989年にかけてグイディが大判カメラ・ディアドルフ8×10を用いて撮影した、これまで未発表の作品を収録。急速な変貌を遂げたヴェネト州中部のある地域を中心に撮影したもので、この街のどこか不安定で閉鎖的な風景を写し出している。 イタリア語、英語表記。
月街星物園 | まりの・るうにい
稲垣足穂著作の表紙画などで知られるイラストレーター、まりの・るうにいによる文画集。柔らかなタッチで描かれた幻想的なパステル画をカラーとモノクロで収録。装丁は羽良多平吉。
Benjamin Armstrong: Holding a Thread | Juliana Engberg
オーストラリアを拠点に活動するアーティスト、ベンジャミン・アームストロングの作品集。優雅さと不穏さを兼ね備えた、ワックス、木、ガラス、インク、顔料など多様な素材を用いて制作された彫刻や絵画作品を収録。 英語表記。
Pages | タナカノリユキ
アートディレクター、映像ディレクターとして国内外で活躍するタナカノリユキの作品集。「迷宮としての自己」「Artitecture」「Explore Reality」など19冊の作品集をひとつに集約。物質や空間の領域を自在に飛び越える、コラージュ/グラフィックデザイン/インスタレーションなどの作品の他、森村泰昌、小林康夫らとの対談も収録。本の中に存在する本もひとつひとつ装丁を変えたアートディレクションは、著者によるもの。
Nick Geboers: Traefaengslet | ニック・ゲボアーズ
ベルギーを拠点に活動する写真家、ニック・ゲボアーズの作品集。デンマーク・ユトランド半島の歴史的建造物の刑務所内の壁を撮影したもの。クローズアップされた木の壁には、傷や絵文字、メッセージなどが彫られ、投獄された人々の痕跡を、謎めいた遺物として映し出している。 英語表記。
The Perfect Document | Thomas Min
ベルギーを拠点に活動するアーティスト、トーマス・ミンの作品集。「写真」というメディアが持つ役割を肯定しつつも、写真に撮るという行為はモノを文脈や周囲の環境から引き離し、その結果被写体を完全に理解するのは不可能だと語るトーマス・ミン。カタログ的な写真が表現しうるもの、または写真と被写体との関係性を、観るものに問いかける一冊。英語表記。
Mary Kelly | メアリー・ケリー
コンセプチュアル・アートのみならず、アート界における20世紀のフェミニズムの発展に大きく貢献した芸術家、メアリー・ケリーの作品集。テキスト・イメージと、ファウンド・オブジェクトを組み合わせた代表的な作品とともに、ケリーのキャリアを包括的に紹介する1冊。 英語表記。
北斎とジャポニスム Hokusaiが西洋に与えた衝撃
2017年に国立西洋美術館で開催された展覧会の図録。西洋美術に多大な影響を与え、ジャポニスムにおいて代表的な存在である浮世絵師、葛飾北斎。本書ではその影響を受けたモネ、ドガ、セザンヌら印象派の画家の作品と、北斎の錦絵、版本を豊富な図版資料とともに比較し紹介する一冊。
Releasing Senses 感覚の解放 東京オペラシティアートギャラリー開館記念企画展
1999年に東京オペラシティアートギャラリーの開館記念展として開催された展覧会の図録。アーニャ・ガラッチオ、クリスチャン・マークレー、村岡三郎、マルティン・ヴァルデの4人のアーティストによる、視覚だけでなく、聴覚、嗅覚、触覚など五感で作品を体感できるような作品群をカラー図版とともに紹介。ポストカード付属。
ダリ展
2016年に国立新美術館と京都市美術館で開催された展覧会の図録。シュルレアリスムを代表するスペインの画家、サルバドール・ダリの初期の作品から代表的な絵画、舞台芸術や映画などの美術の仕事、そして晩年に至るまで、豊富な図版資料とともに多面的なダリの世界を紹介する一冊。
Elliott Erwitt: Between the Sexes | エリオット・アーウィット
フランス出身の写真家であり、マグナム・フォトのメンバーでもあったエリオット・アーウィットの作品集。ダンスを踊る少年少女、肩を寄せ合う男女、ホームで抱き合う老夫婦。あらゆる年代の男女の姿が収められている。 英語表記。
メイド・イン・フチュウ 展覧会記録集 | 府中市美術館
2020年に府中市美術館で開催された展示のカタログ。美術家が美術館に通い制作を行うプログラム『公開制作』の20年の記録を紹介。2000年の開館から、80組90名におよぶ作家の公開制作、展示の様子を収録。
朝倉摂展 アバンギャルド少女 | BankART1929
2010年にBankART Studio NYKで開催された展覧会の図録。画家であり、舞台美術の世界で確固たる地位を築いてきた朝倉摂による仕事、絵本や小説の挿絵、ドローイングなどを紹介。
異界の風景 | 東京藝術大学大学美術館
2009年に東京藝術大学大学美術館で開催された展示図録。創造行為が発生する場を「異界」、表現が生まれる媒介となる「風景」を提起する試み。油画現職教員14名と東京藝術大学大学美術館収蔵の作品と解説を収録。
安齊重男の「私・写・録」1970-2006 | 国立新美術館
2007年に国立新美術館で開催された展示の図録。写真家、安齊重男が1970年から約40年の間に撮影した作品を紹介。ヨーゼフ・ボイス、イサム・ノグチ、ジャン=ミシェル・バスキア、村上隆ら著名な芸術家たちの若き姿や展示風景などを収録。カラー・モノクロ含む図版、テキストを収録。
Aesop | Jennifer Down ほか
スキンケアブランド、Aesop(イソップ)の初となるヴィジュアルブック。プロダクトや店舗などの写真に加え、創業者のパフィティスが初めて開いたヘアサロンについてや、製品開発における苦難、Aēsopならではの企業努力などといったエピソードを収録。 英語表記。
町 高梨豊写真集
写真家、高梨豊の作品集。1970年代の人形町、蛎殻町、神田、佃など東京の下町を撮影した写真集。高度成長期において変貌し続ける都市・東京の隙間で息づく庶民の暮らしを記録している。大判のカラー図版を多数掲載。
The Healthy Indoors: New Challenges, New Designs | Francois-Luc Giraldeau
居住者、利用者の心身の健康をデザインの中心に置いた空間設計を紹介する1冊。柔らかい印象を与えるアーチ型の出入り口、調節可能なスタンディングデスク、自然光が入る天窓など、住居や職場、店舗、病院ほか、45のケーススタディとともに図版、解説を収録。アイデアに溢れた数々の空間が収められている。 英語表記。
みたての正月 Mitate 1/1
京都紫竹の町屋の一角に店を構える、和花を中心に扱う花屋「みたて」。日本人の美意識が生み出した文化や感覚を大切にしながら表現されている「お正月飾り」にフォーカスした写真集。時間や自然、信仰に対する日本人独特の感性が込められた一冊。美しい写真とともに、巻末には素材や飾りについての解説を日英語表記で掲載。新刊書籍。
日本の古塔 | 西山清
大正期から活動し、アマチュア写真家団体「プレザント・クラブ」会長を努めた風景写真家、西山清の作品集。日本各地の寺社を巡り、撮影した塔のモノクロ写真を多数収録。限定1200部発行。
The Romance of the Cashmere Shawl | Monique Levi- Strauss
19世紀のヨーロッパで人気を博したカシミアショールの装飾デザインを紹介する写真資料集。花や松、糸杉、動物、人間にいたるまで、様々な装飾モチーフが施された美しいショールを鮮明なカラー写真で多数収録。 英語表記。
バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン
2010年にパナソニック電工汐留ミュージアムで開催された展覧会にあわせて刊行された図録。多くの女子学生を採用するなど、女性躍進に大きく貢献してきたバウハウス。本書は女性を家事労働から解放するためのキッチンとその周辺器具に焦点を当て、豊富な資料とともに新たな社会像を問い直している。
丘の上の修道院 ル・コルビュジェ 最後の風景 | 范毅舜
20世紀を代表する建築家、ル・コルビュジエが手がけたリヨン郊外の丘の上に佇む宗教建築、ラ・トゥーレット修道院の謎を解き明かす写真資料集。無神論者を公言していたコルビュジエによって設計された、宗教的なシンボルは一切ない、自由で極端な建築スタイルのラ・トゥーレット修道院。そこに隠されていた多くの物語を、キリスト教徒であり写真家の范毅舜による写真、解説で紐解いていく。
メタボリズムの未来都市展 戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン | 広瀬麻美、佐々木瞳 他
2011年から2012年にかけて森美術館にて開催された「メタボリズムの未来都市展」の図録。社会の変化に合わせ有機的に成長する都市や建築物を提案するメタボリズム建築運動を紹介する、世界初の展示会。運動の中心人物は建築家の丹下健三、大谷幸夫、大高正人、評論家の川添登、グラフィックデザイナーの粟津潔など。500点以上の展示物によって、約80のプロジェクトを掲載。
日本の色 | 牧直視
写真家、牧直視の写真集。建築や寺、工芸、陶器、仏像など、日本の伝統的なものに宿る鮮やかで重厚な色彩を大胆かつ細部に着目して切り取った写真を大型図版で収録。巻末にテキストや解説も合わせて収録。限定600部刊行。