藤本壮介読本 | ADAエディタトーキョー
建築家・藤本壮介の作品、インタビューをまとめた一冊。幼少期から学生時代の話、住宅プロジェクト、海外での仕事など、豊富な図版と写真、テキストを収録。藤本壮介のインタビューを通してその軌跡を辿る。
Spirale: Eine Kunstlerzeitschrift | Annemarie Bucher
1953年から1964年にかけて発行されていたスイスの美術雑誌「spiale」全9号を一挙に紹介。ハンス・アルプ、ワシリー・カンディンスキー、パウル・クレー、ヨゼフ・アルバースといった豪華制作陣もクレジット付きで紹介。ドイツ語表記。
21世紀を孕む女のカタログ スーパーレディ1009 2冊揃 | 工作舎
美術、文学、デザインなど21世紀に至るまでのあらゆる文化を築き上げた、国内外の ”スーパーレディ” 1009人を紹介するカタログ上下巻揃。与謝野晶子から山口小夜子、ローザ・ルクセンブルグなど幅広いジャンルで活躍したレディを多数収録。カバーイラストはスー・コウ。出版は工作舎、造本は石岡瑛子。
Kveta Pacovska: Rotrothorn | クヴィエタ・パツォウスカー
チェコの画家・絵本作家、クヴィエタ・パツォウスカーによる絵本。切り抜き、エンボス、箔押しなど、色々な技術を用いた仕掛けが施されている。眺めているだけで楽しいポップでカラフルな一冊。 ドイツ語表記。
武士と印刷 | 印刷博物館
2016年に印刷博物館で開催された展覧会の図録。戦国時代や江戸時代の武士による印刷事業と、徳川家康をはじめ、印刷物を製作させた武将や将軍、藩主に焦点を当て、戦国時代、江戸時代を通じて約70人の武士が印刷を命じた約160点の資料を紹介。また歌川国芳の武者絵を中心とする美術作品約150点も収録。
Bauhaus Typography at 100 | Ellen Lupton
20世紀のグラフィックデザインに最も大きな影響を与えた教育機関、バウハウスのタイポグラフィと印刷デザインに着目した資料集。大胆なサンセリフ書体、鮮明な非対称グリッド、明瞭さなど独特の機能的モダニズムを打ち立てたバウハウス・タイポグラフィを紹介。また、あまり知られていないバウハウス初期の表現豊かなレタリングやイラストレーションにも光を当て、現在活躍するデザイナーにも大きな影響を与えるバウハウスの足跡をたどることができる1冊。 英語表記。
i-D: The First Forty Years
国際的なカルチャー&ファッション誌「i-D」マガジン創刊40周年を記念して出版された写真資料集。10年ごとに章をわけ、雑誌のカバーやグラビアページ、アーカイブ画像、そしてi-Dの歴史と時代の文化的背景を探るエッセイで構成されている。 英語表記。
グラフィックデザイン1930 : 版画、写真、タイポグラフィ、アイソタイプ | 富士ゼロックス
2007年に富士ゼロックスアートスペースで開催された同名展示の図録。1920年代にはじまり1930年代にモダンデザインとして確立された、実験的なグラフィック表現を紹介。版画、ポスター、デザイン書、グラフ誌にみる同時代の表現を、アイソタイプやタイポグラフィなどのデザイン技法ととあわせて検証。
婦人之友表紙と子供之友 原画集 色彩のパレード | 婦人之友社
「婦人之友」表紙原画集と「子供之友」原画集の2冊組。明治から平成にいたるまで、毎号心をこめて絵筆がふるわれ、141人の画家により受け継がれてきた原画を多数収録。装幀は木下勝弘。
基本日本語活字見本集成 OpenType版 | 誠文堂新光社
誠文堂新光社発行のデザイン誌『アイデア』の別冊。活字・組見本として「基本書体」「伝統書体」「ファンシー書体〈装飾書体〉」「ニュースタイル」「学参書体」と5つに分かれたセクションとメーカー別活字一覧を収録。600ページを超える大ボリュームの一冊。
球体 vol.4 運動 | 立花文穂
グラフィックデザイナー、立花文穂が責任編集とアートディレクションを務める季刊誌「球体」の4号。毎号異なるテーマを、デザイン、アート、写真、言葉などあらゆる手段を用いて表現する異色の雑誌。 本号では、横尾忠則、三嶋典東、八木良太、伊勢克也、石田千などが参加。
球体 vol.5 GROUND | 立花文穂
「観察と発見」をキーワードに、ものをみる多様さのなかで、気づき、想像力を高めるために立花文穂が、独自の視点で選び構成するヴィジュアルブック『球体』の第5弾。表紙は、彫刻家・中野浩二の首像作品。立花文穂、石田千、笹岡啓子、ホンマタカシ、島袋道浩 他。
Kiefer-Rodin: Cathedrales | アンゼルム・キーファー、オーギュスト・ロダン
2017年にパリのロダン美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。19世紀を代表する彫刻家・オーギュスト・ロダンの没後100年を記念し、現代美術家アンゼルム・キーファーがロダンにインスパイアされた作品を制作したプロジェクトを記録している。ロダンのドローイングや彫刻、キーファーの大判絵画、インスタレーション、石膏でコーティングされた書籍などを収録。 英語収録。
Anselm Kiefer: Jason | アンゼルム・キーファー
ドイツの現代芸術家、アンゼルム・キーファーの作品集。1990年にダブリンのダグラスハイドギャラリーで開催された展覧会に際して刊行されたもので、ギリシャ神話の英雄イアソンを題材とした作品をモノクロ図版で収録。 ドイツ語表記。
ジェームズ・タレル 未知の光へ | 水戸芸術館現代美術ギャラリー
光と空間を題材にした作品を創作するアーティスト/ジェームズ・タレルが1995年に水戸芸術館現代美術で開催した「ジェームズ・タレル 未知の光へ」展図録。インスタレーションの写真およびその装置設計のほか、リチャード・L・ウォーカーによる形而上学視点の解説を掲載。
Cindy Sherman: Centerfolds | シンディ・シャーマン
アメリカの写真家、映画監督であり、自身を被写体としたセルフポートレートの作品で知られるシンディ・シャーマンの写真集。2003年にニューヨークのSkarstedt Fine Artギャラリーで開催された展覧会に際して刊行されたもの。グラビア雑誌の見開きのページを題材に、様々な若い女性に扮したシャーマンの12点の写真を収録。 英語表記。
Cosmo-Eggs 宇宙の卵 | 第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展
2019年に開催された第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館展示「Cosmo-Eggs 宇宙の卵」開催に合わせて刊行された資料集。展示の様子やそこにいたる調査の過程を、写真や地図、調査資料などでまとめて一冊にファイリングしたもの。装丁は田中義久によるもの。
知られざる ル・コルビュジエ展 | 大成建設
1991年に開催された、「知られざる ル・コルビュジエ展」の図録。建築家として名声を得る前に、画家として活動していたル・コルビュジェのペインティング作品を多数収録。建築作品以上に情熱的で官能的で柔軟な氏の造形を見ることができる。
柄澤齊展 A Retrospective | 神奈川県立近代美術館 ほか
2006年に開催された木口木版画家の第一人者である柄澤齊(からさわひとし)の巡回展のカタログ。1971年から2006年までに制作された作品を6つの章で構成し紹介。厳選された木口木版画作品を中心に、コラージュ、オブジェ、水彩・素描ほか豊富な作品の図版、解説を収録。
南蛮船記 | 川上澄生
南蛮船記/版画家、川上澄生による絵本。昭和17年に出版された私家本を東峰書房が復刊したもの。鮮やかな自作の木版画と木活字によるテキストからは南蛮情緒が漂う。帙に草木染手織木綿が施された装丁も美しい。限定500部発行。
瀬戸正人写真集 binran | リトルモア
日本の写真家、瀬戸正人の作品集。台湾を旅した中で出会ったビンロウ(binran=噛みタバコの一種)売りの女性たちを撮影。ショーケースに閉じ込められた艶やかな女性、ネオン、夜の空気がそのまま収められたような一冊。
Isamu Noguchi: A Study of Space | イサム・ノグチ
20世紀を代表する彫刻家、イサム・ノグチのパブリックアートに焦点を当てた資料集。ビリーローズ彫刻庭園、サンクンガーデン、イサム・ノグチ庭園美術館ほか、75以上のプロジェクトを紹介。モノクロ図版、図面、解説を収録。 英語表記。
Share Frama Case Studies | Niels Stroyer Christophersen、Francois Le Bled
デンマーク・コペンハーゲンで創立されたデザインスタジオ「FRAMA」の作品集。50点の家具、住宅設備を写真やイラストレーションで紹介。ページはミシン目加工が施され、切り取って飾ることが可能。
おもちゃ画譜 | 川崎巨泉
郷土玩具画家、川崎巨泉の作品集。「おもちゃ画譜」と題して刊行した版画作品集10巻分を編纂したもの。600種に及ぶ精刻な版画や玩具に関するエッセイを収録。
WA デザインの源流と形相 | ロッセッラ・メネガッツォ ほか
「WA, The Essence of Japanese Design」の日本語訳版。日用品、パッケージ、インテリア、照明器具など、約300点の作品を通して、現代の日本のデザインを紹介する写真資料集。モノに焦点を当て、日本におけるデザインと素材の強い結びつきを強調しながら、素材別に分類。柳宗理、倉俣史朗、深澤直人、吉岡徳仁など、日本を代表するデザイナーの作品を紹介するほか、原研哉による日本のデザインに関するエッセイも収録。
北大路魯山人 古典復興 現代陶芸をひらく | 碧南市藤井達吉現代美術館ほか
2019年に開催された巡回展の図録。北大路魯山人ゆかりの名料亭八勝館が所蔵する作品、世田谷美術館の塩田コレクションを中心に紹介。皿、茶碗、壺など、北大路魯山人と併せて、同時代の陶芸家たちの作品をを紹介。
アイノとアルヴァ 二人のアアルト | 国書刊行会
2021年に開催された巡回展の際に刊行されたもの。作品を通して互いに影響を与えあった、アルヴァ・アアルトやアイノ・アアルト2人の軌跡を辿る。Artek(アルテック)製品のアーカイブ、建築、ガラス製品、インテリアなどを紹介。カラー・モノクロ含む豊富な図版、解説を収録。
Aino Aalto アイノ・アールト | TOTO出版
フィンランドの建築家・インテリアデザイナー、アイノ・アアルトの作品資料集。建築家である夫、アルヴァ・アアルトとは対照的と言われたその人物像や建築、インテリア、ガラス食器など写真や図版、テキストによる解説を収録。シンプルかつ実用的で美しい作品とともにその生涯を辿る。
メイド・イン・ジャパン 南部鉄器 | 佐々木繁美
2014年に開催された展示会「メイド・イン・ジャパン 南部鉄器 伝統から現代まで、400年の歴史」の図録。約400年間もの間、時代の荒波を乗り越えながら研鑽を積んできた岩手の伝統工芸であり、現在は国内外ともにさらに人気が高まりつつある南部鉄器約80点を、豊富な図版とともに紹介。堀井和子による寄稿文「北東北のテーブルコーディネイト」なども掲載。
山邊知行コレクション1 インドの染織 | 源流社
染織史研究者である山邊知行のコレクションをまとめた写真資料集。インドにおけるサリーや更紗、ターバンなどの伝統的な絹・染織物をカラー図版で264枚掲載。解説のテキストも合わせて収録。限定777部刊行。山邊知行本人による直筆サイン入り。
Carmen Herrera | カルメン・ヘレーラ
2016年ニューヨークのリッソン・ギャラリーで開催された展示の際に刊行されたもの。キューバ系アメリカ人アーティスト、カルメン・ヘレーラの2014年から2016年の作品を紹介。ニューヨークにある自宅とアトリエの写真、抽象的でミニマルな作風の22点の作品を収録。 英語表記。
Richard Tuttle | リチャード・タトル
1991年にInstitute of Contemporary Artで開催された展示のカタログ。米国のアーティスト、リチャード・タトルのオブジェ、ドローイング、ブックカタログなどの作品を紹介。カラー・モノクロ含む図版、テキストを収録。 英語表記。
Ben Nicholson | ベン・ニコルソン
1993年にテートギャラリーで開催された展示のカタログ。20世紀のイギリスを代表する画家ベン・ニコルソンの1919年から1979年にかけての作品を紹介。絵画、ドローイング、レリーフなど、134点の図版、解説を収録。 英語表記。
Berg Werk | 山本伸生
写真家、山本伸生の作品集。物心ついたときに見た捲揚機のある風景、25年経ったその今を写す。ベルトコンベアー、炭鉱積込機、従業員アパート、モノクロのフィルムによる図版、テキストを収録。残された捲揚機と失われていく炭鉱の歴史を記録する。
舟越桂全版画 1987-2002 | 青幻舎
日本の彫刻家、舟越桂が手がけた版画作品を編纂したもの。エッチング、リトグラフなど多彩な技法で制作された人物像の版画作品72点を収録。巻末にはインタビューも併せて掲載。
パウル・クレーの芸術 | 愛知県美術館、山口県立美術館
1993年に愛知県美術館、山口県立美術館で開催された展覧会「パウル・クレーの芸術」の図録。バウハウスでも教鞭を取った氏の1899年から1940年にいたるまでの作品を年代順に収録し、その芸術を包括的に紹介。各年代ごとに解説もあわせて収録。
CDT 01 寫眞 Photography 紙とインキの同人誌 | ブックピーク
TDC(東京タイプディレクターズクラブ)の同人誌、第1号。編集長は毎号交代となり、1冊1テーマ、活字の原点である紙とインキに立ち返る試み。今回のテーマは「写真」、編集長は葛西薫。TDC全理事、浅葉克己、井上嗣也、奥村靫正、葛西 薫、北川一成、菊地敦己、澁谷克彦、佐藤 卓、祖父江慎、立花文穂、中島英樹、服部一成、仲條正義、松本弦人らによる執筆とゲスト、タカザワ・ケンジ、カール・ハイドによる寄稿を収録。
Exit | 金玖美
広告や雑誌などの分野でも活躍する写真家、金玖美による写真集。イギリスのEU離脱の日に刊行された本書は、2004年に渡英してから15年にわたり、イギリスで生きる人々の姿や日常の風景を撮り続けた金による視点で切り取られており、様々なジェンダーやルーツを持つ人々が共生してきた社会が混沌としていくことへの憂慮をあらわしている。
Fred Herzog: Black and White | フレッド・ヘルツォーク写真集
ドイツ出身、オーストリアで活動した20世紀を代表するストリートフォトグラファー、フレッド・ヘルツォークのモノクロ写真集。影と光が織りなすグラフィカルな都会の風景や、旅行写真、農村生活など、過ぎ去った時代のエッセンスを凝縮 […]
Alice Trumbull Mason | アリス・トランブル・メイソン画集
アメリカの抽象画家のパイオニアであるアリス・トランブル・メイソンの生涯と芸術を探求する作品集。アメリカで最も早く抽象絵画を取り入れた画家の一人と言われており、1936年にはアメリカ抽象芸術家協会(AAA)の創立メンバーでもある。本書は、絵画、版画、詩、手紙などを通して、その多面的な作品と私生活に光を当てた一冊。
The Museum of Mistakes | Pierre Leguillon
ブリュッセルを拠点に活動するアーティスト、ピエール・ルギヨンの作品集。ポストカード、レコードスリーブ、ポスター、布の破片、陶器、民芸品、子供の絵などで構成され、移動式サーカスのように各地の美術館を巡回するプロジェクトを記録したもの。 英語表記。
山本容子の美術遊園地
2002年に開催された銅版画家、山本容子の展覧会図録。学生の頃の作品から2000年頭までの約400点を一挙掲載。版画を始め、水彩画、コラージュ、立体作品、本の装画など、山本容子の全容を知ることができる一冊。
1953年ライトアップ 新しい戦後美術像が見えてきた | 1953年ライトアップ展実行委員会
1996年に開催された「1953年ライトアップ 新しい戦後美術像が見えてきた」展の図録。いまなお隠れた重要性を秘めている、戦後、とりわけ50年代の日本美術を、新たな視点で読み解いていく。イサム・ノグチ、石元泰博、岡本太郎、亀倉雄策ら様々な作家による作品を幅広く収録。