SWISS | 長島有里枝
写真家、長島有里枝が2007年にスイスのVillage Nomadeのレジデンシープログラムに参加した際に撮影した写真と日記によって構成された作品集。野に咲く花々、光が差した子どもの背中など、些細で大切な瞬間の写真とともに散文、航空券やメモ書きがしおりのように挟み込まれ綴じられた1冊。
ンピーカー | 塩田正幸
音楽の分野で活躍する日本の写真家、塩田正幸の作品集。ミュージシャン、友人たちのポートレート、ライブ会場やスタジオなどを撮影した作品群をカラー、モノクロで収録。外袋に湯浅学、角田淳一、松村正人、五木田智央、後藤繁雄らが推薦文を寄せている。編集者、クリエイティブディレクターの後藤繁雄が編集を担当。A4サイズのステッカー付属。
LUMEN #02 ピーター・サザーランド | アートビートパブリッシャーズ
タブロイドサイズで写真、ドローイング、グラフィックなどを発行するアートプロジェクト「LUMEN」Vol.2。ニューヨークを拠点に活動するフォトグラファー、ピーター・サザーランドの作品を紹介。2007年にオランダのギャラリーMUで開催された展覧会「GAME」を記念に刊行されたもので、2002年から2007年の間に撮影した作品を収録。編集者、アートプロデューサーの後藤繁雄が編集を担当している。後藤繁雄によるサザーランドへのインタビューを記載した別紙付属。限定1000部刊行。
LUMEN #03 ザ・ハックニー・ラグ スティーヴン・ギル | アートビートパブリッシャーズ
タブロイドサイズで写真、ドローイング、グラフィックなどを発行するアートプロジェクト「LUMEN」Vol.3。イギリスの写真家、スティーブン・ギルの作品を特集。2009年にG/P Galleryで開催された日本初の個展に際して刊行されたもので、ギルとG/Pギャラリーのディレクターで編集者、後藤繁雄により共同編集されたもの。プリント1枚と後藤繁雄によるテキストが記載された別紙付属。限定1000部刊行。
LUMEN #06 CITE 鈴木親 | アートビートパブリッシャーズ
タブロイドサイズで写真、ドローイング、グラフィックなどを発行するアートプロジェクト「LUMEN」Vol.6。雑誌『Purple』でも知られ国際的にも高い評価を得ているフォトグラファー、鈴木親の作品を特集。2009年にG/P Galleryで開催された個展に際して刊行されたもので、編集者、アートプロデューサーの後藤繁雄が編集を担当している。後藤繁雄による鈴木親へのインタビューを記載した別紙1枚付属。限定1000部刊行。
AKI INOMATA: Significant Otherness 生きものと私が出会うとき | 十和田市現代美術館
日本の現代美術家、AKI INOMATAの作品集。2019年から2020年にかけて十和田市現代美術館で開催された初の個展「AKI INOMATA:Significant Otherness 生きものと私が出会うとき」に際して刊行されたもので、代表作の「やどかりに「やど」をわたしてみる」など、代表的な作品から新作まで13点の作品を作家自身の解説とともに紹介。
アントニー・ゴームリー展 Still Moving Works 1975-1996 | 神奈川県立近代美術館
1996年から1997年にかけて神奈川県立近代美術館で開催された展覧会の図録。イギリスの彫刻家、アントニー・ゴームリーの1975年から1996年までの初期の作品から発行当時最新の作品にいたるまで、33の作品を紹介。
アンディ・ウォーホル・キョウト ANDY WARHOL KYOTO | 京都市京セラ美術館
2022年から2023年にかけて京都市京セラ美術館で開催された展覧会の図録。20世紀を代表するポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルの初期から晩年にいたるまでの作品から、1956年に来日し、京都滞在中に描いたドローイングや当時の貴重な写真、ウォーホルと日本との関わりやその影響を、200点を超える作品群とともに紹介。
The Prison | Koto Bolofo
4歳のときに両親とともに政治亡命者として南アフリカを離れた写真家、コト・ボロフォの作品集。ネルソン・マンデラ氏が27年間監禁されていたロベン島の刑務所を記録したもの。有刺鉄線のフェンス、覗き穴から見た相部屋など、全体像ではなく細部をクローズアップし、閉塞感や抑圧感、そして僅かな希望を伝えている。英語表記。
国立新美術館開館10周年 ジャコメッティ展
2017年に国立新美術館で開催された「ジャコメッティ展」の図録。20世紀ヨーロッパを代表する彫刻家アルベルト・ジャコメッティが手掛けた彫刻、絵画、デッサン、版画といった初期から晩年にいたるまでの作品を幅広く収録。
ワイルダーならどうする?ビリー・ワイルダーとキャメロン・クロウの対話 | キネマ旬報社
「お熱いのがお好き」「麗しのサブリナ」「七年目の浮気」など、ハリウッドの黄金時代における映画監督の巨匠、ビリー・ワイルダーのインタビュー集。「ザ・エージェント」「あの頃ペニー・レインと」で知られる同じく映画監督のキャメロン・クロウが聞き手となり行われたワイルダーへのロング・インタビューを9章に分けて収録。俳優陣たちとの思い出話や撮影時の記憶など、ワイルダーの軽快で誠実な人柄が文面からも伝わってくる一冊。装丁は和田誠。
Okamoto Taro: A Retrospective 展覧会 岡本太郎 | 東京都美術館 ほか
2022年に大阪、東京、愛知と開催した大回顧展「展覧会 岡本太郎」の展示会図録。代表作品から晩年の作品までその生涯を辿る。全作品カラーで掲載、パリ時代や、大衆の中における芸術など各章に分けて解説。
ヴォルフガング・ライプ展 | 東京国立近代美術館
2003年に東京国立近代美術館で開催されたドイツの彫刻家、ヴォルフガング・ライプの展覧会図録。牛乳や花粉、蜜蠟などの自然物を用いて制作された彫刻作品やインスタレーションで知られるライプの代表的な作品群をカラー図版で掲載。
大竹伸朗展 憶速 | 高松市美術館
2013年に高松市美術館で開催された大竹伸朗展の際に刊行されたもの。「遠景の記憶」、「残像─内的露光」、「アフリカ─反響する記憶」、「日本景─内と外に見る景」、「貼─既にそこにあるものと記憶の層」、「手製本─身体と本」、「スケッチブック」、7つの冊子を収録。
ドローイングの可能性 | 東京都現代美術館
2020年に東京都現代美術館で開催された展示の図録。線を核とする様々な表現を現代におけるドローイングと捉え、その可能性を再考する。「言葉とイメージ」「空間へのまなざし」「水をめぐるヴィジョン」の3部構成で、アンリ・マティス、石川九楊、戸谷成雄、盛圭太、草間彌生、山部泰司、磯辺行久らの作品を紹介。
Wim Crouwel: Mode En Module | ウィム・クロウェル
オランダのグラフィックデザイナーでありタイポグラファーでもある、ウィム・クロウェルの包括的なデザインワーク集。ポスター、エディトリアル、書体デザインなどを大量に収録。ブックデザインはカレル・マルテンスによるもの。オランダ語表記。
El Lissitzky | エル・リシツキー
グラフィックデザイナー、ブックデザイナー、建築家、写真家など、様々な分野で活躍したエル・リシツキーの作品集。タイポグラフィー作品をはじめ、1919年から1924年にかけてリシツキーが展開した幾何形態をモチーフとする作品群「プロウン(新しきものを確立するためのプロジェクト)」など、代表的な作品を多数収録。英語表記。
イギリスの美しい本 | 佐川美智子、江尻潔 他
2006年に開催された「イギリスの美しい本」展の図録。グーテンベルクによって発明され、ウィリアム・カクストンによってイギリスへと伝えられた印刷技術。カクストンにはじまるイギリスの美しい本の歴史を、「三大美書」に代表されるプライベート・プレスを経て、現代までたどる。ウィリアム・モリス、シャルル・ペロー、ダンテなど、美しい造本の名著を多数収録。
菊地信義の装幀 1997-2013 | 集英社
装丁家、菊地信義の作品集。「形体」「文字」「図像」で構成し、1998年から2013年に手がけた文学を中心とするブックデザインを多数収録。作品の世界観をシンプルかつストレートに伝える題字の書体や文字組み、そして少ない要素ひとつひとつを最大限に活かすレイアウトなど、巧みなアクセントとミニマリズムが息づく作品が並ぶ。
Charley Harper: An Illustrated Life | チャーリー・ハーパー
米国のファッションデザイナー/トッド・オールダムが、同じく米国の芸術家・挿絵画家チャーリー・ハーパーの作品を再発見し、膨大なアーカイブを調査・編集したモノグラフ。ハーパーが描いた、自然、動物、昆虫、人々を題材にした、愛らしくグラフィカルでユーモラスなイラストを紹介している。英語表記。
Evolution 1 | 朗文堂
デザイナーやクリエイターの思索や問題解決の模索、提案を表現し発信することを目的に創刊された実験的なデザイン誌。和洋食器、建築、書体デザインなど幅広い分野について、各構成をデザイナーやクリエイターが担当。塚本昌都、坂東孝明、ダグ・トンプキンス、新島実らが参加。
Merz to Emigre and Beyond: Avant-Garde Magazine Design of the Twentieth Century | Steven Heller
20世紀のアヴァンギャルドマガジンを紹介した資料集。Merz、La Revolution Surrealiste、View、The East Village Other、Punk、そしてEmigreなど、芸術や文学と密接に結びついていたこれらの雑誌とデザインを、豊富な図版とともに紹介する。
ヨハネス・イッテン 色彩論 | 大智浩
スイスの芸術家にして教育者としても活躍したヨハネス・イッテンの評論。色彩の効果や特性など、デザインに関する実用的な色彩論を丁寧に解説。「カラー・デザインの理論」、「色彩印象の理論」、「色彩表現の理論」などを収録。
Johannes Itten: Design and Form | ヨハネス・イッテン
芸術家でありバウハウスの教育者、ヨハネス・イッテンの教育法を中心にまとめた1冊。イッテン自身が編集した初版に、資料を補完して再編集した改訂版。バウハウスでの基礎教育、課題、作品などを収録。英語表記。
FontBook: Digital Typeface Compendium
ベルリンに拠点を置くデジタル書体の国際的なメーカーFontShop Internationalが発行する書体大系。1991年に出版され、4回の改訂後2006年に発行されたもの。32,000の書体サンプル、歴史的注釈、デザイナー名などを収録。 英語表記。
国際タイポグラフィ年鑑 1991 International Typographic Almanac | 朗文堂
Evolution Graphicsのメンバーが選出した1991年度の年鑑。世界16ヶ国、1都市より寄せられた2566点の作品の中から、ブックデザインやグラフィック、ロゴタイプなど多岐にわたるジャンルのタイポグラフィ作品を収録。
月刊デザイン 4号 文字のコズモロジィ
月刊誌『デザイン』第10号、「文字のコズモロジィ」特集。「写研」カレンダー/イメージとしての書字群の2部構成をとり、象形的な文字の表現方法について考える。松岡正剛、杉浦康平らも寄稿。
リヒャルト・パウル・ローゼの構成的造形世界 スイス派、ニューグラフィックデザイン運動の旗手 | 多摩美術大学ポスター共同研究会
スイスの画家でありグラフィックデザイナー、リヒャルト・パウル・ローゼの作品集。バウハウス以後、グラフィックデザインと絵画を体系的・構成的に発展させたローゼ。氏の作品を多数収録するとともに、後半では「現代グラフィックデザインへのモダン・アートの影響」グラフィックデザイナーに倫理はあるか?「」などのテキストをあわせて掲載。
本の美しさを求めて | 関川左木夫
書物の美しさにとりつかれた関川左木夫が、師友との邂逅を交えながら装本・読書・書物の美学について綴る書物随想。モダンデザインの父ウィリアム・モリスが設立した印刷工房ケルムスコット・プレスの書物や、世紀末美術のイラストレーター/オーブリー・ビアズリーの装丁などを著者の鋭い鑑識眼と美学で魅力的に洗い出す。装丁は中島かほる。
ジャン・プルーヴェ 20世紀デザインの巨人 | ペン編集部
20世紀を代表する建築家でデザイナー、ジャン・プルーヴェの作品集。スタンダードチェアをはじめとする家具の作品解説、その美学と哲学の考察、さらには国内外のコレクターやギャラリストたちのプライベートコレクションも紹介。
Naoshima Nature, Art, Architecture | Naoya Hatakeyama、Osamu Watanabe
日本の瀬戸内海に浮かぶ島、直島。本書は直島に点在するアートや建築、街の眺めを写真家の畠山直哉と渡邉修が記録した写真集。SANAA/妹島和世+西沢立衞によるフェリー乗り場、安藤忠雄が設計した地中美術館には、ウォルター・デ・マリアやジェームズ・タレル、クロード・モネによる作品が収められ、島を歩くと杉本博司、草間彌生、蔡國強らによる作品と出会うことができる、直島の特別な景色の数々を掲載。英語、日本語表記。
建築と都市 a+u Peter Zumthor ピーター・ズントー
世界の建築情報を日本、世界に提供する建築雑誌『a+u 建築と都市』の臨時増刊号。特集はスイスの建築家、ピーター・ズントー。聖ベネディクト教会、ブレゲンツ美術館ほか、ズントーによる建築作品の数々を写真や平面図などの資料とともに掲載。巻末にはオーストリアの建築評論家、フリードリヒ・アハライトナーによる論文なども収録。
Iro, The Essence of Colour in Japanese Design
日本の伝統的な色彩とプロダクトデザインを紹介するビジュアル資料集。200の色彩を厳選し、16世紀の着物から現代の椅子、キッチン用品、貴重な陶磁器などを紹介。英語表記。
石上純也展 建築はどこまで小さく、あるいは、どこまで大きくひろがっていくのだろうか?
2010年に資生堂ギャラリーで開催された展示の図録。同ギャラリーで17年ぶりとなる建築展。既成概念にとらわれない自由な発想で建築の新しい可能性を追い求める石上純也による56のプロジェクトを紹介。日本語、英語表記。
Papier: Versuche zwischen Geometrie und Spiel | Franz Zeier
スイスの製本家、フランツ・ツァイアーによる紙を用いた立体工芸作品集。折ったり、切ったり、重ねたりしながら生み出されるさまざまなかたちを、モノクロ図版に解説を添えて紹介。ドイツ語表記。
シェーカー・デザイン | セゾン美術館
1992年にセゾン美術館で開催された展示会「シェーカー・デザイン」の図録。キリスト教プロテスタンティズムの一宗派で、一般社会から離れて集団生活を送っていたシェーカー教徒。清廉でストイックかつ、合理的で調和に富んだ生活を求めていた彼らが残した様々なデザインを収録。家具や木工品、衣料品、ラベル、ドローイングまで幅広く掲載。
RIKEN YAMAMOTO 山本理顕の建築 | TOTO出版
建築家、山本理顕の作品資料集。初期の住宅から発行当時の最新プロジェクトにいたるまで、34年間における仕事の数々を写真や図面、スケッチなどの資料とともに紹介。
Kinfolk Wilderness
ポートランド発のライフスタイル誌「Kinfolk」のアウトドアブック。デンマークからルーマニアまでの、のどかなヨーロッパの田園風景や、イラク・クルディスタンの古い丘のハイキングルート、カリフォルニアの砂漠で眺める満天の星空…5大陸に広がる様々な旅のアイデアを色鮮やかな写真とガイドとともに紹介。旅を単なる移動や旅程としてではなく、「心のあり方」として捉え、旅先での体験が日常生活や自分の居場所との関係をより豊かで意味あるものにするという、新しい旅のスタイルを提案してくれる一冊。英語表記。
Your Private Sky | R. Buckminster Fuller バックミンスター・フラー
エンジニア、詩人、デザイナー、哲学者、建築家、芸術家、発明家...etc。多様な角度からフラーの世界に踏み込み、代表的な作品はもちろん、スケッチや図面などをまじえながら紹介・解説。英語表記。
Arne Jacobsen: Architect & Designer | アルネ・ヤコブセン
デンマークを代表する建築家・デザイナーのアルネ・ヤコブセンの作品集。1929年からの初期の作品から1973年にいたるまで、建築、プロダクトデザインなど数々の仕事を多数の図版、解説とともに収録。ヤコブセンの元で働いた建築家やデザイナーたちのインタビューのテキストなども収録。英語、デンマーク語表記。
A Treasury of African Art from the Harrison Eiteljorg Collection
アフリカの伝統的な彫刻やマスク、アクセサリーなどを紹介する作品資料集。アメリカの実業家、ハリソン・アイテルホルグの個人コレクションの中から、地域ごとに分類して200点以上もの貴重な作品を掲載。英語表記。
獅子と狛犬 神獣が来たはるかな道 | MIHO MUSEUM
2014年にMIHO MUSEUMで開催された展覧会の図録。日本各地の神社の入口で目にする狛犬・獅子がどのように日本に伝来してきたのか、国宝から重要文化財、円空、木喰の作品に至るまで、142点の獅子・狛犬の作品とともに紐解く一冊。
Contemporary: Architecture and Interiors of the 1950s | Lesley Jackson
1940年代後半から1950年代にかけてのミッドセンチュリーを代表する建築やインテリアデザインを紹介。イームズ邸、ル・コルビュジエの作品などを中心に、広告やプロダクト、テキスタイルデザインなどをカラーとモノクロで掲載。