Andre Kertesz: On Reading | アンドレ・ケルテス
ハンガリー出身の写真家、アンドレ・ケルテスの代表的なシリーズを収録した作品集。屋上や公園、混雑した通り、学校の演劇の準備中など、ありとあらゆる場所で読書する人々の姿を、普遍的な瞬間として捉えている。 英語表記。
Rippling | 中川正子
雑誌や広告など幅広く活動する写真家、中川正子の作品集。アーティスト・大脇千加子が主宰し、さまざまな分野のつくり手たちと協働するプロジェクト「WONDER FULL LIFE」の活動を追ったもの。500部限定発行。 表紙に […]
Semicircle Low | 今井智己
写真家、今井智己の作品集。東日本大震災にともなう事故により、半径20キロ圏内への立ち入りを制限された福島第一原子力発電所の周囲を撮影したもの。各写真のタイトルは、撮影日時と発電所からの距離となっており、一見雄大で美しい自然の風景のなかに漂う不穏さ、見えない脅威を見ようとしている。1000部限定発行。
写真家 石元泰博 時代を超える静かなまなざし | 今治市河野美術館ほか
2012年に今治市河野美術館などを巡回した展示の図録。昭和期を代表する写真家・石元泰博の作品と人生を紹介。高知県立美術館が所蔵する「シカゴ」「東京」「桂離宮」「伊勢神宮」「シブヤ、シブヤ」など代表作を中心に掲載。
ミロ マヨルカ島の光の中で | 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 ほか
2002年に丸亀市猪熊弦一郎現代美術館などを巡回した展示の図録。20世紀のスペインの画家、ジョアン・ミロが63歳から90歳で亡くなるまで過ごしたマヨルカ島で制作した作品を中心に紹介。油彩・版画・素描・彫刻計67点とあわせて、ミロが収集した民芸品も掲載している。親子で楽しめる絵本のような1冊。
Mamma Andersson: A Storm Warning | マンマ・アンダーソン
ストックホルムを拠点に活動するアーティスト、マンマ・アンダーソンの作品集。2020年から2021年にかけて描かれた最新の絵画、エッセイを収録。自然や美、そして時間の消失が描かれる。
イヴ・ダナ彫刻作品展 | 著者名
1991年に国際教育学院で開催された展示の図録。スイスを拠点に活動する彫刻家、イヴ・ダナの作品を日本で始めて紹介したもの。ダイナミックな造形性をもち、神秘的なイメージを喚起させる鉄彫、鉄彫をブロンズ鋳造した作品を収録。
Sixteen Journal Vol.10
新進気鋭のアーティストや巨匠の作品を織り交ぜて、年に2回発行されるビジュアル誌『Sixteen Journal』第10号、スポーツ特集。ウォルター・イオスJr.、ジャック・ダヴィソン、ロビー・ローレンス、ラリー・サルタンらが参加。 英語表記。
川西英コレクション | 京都国立近代美術館
2011年に京都国立近代美術館で開催された「川西英コレクション」の展示図録。創作版画家、川西英が生涯にわたり収集してきた作品や資料を紹介。竹久夢二の作品をはじめ、バーナード・リーチの絵画作品、川上澄生の版画作品など膨大な数のコレクションを収録。
黄金の鳥 | 荒俣宏
フランス博物学の黄金期を代表する2つの鳥類図鑑「黄金の鳥あるいは金属の光沢」と「北米鳥類図譜」を細密覆刻したもの。両作品から特に美術性の高い56葉を精選、さらに参考図版5葉を加えた全61葉を掲載。付録図版2葉付。直接製版によって美しい色彩・質感も再現されている。著者は荒俣宏。造本は鈴木一誌によるもの。
Glitter and Gloom | Herzl Kashetsky ヘルツル・カシェツキー画集
ヘルツル・カシェツキーのドローイング作品集。人や動物の肖像画や、室内画、空想画など、119冊のスケッチブックから選ばれた150点以上のドローイングを豊富な図版で紹介。英語表記。
Wols: Aquarelle, Zeichnungen, Notizblatter | ヴォルス画集
ドイツの画家、ヴォルス(Alfred Otto Wolfgang Schulze)の作品集。水彩画をはじめ、ドローイング、メモ帳に描かれた文字やイラストなどを掲載。ドイツ語表記。
Ben Willikens: Six Decades | ベン・ウィリケンズ 画集
ドイツの画家、ベン・ウィリケンズの作品集。時が止まったかのような建築空間を描いたことで知られるウィリケンズの代表的な作品を紹介したもの。1960年代のドローイング、1970年代の絵画、2000年代の天井壁画など250点以上の図版を収録している。 英語表記。
Taiyo Onorato & Nico Krebs: Future Memories | タイヨ・オノラト、ニコ・クレブス
スイス出身のアーティスト、タイヨ・オノラトとニコ・クレブスの写真集。洞窟の先の異世界、空に奇しく光るレーザー、大判のアナログ写真とデジタル処理が融合されたSFを思わせる視覚世界が広がる。 英語表記。
Here Art Grows on Trees | Simryn Gill
オーストラリアとマレーシアを拠点に活動するアーティスト、シムリン・ギルの作品集。第55回ヴェネチア・ビエンナーレに際して出版されたもの。さまざまな用紙に印刷された100枚以上のアートワークが収録されており、ギルの作品の中にある生成的で循環的な性質を示す、日常的な美しさが表現されている。 英語表記。
Hussein Chalayan | フセイン・チャラヤン
イギリスのファッションデザイナーでファッションブランド名でもあるフセイン・チャラヤンの作品集。ドレスに変身するアームチェアのカバー、コーヒーテーブルにも変形する木製のスカートなど、革新的で実験的、そしてコンセプチュアルなファッションデザイナーの一人であるチャラヤンによるコレクション、ドローイングなどを多数収録。 英語表記。
ヘルマン・ツァップのデザイン哲学 | 朗文堂
タイポグラファー、ヘルマン・ツァップの作品・論文集。カリグラフィやブックデザイン、グラフィックデザインなどの作品を多数収録するとともに、「現在と未来におけるカリグラフィの影響」「技術発展とアルファベットデザイン」などのテキストをあわせて掲載。
情熱のペンギンごはん | 糸井重里、湯村輝彦
原作を糸井重里が、作画を湯村輝彦が担当した漫画作品集。独特の世界観を放つ15作品とともに、評論家の草森紳一による解説、著者紹介、ペンギン百科事典などを併せて収録。
大阪中之島美術館開館1周年記念展 デザインに恋したアート/アートに嫉妬したデザイン
2023年に大阪中之島美術館で開催された展示の図録。大阪中之島美術館の活動の両輪であるアートとデザインを並行的に紹介し、その境界はどこにあるのか鑑賞者に問いかける。出展作家は会田誠、イサム・ノグチ、亀倉雄策、河原温ら70名以上。
Line Style | 三嶋典東
イラストレーター・グラフィックアーティスト、三嶋典東の作品集。25年にわたり「線」の表現を研究してきた三嶋による構想10年、500点にも及ぶ線画作品を掲載。当時の制作ノートや描線論などのテキストも収録し、三嶋典東の創作の全貌に迫る一冊。
Takeo Paper Show 2018 precision 精度を経て立ち上がる紙 | 株式会社竹尾
2018年開催の竹尾ペーパーショウのカタログ。「precision/精度」をテーマに、紙そのものの価値を捉え直すことで新たなファインペーパーのあり方を提案する。「安東陽子 紙と布の協働、あいまいな関係[紙布]」「葛西薫 闇に溶ける紫[色紙]」「田中義久 土紙[和紙]」「原研哉 『チョコレートの帽子-2』 穴あきの紙 [半透明の紙]」などを収録。
Tomi Ungerer: A Treasury of 8 Books | Tomi Ungerer トミ・ウンゲラー
フランスの児童文学作家、トミ・ウンゲラーの作品集。「The Three Robbers」「Moon Man」「The Hat」など、氏の代表作8作品を収録するほか、インタビューや絵コンテ、スケッチなどをあわせて掲載。 英語表記。
Room 606: The SAS House and the Work of Arne Jacobsen | アルネ・ヤコブセン
デンマークの建築家、アルネ・ヤコブセンが建築、家具、カトラリーにいたるまですべてのデザインを手がけた「ラディソンSASロイヤルホテル」。デンマークのモダニズムを代表する名建築の記録と、ヤコブセンの仕事をカラーとモノクロで紹介。
剣持勇の世界 第一分冊 その結晶の核 作品 | 河出書房新社
20世紀日本を代表するインテリアデザイナー、剣持勇の作品集。全5冊の中の第1分冊。剣持勇の死を悼んで制作されたもので、編集委員には交流があった出原栄一、勝見勝、小池岩太郎、松本哲男、宮内嘉久、杉浦康平、丹下健三、豊口克平、渡辺力が名を連ねる。ジャパニーズ・モダンと呼ばれるデザインの礎を創った剣持による代表的な作品の数々をカラー、モノクロの大型図版で多数掲載。編集委員によるテキストも収録。写真は石元泰博、装丁は杉浦康平によるもの。
Georgia O’Keeffe and Her Houses: Ghost Ranch and Abiquiu | ジョージア・オキーフ
アメリカを代表する画家、ジョージア・オキーフの暮らした住まいを紹介する写真資料集。ニューメキシコ州アビキューとゴースト・ランチに建てられた2つの家を軸に、オキーフ自身のポートレートや周囲の風景を描いた絵画作品も交えて掲載。 英語表記。
Ico Parisi | イコ・パリシ
20世紀半ばにイタリアで起こったインテリアデザイン革命の立役者の一人、イコ・パリシの資料集。建築と芸術を多元的に結びつけ、多彩な個性を発揮したパリシが1940年代から1960年代までにデザインした家具やインテリアアクセサリーを網羅。 英語、イタリア語表記。
はにわ | 三木文雄
考古学者、三木文雄による埴輪の写真資料集。埴輪の起源から種類、歴史、出土分布地名まで幅広く網羅して解説。全国各地で発掘された埴輪を80点のモノクロ図版と12点の貼りこみカラー図版で紹介。
生誕130年記念展 綜合デザイナー 児島虎次郎 生活の芸術化をめざして | 高梁市成羽美術館
2011年に高梁市成羽美術館で開催された展覧会の図録。日本の洋画家・児島虎次郎が収集した世界各国の陶器コレクションや自身の陶芸作品、着物、デザイン画、自ら指導監修した建築資料など、綜合デザイナーとしての児島虎次郎の仕事を豊富な図版とともに紹介する。
志村ふくみの紬織り 初期から現在まで | 滋賀県立近代美術館
2004年に滋賀県立近代美術館で開催された展示の図録。紬織(つむぎおり)の重要無形文化財保持者の染織家・志村ふくみが手がけた、初期から開催当時の最新作までの約100点を紹介。伝統的な織り文様と、植物染料を用いた染糸を組み合わせた美しい紬織り着物を展望する。
樂 吉左衛門作品集・樂 吉左衛門館 | 佐川美術館
2007年に佐川美術館・樂吉左衛門館の開館を記念して出版されたもの。楽焼の茶碗を作る茶碗師の樂家十五代当主・樂吉左衛門の手がけた作品図録と、美術館としては珍しい地下展示室と、水庭に浮かぶように建設された茶室にフォーカスした建設資料集の2冊セット。
Eames Design イームズ・デザイン展 | 東京都美術館
2001年から2002年にかけて東京都美術館などで開催された展覧会の図録。ミッドセンチュリー期を代表するデザイナー、チャールズ&レイ・イームズ夫妻によるプロダクトの全貌と、生涯を通して行ってきた多様なデザインワークを豊富な写真、資料とともに紹介。
ミセス全集 全7冊揃 | 文化服装学院
文化服装学院から出版された『ミセス全集』全7巻揃。日々の暮らしのなかの楽しみや手ほどきを、さまざまな切り口で紹介する。ミセスとして歩む女性に捧げられた、優しさと気品あふれるシリーズ。
Wilder Mann 欧州の獣人 仮装する原始の名残 | シャルル・フレジェ
人類学的な視点から撮影するポートレートで知られるフランスの写真家、シャルル・フレジェの作品集。ヨーロッパの各地に伝わるワイルダーマン(獣人)の仮装を集めたもの。仮面や角を付けたり、獣毛を着込んだり、鳴り物を提げたりと、奇妙かつ独創的な生き物に扮する人々のポートレートを収録。
AAM AASTHA インドの信仰と仮装 分かち合う神々の姿 | シャルル・フレジェ
人類学的な視点から撮影するポートレートで知られるフランスの写真家、シャルル・フレジェの作品集。無数の伝統や宗教とともにそれぞれの祭りや儀式が混在するインドの民族文化や宗教儀式を力強いビジュアルで表現している。色鮮やかで奔放な衣装で彩られるポートレートを250点収録。 巻末には各衣装の解説を掲載。
ガウディの宇宙 | 細江英公
ガウディの宇宙/日本の写真家、細江英公がガウディの建築作品を撮影した写真作品集。225点の写真図版を収録するほか、ジョアン・ミロによる絵序詩、瀧口修造による序文も併せて掲載。造本構成は亀倉雄策によるもの。
Xiaowen Zhu: Oriental Silk
ベルリンを拠点に活動するアーティスト、シャオウェン・ズーの作品集。マルチメディアプロジェクト「Oriental Silk」を書籍化したもの。1970年代にロサンゼルスで設立された同名の会社を題材に、その歴史に登場する製品、人、場所に焦点を当てた物語が、美しい写真と装本とともに展開されている。 英語表記。
密教 チベット仏教の世界 | 藤田弘基
ダライ・ラマ政庁の全面的な協力のもと編纂された、チベット真言密教美術の大判写真資料集。写真家の藤田弘基がチベットのみならず、インド、ネパール、シッキム、ブータンの約150箇所の寺院を来訪し、仏像や曼荼羅をはじめとする仏教美術や寺院、僧侶たちを撮影。密教の歴史や曼荼羅の解説なども収録した重厚な1冊。
Continuum | Ryoji Ikeda
パリを拠点に活動する音楽家・現代美術作家、池田亮司の作品集。ポンピドゥー・センターでの展覧会を機に出版されたもの。視覚と聴覚に没入する2つのインスタレーション「Datascape」と「Environnement sonore」を中心に記録。 英語表記。
Paul Delvaux: Graphic Work | ポール・デルヴォー
ベルギーを代表するシュルレアリスムの画家、ポール・デルヴォーの作品集。1960年から1975年までに制作された幻想的な世界観と裸婦像を主題としたリトグラフ作品を多数収録。 英語表記。
レトロ・モダン 神戸 中山岩太たちが遺した戦前の神戸 | 兵庫県立美術館
2010年に兵庫県立美術館で開催された展覧会「写真家 中山岩太「私は美しいものが好きだ」第2部の展覧会図録。戦前の日本の新興写真を代表する1人、中山岩太が神戸をテーマに撮影したヴィンテージプリントを中心に、同時代の作家たちによる作品や当時の資料などから戦前のモダンな都市、神戸の姿を検証する。
堀内正和の世界展 | 神奈川県立近代美術館 ほか
2003年から2004年にかけて神奈川県立近代美術館ほか全国各地で開催された展覧会「堀内正和の世界展」の図録。戦後日本の抽象彫刻界を代表する作家のひとり、堀内正和による初期から晩年にいたるまでの幾何学的形態作品などおよそ80点の作品とともに、創造の源泉ともいえる多数のペーパー・スカルプチャーやドローイングなどを収録。
山本正道展 | 宮城県美術館 ほか
1999年から2000年にかけて宮城県美術館ほか全国各地で開催された展覧会「山本正道展」の図録。やさしさと静謐が宿る作風で知られ、風景彫刻家と呼ばれる山本正道による彫刻作品48点とデッサン56点を掲載。
安田侃の世界 天にむすび、地をつなぐ | 北海道県立近代美術館
2003年に北海道立近代美術館で開催された展覧会「安田侃の世界 天にむすび、地をつなぐ」展の図録。イタリアを拠点に活動する彫刻家、安田侃が手がけた全国各地にあるモニュメントの彫刻作品を写真資料とともに掲載。また、代表的な作品のフォルム系譜や年譜などもあわせて収録。
耳をすまして 美術と音楽の交差点 | 茨城県近代美術館
2011年に茨城県近代美術館で開催された展覧会「耳をすまして 美術と音楽の交差点」の図録。視覚の芸術、聴覚の芸術として対比的でありながら密接な関係である美術と音楽を、西洋絵画や日本美術、そして現代のインスタレーションなどの作品を通して美術と音楽の結びつきを解き明かしていく。特別付録CD付属。