プッシュピンと4人のデザイナー | ミルトン・グレイサー、シーモア・クワスト他
シーモア・クワスト、ミルトン・グレーザー、レーノルド・ラフィンズ、エドワード・ソレルらにより結成されたデザイン集団、プッシュピン・スタジオの展覧会図録。4人の多彩な作品を豊富な図版資料で紹介。
誕生60周年記念 ミッフィー展 | ディック・ブルーナ
2015年から2016年にかけて開催された「誕生60周年記念 ミッフィー展」の図録。当時世界で始めての公開となった、ディック・ブルーナが1955年に描いた「初めてのミッフィー」の原画に加え、ミッフィー以外の初期絵本の原画や、ブルーナが妻・イレーネに贈り続けた「朝食メモ」の一部などを収録。
誕生65周年記念 ミッフィー展 | 松屋銀座 ほか
2020年に全国を巡回した展示の図録。オランダの絵本作家、ディック・ブルーナによって生み出されたミッフィー(うさこちゃん)とその仲間たちのさまざまな姿、直筆原画や絵本の作り方解説などを収録。
Le Service Shell A Travers Le Sahara | Philippe Weisbecker フィリップ・ワイズベッカー
パリを拠点に活動するアーティスト、フィリップ・ワイズベッカーの作品集。富裕層向けの『サハラの自動車・航空観光ガイドブック』から着想を得て、行政施設、トラック、モスク、ポンプなどを描いたもの。 英語、フランス語表記。
基本日本語活字集成 OpenType版 | 誠文堂新光社
アイデア別冊として出版された日本語活字見本をくるみ替えで再発行。活字・組見本として「基本書体」「伝統書体」「ファンシー書体〈装飾書体〉」「ニュースタイル」「学参書体」と5つに分かれたセクションとメーカー別活字一覧を収録。600ページを超える大ボリュームの一冊。
ABC アートとブックのコラボレーション展 | 北九州市立美術館、うらわ美術館
2011年に開催された同名展図録。国内外の近現代美術を幅広く揃える北九州市立美術館と、"本をめぐるアート"を収集の柱とするうらわ美術館が、アート(Art)とブック(Book)をめぐるコラボレーション(Collaboration)を展開。ピカソやルオー、マティスから、恩地孝四郎、加納光於など、一見脈絡のないふたつのコレクションが共通のキーワードによって交わり高め合う。A冊子には北九州市立美術館のコレクションが、B冊子にはうらわ美術館のコレクションがそれぞれ収録されている。
TUGBOAT 1999.07-2002.05 | マドラ出版
日本初のクリエイティブエージェンシー、TUGBOATの作品集。サントリーBOSS、DAKARA、なっちゃん、富士ゼロックス、カロリーメイトなど、話題の広告を次々と仕掛けるクリエイター集団の軌跡を充実の図版で紹介。
缶とラベルのデザイン | 斎藤日出男
様々な缶やラベルのデザインを掲載した資料集。菓子やジュース、ビール、食料品など、国内外のユニークな缶のパッケージデザイン約350点をオールカラーで収録。
みんなのレオ・レオーニ展 | 朝日新聞社
2018年から全国を巡回している同名展示の図録。オランダ出身のグラフィックデザイナーであり、絵本作家でもあるレオ・レオーニの作品をカラーで多数収録。絵本のために描かれたイラストレーションを中心に、レオーニ自身の人生と作品を重ね合わせて紹介。
KesselsKramer 96-01 | ケッセルスクラマー
アムステルダムに拠点に活動する広告代理店、ケッセルスクラマーの作品集。膨大な仕事の中から、エディトリアルとブックデザインに焦点を当てた1冊。約50点のデザインをカラーで掲載。 英語表記。
エリック・カール展 The art of Eric Carle | 世田谷美術館
2017年から2018年にかけて、日本各地で開催された「エリック・カール展」の図録。代表作「はらぺこあおむし」をはじめ、子供から大人までを魅了する作品を多数手掛けてきたエリック・カール。本書では絵本の原画から、立体造形、舞台芸術、装画など、絵本にとどまらない多彩な活動を紹介。
Ronan & Erwan Bouroullec: Works | ロナン&エルワン・ブルレック
フランス出身の世界的に活躍する兄弟デザインユニット、Ronan & Erwan Bouroullec(ロナン&エルワン・ブルレック)のデザイン資料集。1997年から2011年にかけての仕事をテーマ別に紹介。ヴィトラ、アレッシィ、カッペリーニなどのテーブルや椅子、花器、器、店舗のデザインなど、様々な作品をオールカラーで収録。英語表記。
竹尾洋紙店70周年記念 手漉和紙 | 株式会社竹尾
竹尾洋紙店(現・株式会社竹尾)の創業70周年を記念して出版された日本の手漉和紙見本帖。208種類の実物和紙を収録。また、解説編では手漉和紙の歴史や製法などを解説し、産地や特徴などもあわせて記載。装丁は原弘によるもの。
日本のやしろ 出雲・伊勢・住吉・春日・日光・厳島 | 美術出版社
出雲、伊勢、住吉、春日、日光、厳島の6箇所の社を写真とテキストで紹介。1962年から64年に6冊で発行された「日本のやしろ」を再編集してまとめたもの。美しい写真と詳しい解説で、それぞれの社の特質や歴史的意義などを明らかにしていく。写真は二川幸夫、渡辺義雄、土門拳、岩宮武二が手掛け、テキストは神代雄一郎、川添登、菊竹清訓、水尾比呂志、針尾一郎、上横手雅敬によるもの。
Mies van der Rohe: Less is More | ミース・ファン・デル・ローエ
20世紀モダニズム建築を代表するドイツの建築家、ミース・ファン・デル・ローエの作品集。建築作品の佇まいまで伝わってくるかのようなモノクロ写真にくわえ、間取り図やスケッチなどもあわせて掲載。
Juan Grimm | フアン・グリム
チリを拠点に活動する造園家、フアン・グリムの作品集。グリムの作品、手法、インスピレーションの源、そして芸術的な目的を、ドローイング、写真、インタビュー、そして幅広いエッセイで紹介。ベネディクト派修道院の庭園やサンティアゴのバハーイー寺院の庭園を含む、これまで手がけてきた息を呑むような新しい景観をカラーで収録。 英語表記。
PLAY MOUNTAIN イサム・ノグチ + ルイス・カーン | マルモ出版
芸術家イサム・ノグチと建築家ルイス・カーンによる、実現には至らなかったプロジェクト「リバーサイド・ドライブ・パーク・プレイグラウンド」についてまとめた資料集。1996年にワタリウム美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。約5年間にわたるプロジェクトの図面、模型、往復書簡、プロジェクトに関する記事ほか、図版とともに解説を収録。磯崎新、武満徹らによる論考を掲載。
平田晃久 人間の波打ちぎわ | 練馬区立美術館
2024年に練馬区立美術館で開催された展覧会「平田晃久―人間の波打ちぎわ」展の図録。桝屋本店、太田美術館・図書館、八代市民俗伝統芸能伝承館、HARAKADOなど、建築家、平田晃久による21の建築作品をドローイングや写真、テキストともに紹介。
レトロ家電デザイン | ジェロ・ジーレンス
1960年代から1980年代に登場したスタイリッシュで機能的なデザインの家電製品を紹介する一冊。コーヒーミルや電動ナイフ、ヘアドライヤー、シェーバーにいたるまで、レトロで個性豊かなプロダクトデザインの数々を解説のテキストともに紹介。
土偶・コスモス | MIHO MUSEUM
2012年にMIHO MUSEUMで開催された展示会「土偶・コスモス展」の図録。国宝3点、重要文化財21点を含む土偶や土器を多数収録し、その迫力と不思議な魅力を紹介する。
アシュール石器文化の草創 | 諏訪元 ほか
約175万年前に登場したとされる、アシュール型の石器についてまとめたもの。アフリカ、エチオピア南部にあるコンソ地域で行われた古人類学のフィールド調査で収集されたアシュール石器を紹介する。主にハンドアックス、ピック、クリーバーの細部まで捉えられた実物大の写真とともに解説を収録。
半建築 | 長坂常
国内外で注目を集める建築設計事務所「スキーマ建築計画」の主帝、長坂常による著書。Sayama Flat、ブルーボトルコーヒー、HAY、東京都現代美術館のサイン什器・家具など、数々の店舗や住宅の設計に携わってきた長坂常によるものづくりへの姿勢を、「半建築」というキーワードのもと記した一冊。
くまの根 隈研吾・東大最終講義 10の対話
建築家、隈研吾と各業界の第一線で活躍する協働者、恩師、友人ら22人とのユニークな鼎談を収録した一冊。2019年から2020年にかけて東京大学安田講堂で行われた「隈研吾教授最終連続講義ー工業化社会の後にくるもの」を書籍化したもの。講義という形を取らず、10回の対話という形式の中において様々なエピソードが語られ、隈研吾の創作の原点までもが明らかにされていく。見開きに署名あり。
甘辛画譜 | 山内金三郎
画家・山内金三郎による画文集。「赤福」や「南部せんべい」など、日本各地の様々なお菓子を、どこか懐かしい絵と文で紹介。
川瀬敏郎 今様花伝書 | 新潮社
花人、川瀬敏郎による生花の写真資料集。芸術新潮にて連載していた「今様花伝書」に加筆、描き下ろしを加えて単行本化したもの。300点以上の写真とともに、菜の花や椿、朝顔など四季折々の花のいけかた、花鋏の使い方、器選びから紹介。
デザインの原形 | 深澤直人、原研哉、佐藤卓
2002年に日本デザインコミッティー創立50周年を記念し開催された展覧会「デザインの原形」展に際して刊行されたカタログ。展覧会のコミッショナーであった深澤直人が選定した国内外の名作プロダクトの数々を解説のテキストとともに掲載。深澤直人、原研哉、佐藤卓ら3人のデザイナーによる座談会も収録。
倉俣史朗入門
1991年に56歳で急逝したインテリアデザイナー、倉俣史朗の仕事や人物像について記した『倉俣史朗入門』。事務所のスタッフから見た倉俣史朗の仕事への姿勢や現代のクリエイターに与える影響、倉俣の仕事とその思いを一冊にまとめたもの。
インド宮廷衣装展 | 北海道立近代美術館、西武美術館
1988年に東京と札幌を巡回した「インド宮廷衣装展」の図録。19世紀から20世紀初頭にかけて栄華を極めたマハラジャたち。主に西北インドに勢力を誇った諸王家から提供された当時の貴重な衣装や装飾品、調度品などを紹介。
ミサワホーム・バウハウス・コレクション図録
芸術と技術、そして芸術と産業を統一するという野心のもと、世界中に影響を与え、モダン・デザインの規範となったバウハウス。アジア地域で初めてのバウハウス関連のコレクションを、絵画、ブックデザイン、プロダクトデザイン、テキスタイルデザインなどカテゴリ毎に紹介する。監修は粟津潔。
ウィリアム・モリス展 モダンデザインの父 | 東京国立近代美術館
イギリスの詩人にして思想家かつデザイナーとしての顔も持つ、ウィリアム・モリスの図録。1997年に京都・東京国立近代美術館などで開催された同名展示の作品をカラーで多数掲載。壁紙のパターンデザイン以外にも、ステンドグラスのモデルとなったペインティングや、モリスの最初の室内装飾として知られるレッド・ハウスの設計図なども収録。装丁は中垣信夫。
Paula Scher: Works | ポーラ・シェア
アメリカ出身のグラフィックデザイナーであり、デザイン・スタジオ「ペンタグラム」のパートナーでもあるポーラ・シェアの作品集。アイデンティティデザインや環境グラフィックスに対する彼女の革新的なアプローチに焦点を当て、これまで手がけた数々のプロジェクトをテーマ別のセクションごとに紹介。MoMA、チャーター・スクール、ハイライン、シェイクシャックといったクライアントの仕事を通じて、ニューヨークの都市景観に与えた影響について探る。巻頭にはポーラ・シェア本人への長編インタビューも収録。英語表記。
1872-1972 Cento Anni Di Comunicazione Visiva Pirelli | Bob Noorda、Vanni Scheiwiller
イタリアのタイヤメーカー、PIRELLIの100年における広告デザインを集めた作品集。1872年から1972年までに制作された広告やポスター、カタログ、ロゴなど、500点以上の豊富な図版を収録。イタリア語表記。
Futura: The Typeface | Petra Eisele
2016年から2017年にかけて開催された同名展示のカタログ。バウハウスから1969年に月面で最初に使用された書体としての使用例まで、Futuraという書体がどのようにして世界中から人気を集め信頼性の高い書体へと変化していったのかを豊富な資料とともに紹介。英語表記。
Type for Type: Custom Typeface Solutions for Modern Visual Identities
世界各地の優れたカスタムタイポグラフィの作品を紹介する資料集。近年、ブランドのメッセージやキャンペーンを的確に伝えるツールとしても機能し、視覚的なブランド価値を高める手段として注目を集めている「カスタムフォント」。本書はデザイン性と実用性を兼ね備えた事例を通して、制作プロセスや技術的な工夫も詳しく解説し、デザイナーやブランド担当者にとって貴重な一冊となっている。英語表記。
This 4冊セット | 佐野元春
佐野元春責任編集「This」 の4冊入りボックスセット。コラージュ作品や、著名アーティストら11人との対談、また著者である佐野元春自身についての特集などを収めたVolume1〜4を収録。
The Circus in the Mist | Bruno Munari ブルーノ・ムナーリ
美術家、デザイナー、絵本作家など多彩な活動で知られるブルーノ・ムナーリの代表作の一つ「きりのなかのサーカス」。ミラノの濃い朝霧に包まれた街を、ページをめくりストーリーとともに歩き進んでいく。トレーシングペーパーとカラフルな色紙を用いて、濃い霧の街からサーカスの登場など没入感を誘う視覚的体験が綴じられた1冊。英語表記。
Form 40 Jahre: Design Dimensionen
ドイツのデザイン専門誌「Form」創刊40周年を記念し刊行された特別号。豊富なビジュアル資料を通じて、1990年代までの過去40年間のデザインの変遷やその役割を多角的に考察した一冊。ドイツ語、英語表記。
Herbert Matter: Monograph | ハーバート・マター
スイス出身の写真家・グラフィックデザイナー、ハーバート・マターの作品集。フォトモンタージュを駆使した代表的な広告デザイン、実験的な写真作品、ペインティングなどをカラーで多数掲載。 ドイツ語表記。
Helvetica and the New York City Subway System: The True (Maybe) Story | Paul Shaw
ニューヨークのデザイナー、ポール・ショーが、ニューヨーク市の地下鉄のタイポグラフィーを解説。それまで難解な部分が多かったニューヨークの地下鉄にHelveticaが使用されるようになるまで、そして視覚的な混乱を解消する取り組みなどを、実際の写真や、スケッチ、活字見本といった図版とともに紹介。
Play | 菊地敦己
アートディレクター、デザイナーとして活躍する菊地敦己の作品集。約10年間におよぶデザイン作品のなかから、代表的な仕事を網羅。初期の仕事から最新作まで、更には作り下ろしグラフィック作品を収録する。巻末には2万字ロングインタビューを掲載。
原研哉の仕事 | デザインノート編集部
日本を代表するグラフィックデザイナー、原研哉の仕事をまとめた資料集。2019年7月刊行の「デザインノートNo.86」に最新の仕事を約30ページ増補し書籍化したもの。無印良品、蔦屋書店、GINZA SIXのVI、JAPAN HOUSEの総合プロデュースなど、デザイナーとして35年以上のキャリアを持ち、日本のグラフィック業界を牽引してきた原研哉の仕事を密着取材とともに全方向から取り上げた一冊。